【ES/面接】短所「慎重すぎる」の言い換えや例文、エピソード紹介

2024/06/06
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目次
1.
短所‌「慎重すぎる」に対して人事が抱く印象とは?
2.
【例文7選】短所「慎重すぎる」の言い換えと伝え方
3.
短所「慎重すぎる」をESや面接で伝える流れ
4.
短所「慎重すぎる」を魅力的に見せるポイント5選
5.
短所「慎重すぎる」が評価されやすい企業の特徴
6.
短所「慎重すぎる」を書かない方が良い企業の特徴
7.
短所「慎重すぎる」を伝える際のNGな言い回し
8.
‌おわりに
みなさんはESや面接で短所を聞かれたとき、どのようなことを意識しているでしょうか?

‌ストレートに答えれば完全にマイナス評価。かと言って取り繕っても見透かされそう。このようなことに思いを巡らし、困っている方は少なくないと思います。企業が頻繁に短所を聞くということは、その回答を通して判断できることがあるということ。みなさんが短所を考えるときは、企業が見ているポイントを踏まえる必要があります。

‌‌この記事のテーマは、短所として慎重であることを伝えるときのポイント。慎重さは、時には長所となり、時には短所となる資質です。短所として伝える場合は、短所についてどう考え、それに対してどう行動するのか伝えることが重要になります。みなさんが自身の短所を考える一助になれば幸いです。‌

短所‌「慎重すぎる」に対して人事が抱く印象とは?

短所に「慎重すぎる」を挙げたことで、人事がどのような評価をするのか気になるところですよね。

ここでは「慎重すぎる」短所に対して人事が抱くポジティブな印象2つとネガティブな印象2つをご紹介していきます。
慎重すぎる短所に対して人事が抱く印象

ポジティブな印象① 丁寧で正確な仕事ができそう

「慎重すぎる」短所を挙げた場合、抜かりなく準備をし、丁寧で正確な仕事ができそうだという印象を与えることができます。

細かいミスが許されないような職種の場合、いかに慎重に仕事ができるかが重要視されます。「慎重すぎる」短所が活かされる職場では、ポジティブな評価をしてもらえるでしょう。

「慎重すぎる」短所に対して人事は、安定感があり、信用できる人材であるというイメージを抱く可能性が大きいです。

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ポジティブな印象② 堅実な判断ができそう

リスクヘッジを怠らず、堅実な判断ができそうという印象も与えることができます。「慎重すぎる」からこそ、あらゆるリスクや可能性を検討した上で最善である選択をとれます。

もし自分の上司がその場の気分で重要な判断をしていたら不安になりますよね。堅実な判断ができそうであるという印象を与えることで、将来的に会社を担う人材としての信頼を得やすいです。

「慎重すぎる」人材は、賭けをせずに手堅い判断ができるため、管理職などにも向いていると評価される可能性があります。

ネガティブな印象① スピード感がなさそう

スピード感のある素早い選択を迫られたときに、優柔不断になってしまうという印象を与える可能性があります。

「慎重すぎる」場合、判断を下すまでに必要なプロセスや時間が通常よりも多くかかってしまいます。柔軟性高く、臨機応変に対応する必要のある職場には向かないという印象を与えてしまうかもしれません。

このような印象を抱かせたくない場合は、「必要なときには即座に判断ができる」ということを伝えてみてもよいです。

ネガティブな印象② ストレス耐性が低そう

「慎重すぎる」要因として、心配性なところが挙げられます。

リターンよりもリスクを多く想像してしまうようなネガティブ気質があるとして、ストレス耐性が低そうな印象を与える可能性があります。ガツガツと仕事をこなしていく必要のある職場には、慎重で几帳面な性質は向いていないと評価されてしまうかもしれません。

なぜ自分が「慎重すぎる」のかという考察も加えて短所に記載することで、このようなネガティブなイメージを回避することができるでしょう。

【例文7選】短所「慎重すぎる」の言い換えと伝え方

「慎重になりすぎる」を直接伝えることで、ストレートすぎるため人事に悪い印象を与えてしまう可能性があります。そのため、「慎重すぎる」ことを伝える際は、言い換えましょう!

「慎重になりすぎる」言い換えの仕方、例文を紹介します!

‌① 深読みしすぎる

あらゆる可能性を考えてしまい「慎重になりすぎる」場合は、「深読みしすぎる」と言い換えることも可能です。

「深読みしすぎる」という短所からは、リスクヘッジができる、的確な判断が下せるというようなイメージを連想させやすいです。

思考力や集中力が必要な職種に応募する際は、短所をこのように言い換えてみても良いでしょう。

「深読みすぎる」の例文

私の短所は、深読みしすぎるところです。インターンを始めた際、業務フローに対して疑問に思ったことがありました。

「様々なことを考慮した結果これにしているのか」「新米の私には見えていないところがあるのではないか」「このことの重要度はどれくらいなのか」など深読みしすぎてなかなか質問ができませんでした。

結局、すぐに改善するべきだった業務フローを2ヶ月ほど無視したままにしてしまいました。この経験から、現在は「深読みしている時間が勿体ないから、3分悩んで分からなかったらすぐに質問するべき」ということを意識しています。

② 心配性である

徹底して何かに取り組もうとして「慎重になりすぎている」場合は、「心配性である」という言い換えも使えます。

品質管理を行うメーカーや、リスクを負うコンサルタントなどの職種を希望する場合は、「心配性である」という文言を使用してみると、長所として捉えてくれるでしょう。

「心配性である」の例文

私の短所は、心配性であるところです。ラーメン屋のアルバイトでレジを行っている時に、金額に誤りがないか心配で何度も釣り銭を確認してしまい、お客様を待たせてしまうことがよくありました。

確認のスピードをあげるために、硬貨がぴったりハマるサイズの箱を自作で作り、目視でカウントする必要がなくなる方法を編み出しました。この経験から、心配がなくなる仕組みを見つけ、実践するように意識しています。

③ 細かいことが気になる

細部まで丁寧にこなそうとするあまり「慎重になりすぎる」場合は、「細かいことが気になる」と言い換えることも可能です。

「細かいことが気になる」という短所からは、コツコツと地道に努力ができる、一つひとつに丁寧に取り組めるというような印象を与えることができます。

銀行員や経理、法務系の仕事は細かな部分が特に重要な仕事のため、このような短所の言い換えを使用してみると長所として捉えられるでしょう。

「細かいところが気になる」の例文

私の短所は、細かいことが気になってしまうところです。

アルバイト先では、業務の引き継ぎやメモを共用パソコンのエクセルに残します。確認のチェックマークをつけることや、セルの色分け、半角/全角の扱い方など細かいところが気になってしまい、他の人よりも引き継ぎに使う時間が倍ほどかかっていました。

社員さんからこのことについて注意を受け、バランスが大事であることを学びました。現在は、「このような規則があるから」という表面的なルールに従うのではなく、「なぜそれをやる必要があるのか」という点に目を向けて行動できるように意識しています。

④ プレッシャーを感じやすい

責任感が強く「慎重になりすぎる」場合は、「プレッシャーを感じやすい」と言い換えることもできます。

自分に何を求められているのかについてしっかりと考える力があり、慎重に計画性を持って物事に取り組めるというようなポジティブな面もあります。

比較的自由度の高いクリエイティブ職などに応募する際は、自分で何を行うべきかを意識できる点をアピールするためにこの短所を書いてみるのもオススメです。

「プレッシャーを感じやすい」の例文

私の短所は、プレッシャーを感じやすいところです。ダンスサークルで100人中5人しか選ばれない選抜メンバーに選ばれた際、落ちた人の分まで良い演技をしなければならないことに強いプレッシャーを感じました。

意識のない状態でも完璧にフリができるように、毎日4時間以上の自主トレを3ヶ月間行いました。この経験から、プレッシャーを感じやすい性格だからこそ、それに押しつぶされないように努力を積み重ねていくことが大事であると学び、現在でも実践しています。

⑤ 自分に自信がない

自分に対する評価が低く、自分に厳しいからこそ「慎重になりすぎる」場合は、「自分に自信がない」と言い換えることができます。

内なる向上心が高く、頑張れる力や、大きな成長可能性を秘めているという印象を与えやすいです。

常に改善意識をもって取り組むことをビジョンに掲げている企業に応募する際などは、この言い換えを使ってみるとよいかもしれません。

「自分に自信がない」の例文

私の短所は、自分に自信がないところです。私が趣味で制作しているアニメーションを見た知人から、音楽イベントのオープニング映像を作ってほしいと依頼されました。

‌初めに報酬として提示された20万円では自分のスキルに見合わないと思い、報酬を5万円まで下げて応じました。自分のスキルを向上させるのではなく、現状できる範囲でしか行動できないことに対してとても情けない思いをしました。

この経験から、自分に見合わないと思ったら、それに見合うようになるまで努力をしてみることを意識するようになりました。

⑥ 周囲に気を使いすぎる

「慎重になりすぎる」という短所は、自分本位にならず、周りのことをしっかりと考えられる人にも当てはまります。

企業では周りと協力して取り組むことが必要不可欠なため、比較的汎用性の高い短所です。コミュニケーション能力や協調性が重要になる営業職などは、「周囲に気を使いすぎる」と言い換えることで人当たりの良さをアピールすることにつながるでしょう。

「周囲に気を使いすぎる」の例文

私の短所は周囲に気を使いすぎてしまうところです。人の意見をなるべく尊重したいという思いが強すぎたことが原因で、副部長であったのにも関わらず部活動の練習メニューに関するミーティングで何も意見を言えなかったことがあります。

「自分の意見をしっかりと主張することもチーム貢献に繋がる」とコーチに注意されたことがきっかけとなり、周囲のことを気にしすぎないように意識するようになりました。
現在は、様々な意見を受け入れるつもりであることを明示するなど、自分に合ったやり方で積極的に意見を主張するように意識しています。

⑦ 自分の中で理解しないと行動に移せない

企業では、タスクを任された際にマニュアルを見ながら自分でこなさなければならないことが頻繁にあります。

自分で理解し、納得しないと行動に移せないことで、依頼された期限や納期までに間に合わない場合があります。

自分で理解しないと行動に移せないという慎重さは、必要です。しかし、納期がずれることで最終的にお客さんを含めて周りを巻き込んで迷惑になる可能性があるで注意です。

「自分の中で理解しないと行動に移せない」の例文

私の短所は、自分の中で理解しないと行動に移せないことです。

長期インターンシップ先にて、マニュアルを見て自分で進めて欲しいと依頼を受けたものの、マニュアルを自分なりに理解することができなかったことで周りのインターン生と比べて大幅に遅れたことがあります。

この経験を踏まえて、仕事の質を高めることも重要でありながらもまずは、締め切りや依頼された期間を最優先事項に考えて行動するべきであると学びました。

短所「慎重すぎる」をESや面接で伝える流れ

ESや面接で、短所「慎重すぎる」を伝える際は、「結論→理由→‌エピソード/問題→改善→結論」の順番で伝えると効果的です。

ここでは、以下の例文とともに、それぞれのパートでどのような内容を提示するべきなのかを詳しくご紹介していきます。

【慎重すぎることを伝えるES/面接例文】
‌結論:私の短所は、慎重になりすぎてしまうところです。

‌理由:学生時代、自分の所属していたゼミで論文のコンテストの募集がありました。

‌エピソード/問題:興味を持ち、応募したいと思いましたが、自分の能力でやりきれるか分からず、今まで提出された論文を読んだり、教授に相談したりしていました。くよくよと悩んでいる間に募集期間が終わり、結局応募せず、後悔することとなりました。

改善:この経験から、意思決定するときは何かの判断軸を持たないといつまでたっても決められないことを学びました。

‌結論:今では、物事を決めるときは判断軸を定め、それに従って行動しており、時間を無駄にすることが減ったと感じています。

‌(1)【結論】「短所」

‌上の例文では、冒頭で「私の短所は慎重になりすぎてしまうことです。」と述べています。このように、短所を伝えるときは、結論から入るようにしましょう。これによって、その後に続く具体例が何を示すものなのか分かりやすくなります。

‌(2)【理由】結論に至った理由

結論に至ったきっかけやなぜこの経験をすることになったのか理由を述べましょう。上の例では、「学生時代、自分の所属していたゼミで論文のコンテストの募集がありました。」が理由です。

‌(3)【エピソード】経験したこと

‌上の例文では、慎重になりすぎてしまったことで起こった問題について、具体的なエピソードを挙げて説明しています。具体例はざっくばらんにあったことを伝えるのではなく、ストーリーが分かるよう整理して伝えてください。

・短所が出てしまった場面
‌・自分が取ってしまった行動
‌・短所によって起こった問題
‌・そこから学んだこと


‌上記の4点にまとめると、話の流れが理解しやすくなるはずです。

‌(4)【問題/行動】経験した中での課題と解決

経験した中で問題になったこと、課題になったことを明確に示すことで、なにが短所となったのかより説得力を持たせることができます。問題に対しての解決策をアピールすることで自分の短所を理解し、それをどのように克服していくのか伝えることが可能です。

(5)【改善】具体的な改善方法

エピソードから得られた学びを生かし、どう短所を改善しているのかについても言及するようにしましょう。このときに大切なのは、短所とそれを改善する行動に一貫性を持たせること

‌短所改善のために取っている行動が、ズレていては、みなさんの課題認識の能力を疑われかねません。行動が短所を改善するために役立っていることを説明できるか確かめてみてください。

(6)【結論】どのように企業で貢献するのか

最後に、短所を改善していくことでどのようなことができるようになるのか、その結果どのように企業で貢献できるのか、ということをアピールする文章を入れましょう。

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短所「慎重すぎる」を魅力的に見せるポイント5選

より効果的に短所を伝えるためのポイントを以下の5つ紹介します。

▼短所「慎重すぎる」を魅力的に見せるポイント
①「慎重すぎる」を言い換える
②エピソードをつけて具体性を高める
③価値観や自分の性格を示す
④改善しようとする姿勢を見せる
⑤短所から長所になるようにする

①「慎重すぎる」を言い換える

「慎重すぎる」には様々な意味が含まれているため、自分の特性を的確に表す言葉に言い換えることがオススメです。

「計画を重視しすぎるあまり、柔軟な選択ができない」ことを<慎重すぎる>と表しているつもりでも、言葉から連想するイメージから違う意味合いで受け取られてしまう可能性もあります。

以下に「慎重すぎる」の言い換え例を挙げたので、ぜひ的確な言葉選びの参考にしてみてください。

「慎重すぎる」の言い換え

・深読みしすぎる
・心配性
・細かいところが気になる
・プレッシャーを感じやすい
・頑固
・自分に自信がない
・周囲に気を使いすぎる
・スピーディーさに欠ける
・決断が遅い
・優柔不断
・自分の中で理解しないと行動に移せない
・冒険することが苦手
・計画を優先しすぎてしまう
・柔軟性がない

②エピソードをつけて具体性を高める

エピソード、経験するきっかけを伝えることで、「具体的にどんなところが短所になっているのか」「なぜこのような短所を見つけることができたのか」を伝えることができます。

エピソードをつけることで、説得力を高めることも可能です。ただストレートに短所を述べるだけではなく、エピソードをつけて話すことで企業側も想像がしやすく良い印象を与えることができます!

③価値観や自分の性格を示す

エピソードを付け加えるだけではなく、その経験をした時の感情や自分の価値観も加えて話すことで「自分らしさ」を表現できます。

「自分らしさ」をアピールすることで周りとの差別化を測ることが可能です!さらに、価値観や感情を加えることで自分のことを客観視できているとも評価されることがあります。

注意点としては、感情ばかり話してしまうと自分のことばかり考えているとも思われてしまうので気をつけましょう。

④改善しようとする姿勢を見せる

「短所を克服できれば、このようなことができそうだな」とイメージさせられる文章を作ることも、自分の短所を魅力的に伝えるためのコツです。

例えば、「業務が改善できる案を思いついたが、慎重になりすぎて提案できなかった」という文章では、短所を克服することで、もともと備えている「改善意識」や「主体性」がより活かされるのではないかと簡単に想像できます。

自分の短所を克服しようとしている姿勢をアピールして、採用担当者に「入社後に成長したら活躍してくれそうだな」と想像させられるような伝え方を意識しましょう。

⑤短所と長所が対になるようにする

ESや面接で長所・短所を聞かれた時に、対にして答えるべきだと教えられた人もいるのではないでしょうか。

長所と短所を対にして話すことで、自分の人柄が人事に伝わりやすくなります。自分がどのような人かをアピールしやすくなることで、「一緒に働く姿」を採用担当者が想像しやすくなります。

ここでは、「慎重になりすぎる」短所と対になる長所をご紹介します。以下のリストを参考にし、短所から自分の長所をアピールできるようにしましょう!

‌短所「慎重すぎる」と対になる長所

・リスクヘッジができる
・責任感が強い
・計画性がある
・視野が広い
・丁寧に仕事ができる
・信頼感がある
・ミスが少ない

短所「慎重すぎる」が評価されやすい企業の特徴

ESや面接で答える短所は、受けている企業の特徴に合わせて変えるのがオススメです。

ここでは、「慎重すぎる」短所が生かされるであろう企業の特徴をご紹介していきます。受ける企業の特徴に当てはまるか確かめてみましょう!

細部まで丁寧に行わなければいけない職種がある

プログラミングを行うエンジニア職や、金銭を扱う経理など、細部に気をつけて丁寧に業務をこなしていく必要のある職種の場合、「慎重すぎる」短所はマッチしています。

緻密な作業が求められるような職種がある企業の場合は「慎重すぎる」と短所に書くと好印象です。

細かい作業が得意であるということや、丁寧に仕事が行えるところをアピールしましょう

伝統を大事にする社風がある

大手老舗の企業に見られるように、伝統を大事にする社風がある場合、「慎重すぎる」という短所は堅実で安定感があることをアピールできるポイントになります。

今までに築き上げてきたものや企業内での協調性を重視している企業では、思いつきなどによる突飛な行動や選択はあまり好まれないでしょう。

「慎重すぎる」短所は、リスクを十分に考えた上で判断を行えるというポイントをアピールすることにつながるためオススメです。

短所「慎重すぎる」を書かない方が良い企業の特徴

続いて、短所に「慎重すぎる」と書くことで、マイナスなイメージがつく可能性のある企業の特徴をご紹介していきます。

スピード感を求められる職種がある

業務を行う体制があまり整備されていないベンチャー企業などでは、スピード感をもって対応できる人材がマッチしていると考えられます。

テレビ局や新聞社、飛び込み営業など、すぐに変化していく状況の中で即座に対応していく必要のある企業では、「慎重すぎる」短所はマイナスに働いてしまう可能性が高いです。

柔軟性を重視される環境がある

新たな発想をもってチャレンジしていけるような柔軟性を重視する環境の場合、「慎重すぎる」短所はあまりマッチしていないでしょう。

新規事業立ち上げに力を入れている企業や、たくさんのアイデアが必要となる企画職など、「思いついたらすぐ行動」できる人材を探している企業との相性は低いです。

短所「慎重すぎる」を伝える際のNGな言い回し

言い換えによっては「慎重になりすぎる」短所が克服できないものではないかという印象を抱かせてしまうものがあります。

以下で「慎重になりすぎる」短所のNGな伝え方をご紹介します。

人付き合いが苦手

相手のことを考えるあまり、慎重になりすぎて人付き合いが苦手であるという短所もあるかと思います。

一方で、組織の中で働くにはコミュニケーションは必要不可欠です。
‌どのような企業でも「人付き合いが苦手」だと伝えることは避けた方が賢明でしょう。

「周囲に気を使いすぎる」「相手の気持ちを考えすぎる」などの言い回しに変えてみてください。

人を信用できない

ESや面接はあくまでも自分を魅力的な人材としてアピールする場所です。

採用担当者に好印象を抱いてもらうには、「この人なら信頼して仕事を任せられそう」と思ってもらうことが重要です。
採用担当者との間に信頼関係を築くのに、「人を信用できない」という特徴はあまり効果的ではありません。

「深読みしすぎる」「心配性である」などの言い回しに変えてみましょう。

‌おわりに

本記事では、ESや面接で「慎重すぎる」という短所を伝える方法についてご紹介してきました。

自分の志望企業が「慎重に仕事を行える」人材を求めているのかを見極めた上で、短所を伝えるようにしましょう。

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