なぜ最終面接で落ちるのか-原因と対策
2019/02/07
目次
5.
最終面接で落ちるのには理由がある
一次面接、二次面接と順調に進んでいるのに、最終面接に落ちてしまった経験はありますか?事実、最初の方は評価が高いのに、最終面接で落ちるケースがあります。
最終面接で見ているポイントは、企業への熱意と適正です。この二つが最終面接で伝われば落ちることはないでしょうし、逆に熱意が疑われたら最終面接で落ちる可能性が高まります。
この記事では最終面接で落ちる人の特徴について紹介します。最終面接で面接官が見ているところを意識して、最後の最後で落ちることがないようにしましょう。
最終面接でその会社が第一志望と言い切れない
最終面接で落ちる人の1つ目の特徴は、他社と悩んでいることが露骨にわかってしまうことです。
「弊社が第一志望ですか?」という質問は最終面接では頻繁になされますが、これは学生の企業への志望度を確認するためです。ここでしどろもどろになったり、「第一志望”群”」と答えたりすると、企業への熱意が疑われ、かなりの確率で最終面接で落ちることになります。
最終面接を突破したいのであれば、その企業が第一志望であることをきっぱりと伝え、その理由を明確に伝えるようにしましょう。これは他の企業と迷っていても例外ではありません。別の企業の内定を承諾することになったとしても、できるだけ早く丁重に内定辞退の連絡をすれば、問題になることはほとんど無いと言えます。
志望動機と逆質問から熱意が窺えない
2つ目の特徴は、企業への熱意がしっかり伝わらないことです。最終面接をする前の段階で、みなさんは一定の評価をされています。そうでなければ、役員や経営者などに面接の時間をもらうことはできないからです。
では最終面接で面接官が最も重要視しているところはどこなのでしょうか?
それはずばり、志望度の高さです。前のトピックで説明したように、受けている会社が第一志望であることをきっぱりと伝えることは重要です。しかし、口だけなら誰でも第一志望だと言うことができます。なぜその企業が第一志望か的確に説明できないと、最終面接で落ちることになるでしょう。
最終面接において、志望度の高さを伝えることができるポイントは主に二つあります。一つは志望動機です。論理的で納得感のある志望動機は、最終面接で高評価の対象となります。
もう一つは逆質問です。逆質問とは、面接の最後にみなさんから質問するというものです。逆質問で企業について詳細の質問ができたり、企業に貢献したいという思いを伝えることができます。
最終面接で落ちる人は、面接官に志望度の高さを伝えるのが苦手な傾向にあるかと思います。ポイントを押さえた志望動機や逆質問をすれば、企業に熱意が伝わり、最終面接で落ちることが少なくなるはず。
志望動機の考え方や効果的な逆質問をする方法は、下記記事を参考にしてみてください。
最終面接を通して受動性が目立つ
最後の特徴は、志望動機や逆質問など、最終面接全般で受動性が目立ってしまうというものです。
志望動機で、「御社に入って成長したいです!」という人は多くいますが、たくさんのことを教えてもらおうという姿勢はマイナス評価の対象となる恐れがあります。
企業は会社に貢献してくれる人を採用したいので、教えてもらえるからというモチベーションで選考を受けられると困ってしまいます。成長したいと考えることは悪いことではありませんが、最終面接で全面に押し出すのは控えましょう。
逆質問でも受動的な質問はNGです。逆質問をすることは大切なのですが、的を外した逆質問は逆効果になりかねません。
具体的には、「研修の制度はしっかり整っていますか?」や「福利厚生は充実していますか?」といった、自分が与えられることを前提とした受動的な逆質問です。会社は自社の事業に貢献してくれる人を求めているのであって、福利厚生を支払うために採用をするわけではありません。
最終面接で逆質問をする際は、企業に貢献したいしたいという熱意を伝えられるものにしましょう。福利厚生や研修についての質問は、内定後の面談ですることができるので、そのタイミングで解消するようにしてください。
最終面接を突破しよう
いかがでしたでしょうか?
最終面接を通過できるか否かは、この人と一緒に働きたいと思ってもらえるかが鍵となります。逆にこれさえ克服してしまえば、最終面接に落ちることを極限まで減らすことができます。ぜひ意識して、最終面接に臨んでください。
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