【就活】OBとOGの違いとは?OB訪問の基本や優良アプリを紹介!

2025/02/03
就活準備
OB訪問のマナー
目次
1.
‌OB・OGとは
2.
OB・OG訪問をするべき理由・メリット
3.
OB・OG訪問をするタイミング
4.
OB訪問のやり方
5.
‌OB・OG訪問におすすめのアプリ2選
6.
‌まとめ
就職活動が近づくと、多くの学生が経験することとなるOB・OG訪問。

‌皆さんは「OB訪問」と「OG訪問」の違いを知っていますでしょうか?大学の先輩に就活相談にのってもらうことをなんとなく「OB訪問」と認識している人が多いかと思いますが、実際は少しニュアンスが異なります。
‌この記事では、OBとOGの違いを説明します。皆さんの素朴な疑問を解決できれば幸いです。

‌OB・OGとは

どちらも「卒業生」を意味する言葉であるOBとOG。「〇〇大学のOB」「▲▲部のOG」といったように、在学生の目線から卒業した先輩のことを指したいときに使います。

OBとOGの意味、違いは?

OBとOGの使い分けはどのようにするのでしょうか?

▼OB、OGの意味
・OB(=Old Boy)は、男性の卒業生を意味する
・OG(=Old Girl)は、女性の卒業生を意味する

このように、OBとOGの違いは性別にあります
‌男性の卒業生を示すときは「OB」、女性の卒業生を示すときは「OG」を使いましょう。

OB・OG訪問とは?

OB・OG訪問とは、気になる企業や業界について情報を集めることを目的として志望企業や業界に勤める社会人に話を聞きにいくことを指します。

昔は、所属大学のキャリアセンターにある名簿を見ながら社会人を探し出していたため、「自分と同じ大学に通っていた人(=OB・OG)」にのみ話を聞くことが主流でした。そのため「OB・OG訪問」と言われています。
‌一方で現在では、インターネットを利用しながら所属大学以外の社会人にも話を聞きに行ける場合もあります。そのため現在のOB・OG訪問は「業界研究や選考対策などの就活相談をするために、社会人に話を聞きに行くこと」と定義してよいでしょう。

OB・OG訪問をするべき理由・メリット

「正直OB・OG訪問って、時間が余ればすることじゃないの?」と思っている方もいると思います。しかしOB・OG訪問は、使いこなせば使いこなすほど就職活動を有利に進めることができる欠かせないものです。

OB・OG訪問には、以下のようなメリットがあります。
▼OB・OG訪問をするメリット
・実際に働く社員のリアルな声が聞ける
・入社後のミスマッチが起きにくい
・応募先企業への入社意欲をアピールできる
・業界/企業研究の過程で疑問に思ったことを聞ける
・ESの添削をしてもらえる
・模擬面接などの選考対策をしてもらえる
・実際の選考がどんな感じだったのかの様子を聞ける
・頻出質問などを聞ける
‌・就活の悩みを相談できる など...

この他にもOB・OG訪問でできることはたくさんあります。納得の行く就活となるように、OB・OG訪問を使いこなしましょう!

‌はじめてのOB・OG訪問ならMatcher

「はじめてOB・OG訪問をする」という方にぜひ使っていただきたいのが、就活初心者でも簡単に使える国内最大級OB訪問アプリのMatcher(マッチャー)です。

Matcherは、所属大学や学年に関係なく、興味のある業界・企業の社会人にOB・OG訪問ができるサービスです。社会人側が相談にのれる内容を設定してくれているため、「就活初心者向け」「ES添削」「面接対策」など自分のニーズに合ったプランを選択してOB訪問に挑めます
OBOG訪問サービスMatcherの紹介画像

【Matcherをおすすめする5つの理由】
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【学生ユーザーの声】
・大学関係なくOB・OG訪問ができるので、より幅広い選択肢から気になる社会人を探すことができました!
・実際に働いている社員の方にリアルな話を聞くことができ、具体的に働くイメージを持つことができました!
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OB・OG訪問をするタイミング

OB・OG訪問を行うタイミングは大きく3つに分かれます。
就活の流れとOB・OG訪問のタイミング
‌▼OB・OG訪問を行うタイミング
①キャリア形成期
②業界・企業研究&選考対策期
③選考プロセス期

‌それぞれのタイミングでOB訪問の内容にどのような違いがあるのでしょうか?以下で詳しく解説していきます。

①キャリア形成期

タイミング:大学1年〜大学3年夏

サマーインターンが本格化する大学3年の夏までは、自己分析を深め、就活の軸を定めていくためにOB訪問を行います。

「自分のやりたいことは何か?」「どの業界・企業を受けたいのか?」という就活の軸を決めていくタイミングであるキャリア形成期。納得のいく形で就活を終えるためには、この期間により多くの社会人の話を聞きに行き、視野を広げて知識を吸収することが重要です。

②業界・企業研究&選考対策期

タイミング:大学3年夏〜大学3年冬

‌サマーインターンが本格化してきたら、自分の興味のある企業や業界に絞って、OB・OG訪問をしましょう。
志望業界や志望企業への理解を深めることで、ES作成や面接の際により深みのある受け答えができるでしょう。

また、OB・OG訪問でESの添削や模擬面接をすることができます!
OB・OG訪問で就活対策を進め、万全の状態で本選考に臨めるように準備しましょう。

③選考プロセス期

タイミング:大学3年冬〜選考終了まで

‌選考がスタートすると、選考のプロセスとしてOB・OG訪問が設定されていることがあります。入社後のミスマッチが発生しないよう、OB・OGの話を聞いて自分の働く姿をイメージできるか、目標を実現できそうかを確認しましょう。

‌また、内定をゲットした先に本当に入社すべきか確認するために、このタイミングでOB訪問を行う学生もいます。その場合は内定先企業に加えて、同業他社に所属する社会人にも相談すると、本当に自分が内定先企業に入社すべきかどうかが判断しやすくなるでしょう。

OB訪問のやり方

OB訪問は以下の5つの手順で行います。
OB訪問のやり方
それぞれのSTEPについてご紹介します。

STEP1:OB・OGの見つけ方を決める

まずはOB訪問する相手を見つけましょう。

▼OB・OGの探し方
①OB・OG訪問サービスを使う
②大学のキャリアセンターに行く
③知人や大学の先輩に話を聞く
④人事に直接連絡をとる

現在の主流なOB・OGを見つける方法は、「①OB・OG訪問サービスを使う」です。

所属大学問わず気になる社会人にOB訪問ができるMatcher、所属大学ごとにOB訪問できる相手が異なるビズリーチ・キャンパスなど複数のサービスを使ってみて、自分のニーズに合った方法を見つけていくことがオススメです。

STEP2:OB訪問を行いたい相手にアポを取る

話を聞きたい社会人を見つけたら、アポイントを取りましょう。

OB・OG訪問サービスを利用する場合はサービス内に申請機能やチャット機能が備わっていることが多いため、そちらを活用します。それ以外の方法でOB訪問を行う場合は、メールもしくは電話にて連絡を行います。

相手の方に失礼のないよう、メールやチャットの内容は送信前に確認をするようにしましょう。

STEP3:事前準備を行う

OB・OG訪問の日程が決まったら、事前準備を行いましょう。

▼事前準備でやっておくべきこと
①OB訪問の目的を明確にする
②OB訪問する相手の業界や企業の研究をする
③OB訪問で聞くべき質問を準備する
④‌OB訪問前のリマインドメールを送る
‌OB・OG訪問を受け入れてくれる社会人は、忙しい中時間を作ってくれています。
時間を無駄にせず有意義なものにするためにも、上記の項目は必ず行いましょう。

STEP4:OB・OG訪問する

事前準備を行ったら、いよいよOB・OG訪問を行います。
OB・OG訪問では、言葉のキャッチボールを意識しましょう。緊張しすぎて固まってしまっては、会話が盛り上がりにくく、社会人側も困ってしまうかもしれません。相手の話をしっかりと聞いて、興味を持ったことについてさらに質問したり、疑問を共有したりしながら、適切なコミュニケーションを取りましょう。

また、OB訪問当日は「社会人と接する時のマナー」に気をつけましょう。

▼OB訪問で社会人と接する時のマナー
・服装はスーツもしくはオフィスカジュアル
・集合の5~10分前に到着するように向かう
・正しい敬語と丁寧な言葉遣いを意識する

会話が弾んで少しフランクになるくらいであれば、受け入れてくれる社会人も多いでしょう。以上の3点を注意しつつも、社会人との会話を楽しんでください。

STEP5:OB訪問のお礼メールを送る

OB・OG訪問が終わったら、必ずお礼のメールを送りましょう。
お礼メールはできるだけ早く、できればOB・OG訪問をしたその日中に送るようにしてください。

OB訪問を通して学びになったことや、ごちそうになった場合には感謝の気持ちも添えると良いでしょう。
以下のテンプレートを参考に、お礼メールを作成してみてください。

▼OB・OG訪問お礼メールのテンプレート
件名:
【OB訪問のお礼】就活大学の抹茶太郎と申します
‌本文:
××株式会社 ○○部△△課
山田 二朗 様

お世話になっております。
先日OB訪問させていただいた、
就活大学の抹茶太郎と申します。
昨日はお忙しい中、お時間を作っていただき、
さらには美味しいコーヒーをごちそうになり、
誠にありがとうございました。
山田さんの志望動機は条件を絞り込むように作るべき
というお話は大変勉強になりました。
また今回のOB訪問を経て、
山田さんのようにお客様のことを真剣に考えられる
‌貴社に入りたいという思いがますます強くなりました。
貴社の選考を受けさせていただきますので、
引き続き相談にのっていただけると幸いでございます。

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
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【大学】就活大学法学部政治学科
【氏名】抹茶太郎
【電話】090-7654-3210
【メール】taro-matcha@shukatsu .jp
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‌OB・OG訪問におすすめのアプリ2選

ここでは、OB・OG訪問をする際におすすめのアプリを2つ紹介します。

大学に設置されているキャリアセンターに行く必要がなく、アプリ内で「探す・アポを取る・訪問する」を完結させることができるので、ぜひ活用してみてください。
OB・OG訪問サービスの比較表。サービスの概要とおすすめな人。

(1)Matcher

OBOG訪問サービスMatcherの紹介画像‌Matcher(マッチャ―)とは、所属大学や住んでいる地域関係なく、4万人以上の社会人から話を聞くことができるOB・OG訪問サービスです。

「連絡が面倒でなかなか始められない」「就活があまり進んでいないのに急に社会人に話を聞くのが怖い」という人もいるのではないでしょうか。そんな人におすすめなのがMatcherです。ワンクリックで訪問依頼を送ることができ、内定者が多く登録していて就活を始めたばかりでもハードルが低いという点がおすすめポイントです。
事前に登録した就活の軸とのマッチ度が高い企業からのスカウトも受け取ることができ、特別選考ルートに招待される可能性も…!

‌▼Matcherの特徴
‌・所属大学/地域関係なく、学生なら誰でも利用可能
・45,000名以上の社会人が登録(2024年9月末時点)
・ベンチャー企業や中小企業に勤める社会人に会いやすい
・オンラインでOBOG訪問が可能
・企業からのスカウト機能あり

‌Matcherで実際にOB・OG訪問をしてみよう

‌就職活動において、「近くに頼れる先輩がいない」「OB・OGの人にメールや電話をする勇気がない」「キャリアセンターに行くのが面倒だ」などの悩みはありませんか?
そういった人は、ぜひMatcherを活用してみてください。
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(2)ビズリーチキャンパス

ビズリーチキャンパスのHP画像
ビズリーチキャンパスは、実際に企業で働かれている社会人とオンライン上で話をすることができるOB・OG訪問アプリです。

有名企業の社会人が多く登録しており、インターンシップやセミナー、選考免除などのスカウトが届くこともあります。

また、企業によってビズリーチキャンパスからのOB・OG訪問しか受け付けていない場合があります。
登録しておけば決して損はありません。

ただ、利用できるのが国内108大学と海外大学の学生に限られています。
該当の大学に所属していれば、OB・OGの出身大学か否か関係なく訪問できますが、該当大学でない場合は利用ができません。
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‌▼ビズリーチキャンパスの特徴
・国内108大学に所属している学生のみ利用可能(2024年9月時点)
・51,000名以上の社会人が登録(2021年9月末時点)
・大手企業に勤める社会人に会いやすい
・オンラインでOBOG訪問が可能
・企業からのスカウト機能あり

‌まとめ

‌本記事では、OBとOGの違いから、OB・OG訪問の意義や方法までを紹介しました。

前述したとおり、OB・OG訪問は業界理解や選考対策に非常に有効なものです。

最初は緊張するかもしれませんが、ぜひ積極的にOB・OG訪問に取り組んでみてください。

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