【例文あり】長所で「行動力」を伝えるときのポイント

2019/02/07
就活で伝える長所
長所の例文
ES対策
書類選考
目次
1.
行動力があることを魅力的に伝えるために
2.
長所では仕事で生かせる強みを伝えよう‌
3.
行動力があることを伝えるES例文
4.
‌‌‌「行動力」を具体的に表現しよう
5.
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行動力があることを魅力的に伝えるために

選考の中で必ずと言って良いほど聞かれる自分の長所。毎年多くの就活生が、どんな強みを伝えるべきか悩んでいます。みなさんはどんな長所を伝えるか決めていますでしょうか。

‌この記事のテーマは、長所として「行動力」を伝えるときのポイント。自分で考えて行動できる人は、本当に多くの企業で求められています。学生生活の中で様々なことにチャレンジしてきた人の中には、行動力をアピールしたい人は多いでしょう。しかし、適切なかたちで伝えなければ、評価に当たらない長所になってしまうため注意が必要です。

選考で伝える長所は、みなさんの合否に直結する非常に重要なもの。ぜひポイントを押さえて、企業が魅力を感じる長所を考えてください。

長所では仕事で生かせる強みを伝えよう‌

仕事で強みを活かしている画像魅力を感じてもらええう長所を考えるためには、そもそも企業がどんな長所に魅力を感じるのか知っておかなければなりません。企業が魅力を感じる長所。それは、仕事の現場で活躍するのに生かせるものです。

‌企業が人の合否を決める基準は非常にシンプルです。ずばり、その人が入社したときに、給与に見合う活躍を期待できるか否か。企業は入社後の活躍を測るために、選考で今までの経験やそこから培った長所を聞いています。これを元に企業で活躍する見込みを見極めて、選考の合否を決めているのです。

‌「私の長所は笑顔が良いところです。」
‌「私の長所は周りを明るくできるところです。」


‌‌ESや面接で、上記のような長所を度々見かけます。これらの長所は果たして企業での活躍イメージを想起できるものになっていますでしょうか?

‌企業が知ろうとしているポイントを把握せず、思いのままに長所を作ると、企業から評価されない長所を作ってしまう恐れがあります。行動力があることを長所として伝えるときも、「企業が入社後の活躍を期待してくれるものになっているか?」という観点を忘れないようにしてください。

行動力があることを伝えるES例文

行動力を伝える例文を紹介企業が入社後の活躍を期待できる長所を伝える重要性を学びました。ここからは本題。長所として行動力があることをアピールするときのポイントを説明します。まずは、以下の例文を御覧ください。

私の長所は、目標を達成する方法を熟考し、考えた方法を行動に移せるところです。

‌学生時代はベンチャー企業で営業のインターンをしていました。入社した当初は全くアポイントを取ることができず、営業成績も最下位でした。自分の営業力を高めるため、自分の営業の課題点を全て紙に書き出し、その課題を克服方法を考えました。そして、重要度の高いものから取り掛かり、一つ一つ克服していきました。その結果、インターンを始めて半年でインターン生の中での営業成績が1位になることができました。

‌社会に出れば課題に直面することばかりだと思いますが、今までの経験を生かし、その都度課題は何かを考え、解決のために行動していきたいと考えています。‌‌

‌行動力があることをアピールするときに限らず、長所を伝える際の基本構成は同じ。「結論」、「長所の根拠となるエピソード」、「長所の生かし方」の3点にまとめるのがおすすめです。

(1)結論

長所を伝えるときは、「私の長所は〇〇なところです。」というかたちで、結論を先に持ってくるようにしてください。何を伝えたいのか最初に分かるので、その後に続くエピソードの理解度が高まります。結論唐崎に伝えるのは、社会に出てからも通用する伝え方なので、これを機に覚えてしまいましょう。

‌(2)長所の根拠となるエピソード

‌エピソードは、思考のプロセスを分かりやすく伝えることが大切です。そのとき感じていた問題意識や実際に取り組んだことを整理して伝えましょう。以下の4点にまとめると、ストーリーが整理されるのでおすすめです。

‌‌①長所が発揮された場面(ベンチャー企業でのインターン)
‌②抱えていた課題(テレアポが上手くできず、成績最下位)
‌③課題解決のために取った行動(課題点を全て書き出し、優先度の高いものから克服)
‌④行動によってもたらされた結果(半年後には営業成績が1位に)

‌(3)長所の生かし方

再三述べている通り、企業が長所を聞くのは、企業に入った後にどのような活躍が見込めるかを知るため。長所をどう生かすのかについて最後に言及すると、しっかりと入社後の仕事についても考えられていることが伝わるので、良い印象を与えることができるでしょう。

‌‌「行動力」を具体的に表現しよう

長所として行動力をアピールするときに最も意識しなければならないことは、自分の長所が漠然としてしまうです。

‌「行動力」は非常に抽象的な言葉。‌どんな能力なのか的確に伝えられる言葉ではないので、強みがぼんやりとしてしまう恐れがあります。

‌おすすめなのは、行動力という言葉を使わず、具体的な能力として表現することです。例えば上の例文では、行動力を「目標を達成する方法を熟考し、考えた方法を行動に移せる力」と定義しています。

‌このように長所を具体的に表現すると、自分の強みが漠然とすることはありません。自分の強みをどのように表現するのが良いのか、じっくり考えてみてください。

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