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リース業界とは何かを伝える記事のイメージ図

リース業界とは?-就職に際して知っておくべき基礎知識

就活生から人気のある業界、リース業界。この記事では、リース業界とは何なのかわかりやすくお伝えします。リース業界、ひいては金融業界を志望するのであれば、必ず知っておいた方が良い情報ばかり。ぜひリース業界への理解を深めてください。

2018.04.20

リース業界とは何かを伝える記事のイメージ図

はじめに

リース業界」と聞いたとき、みなさんは何をイメージしますでしょうか?

‌普段生活する中で触れる機会はないため、リース業界に対する印象が薄い人が多いかもしれません。しかし、多くの企業がリースを活用しています。公益財団法人リース事業協会の「リース需要動向調査2015」によると、97%に上る企業がリースを活用しているのです。

‌この記事のテーマは、リース業界の基礎知識。そもそもリース業とは何かや、リースの種類、注目すべき動向についてお伝えします。リース業界への就職を検討してる人にとっては、知っておいて損のない内容になっているはず。ぜひ最後まで読んで、リース業界に対する理解を深めてください。

リースの仕組み-他の金融サービスとの違いは?

「リース業」と聞いたときに、事業の仕組みについて的確に説明できる人は多くはないでしょう。ここではまず初めに、そもそもリース業とはどのような事業なのかをお伝えします。

‌リース事業者の役割

‌とあるメーカーが自社の製品の生産設備を増やすことを検討しているところをイメージしてください。生産設備を増やしたいという思いがあっても、軽い気持ちで購入することはできません。なぜなら、設備を購入するのには決して安くないお金がかかるから。一度に大量の支出をすることは、企業の財務を圧迫することに繋がるため、極力避けたいと考える企業が少なくありません。

‌ここで一役買うのがリース事業者です。以下の図をご覧ください。
リース業界とは何か、仕組みを簡単に説明した図です。‌上記の図は、設備を利用したいメーカーと設備提供者、及びリース事業者の関係性をまとめたものです。

‌まず、生産設備を導入したいメーカーは、導入したい生産設備を選定します。生産設備の選定が完了したら、リース事業者とリース契約を締結。契約を結んだら、リース事業者が生産設備の提供者から生産設備を購入します

‌リース事業者は、購入した生産設備を導入するメーカーに賃貸。生産設備を導入したメーカーは、一括して代金を払うのではなく、月々の利用料(リース料)として分割して支払うことが可能になります。これにより、大量の支出をするのを回避し、自社が利用したい設備を利用することができるのです。

‌上記がリース事業者が果たしている役割。企業が使いたいモノやサービスを代わりに購入して賃貸することで、企業の負担を軽減しているのです。ここでは例として生産設備を挙げましたが、この他にもオフィス機器やパソコン、医療機器や航空機など、取り扱う領域は多岐に渡ります。

‌リースとレンタルの違いは?

ここまで読んだところで、リース事業者はレンタル事業と同じものと考えられた方がいるかもしれません。しかし、レンタル事業とリース事業は別物なので注意しましょう。

‌レンタル事業は、レンタル事業者が所有しているものを貸し出します

‌みなさんがTSUTAYAでビデオを借りるところをイメージしてみてください。TSUTAYAで借りるビデオはTSUTAYAのもの。つまりレンタル事業者が保有する在庫を貸し出すビジネスなのです。

‌一方リース事業者が貸し出すモノやサービスは、元々リース事業者が所有しているものではありません。リース事業者がお客様の希望するものを新しく購入し、それを貸し出すかたちをとっています。

‌また、レンタル事業が短期的な貸出期間なのに対し、リースは比較的長期に渡ってものやサービスを賃貸するのも大きな違いです。

‌リース事業者に勤める方には、お客様の状況や要望に合わせて長期に渡ってサポートができることに魅力を感じている人が少なくありません。

「オペレーティング・リース」と「ファイナンス・リース」

‌リースの仕組みについて、簡単にお伝えしてきました。ここからは、リースの2つのタイプ、「オペレーティング・リース」と「ファイナンス・リース」について説明をします。

オペレーティング・リース‌

オペレーティング・リース‌とは、リース期間(利用するモノやサービスを借りる期間)を設定し、購入するよりも安い価格で希望するものを利用できるタイプのリースです。

‌例えば、運搬用のトラックをリース契約で3年間利用したいと考えたとしましょう。リース事業者は、3年間利用した後のトラックの価値を審査します。そして、トラックの価値から3年利用した後に残る価値を差し引いた額をリース料として受け取ります。
オペレーティング・リースについてわかりやすくまとめた図です。
‌オペレーティング・リースの特徴は、扱える対象が限られていること。自動車をはじめ、中古でも市場価値があると判断できるものでなければオペレーティング・リースの契約はできないことを覚えておきましょう。

ファイナンス・リース

ファイナンス・リースは、オペレーション・リースと異なり、フルペイアウトの取引です。フルペイアウトの取引では、サービスを購入するのと同等の価値を享受できる代わりに、それによって発生するコストを全額支払わなければなりません。

‌例えば、とある会社がリースでオフィスPCを利用するとしましょう。このオフィスPCをファイナンス・リースの契約で導入した場合、途中解約をすることはできません。また、オフィスPCそのものの値段に加え、オフィスPCにかかるリース料率や保険料を支払う必要があります。
ファイナンス・リースの仕組み‌‌このように説明すると、オペレーティング・リースで契約した方が良いのではないかと考える方が少なくないでしょう。しかし、ファイナンス・リースはオペレーティング・リースと異なり、中古での市場価値が評価できないものでも取り扱うことができます。

‌要するに、オペレーティング・リースでは扱うことのできないモノやサービスを扱うことができるのです。

企業がリースのサービスを利用する理由とは?

リース事業の仕組みや2種類のリースのタイプをお伝えしてきました。ここで改めて、リース事業者がモノやサービスの取引に介在する価値を確認しておきましょう。ここでは、「リースを活用してものやサービスを導入する企業」と「モノやサービスを販売する企業」に分けてお伝えします。

リースを活用してモノやサービスを導入するメリット

リース業界が求められる理由を述べているグラフ出典:公益財団法人リース事業協会「特設ページ」(参照日:2018年3月16日)

‌上記のグラフは、ものやサービスを導入する際にリースを活用する理由をまとめたものです。このグラフからは、「金銭面」と「労力面」でメリットがあることが窺えます。

‌金銭面でのメリット

まずは金銭面のメリット。上述したように、リースの利用者は初期費用を押さえてモノやサービスを導入することが可能です。さらに、月額でかかる費用が基本的には一定なので、コストの見通しが立てやすくなすくなります。

‌労力面でのメリット

‌もう1つは労力面でのメリット。モノやサービスを購入するときには、諸々の購入手続きや保険の手続きなど、様々な手続きを取らなければなりません。リースを利用することで、煩雑な事務手続きに取り組まなくても済むのです。

リースを活用してモノやサービスを販売するメリット

リースを活用することメリットを享受するのは、モノやサービスを導入する企業だけではありません。モノやサービスを販売する企業もリースを活用することで得られる恩恵があります。

‌販売リスクの軽減

1つは、販売リスクを軽減することができること。先ほども述べた通り、リースは、一括でモノやサービスを購入し、それらを導入する企業に賃貸します。つまり、販売をする段階で一括で収益を受け取ることができるのです。これによって、販売をしたものの、販売した企業の都合によって売上を回収できないというリスクを回避することが可能になります。

‌販売活動の促進

‌もう1つは、販売活動を促進できること。何度も述べている通り、企業の設備投資には多額の費用がかかるもの。自社のモノやサービスを導入してもらおうと思っても、簡単には進みません。そこでリースを提案することによって購入のハードルを下げ、販売活動を促進することができます。

‌さいごに

‌リース業界とは何なのか。仕組みや種類、企業が享受するメリットについてお伝えしてきました。みなさんのリース業界に対する理解が深まっていれば幸いです。

次の記事では、リース業界に興味を持った方は、ぜひご自身でも積極的に調べてみてください。

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