書類選考期間に不安にならないために
2019/02/08
目次
2.
書類選考期間に不安になったら・・
時間をかけて、やっとの思いで提出した履歴書やエントリーシート。その合否が届くまでの書類選考期間を不安に過ごす人も多いのではないでしょうか?まして、第1志望の企業であれば尚更気が気でならないでしょう。
しかし、忙しい就活の中で、目の前のやるべきことに向き合えないようでは、元も子もありません。本記事では、書類選考の期間について知っておくべき知識と、不安にならないよう取り組むべきことについてご紹介します。
しかし、忙しい就活の中で、目の前のやるべきことに向き合えないようでは、元も子もありません。本記事では、書類選考の期間について知っておくべき知識と、不安にならないよう取り組むべきことについてご紹介します。
書類選考期間の目安
まず、みなさんにお伝えしたいのが、書類選考期間は企業ごとの採用方針によって異なるため、明確な基準というものはありません。あくまで、目安としての数値になります。ここでは、企業規模ごとの、目安の選考期間について見ていきましょう。
①ベンチャー企業、中小企業
ベンチャー企業や中小企業の書類選考の結果連絡は、書類到着~10日程度が一般的です。こうした規模の企業は、大手企業と比較し、応募者も少なく、採用活動も最小のチームで動いているため、意思決定が早いという特徴があります。特にベンチャー企業は、会社としての成長幅が大きく、日々の業務サイクルもスピード感を持って回しているため、採用活動も早期に、短期間で終えたいのが本音です
。一方で、採用と兼任して本来やるべき業務を抱えている担当者も多いです。その場合、結果の通知に10日前後かかる場合もあると心の準備をし、気長に待つようにしましょう。
。一方で、採用と兼任して本来やるべき業務を抱えている担当者も多いです。その場合、結果の通知に10日前後かかる場合もあると心の準備をし、気長に待つようにしましょう。
②大手企業
大手企業の書類選考の結果連絡は、数日~1ヶ月程度かかる場合がほとんどです。大手企業は中小企業と比べて、圧倒的に多い応募者の対応をしなければなりません。それに伴い、人事の人数も増えるため、採用チームの中で選考基準を共有し、意思決定をするのにどうしても時間がかかってしまうのです。
また、経団連に加盟している企業では、企業へのエントリーが3月1日以降、面接解禁が6月1日以降とスケジュールがあらかじめ決められています。このスケジュールから逆算した採用戦略を組み立て、学生を募り、ふるいにかけているのです。応募者の数や質を見て、追加募集を行うなど、優秀な学生を「期間内」に多く囲もうという動きが結果的に、長期の選考期間を招いているという実態もあるでしょう。
また、経団連に加盟している企業では、企業へのエントリーが3月1日以降、面接解禁が6月1日以降とスケジュールがあらかじめ決められています。このスケジュールから逆算した採用戦略を組み立て、学生を募り、ふるいにかけているのです。応募者の数や質を見て、追加募集を行うなど、優秀な学生を「期間内」に多く囲もうという動きが結果的に、長期の選考期間を招いているという実態もあるでしょう。
書類選考の期間について知っておくべき4つのこと
ここでは、書類選考の期間について、みなさんに知っておいて欲しい点をいくつかお伝えします。
①連絡が来るタイミングは事前に把握できる可能性がある
書類選考期間の目安を事前に提示してくれる企業も多いのが現状です。各企業の採用HPや、リクナビ・マイナビなどの各種媒体を隈なく見てみましょう。採用のスケジュールや書類の結果が出る日数の目安、一斉の場合は「◯月中旬」など事前に把握できることがあります。
また、企業説明会等で選考フローについて、情報を開示してくれるケースもあるでしょう。自身に必要な情報は取りに行く姿勢が大切です。ここで、1点注意したいのが「◯営業日」という日数の数え方。例えば週休2日の会社に応募した場合は月曜日から金曜日までの5日間と翌週の月曜日と火曜日の2日間で1週間と計算します。「◯営業日以内」と言われた際は、休日を除く、稼働日で計算するようにしましょう。
また、企業説明会等で選考フローについて、情報を開示してくれるケースもあるでしょう。自身に必要な情報は取りに行く姿勢が大切です。ここで、1点注意したいのが「◯営業日」という日数の数え方。例えば週休2日の会社に応募した場合は月曜日から金曜日までの5日間と翌週の月曜日と火曜日の2日間で1週間と計算します。「◯営業日以内」と言われた際は、休日を除く、稼働日で計算するようにしましょう。
②選考通過者への連絡は早い
企業によってフローが異なりますが、総じて選考通過者への結果連絡は早いといえます。理由は単純で、採用したい学生は他社からも同様の好評価を受けているため。他社に採用されてしまう前に、早期の連絡で選考日程を調整して繋ぎ止めようという意図があります。また、そもそもの面接の時間枠にも限りがあるため、優秀な学生から先に次の選考フローに乗せて行くのです。
③みん就で他の就活生の動きを確認
「自分の選考結果が気になってしょうがない・・」という人は「みん就(みんなの就職活動日記) - 就活・新卒採用のクチコミサイト」を使うのをおすすめします。みん就は、志望企業に関する情報や選考の進捗など、就活生同士の情報交換が行われている掲示板です。ここで、他の就活生の投稿から、既に合格者への連絡があるかといった直近の動きを知ることができます。
ただし、発信元が不明確なため、情報の信憑性については自分の目で見極める必要があるでしょう。
ただし、発信元が不明確なため、情報の信憑性については自分の目で見極める必要があるでしょう。
④連絡の有無や手段は企業によって異なる
惜しくも選考に漏れてしまった際の、対応は各企業で異なります。不採用通知、いわゆる「お祈りメール」を送る企業もあれば、不採用者には連絡しない企業もあります。通過者のみに連絡する企業もあると認識しておけば、諦めも早くつくでしょう。いつまでも連絡がないからと気に止めても仕方がありません。一定の期間が立ったのであれば、気持ちを切り替えて、次の選考に臨むようしてください。
結果通知の際、「合否に関わらず必ず連絡する企業」以外には、連絡が来ないからといって、問い合わせるのはやめましょう。
結果通知の際、「合否に関わらず必ず連絡する企業」以外には、連絡が来ないからといって、問い合わせるのはやめましょう。
書類選考期間にやっておくべき3つのこと
大手企業になると、書類選考の結果を待つのに長くて1ヶ月。選考結果が気になる心境も分かりますが、まずは目の前のやるべきことに注力すべき。この章では、書類選考期間に是非とも取り組んでほしい3つのことについてご紹介します。
①他社の選考を受ける
特に大手志向の学生は他の会社の選考も積極的に受けるべき。先にも触れましたが、経団連に加盟している企業は、固定された採用スケジュールの中で動いていきます。そのため、ESの提出時期も重なることが多いでしょう。
その時期を逃すと、後から受けようとしても募集が締め切られていた、という状況に陥ってしまいます。そうならないためにも、業界や会社を特化しすぎず、興味のある企業の選考は積極的に進むのが良いでしょう。
その時期を逃すと、後から受けようとしても募集が締め切られていた、という状況に陥ってしまいます。そうならないためにも、業界や会社を特化しすぎず、興味のある企業の選考は積極的に進むのが良いでしょう。
②企業研究を進める
書類選考を通過した状況を想定して、事前に企業研究を進めるのもおすすめ。
HPや説明会で事業内容や求める人材像を把握するのはもちろんのこと、OB訪問を通じて、社員の志向性や雰囲気まで感じ取れると、深みのある志望動機の作成に繋がります。選考通過後に慌てて準備をした結果、志望動機が今ひとつ...という状況に陥らないよう、志望度の高い企業の研究を事前に進めておくのをおすすめします。
HPや説明会で事業内容や求める人材像を把握するのはもちろんのこと、OB訪問を通じて、社員の志向性や雰囲気まで感じ取れると、深みのある志望動機の作成に繋がります。選考通過後に慌てて準備をした結果、志望動機が今ひとつ...という状況に陥らないよう、志望度の高い企業の研究を事前に進めておくのをおすすめします。
③面接練習を繰り返す
面接の完成度を高めるには、繰り返し練習するのみ。友人や家族、大学のキャリアセンターを活用して、面接の練習を数多くすることをおすすめします。周囲の意見をもらいながら、どんな点がわかりにくかったのか、答えられなかったのかを分析することで、改善していきましょう。
相手の質問の意図を汲み取ること、そして、論理的に、簡潔に、ユーモアに話す練習を繰り返せば、難関企業合格レベルの面接のアウトプットがきっとできるはずです。
相手の質問の意図を汲み取ること、そして、論理的に、簡潔に、ユーモアに話す練習を繰り返せば、難関企業合格レベルの面接のアウトプットがきっとできるはずです。
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