【ES/面接】IT業界の志望動機で押さえるべき要点

2019/02/08
IT業界
エンジニア
志望動機の書き方
志望動機の例文
各業界の志望動機
目次
1.
「これからはITだから」で終わらせないために
2.
‌志望動機で伝えるのは、「その企業でなければならない理由」
3.
‌説得力のある志望動機を伝えるために必要なこと
4.
ITはIT単体では成り立たない
5.
‌IT業界の志望動機の完成度をより高めるために

「これからはITだから」で終わらせないために

就活で最も問われる質問の1つ、志望動機。説得力のある志望動機を伝えられるか否かは、選考の合否に大きな影響を及ぼします。しっかりと要点を押さえて、企業がうなずく志望動機を伝えたいところです。

‌この記事のテーマは、IT業界の志望動機で押さえるべき要点。「IT」というと、先進的な技術を駆使してこれからの社会に大きな影響をあたえるものとして認知されています。それ故、「これからはITだ!」という単純な志望動機を伝えている人が珍しくありません。これでは到底企業が納得する志望動機を考えることはできないでしょう。

‌‌IT業界の志望動機と銘打ってますが、志望動機の考え方は基本的には同じです。ぜひ最後まで読んで、志望動機の基本的な考え方を身に着けてください。

‌志望動機で伝えるのは、「その企業でなければならない理由」

IT業界の志望動機に関して解説している画像ですI‌T業界の志望動機の説明に入る前に、そもそも志望動機で伝えなければならないことは何なのか考えていきたいと思います。

‌みなさんが志望動機を通して伝えなければならないこと。それはずばり、「その企業でなければならない理由」です。企業の採用担当者は、毎年目標の採用人数を決められており、その目標を達成できるよう採用活動に取り組みます。このときに最も警戒するのが、内定の辞退です。多くの学生に内定辞退をされると、目標の採用人数を確保できないという事態を引き起こしかねません。採用担当者は、内定辞退を極力減らすため、内定辞退をする可能性が高い学生を見極めようとしています。

‌では、どのようにして内定を辞退する可能性が高い学生を見極めるのか。その有効な判断基準となるのが志望動機です。志望動機では、その企業に入社したいと考える理由を説明することになります。この志望動機の内容が浅く、ただ企業の情報をかき集めただけのものになっていたら、自社への熱意がないと判断します。このように判断されれば、みなさんがその企業の選考を突破するのは難しくなるでしょう。

‌志望動機では、その企業で働きたい理由を説得力のあるかたちで説明することが求められます。「その企業でなければならない」というレベルまでその企業で働きたい理由を落とし込むことができれば、少なくても熱意がないことが原因で落とされてしまうことはないはずです。

‌説得力のある志望動機を伝えるために必要なこと

説得力ある志望動機を書くために必要なことの図志望動機では、その企業でなければならない理由を的確に伝えることが重要だと説明しました。とはいえ、言うは易く行うは難し。何の準備もなくこれを実現するのは不可能です。では、説得力のある志望動機を考えるために必要なこととは何なのでしょうか?大きくwけて以下の2つです。

‌自分のやりたい仕事が言語化できていること

‌1つは、自分のやりたいことを言語化できていることです。志望動機とはつまるところ、自分のやりたいことは〇〇で、それを御社(貴社)でできますとメッセージを伝えるものです。このように定義すると、「〇〇」の部分が定まらなければ、説得力のある志望動機にすることができないことが理解できるはずです。

‌自分のやりたい仕事は一朝一夕で言語化できるものではありません。だからこそ、もし今やりたい仕事の方向性が言語化されていないのであれば、早くそれができるよう取り掛かりましょう。

‌やりたいことの言語化をするのに一役買うのが、自己分析です。自己分析とは、過去の経験を振り返り、自分の価値観を内省していくというもの。これによって、自分がどんなものに価値を感じるのか把握することができます。詳しくは、以下の記事を参考にしてみてください。

‌やりたいことが実現できる条件を定義できていること

やりたい仕事の方向性がクリアになったら、次はそれを実現するための条件を定義します。ここで言う「条件」とは、自分のやりたい方向性を担保するのに必要な要素です。

‌例えば、「人が最も幸せを感じる瞬間を作り出したい」という方向性を持っているとすれば、業界の条件が「ブライダル」や「子育て」といった領域に該当することが必要になるかもしれません。これはあくまで一例ですが、自分のやりたいことが満たせるのがどんな業界・企業なのか自分の中で明確にしておく必要があるのです。これを実現するのが、業界研究や企業研究です。これらのやり方は、以下の記事を参考にしてください。

ITはIT単体では成り立たない

‌説得力のある志望動機を作るのに必要なことを学んだところで、IT業界の志望動機を考える上で最も気をつけなければならないことを説明します。

‌IT業界の志望動機で意識すべきこと。それはずばり、ITは手段に過ぎないということです。ITはあくまで技術。それ単体で成り立つことはありません。不動産のメディアを運用していたら「不動産×IT」、金融系のシステム開発をしていたら「金融×IT」といったように、必ず別の領域と紐付いています。そして別の領域と紐付いてこそ、初めて価値を発揮するものなのです。IT業界の志望動機を作るときは、ITと何が結びついていて、その結果どのような価値を生んでいるのか踏まえて作成するようにしてください。

IT業界の志望動機の完成度をより高めるために

IT業界の志望動機の考え方は理解できましたでしょうか?冒頭でも述べた通り、志望動機を説得力のあるものにできるか否かは、選考を突破する上で非常に重要。ぜひ記事の内容を生かして、志望動機の準備を進めてください。

‌自分で志望動機を考えたら、企業の視点からアドバイスをもらうことが有効です。そんなときにおすすめなのが、就活相談プラットフォームのMatcher(マッチャー)です。
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