
OBとOGの違いとは?就活でのOB訪問の基本や優良アプリも紹介
2025/05/15
目次
1.
4.
7.
就職活動が近づくと、「OB・OG訪問」関連の話題も増えてくるかと思います。そこで、ここではOB・OG訪問にまつわる基礎的な事柄を分かりやすく説明していきます。
■この記事のポイント
・OBとOGの違いは、性別にある
・OBとは、Old Boyの略称で男性の卒業生を意味する
・OGとは、Old Girlの略称で女性の卒業生を意味する
・OB・OG訪問は、納得のいく就職活動に必須である
ほかにも、OB・OG訪問のやり方や、OB・OG訪問相手を探す際に使えるサービスなどをご紹介しています。ぜひ参考になれば幸いです。
OB・OGとは何の略?
「OB」「OG」とはそれぞれ男性と女性の卒業生を意味する言葉であり、性別によって使い分けます。
▼OB・OGの意味
・「OB」とはOld Boyの略称で、男性の卒業生を意味する
・「OG」とはOld Boyの略称で、女性の卒業生を意味する
「〇〇大学のOB」「▲▲部のOG」といったように、特定の団体を卒業した人のことを指したいときに使います。
この表現は日本においてのみ使用されている言い回しであり、英語圏では「alumni(=卒業生)」「alumnus(=男性の卒業生)」「alumna(=女性の卒業生)」と表現します。
OB・OG訪問とは?
OB・OG訪問とは、気になる企業や業界について情報を集めることを目的として志望企業や業界に勤める社会人に話を聞きにいくことを指します。
昔は、所属大学のキャリアセンターにある名簿を見ながら社会人を探し出していたため、「自分と同じ大学に通っていた人(=OB・OG)」にのみ話を聞くことが主流でした。そのため「OB・OG訪問」と言われています。
一方で現在では、インターネットを利用しながら所属大学以外の社会人にも話を聞きに行ける場合もあります。そのため現在のOB・OG訪問は「業界研究や選考対策などの就活相談をするために、社会人に話を聞きに行くこと」と定義してよいでしょう。
OB・OG訪問をするメリット
「正直OB・OG訪問って、時間が余ればすることじゃないの?」と思っている方もいると思います。しかしOB・OG訪問は、使いこなせば使いこなすほど就職活動を有利に進めることができる欠かせないものです。
OB・OG訪問には、以下のようなメリットがあります。
▼OB・OG訪問をするメリット
・実際に働く社員のリアルな声が聞ける
・入社後のミスマッチが起きにくい
・応募先企業への入社意欲をアピールできる
・業界/企業研究の過程で疑問に思ったことを聞ける
・ESの添削をしてもらえる
・模擬面接などの選考対策をしてもらえる
・実際の選考がどんな感じだったのかの様子を聞ける
・頻出質問などを聞ける
・就活の悩みを相談できる など...
この他にもOB・OG訪問でできることはたくさんあります。納得の行く就活となるように、OB・OG訪問を使いこなしましょう!
はじめてのOB・OG訪問ならMatcher
「はじめてOB・OG訪問をする」という方にぜひ使っていただきたいのが、就活初心者でも簡単に使える国内最大級OB訪問アプリのMatcher(マッチャー)です。
Matcherは、所属大学や学年に関係なく、興味のある業界・企業の社会人にOB・OG訪問ができるサービスです。社会人側が相談にのれる内容を設定してくれているため、「就活初心者向け」「ES添削」「面接対策」など自分のニーズに合ったプランを選択してOB訪問に挑めます。
【Matcherをおすすめする5つの理由】
・大手企業からベンチャー企業の社会人3.5万人が登録している!
・出身大学関係なく、OB・OG訪問できる!
・住んでいる地域に関係なく、オンラインでOB・OG訪問できる!
・ワンクリックで簡単にOB・OG訪問依頼できる!
・あなたにマッチ度が高い企業のみから特別選考スカウトが届く!
【学生ユーザーの声】
・大学関係なくOB・OG訪問ができるので、より幅広い選択肢から気になる社会人を探すことができました!
・実際に働いている社員の方にリアルな話を聞くことができ、具体的に働くイメージを持つことができました!
・OB・OG訪問がキッカケでインターンとして参画することになりました!
・Matcherのおかげで第一志望の企業理解が深まり、内定を獲得することができました!
以下のボタンから登録して、どんな社会人がいるかのぞいてみましょう!
OB・OG訪問をするタイミング
OB・OG訪問を行うタイミングは大きく3つに分かれます。

▼OB・OG訪問を行うタイミング
①キャリア形成期
②業界・企業研究&選考対策期
③選考プロセス期
それぞれのタイミングでOB訪問の内容にどのような違いがあるのでしょうか?以下で詳しく解説していきます。
それぞれのタイミングでOB訪問の内容にどのような違いがあるのでしょうか?以下で詳しく解説していきます。
①キャリア形成期
タイミング:大学1年〜大学3年夏
サマーインターンが本格化する大学3年の夏までは、自己分析を深め、就活の軸を定めていくためにOB訪問を行います。
「自分のやりたいことは何か?」「どの業界・企業を受けたいのか?」という就活の軸を決めていくタイミングであるキャリア形成期。納得のいく形で就活を終えるためには、この期間により多くの社会人の話を聞きに行き、視野を広げて知識を吸収することが重要です。
②業界・企業研究&選考対策期
タイミング:大学3年夏〜大学3年冬
サマーインターンが本格化してきたら、自分の興味のある企業や業界に絞って、OB・OG訪問をしましょう。
志望業界や志望企業への理解を深めることで、ES作成や面接の際により深みのある受け答えができるでしょう。
また、OB・OG訪問でESの添削や模擬面接をすることができます!
OB・OG訪問で就活対策を進め、万全の状態で本選考に臨めるように準備しましょう。
③選考プロセス期
タイミング:大学3年冬〜選考終了まで
選考がスタートすると、選考のプロセスとしてOB・OG訪問が設定されていることがあります。入社後のミスマッチが発生しないよう、OB・OGの話を聞いて自分の働く姿をイメージできるか、目標を実現できそうかを確認しましょう。
また、内定をゲットした先に本当に入社すべきか確認するために、このタイミングでOB訪問を行う学生もいます。その場合は内定先企業に加えて、同業他社に所属する社会人にも相談すると、本当に自分が内定先企業に入社すべきかどうかが判断しやすくなるでしょう。
選考がスタートすると、選考のプロセスとしてOB・OG訪問が設定されていることがあります。入社後のミスマッチが発生しないよう、OB・OGの話を聞いて自分の働く姿をイメージできるか、目標を実現できそうかを確認しましょう。
また、内定をゲットした先に本当に入社すべきか確認するために、このタイミングでOB訪問を行う学生もいます。その場合は内定先企業に加えて、同業他社に所属する社会人にも相談すると、本当に自分が内定先企業に入社すべきかどうかが判断しやすくなるでしょう。
OB訪問のやり方
OB訪問は以下の5つの手順で行います。

それぞれのSTEPについてご紹介します。
STEP1:OB・OGの見つけ方を決める
まずはOB訪問する相手を見つけましょう。
▼OB・OGの探し方
①OB・OG訪問サービスを使う
②大学のキャリアセンターに行く
③知人や大学の先輩に話を聞く
④人事に直接連絡をとる
現在の主流なOB・OGを見つける方法は、「①OB・OG訪問サービスを使う」です。
所属大学問わず気になる社会人にOB訪問ができるMatcher、所属大学ごとにOB訪問できる相手が異なるビズリーチ・キャンパスなど複数のサービスを使ってみて、自分のニーズに合った方法を見つけていくことがオススメです。
STEP2:OB訪問を行いたい相手にアポを取る
話を聞きたい社会人を見つけたら、アポイントを取りましょう。
OB・OG訪問サービスを利用する場合はサービス内に申請機能やチャット機能が備わっていることが多いため、そちらを活用します。それ以外の方法でOB訪問を行う場合は、メールもしくは電話にて連絡を行います。
相手の方に失礼のないよう、メールやチャットの内容は送信前に確認をするようにしましょう。
STEP3:事前準備を行う
OB・OG訪問の日程が決まったら、事前準備を行いましょう。
▼事前準備でやっておくべきこと
①OB訪問の目的を明確にする
②OB訪問する相手の業界や企業の研究をする
③OB訪問で聞くべき質問を準備する
④OB訪問前のリマインドメールを送る
OB・OG訪問を受け入れてくれる社会人は、忙しい中時間を作ってくれています。
時間を無駄にせず有意義なものにするためにも、上記の項目は必ず行いましょう。
STEP4:OB・OG訪問する
事前準備を行ったら、いよいよOB・OG訪問を行います。
OB・OG訪問では、言葉のキャッチボールを意識しましょう。緊張しすぎて固まってしまっては、会話が盛り上がりにくく、社会人側も困ってしまうかもしれません。相手の話をしっかりと聞いて、興味を持ったことについてさらに質問したり、疑問を共有したりしながら、適切なコミュニケーションを取りましょう。
また、OB訪問当日は「社会人と接する時のマナー」に気をつけましょう。
▼OB訪問で社会人と接する時のマナー
・服装はスーツもしくはオフィスカジュアル
・集合の5~10分前に到着するように向かう
・正しい敬語と丁寧な言葉遣いを意識する
会話が弾んで少しフランクになるくらいであれば、受け入れてくれる社会人も多いでしょう。以上の3点を注意しつつも、社会人との会話を楽しんでください。
STEP5:OB訪問のお礼メールを送る
OB・OG訪問が終わったら、必ずお礼のメールを送りましょう。
お礼メールはできるだけ早く、できればOB・OG訪問をしたその日中に送るようにしてください。
OB訪問を通して学びになったことや、ごちそうになった場合には感謝の気持ちも添えると良いでしょう。
以下のテンプレートを参考に、お礼メールを作成してみてください。
▼OB・OG訪問お礼メールのテンプレート
件名:
【OB訪問のお礼】就活大学の抹茶太郎と申します
本文:
××株式会社 ○○部△△課
山田 二朗 様
お世話になっております。
先日OB訪問させていただいた、
就活大学の抹茶太郎と申します。
昨日はお忙しい中、お時間を作っていただき、
さらには美味しいコーヒーをごちそうになり、
誠にありがとうございました。
山田さんの志望動機は条件を絞り込むように作るべき
というお話は大変勉強になりました。
また今回のOB訪問を経て、
山田さんのようにお客様のことを真剣に考えられる
貴社に入りたいという思いがますます強くなりました。
貴社の選考を受けさせていただきますので、
引き続き相談にのっていただけると幸いでございます。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
-------------------------------------------------------
【大学】就活大学法学部政治学科
【氏名】抹茶太郎
【電話】090-7654-3210
【メール】taro-matcha@shukatsu .jp
-------------------------------------------------------
OB・OG訪問におすすめのアプリ2選
ここでは、OB・OG訪問をする際におすすめのアプリを2つ紹介します。
大学に設置されているキャリアセンターに行く必要がなく、アプリ内で「探す・アポを取る・訪問する」を完結させることができるので、ぜひ活用してみてください。

(1)Matcher
「連絡が面倒でなかなか始められない」「就活があまり進んでいないのに急に社会人に話を聞くのが怖い」という人もいるのではないでしょうか。そんな人におすすめなのがMatcherです。ワンクリックで訪問依頼を送ることができ、内定者が多く登録していて就活を始めたばかりでもハードルが低いという点がおすすめポイントです。
事前に登録した就活の軸とのマッチ度が高い企業からのスカウトも受け取ることができ、特別選考ルートに招待される可能性も…!
▼Matcherの特徴
・所属大学/地域関係なく、学生なら誰でも利用可能
▼Matcherの特徴
・所属大学/地域関係なく、学生なら誰でも利用可能
・45,000名以上の社会人が登録(2024年9月末時点)
・ベンチャー企業や中小企業に勤める社会人に会いやすい
・オンラインでOBOG訪問が可能
・企業からのスカウト機能あり
Matcherで実際にOB・OG訪問をしてみよう
就職活動において、「近くに頼れる先輩がいない」「OB・OGの人にメールや電話をする勇気がない」「キャリアセンターに行くのが面倒だ」などの悩みはありませんか?
そういった人は、ぜひMatcherを活用してみてください。
Matcherでは、相談できる内容を社会人があらかじめ設定してくれているので、いま抱えている就活の悩みに合わせて多種多様なプランから相談相手を選ぶことが可能です。
Matcherをおすすめする5つの理由
・大手企業からベンチャー企業の社会人3.5万人が登録している!
・出身大学関係なく、OB・OG訪問できる!
・住んでいる地域に関係なく、オンラインでOB・OG訪問できる!
・ワンクリックで簡単にOB・OG訪問依頼できる!
・あなたにマッチ度が高い企業のみから特別選考スカウトが届く!
以下のボタンから登録して、内定獲得への一歩を踏み出しましょう!
MatcherでOB訪問できる相手を探してみる(無料)
MatcherでOB訪問できる相手を探してみる(無料)
(2)ビズリーチキャンパス

ビズリーチキャンパスは、実際に企業で働かれている社会人とオンライン上で話をすることができるOB・OG訪問アプリです。
有名企業の社会人が多く登録しており、インターンシップやセミナー、選考免除などのスカウトが届くこともあります。
また、企業によってビズリーチキャンパスからのOB・OG訪問しか受け付けていない場合があります。
登録しておけば決して損はありません。
ただ、利用できるのが国内108大学と海外大学の学生に限られています。
該当の大学に所属していれば、OB・OGの出身大学か否か関係なく訪問できますが、該当大学でない場合は利用ができません。
こちらのリンクから 『国内108大学と海外大学』をクリックして、自分の所属大学が該当しているか確認してみましょう。▼ビズリーチキャンパスの特徴
・国内108大学に所属している学生のみ利用可能(2024年9月時点)
・51,000名以上の社会人が登録(2021年9月末時点)
・大手企業に勤める社会人に会いやすい
・オンラインでOBOG訪問が可能
・企業からのスカウト機能あり
就活生が感じやすい疑問や不安を解消するべく、以下ではOB・OG訪問に関連するよくある質問と回答をご紹介していきます。
Q. OB・OG訪問って実際やるべき?
A. なるべく行うことをオススメします
OB・OG訪問を行う学生は、全体の約4人に1人です。つまり、必ずしもOB・OG訪問をやらなければいけないわけではありません。

一方で、OB・OG訪問を行うほうが就職活動を有利にするのは事実です。
OB・OG訪問では、内定者や社会人に「ES添削」「面接対策」などを頼むことができます。自分が志望する企業に内定したことがある経験者の話を聞くことで、効率的に選考対策を進めていくことができるでしょう。
Q. 何人くらいにOB・OG訪問するべき?
A. 5人程度が目安です
25卒を対象にマイナビが実施したアンケートの調査結果によると、OB・OG訪問した人数の平均は5.1人でした。
特に入社2〜3年目の若い社員に対して話を聞きにいくことが多いという結果から、社内の雰囲気や人間関係、仕事内容について調べている学生が多いのだと推測できます。
OB・OG訪問した人数は、企業への志望度をアピールする材料にすることも可能です。特に入社難易度の高い企業を志望している場合は、OB・OG訪問をなるべく多くしておくとよいでしょう。
Q. OB・OG訪問サービスを使うのは危ない?
A. 基本的には安心ですが、利用先を選ぶことが大切です
OB・OG訪問の大手サービスでは、就活生が安全に利用できるように安全対策を講じています。
例えばMatcherでは、以下のような対策を行っています。
・在籍証明をした社会人には緑色の認証マークがついている
・友人と一緒に、2人でOB・OG訪問ができる
・飲酒、21時以降の面談禁止といったルールを設けている
・社会人に違反行為が合った場合、すぐに運営へ報告できる
一方で、個人SNS経由などで社会人と2人きりで会うことはトラブルを招く可能性があるため、避けたほうがよいでしょう。
Q. OB・OG訪問前に質問リストは送るべき?
A. なるべく送っておきましょう
企業研究や業界研究が目的でOB・OG訪問をしている場合、当日に質問したいことをまとめて事前に送っておくことがオススメです。質問リストを送っておくことで、社会人側も資料などを用意しておくことができます。
1時間程度のOB・OG訪問であれば、大体5個程度の質問を用意しておくとよいでしょう。話したいトピックごとに、ひとつずつ質問内容を決めてみてください。
ES添削や面接対策をしたい場合は、事前にその旨を社会人側に伝えておきましょう。現状のESや想定問答集などをメールで送っておくと、効率よく当日の時間を使うことができます。
Q. OB・OG訪問をする際に気をつけるべきことは?
A. 基本的なビジネスマナーをおさえましょう
敬語を使う、ハキハキと話す、お礼をしっかりと言う、TPOに合った服装にする、といった基本的なビジネスマナーを守れるように気をつけましょう。
もし対面で約束をしている場合は、予定の10分前には到着しておくようにしましょう。遅刻は厳禁です。オンラインでOB・OG訪問をする際は、通信環境が安定していて、周りがうるさくないかを確認しておきましょう。
Q. OB・OG訪問後にやるべきことは?
A. お礼を伝えるメールを送りましょう
当日中に、OB・OG訪問してくれたことに対するお礼をメールで伝えます。
お礼メールでは、話を聞くなかで印象に残った点や、今後の選考に対する意気込みといった内容を記載します。
OB・OG訪問相手に、就職後もお世話になる可能性もあるでしょう。気持ちのよい丁寧なコミュニケーションを心掛けることで、好印象を残すことができます。
まとめ
本記事では、OBとOGの違いから、OB・OG訪問の意義や方法までを紹介しました。
前述したとおり、OB・OG訪問は業界理解や選考対策に非常に有効なものです。
最初は緊張するかもしれませんが、ぜひ積極的にOB・OG訪問に取り組んでみてください。