【大手8社】ディスプレイ業界の企業一覧最新版!ランキングも紹介

2026/03/12
業界の仕事内容
各業界の志望動機
ディスプレイ業界
不動産業界
目次
1.
ディスプレイ業界の概要
2.
【企業一覧】ディスプレイ業界の代表的な企業8社を紹介
3.
【2026年版】ディスプレイ業界の売上高・平均年収ランキング
4.
ディスプレイ業界の平均年収ランキング
5.
ディスプレイ業界の実態と将来性
6.
ディスプレイ業界の主な事業領域5選
7.
ディスプレイ業界の具体的な職種
8.
ディスプレイ業界に向いている人の特徴3選
9.
ディスプレイ業界の志望動機とは?
10.
まとめ
ディスプレイ業界とは、展示会や商業施設、イベントなどの空間を通じて、情報やメッセージを伝える空間づくりを担う業界です。販売促進やブランド発信を目的に、体験型のコミュニケーションを創出しています。

本記事では、「ディスプレイ業界に興味はあるけれど、実際の仕事内容や自分に向いているのかが分からない」という就活生に向けて、選考に役立つ基礎知識をわかりやすく解説します。

▼この記事で解決できる疑問
・ディスプレイ業界の年収は?
・ディスプレイ業界の職種は?
・ディスプレイ業界に向いている人は?
・ディスプレイ業界の志望動機はどう書く?

本記事を通して業界理解を深め、選考対策にぜひ役立ててください。

ディスプレイ業界の概要

本章では、ディスプレイ業界の企業一覧を業界地図をもとに整理し、あわせて市場規模についても具体的な数値を用いて解説します。

ディスプレイ業界の業界地図

‌ディスプレイ業界は、担う役割や専門分野ごとに以下の10種類に分類できます。

▼ディスプレイ業界を構成する10分野
・総合ディスプレイ
・内装ディスプレイ
・内装系専門業種
・イベント系ディスプレイ
・イベント系専門業種
・材料・建材
・サイン・グラフィック
・レンタル
・特殊業種
・IT・AI活用

それぞれのカテゴリーに属する企業を整理し、業界全体の関係性をまとめたものが、以下の業界地図です。
ディスプレイ業界の業界地図

ディスプレイ業界の市場規模

株式会社矢野経済研究所の調査によると、2019年から2025年にかけての国内ディスプレイ業の市場規模の変遷は、以下のようになっています。
ディスプレイ業界の市場規模の変遷(2019年度から2025年度)
国内ディスプレイ業界では、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、対面イベントの中止や延期、建設工事の減少などが相次ぎました。その結果、2019年から2020年にかけて市場規模が約23%減少しました。

しかし、2022年頃からは感染拡大の影響が徐々に緩和されたことで、市場規模は回復傾向に転じています。2024年度には、国内ディスプレイ業界の市場規模がコロナ禍以前の水準まで回復する見込みです。

【企業一覧】ディスプレイ業界の代表的な企業8社を紹介

ここからは、ディスプレイ業界上場8社について、具体的な数値やこれまでの実績をもとに解説していきます。
ディスプレイ業界 代表的な企業8社
※1 本記事では、政府の情報をもとに「若手から高年収がもらえる度」を独自にスコアリングしています。このスコアが『1pt』よりも高ければ高いほど、若くして多くの年収を稼ぐことができると予想できますが、あくまで予測であるため、実際にOB・OGを行いながら情報収集することをオススメします。

‌(1)株式会社乃村工藝社

売上高    1,502億5,600万円
平均年収   890万円
初任給    26.55万円
平均年齢   41.2歳
平均勤続年数 10.9年
若手から高年収がもらえる度 2.49pt(+1.49pt)

株式会社乃村工藝社は商業施設、ホテル、オフィス、博物館・美術館、ショールームなどの展示、博覧会・イベントなどのプロモーションまで手掛ける空間の総合プロデュース企業です。

‌同社はディスプレイ業界の中でも圧倒的な存在感を誇るリーディングカンパニーです。

これまでの実績

株式会社乃村工藝社 プロジェクト事例

株式会社乃村工藝社は「2025年大阪・関西万博」でカタールパビリオンの設計を担当しました。

同プロジェクトでは、カタールの自然や文化をリアルな素材で表現し、訪れる人の感性に訴える展示空間が求められました。そこで、建築設計事務所と連携し、綿密な施工計画を着実に進めることで、高いクオリティの展示空間を実現しました。

なお、本プロジェクトは「日本空間デザイン賞 2025」において、LongListおよびヤングタレント賞を受賞しました。

(2)株式会社丹青社

売上高    918億5,844万
平均年収   848万円
初任給    21.48万円
平均年齢   43.3歳
平均勤続年数 15.7年
若手から高年収がもらえる度 2.25pt(+1.25pt)

株式会社丹青社は、店舗や商業施設などの産業空間、博物館や美術館などの文化空間、展示会などのイベント空間づくりを行っています。

同社は「空間から未来を描き、人と社会に丹青(いろどり)を。」というパーパス(存在意義)のもと、こころを動かす空間づくりに挑戦し続けています。

これまでの実績

株式会社丹青社 プロジェクト事例
‌株式会社丹青社は「チームラボ バイオヴォルテックス 京都」の設計を担当しました。こちらはチームラボによる国内最大規模の没入型アート作品群が並ぶミュージアムです。

同プロジェクトでは、チームラボの世界観を正しく表現し、安全に展示することが課題でした。そこで設計段階から技術的な条件を考慮し、実物大の模型で確認するなど、館全体で世界観が途切れないよう工夫しました。

 (3)株式会社スペース

売上高    641億8,255万
平均年収   886.7万円
初任給    26.81万円
平均年齢   38.8歳
平均勤続年数 13.1年
若手から高年収がもらえる度 2.63pt(+1.63pt)

株式会社スペースは商業施設をはじめ、サービス空間やワークスペースなどあらゆる空間を手掛けています。

商空間の創造を通じて、豊かな社会の実現に貢献します」を企業理念とし、主要4都市の本部をはじめとした全国の事業拠点と海外を含むグループ会社が地域の課題を解決しています。

これまでの実績

株式会社スペース プロジェクト事例

株式会社スペースは「SHIBUYA TSUTAYA POKÉMON CARD LOUNGE」の実施設計・施工を担当しました。こちらは対戦スペースと物販・ギャラリーエリアで構成されるポケモンカード公認ラウンジです。

同プロジェクトでは特注の対戦テーブルやチェアを配置し、フロア全体にはポケモンカード独自のエネルギーマークを模したレリーフを設置しました。

 (4)株式会社ラックランド

売上高    476億5,900万円
平均年収   516.4万円
初任給    26.66万円
平均年齢   39.9歳
平均勤続年数 7.1年
若手から高年収がもらえる度 1.49pt(+0.49pt)

株式会社ラックランドは店舗やホテル、空港、オフィス、アミューズメントパークなど生活全般の空間づくりを行っています
同社は「人々がいきいきする商空間を創りだすアジアNo.1のプロフェッショナルモール集団」という企業ビジョンを掲げ、日本だけにとどまらず、東南アジア7カ国で事業を展開しています。

これまでの実績

株式会社ラックランド プロジェクト事例

株式会社ラックランドはシンガポール伊勢丹オーチャード店の「JAPAN FOOD TOWN」の店舗の施工を担当しました。こちらは経済産業省が進める「クールジャパン政策」の一環として2016年7月にオープンした日本食レストラン街です。
同社は日本の高い技術を持つ職人を現地に送り込み、店舗の施工を行うとともに、技術を伝承することで現地職人のスキル向上にも貢献しています。

(5)株式会社船場

売上高    289億5,696万(連結)
平均年収   596.8万円
初任給    28.1万円
平均年齢   41.8歳
平均勤続年数 16.9年
若手から高年収がもらえる度 1.63pt(+0.63pt)

株式会社船場は、大型商業施設や飲食店からオフィス、教育、ヘルスケア、ホテル、余暇施設まで、国内外で幅広く事業を展開しています。
同社は「未来にやさしい空間を」をミッションに、各種空間づくりの全プロセスを一貫してサポートします。

【参考】株式会社船場

これまでの実績

株式会社船場 プロジェクト事例
【出典】株式会社船場「TULLY’S COFFEE &TEA 虎ノ門ヒルズ店」

‌‌株式会社船場は「TULLY’S COFFEE & TEA 虎ノ門ヒルズ店」の施工とデザイン監修を担当しました。こちらは、タリーズコーヒージャパンがベルギーのチョコレート店「BENOIT NIHANT」とバラ専門店「ROSE GALLERY」とコラボレーションした店舗です。
同プロジェクトでは、3つのエリアをつなぐ客席スペースを「広場」をコンセプトに演出し、植栽やナチュラルな木目を基調とした自然と調和する空間を作りました。

(6)株式会社博展

売上高    188億4,543万
平均年収   676.8万円
初任給    25.85万円
平均年齢   35.3歳
平均勤続年数 7.4年
若手から高年収がもらえる度 2.21pt(+1.21pt)

株式会社博展は体験価値の創造を通じて、企業・団体のイベントプロモーション、プライベートショー、展示会、ショールーム等の企画・デザイン・制作を手掛けています。

同社は「人と社会のコミュニケーションにココロを通わせ、未来へつなげる原動力をつくる。」をパーパスとして掲げ、持続可能な体験デザインを追求しています。

これまでの実績

株式会社博展 プロジェクト事例
‌株式会社博展は、資生堂のクリスマスウィンドウディスプレイ「在る美」のデザイン・動作設計・施工を担当しました。こちらは、資生堂の「美の発信」の一環として、日本の伝統工芸である「和傘」を用いて表現されたウィンドーアートです
‌同展示では、和傘の内部機構をあえて見せるとともに、開閉する演出を取り入れることで、和傘が持つ「内なる美」を表現しました。

‌なお、本作品は「日本空間デザイン賞2024」にて、「KUKAN OF THE YEAR 2024」を獲得しました。

(7)株式会社セレスポ

売上高    136億6,739万円
平均年収   563.7万円
初任給    23万円
平均年齢   44.1歳
平均勤続年数 17.7年
若手から高年収がもらえる度 1.47pt(+0.47pt)

株式会社セレスポは、イベントの企画から設営や運営まで一括して請け負うことのできる制作会社です。

同社の活動領域はセレモニー、スポーツイベント、プロモーション、フェスティバルなど多岐にわたります。

これまでの実績

株式会社セレスポは、ベース事業・スポーツ事業・ロイヤルイベント事業の3分野において大規模イベントの開催実績を有しています。

▼ベース事業
各営業拠点が担当する幅広いイベント領域で、建設式典、記念式典、地域振興イベント、文化イベント、プロモーションイベントなどを手掛ける。

▼スポーツ事業
中央競技団体やリーグなどが主催するスポーツイベント領域で、日本陸上選手権、トライアスロン大会、Vリーグ、ハンドボールリーグ、プロゴルフ選手権などを担当。

▼ロイヤルイベント事業
皇室ご臨席行事を中心に、全国持ち回りで開催されるイベント領域で、国民スポーツ大会、全国高校総体、植樹祭、育樹祭などに携わる。

(8)株式会社ジールアソシエイツ

売上高 28億4200万円
平均年収 416.4万円
初任給 28万円
平均年齢 32.0歳
平均勤続年数 3.7年
若手から高年収がもらえる度 1.50pt(+0.50pt)

株式会社ジールアソシエイツは、客観的視点を持ちながら顧客を成功に導くために企画・実装・絆作りまで総合的にプロデュースを行えることが強みです。

同社は「創る人も、観る人も、そして世の中も、楽しく」というミッションを掲げ、常に変化し続ける面白さにチャレンジしています。

これまでの実績

株式会社ジールアソシエイツ プロジェクト事例‌株式会社ジールアソシエイツは「麻布台ヒルズ 納涼祭り 2025」にて、企画・デザイン・キービジュアル制作から施工までを担当しました。

同イベントでは、暑さの厳しい夏に来場者が“涼”を感じられる体験の提供を目指し、「静かな涼」をテーマに各種ツールを展開しました。

【2026年版】ディスプレイ業界の売上高・平均年収ランキング

ここからは、多くの方が関心を持つであろうディスプレイ業界の売上高と平均年収について、前章で挙げた8社を対象にランキング形式で紹介していきます。

ディスプレイ業界の売上高ランキング

ディスプレイ業界 売上高ランキングディスプレイ業界上場8社の売上高および関連指標は上記の通りとなりました。

乃村工藝社売上高1,502億5,600万円、業界シェア率約8.40%と、業界内で圧倒的な規模を誇っていることが分かります。

一方、博展は売上高約188億4,543万円、業界シェア率約1.05%と8社の中では突出した規模ではないものの、営業利益率が約13.75%と8社の中で最も高い水準を示しています。そのため、収益性の観点から株式会社博展は今後の成長動向に注目すべき企業といえるでしょう。

また、ディスプレイ業界上場8社の売上高を合計すると、業界全体の約2割強を占めており、これらの企業が業界内で大きな存在感を発揮していることがうかがえます。

ディスプレイ業界の平均年収ランキング

ディスプレイ業界 平均年収ランキング
ディスプレイ業界の上場8社の平均年収・初任給(大卒)・若手から高年収がもらえる度は上記の通りとなりました。

売上高でもトップ3の乃村工藝社、スペース、丹青社はいずれも平均年収が800万円を超えており、若手から高年収がもらえる度においても上位です。一方で、船場やジールアソシエイツ初任給が約28万円と業界内でも高水準であるものの、平均年収では中位から下位に位置しています。

ディスプレイ業界の実態と将来性

本章では、ディスプレイ業界の現状と今後の展望について、年収・残業時間・平均有給取得日数・将来性の4つの側面から整理します。

ディスプレイ業界の年収は?

ディスプレイ業界の平均年収については明確な統計データは公表されていませんが、同業界が属する「日本標準産業分類・大分類R 中分類92」における平均年収は約422万円とされています。

また、令和6年度の日本の平均給与478万円であることから、分類上の数値を見る限り、ディスプレイ業界の給与水準は全国平均と同程度、もしくはやや低い水準にあると推察されます。

一方で、前章で取り上げたディスプレイ業界の上場8社の平均年収約675万円となっており、業界分類全体の平均と比較すると大きく上回る水準にあります。

ディスプレイ業界は大変?

ディスプレイ業界で働くことがどれだけ大変なのか、気になる方も多いのではないでしょうか。

前章でもあげたディスプレイ業界上場8社の月間平均残業時間約24.6時間となりました。

一方で、日本全体の平均を見ると、令和7年2月の月間平均残業時間は約10時間となっており、ディスプレイ業界は比較的忙しい業界であるといえるでしょう。

‌ではなぜディスプレイ業界は忙しいのでしょうか。その理由は大きく分けて3つあります。
▼ディスプレイ業界が忙しい理由3選
①顧客ニーズの変化が激しいから
②専門性が高く、人材確保が難しいから
③景気の影響を受けやすく、受注競争が激しいから

①顧客ニーズの変化が激しいから
ディスプレイ業界が忙しい理由の1つ目は「顧客ニーズの変化が激しいから」です。

以前の章でも説明しましたが、ディスプレイ業界は展示会や商業施設、イベントなどの空間づくりを行うことが主な業務です。そのため、世間のトレンドや来場者のニーズに合わせて、デザインや演出の内容を常にアップデートする必要があります。

このような変化に常に対応する必要があるため、業務が忙しくなりやすいといえます。

②専門性が高く、人材確保が難しいから
2つ目は「専門性が高く、人材確保が難しいから」です。

ディスプレイ業界の空間づくりでは、商業施設などの内装施工だけでなく、展示会やイベントの企画・運営など幅広い業務を担当します。そのため、デザインや施工、企画などさまざまな専門知識が求められます。

その結果、専門知識を持った人材の確保が難しく、一人あたりの業務量が増えやすいといえます。

③景気の影響を受けやすく、受注競争が激しいから
3つ目は「景気の影響を受けやすく、受注競争が激しいから」です。

ディスプレイ業界は、クライアントから展示会や商業施設、イベントなどの空間づくりを依頼されることで事業が成り立っています。そのため、景気が悪化すると展示会やイベントの開催が減少しやすく、案件数も減る傾向があります。

結果として、限られた案件を巡って企業同士の受注競争が激しくなる傾向があります。

ディスプレイ業界の将来性は?

ディスプレイ業界では現在、大手企業を中心に新たな事業領域の開拓が進んでいます。

‌主な動きとしては、以下の4つが挙げられます。
▼ディスプレイ業界の主な動き
・新規領域(オフィス・スポーツ・エンタメ分野など)の開拓
・テナントリーシング・コンサルティング領域への挑戦
・新サービスの提供による付加価値の向上(イベント告知・オンラインイベント支援など)
・不動産分野への事業展開

これらの動きの背景には、以下の4つの要因があります。
▼事業領域開拓の4要因
・人口減少による施設需要の減少
・景気変動の影響の受けやすさ(特に展示会・イベントなど)
・デザインや演出領域におけるクライアントニーズの高度化・多様化
・付加価値向上による事業成長の狙い

今後はインバウンド需要の拡大や都市再開発に伴い、ホテルや大型商業施設、オフィスなどの建築・改装案件の増加が見込まれます。そのため、国内ディスプレイ業界の市場は今後も拡大していくでしょう。

ディスプレイ業界の将来性がある企業の見分け方

ここでは、ディスプレイ業界の将来性がある企業を見分けるためのポイントを紹介します。
▼ディスプレイ業界の将来性がある企業の見分け方
①離職率が低い/平均勤続年数が長い
➁業績が安定している
③大手企業や有名施設との取引実績が多い

①離職率が低い/平均勤続年数が長い
ディスプレイ業界で将来性のある企業を見分けるポイントの1つ目は、「離職率が低く、平均勤続年数が長いこと」です。

ディスプレイ業界では高い専門性が求められるため、人材の定着が企業の成長に大きく関わります。そのため、離職率が低く平均勤続年数が長い企業は、経験やノウハウを持った人材が多く、将来性のある企業である可能性が高いといえるでしょう。

離職率や勤続年数の目安は以下のようになります。
▼日本全体の離職率と勤続年数の平均
平均離職率:15.4%
平均勤続年数:12.5年

②業績が安定している
2つ目は、「業績が安定していること」です。

ディスプレイ業界では顧客ニーズの変化が激しいため、トレンドに対応するには新たなサービスや技術への投資が必要になります。そのため、業績が安定している企業は、こうした投資を継続的に行うことができ、将来性のある企業である可能性が高いといえるでしょう。

業績が安定している企業かどうかを見分ける際は、以下のポイントに着目しましょう。
▼業績が安定しているかを見分ける方法
①過去3〜5年の売上高の推移を見る
→横ばい〜微増で推移していれば安定傾向
➁営業利益・経常利益が毎年プラスか
→赤字の年が多い企業は要注意
③営業キャッシュフローがプラスで推移しているか
→本業で安定して収益を上げている可能性が高い
④自己資本比率が40%以上であるか
→財務基盤が比較的健全
⑤リストラや合併が多くないか
→最近のニュースやIR情報をチェックする

③大手企業や有名施設との取引実績が多い
3つ目は、「大手企業や有名施設との取引実績が多いこと」です。

ディスプレイ業界は景気の影響を受けやすく、受注競争が激しい傾向があります。そのような中で、大型展示会や商業施設などの実績が多い企業は、安定した受注につながりやすく、将来性のある企業である可能性が高いでしょう。

なお、ディスプレイ業界の企業の公式サイトには「実績紹介」や「事例紹介」といったページが掲載されていることが多く、そこから過去の取引実績を確認できます。

ディスプレイ業界の主な事業領域5選

ここまで、ディスプレイ業界の概要や上場企業8社などについて解説してきました。ここからは、ディスプレイ業界の主な事業領域について、代表的な5つをご紹介します。
▼ディスプレイ業界の主な事業領域5選
①商業空間
②イベント・展示会空間
③企業・ビジネス空間
④公共・文化空間
⑤観光・ホスピタリティ空間

①商業空間

ディスプレイ業界の主な事業領域の1つ目は「商業空間」です。
「商業空間」とは、ショッピングモールやブランド店舗、飲食店などの空間デザインや内装を手掛ける領域を指します。

②イベント・展示会空間

2つ目は「イベント・展示会空間」です。
「イベント・展示会空間」とは、展示会ブースや企業イベント、プロモーションイベントなどの企画・設計・施工を行う領域です。

③企業・ビジネス空間

3つ目は「企業・ビジネス空間」です。
「企業・ビジネス空間」とは、オフィスやショールーム、企業ミュージアムなど、企業活動に関連する空間づくりを行う領域です。

④公共・文化空間

4つ目は「公共・文化空間」です。
「公共・文化空間」とは、美術館や博物館、図書館などの公共施設や文化施設における展示空間を手掛ける領域です。

⑤観光・ホスピタリティ空間

5つ目は「観光・ホスピタリティ空間」です。
「観光・ホスピタリティ空間」とは、ホテルや観光施設、エンターテインメント施設などの空間演出を行う領域です。

ディスプレイ業界の具体的な職種

前章では、ディスプレイ業界の主な事業領域5つについて解説しました。

本章では、それらの領域にどのような職種が関わっているのか、具体的な仕事内容とともに解説します。
▼ディスプレイ業界の具体的な職種
(1)営業職
(2)企画職(プランナー)
(3)デザイナー職
(4)制作職

(1)営業職

営業は、お客様をコンサルティングすることでニーズを把握します。そこから社内でチームを組み、予算や納期を考えながらプロジェクトを推進していくのです。

また、新規開拓として企業に売り込んで契約を獲得することもあります。
ディスプレイ業界 営業職の仕事の流れ

‌(2)企画職(プランナー)

企画職(プランナー)は、営業と協力してクライアントと話し合い、プロジェクトを具体化して提案する役割を果たします。

営業と話し合いを経てから、デザイナーに案を伝えます。つまり企画職(プランナー)はクライアントや営業とデザイナーとの橋渡し役と言えます。

(3)デザイナー職

企画が出した案を実際に形にするのがデザイナーの役割です。

クライアントが納得するまで、細かな修正や変更に対応し続けなければならないため、美術的なスキルに加えて体力が求められることもあるようです。

デザイナーは、中途での採用や、美術・デザイン系の学科や大学などを卒業した人からの採用を行う場合が多いです。しかし、企業によっては、そういった制限を設けていない場合もあるので、志望企業のホームページを確認してみてください。

(4)制作職

制作は安全・工程・品質・予算などさまざまな制限がある中で、最大限クライアントの要望に近いものに調整していく仕事です。

さらに、近年では空間に映像演出を組み込むことが増えており、企業によっては社内の空間演出専門の方と話し合いながら仕事をすることも多いようです。

制作職は、美術やデザイン系、建築系の学科や学校出身者の採用が主です。ただ、これもデザイナーと同様、企業によって変わるのでホームページを確認してみてください。

ディスプレイ業界に向いている人の特徴3選

前章を読んで、ディスプレイ業界で働くためには
・デザイン系の資格を持っていなければならないのでは?
・芸術大学を卒業していないと難しいのでは?
と疑問を持った人もいるかもしれません。

結論として、ディスプレイ業界の新卒採用では必ずしも専門的な資格やスキルが必要とされるわけではありません。

ここでは、ディスプレイ業界に向いている人の特徴について3つ解説します。ご自身の強みと共通するものがあれば、エピソードとともに選考で話してください。
▼ディスプレイ業界に向いている人の特徴3選
・コミュニケーション能力
・企画力
・発想力

コミュニケーション能力

前章でも触れたように、ディスプレイ業界では基本的に1つのプロジェクトを進める際、社内で複数人のチームを組んで取り組みます。

そのため、頻繁な進捗報告や、トラブル発生時の迅速な対応を通じて、チーム全体で連携しながらお客様からの信頼を得ることが求められます。

特に営業職は、クライアントの課題やニーズを社内に伝え、現場とクライアントをつなぐ役割を担うため、高いコミュニケーション能力が必須です。

企画力

ディスプレイ業界では、予算や納期などの制約がある中で最大限の成果を出すために企画力が不可欠です。

空間の設計や施工は、企画職(プランナー)が立てた企画に沿って進められます。そのため、企画は事業の根幹を担う重要な役割であり、ディスプレイ業界では企画力が非常に大切といえます。

発想力

ディスプレイ業界では、クライアントの抱える課題が多種多様です。そのため、さまざまな要望に応えるための柔軟な発想力が求められます。

さらに、コンペ形式の依頼も多く、競合他社と差別化できる提案を考える上でも柔軟な発想力が必要です。

ディスプレイ業界で役立つ資格・スキル

ここまで、ディスプレイ業界に向いている人の特徴を解説してきましたが、もし何か資格やスキルを身に付けたい人がいれば、以下を参考にしてください。
▼ディスプレイ業界で役立つ資格・スキル
・Adobe Photoshop
・Adobe Illustrator
・パース(3Dデザイン)
・インテリアプランナー
・インテリアコーディネーター
・カラーコーディネーター

さらにディスプレイ業界について知るために

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ディスプレイ業界の志望動機とは?

ディスプレイ業界について理解を深めることができましたか?ディスプレイ業界の選考を受けるには、志望動機を作成しなければなりません。

志望動機例文

ここからは、ディスプレイ業界で選考を受ける方向けに、職種別で志望動機のポイントと例文をご紹介します。

▼職種別志望動機
・営業職
・企画職(プランナー)
・デザイナー職
・制作職

営業職

営業職は、クライアントのニーズを把握し、それを社内チームに伝えて予算や納期を調整する仕事です。そのため、営業職ではコミュニケーション能力や課題解決力が求められます。

▼営業職の志望動機例文
私は、営業職としてクライアントの課題解決に貢献したいと考え、貴社を志望いたしました。

大学時代、学園祭の企画運営委員を務めた際、限られた予算の中で複数の出店者や出演者を調整する必要がありました。しかし、それぞれの団体の希望は異なり、スケジュール調整や資金配分に難航しました。そこでまずは各団体の要望を丁寧にヒアリングし、優先度を整理したうえで、複数案を作成して関係者と何度も相談しました。途中、意見の食い違いや予算超過のリスクもありましたが、冷静に状況を分析し、妥協点を見つけながら最適な調整案を提示しました。その結果、参加団体全員が納得できる計画を立てることができ、例年より1.5倍の来場者を集めることができました。

この経験を通して、相手のニーズを正確に把握し、最適な提案や調整を行う力を身につけました。貴社でもこの力を生かし、チームと連携してプロジェクトを成功に導く営業として貢献したいと考えております。

企画職(プランナー)

企画職(プランナー)は営業と協力してクライアントと話し合い、プロジェクトを具体化して提案する仕事です。そのため、企画職(プランナー)では企画力や実行力が求められます。

▼企画職(プランナー)の志望動機例文
私は、企画職としてクライアントの課題に応じた空間提案を行い、プロジェクトを成功に導きたいと考え、貴社を志望いたしました。

大学時代、飲食店でアルバイトをしていた際に、売上アップを目的とした新メニューのプロモーション企画に携わりました。予算や厨房のスペース、勤務スタッフの人数を考慮しながら、メニューの配置やPOPのデザイン、SNSでの告知方法を検討しました。私はスタッフやお客様の意見を丁寧にヒアリングし、複数案を作成して店長と調整を行い、最適な商品を提案しました。その結果、期間限定メニュー販売中の売上が通常よりも約30%増加しました。

この経験を通じ、関係者の意見をまとめ、実現可能な企画を形にする力を身につけました。貴社に入社後は、この力を生かしてクライアントの要望に沿った企画を立案し、チームと連携してプロジェクトを成功に導く企画職として貢献したいと考えております。

デザイナー職

デザイナー職は、企画職が作成した案を実際の形にし、クライアントの要望に沿って細かな修正や変更に対応する仕事です。そのため、デザイナー職では表現力や対応力が求められます。

▼デザイナー職の志望動機例文
私は、デザイナー職としてクライアントのイメージを具体的な空間に落とし込み、満足いただけるデザインを提供したいと考え、貴社を志望いたしました。

大学時代、アパレルショップでアルバイトをしていた際、商品の魅力を引き立てるディスプレイ配置を任されました。季節ごとの入れ替えや売れ筋商品の見せ方など、限られたスペースと予算で工夫が求められました。私は商品の特性や顧客動線を分析し、試作を重ねながら最適な配置や照明の調整を行いました。その結果、ディスプレイ変更後の売上が前月比で15%増加し、スタッフからも高く評価されました。

この経験から、デザインを工夫し、関係者と調整しながら形にする力を身につけました。貴社でもこの力を生かし、企画職と連携しながら、クライアントの要望に沿った空間デザインを提供するデザイナーとして貢献したいと考えております。

制作職

制作職は安全・工程・品質・予算などさまざまな制限がある中で、最大限クライアントの要望に近いものに調整していく仕事です。そのため、制作職では計画性や緻密さ(ちみつさ)が求められます。

▼制作職の志望動機例文
私は、制作職としてクライアントのイメージを正確に形にし、完成度の高い空間を提供したいと考え、貴社を志望いたしました。

大学時代、演劇サークルで舞台設営の責任者を務めた際、当初の公演では集客率が50%程度にとどまっていました。そこで、舞台装置や照明の配置、背景布の演出を見直し、演出効果を最大化する工夫を行いました。また、SNSでの告知方法を改善し、ターゲット層に合わせた投稿内容や更新頻度を調整しました。その結果、次回公演では集客率を70%まで向上させることができ、観客や出演者からも好評を得ました。

この経験を通じ、計画性を持って作業を進め、関係者と連携しながら改善を重ねる力を身につけました。貴社でも、この力を生かしてチームと協力し、クライアントの要望に沿った高品質な制作物を提供する制作職として貢献したいと考えております。

なお、より詳しい志望動機の書き方について知りたい方は以下の記事をご参照ください。

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OBOG訪問サービスMatcherの紹介画像‌前章ではディスプレイ業界の志望動機のポイントと例文を解説しました。しかし、ネット上の情報だけで志望動機を考えることに不安を感じる方も多いでしょう。

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Matcherとは

所属大学や住んでいる地域に関係なくOB・OG訪問ができるアプリです。

就職活動において、「近くに頼れる先輩がいない」「OB・OGの人にメールや電話をする勇気がない」「キャリアセンターに行くのが面倒だ」などの悩みはありませんか?

そういった人は、ぜひMatcherを活用してみてください。
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Matcherをおすすめする5つの理由
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まとめ

いかがでしたか?

本記事では、ディスプレイ業界の大手企業一覧や、売上・平均年収ランキングなどについてご紹介しました。

ディスプレイ業界に興味のある方の参考になれば幸いです。

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