就活|OBとOGの違いとは?OB訪問のやり方&おすすめアプリ紹介

2024/10/10
就活準備
OB訪問のマナー
目次
1.
‌OB・OG訪問とは?
2.
OB・OG訪問をするべき理由・メリット
3.
OB・OG訪問をするタイミング
4.
OB訪問のやり方
5.
‌OB・OG訪問におすすめのアプリ
6.
‌まとめ
就職活動が近づくと、多くの学生が経験することとなるOB・OG訪問。

‌皆さんは「OB訪問」と「OG訪問」の違いを知っていますでしょうか?
大学の先輩に就活相談にのってもらうことをなんとなく「OB訪問」と認識している人が多いかと思いますが、実際は少しニュアンスが異なります。
‌この記事では、OBとOGの違いを説明します。皆さんの素朴な疑問を解決できれば幸いです。

‌OB・OG訪問とは?

OB・OG訪問とは、気になる企業や業界について情報を集めるために、志望企業や業界に勤める社会人に話を聞きにいくことを指します。

昔は、所属大学のキャリアセンターにある名簿を見ながら社会人を探し出していたため、「自分と同じ大学に通っていた人(=OB・OG)」にのみ話を聞きに行っていました。
そのため「OB・OG訪問」と言われています。
‌一方で現在では、インターネットを利用しながら所属大学以外の社会人にも話を聞きに行ける場合もあります。
そのため現在のOB・OG訪問は「業界研究や選考対策などの就活相談をするために、社会人に話を聞きに行くこと」と定義してよいでしょう。

OBとOGの違いは性別にある

就職活動の準備として、大学の卒業生に業界や企業について質問しに行くという意味では、「OB訪問」にも「OG訪問」にも違いはありません。
では、なぜこのように使い分けているのでしょうか?

それはズバリ、性別の違いです。

▼OBとOGの違い
・OB(=Old Boy)は、男性の卒業生を意味する
・OG(=Old Girl)は、女性の卒業生を意味する

男性を訪問する場合はOB訪問、女性を訪問する場合はOG訪問と表現します。

必ずしも同じ性別の社会人に話を聞きにいく必要はありませんが、「男性の視点から見た企業」と「女性の視点から見た企業」では見え方が異なる場合があります。
昇格のしやすさ、会社の環境や働きやすさ、育休・産休の取りやすさ、などは同じ性別の社会人に話を聞きに行くのもオススメです。

OB・OG訪問をするべき理由・メリット

「正直OB・OG訪問って、時間が余ればすることじゃないの?」と思っている方もいると思います。
しかしOB・OG訪問は、使いこなせば使いこなすほど就職活動を有利に進めることができる欠かせないものです。

OB・OG訪問には、以下のようなメリットがあります。
▼OB・OG訪問をするメリット
・実際に働く社員のリアルな声が聞ける
・入社後のミスマッチが起きにくい
・応募先企業への入社意欲をアピールできる
・業界/企業研究の過程で疑問に思ったことを聞ける
・ESの添削をしてもらえる
・模擬面接などの選考対策をしてもらえる
・実際の選考がどんな感じだったのかの様子を聞ける
・頻出質問などを聞ける
‌・就活の悩みを相談できる など...

この他にもOB・OG訪問でできることはたくさんあります。

納得の行く就活となるように、OB・OG訪問を使いこなしましょう!

OB・OG訪問をするタイミング

OB・OG訪問を行う時期は大きく3つに分かれます。
就活の流れとOB・OG訪問のタイミング
▼OB・OG訪問を行うタイミング
①キャリア形成〈大学1年~3年(夏)〉
②業界・企業研究&選考対策〈大学3年(夏)~大学3年(冬)〉
③選考プロセス〈大学3年(冬)~〉

①キャリア形成〈大学1年~3年(夏)〉

社会人の話しをたくさん聞き、自分の興味を知ることはとても重要です。
サマーインターンが本格化する大学3年生の夏までは、キャリア形成のためにOB・OG訪問をしに行きましょう。

②業界・企業研究&選考対策〈大学3年(夏)~大学3年(冬)〉

サマーインターンが本格化してきたら、自分の興味のある企業や業界に絞って、OB・OG訪問をしましょう。
志望業界や志望企業への理解を深めることで、ES作成や面接の際により深みのある受け答えができるでしょう。

また、OB・OG訪問でESの添削や模擬面接をすることができます!
OB・OG訪問で就活対策を進め、万全の状態で本選考に臨めるように準備しましょう。

③選考プロセス〈大学3年(冬)~〉

選考がスタートすると、選考のプロセスとしてOB・OG訪問が設定されていることがあります。
入社後のミスマッチが発生しないよう、OB・OGの話を聞いて自分の働く姿をイメージできるか、目標を実現できそうかを確認しましょう。

Matcherを使ってOB・OG訪問をしよう!

‌Matcherとは、所属大学や住んでいる地域に関係なくOB・OG訪問ができるアプリです。

就職活動において、「近くに頼れる先輩がいない」「OB・OGの人にメールや電話をする勇気がない」「キャリアセンターに行くのが面倒だ」などの悩みはありませんか?

そういった人は、ぜひMatcherを活用してみてください。
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OB訪問のやり方

OB訪問は以下の5つの手順で行います。
OB訪問のやり方
▼OB訪問のやり方5STEP
STEP1:OB・OGの見つけ方を決める
STEP2:OB訪問を行いたい相手にアポを取る
STEP3:事前準備を行う
STEP4:OB訪問する
STEP5:OB訪問のお礼メールを送る

それぞれのSTEPについてご紹介します。

STEP1:OB・OGの見つけ方を決める

まずは、話しを聞きに行きたい社会人を見つけましょう。

OB・OGを見つける方法を4つご紹介します。

▼OB・OGの探し方|4つの方法
①OB・OG訪問サービスを使う
②大学のキャリアセンターに行く
③知人や大学の先輩に話を聞く
④人事に直接連絡をとる

①OB・OG訪問サービスを使う

気になる企業や業界の社会人を検索して見つけ、話を聞きに行くための申請を行えるOB・OG訪問に特化したサービスがあります。

近年は、このようなOB・OG訪問サービスを駆使して就活を行う学生も増えています。

実際にどのようなサービスがあるのか、それぞれのサービスの特徴は‌、以下の『OB・OG訪問におすすめのアプリ』でご紹介していますので、ぜひご覧ください。

②大学のキャリアセンターに行く

大学のキャリアセンターでは、OB・OG訪問が可能な社会人のリストを用意している場合があります。
同じ大学出身のOB・OGを効率的に探すことが可能です。

ぜひ一度、足を運んでみてください。

③知人や大学の先輩に話を聞く

知人や先輩に話を聞いてみるのも良いでしょう。
普段よく話す人であれば、気軽に聞きやすく、同じような環境だったからこその就活体験談が聞けるかもしれません。

OB・OG訪問で全く知らない人に声をかけるのが不安という人におすすめです。

④人事に直接連絡をとる

志望企業の人事にメールや電話で直接連絡を取ることで、社員を紹介してもらえる場合があります。
対応してもらえる可能性は、他の方法よりも低くなりますが、伝え方によってはその企業への熱意を伝えることができます。

依頼をする際は「お忙しいところ失礼いたします」「ご対応いただけますと幸いです」というように、失礼のないようにお願いしましょう。

STEP2:OB訪問を行いたい相手にアポを取る

話を聞きたい社会人を見つけたら、アポイントを取りましょう。

OB・OG訪問サービスを利用する場合はサービス内に申請機能やチャット機能が備わっていることが多いため、そちらを活用しましょう。

それ以外の方法でOB訪問を行う場合は、メールもしくは電話にて連絡を行います。

相手の方に失礼のないよう、メールやチャットの内容は送信前に確認をするようにしましょう。

STEP3:事前準備を行う

OB・OG訪問の日程が決まったら、事前準備を行いましょう。

▼事前準備でやっておくべきこと
①OB訪問の目的を明確にする
②OB訪問する相手の業界や企業の研究をする
③OB訪問で聞くべき質問を準備する
④‌OB訪問前のリマインドメールを送る

OB・OG訪問を受け入れてくれる社会人は、忙しい中時間を作ってくれています。
時間を無駄にせず有意義なものにするためにも、上記の項目は必ず行いましょう。

STEP4:OB訪問する

事前準備を行ったら、いよいよOB・OG訪問を行います。
OB訪問当日は以下の2点に注意しましょう。

▼OB・OG訪問で注意するべき項目
①社会人と接する時のマナー
②社会人とのコミュニケーション

①社会人と接する時のマナー

OB訪問で実際に社会人と会うときは、最低限のマナーは必ず守るようにしてください。
▼基本的な就活マナー
・服装はスーツもしくはオフィスカジュアル
・集合の5~10分前に到着するように向かう
・正しい敬語と丁寧な言葉遣いを意識する

②社会人とのコミュニケーション

OB・OG訪問では、言葉のキャッチボールを意識しましょう。
緊張しすぎて固まってしまっては、OB・OGの話しを引き出すことができません。

会話が弾んで少しフランクになるくらいであればマナー違反ではありません。
OB・OGの話しに反応しながら、適切なコミュニケーションを取りましょう。

STEP5:OB訪問のお礼メールを送る

OB・OG訪問が終わったら、必ずお礼のメールを送りましょう。
お礼メールはできるだけ早く、できればOB・OG訪問をしたその日中に送るようにしてください。

OB訪問を通して学びになったことや、ごちそうになった場合には感謝の気持ちも添えると良いでしょう。
以下のテンプレートを参考に、お礼メールを作成してみてください。

▼OB・OG訪問お礼メールのテンプレート
件名
【OB訪問のお礼】就活大学の抹茶太郎と申します
‌本文
××株式会社 ○○部△△課
山田 二朗 様

お世話になっております。
先日OB訪問させていただいた、
就活大学の抹茶太郎と申します。
昨日はお忙しい中、お時間を作っていただき、
さらには美味しいコーヒーをごちそうになり、
誠にありがとうございました。
山田さんの志望動機は条件を絞り込むように作るべき
というお話は大変勉強になりました。
また今回のOB訪問を経て、
山田さんのようにお客様のことを真剣に考えられる
‌貴社に入りたいという思いがますます強くなりました。
貴社の選考を受けさせていただきますので、
引き続き相談にのっていただけると幸いでございます。

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
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【大学】就活大学法学部政治学科
【氏名】抹茶太郎
【電話】090-7654-3210
【メール】taro-matcha@shukatsu .jp
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‌OB・OG訪問におすすめのアプリ

ここでは、OB・OG訪問をする際におすすめのアプリを2つ紹介します。

大学に設置されているキャリアセンターに行く必要がなく、アプリ内で「探す・アポを取る・訪問する」を完結させることができるので、ぜひ活用してみてください。
OB・OG訪問サービスの比較表。サービスの概要とおすすめな人。

(1)Matcher

OBOG訪問サービスMatcherの紹介画像‌Matcher(マッチャ―)とは、所属大学や住んでいる地域関係なく、4万人以上の社会人から話を聞くことができるOB・OG訪問サービスです。

「連絡が面倒でなかなか始められない」「就活があまり進んでいないのに急に社会人に話を聞くのが怖い」という人もいるのではないでしょうか。
そんな人におすすめなのがMatcherです。

ワンクリックで訪問依頼を送ることができ、内定者が多く登録していて就活を始めたばかりでもハードルが低いという点がおすすめポイントです。
事前に登録した就活の軸とのマッチ度が高い企業からのスカウトも受け取ることができ、特別選考ルートに招待される可能性も…!
‌▼Matcherの特徴
・所属大学/地域関係なく、学生なら誰でも利用可能
・45,000名以上の社会人が登録(2024年9月末時点)
・ベンチャー企業や中小企業に勤める社会人に会いやすい
・オンラインでOBOG訪問が可能
・企業からのスカウト機能あり

‌Matcherで実際にOB・OG訪問をしてみよう

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(2)ビズリーチキャンパス

ビズリーチキャンパスのHP画像
ビズリーチキャンパスは、実際に企業で働かれている社会人とオンライン上で話をすることができるOB・OG訪問アプリです。

有名企業の社会人が多く登録しており、インターンシップやセミナー、選考免除などのスカウトが届くこともあります。

また、企業によってビズリーチキャンパスからのOB・OG訪問しか受け付けていない場合があります。
登録しておけば決して損はありません。

ただ、利用できるのが国内108大学と海外大学の学生に限られています。
該当の大学に所属していれば、OB・OGの出身大学か否か関係なく訪問できますが、該当大学でない場合は利用ができません。
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‌▼ビズリーチキャンパスの特徴
・国内108大学に所属している学生のみ利用可能(2024年9月時点)
・51,000名以上の社会人が登録(2021年9月末時点)
・大手企業に勤める社会人に会いやすい
・オンラインでOBOG訪問が可能
・企業からのスカウト機能あり

‌まとめ

‌本記事では、OBとOGの違いから、OB・OG訪問の意義や方法までを紹介しました。

前述したとおり、OB・OG訪問は業界理解や選考対策に非常に有効なものです。

最初は緊張するかもしれませんが、ぜひ積極的にOB・OG訪問に取り組んでみてください。


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