【ES例文つき】学生時代頑張ったことの魅せ方(学業・勉強編)

2023/03/30
学生時代頑張ったこと
ES対策
書類選考
目次
1.
ESの「学生時代頑張ったこと」はどう書く?
2.
企業が学生時代頑張ったことを聞く理由
3.
自分の強みがわかるエピソードの選定を
4.
‌‌学生時代頑張ったことを伝えるES例文
5.
‌研究テーマが仕事と関係ない場合でも大丈夫?
6.
Matcherに登録してES対策をしよう

ESの「学生時代頑張ったこと」はどう書く?

「学生時代頑張ったことは何ですか?」

エントリーシートや面接で必ずと言って良いほど聞かれる、学生時代頑張ったこと。みなさんは大学生活で頑張ったことを考えたとき、何を思い浮かべますでしょうか?

‌今回の記事のテーマは、学生時代頑張ったこととして学業や勉強を伝えるときのポイントです。学業は学生の本分。真面目に勉強してきた就活生のみなさんにとっては、特にアピールしたい事柄でしょう。一方で、学業に力を入れた経験は、リーダー経験や突出したエピソードになりにくいのもまた事実。学生時代頑張ったことに学業を挙げることを不安に思う方も多いかもしれません。

‌学業は一般的にはアピールしづらいと考えられがち。しかしポイントを押さえれば、企業が魅力を感じるものに仕上げることができます。ぜひポイントを押さえて、就活の選考に生かしてください。

‌▼関連記事
‌「学生時代頑張ったこと」がない人必見!すぐに使える例文4選

企業が学生時代頑張ったことを聞く理由

冒頭でも述べた通り、学生時代に頑張ったことは多くの企業の選考で問われます。なぜ多くの企業が、学生時代頑張ったことを聞くのでしょうか?

‌それはずばり、学生が入社後に活躍するポテンシャルを見極めるためです。新卒採用は中途採用と異なり、今までの仕事の実績で採用を行うことはできません。そこで参考になるのが、「学生時代に頑張ったこと」のエピソード。

‌これを通じて自社に貢献できる資質があるのか判断し、評価をしています。みなさんは学生時代頑張ったことを通して、自分が入社後に活躍できる人間だとアピールしなければならないのです。

‌‌▼関連記事
Matcherに登録してくれた方全員にガクチカ&自己PR長所&短所志望動機の作成マニュアル3点セットをプレゼントします。

自分の強みがわかるエピソードの選定を

学生時代頑張ったことを聞くのは、自社で活躍する資質があるか判断するためだと述べました。学業に関する活動を通じて活躍する資質があると感じてもらう必要があります。その資質を企業に感じてもらうために有効なフレームワークが「S・T・A・R(スター)」です。

・Situation(当時の状況)
‌・Task(当時持っていた問題意識・目標)
‌・Action(問題・目標に対して取った行動)
‌・Result(行動の結果・学び)

‌‌「S・T・A・R」は上記の4つの言葉の頭文字をとったもの。上記の順番で説明することによって、思考のプロセスと自分が発揮した強みを分かりやすく伝えることができます。

‌学業について説明するにあたって注意したいのは研究の内容に関して極端ににマニアックな話になりすぎないこと。専門用語を羅列するような説明をしても、企業側には伝わりません。学業への熱意を持っていることは重要ですが、伝え方には注意が必要。その分野について明るくない人にも分かる説明を心がけてください。

‌‌▼関連記事

‌‌学生時代頑張ったことを伝えるES例文

学生時代頑張ったことの例文を紹介しています上の「S・T・A・R」を踏まえ、‌学業をテーマに頑張ったことを伝える例文を説明します。みなさんが学生時代頑張ったことを考える上で参考になれば幸いです。

‌(1)研究編

私が学生時代頑張ったことは、専門分野の研究です。

‌私は、社会学部に所属し、労働社会学という学問を研究しています。(Situation) 3年生のときに、ゼミ生全員に懸賞論文に応募するという課題が課せられたことがありました。(Task)

‌良い成果を残したいと考えた私は、テーマを決め、十分な研究成果を上げるためには何をすべきか考え、計画を立てました。(Action)

非常にタイトなスケジュールながらも先行研究と調査を計画通りに進め、満足のいく考察ができました。その結果、懸賞論文では銀賞を受賞することができ、ゼミの中では最も優秀な成績を収めることができました。(Result)

‌私は大学での研究を通して、成功させるためには適切な計画を立て、愚直に実行していくことが大切だと学びました。社会に出てからも、この学びを生かして仕事に励んでいきたいと考えています。

(2)ゼミ編

私が学生時代頑張ったことは、ゼミ長としての活動です。‌

私は、法学部に所属し、企業法に関するゼミのリーダーを務めていました。(Situation) ゼミ長になった当初は、メンバーのモチベーションが低く、授業中も携帯を触っている人がいるほどでした。(Task)

‌どうすればゼミを有意義にできるのか考えた私は、モチベーションが低い学生と積極的にコミュニケーションを取り、モチベーションが低くなる原因を調べました。(Action)

‌その結果、多くの学生が自分の研究に授業が活きないという意見を持っていることが分かりました。私は教授に進言し、教授がただ説明をして終わる講義形式から、持ち回りで好きなテーマを決めて、ディスカッションを行う授業形式に変更しました。その結果、受講者のモチベーションが高まり、授業も充実したものとすることができました。(Result)

‌この経験から、組織が同じ方向を向いて力を発揮するためには、組織の全員が取り組むことに意味を感じている必要があることを学びました。社会に出て仕事をする際にも、一緒に仕事をする人が仕事に意義を見いだせるよう、コミュニケーションを取りたいと考えています。

‌研究テーマが仕事と関係ない場合でも大丈夫?

学生時代頑張ったことで学業を伝えづらいと感じる理由の1つに、企業の仕事と研究が直結しないというものがあります。しかし、研究の内容自体が必ずしも選考で重要になるわけではありません。

‌なぜなら面接官が見ているのは、みなさんが学業を通して培った強みだから。研究内容そのものを見ているのではなく、自社で活躍できる素質があるかどうかを見ているのです。どんな強みをアピールすれば活躍を期待してもらえるか考え、伝えるエピソードを決めてください。

Matcherに登録してES対策をしよう

‌‌Matcherに登録してくれた方全員にガクチカ&自己PR長所&短所志望動機の作成マニュアル3点セットをプレゼントします。大手難関企業内定者のESをもとに、選考突破のノウハウを分かりやすく解説。ES・面接対策を力強くアシストします。

‌‌※Matcherご登録後、登録確認メールの添付ファイルにてお送りいたします。

Matcherとは‌..

‌‌‌OB訪問機能とスカウト機能を兼ね備えた就活プラットフォーム。所属大学に関係なくOB訪問を行えるほか、プロフィールを充実させるだけでスカウトをもらうことができます。就活対策にご利用ください。
Matcherに登録する(無料)


記事一覧