【ES例文あり】学生時代頑張ったことの魅せ方(部活動編)
2023/03/30
目次
「学生時代頑張ったことは部活動」でES通過
面接やエントリーシート(以下ES)の中で、最も重要といっても過言ではない「学生時代頑張ったこと」。
ここで書いた内容によって評価が大きく左右されるので、要点をおさえた文章を書く必要があります。
この記事ではそんな「学生時代頑張ったこと」に「部活動経験」をアピールしたい方に向けて、ポイントを解説。
ぜひみなさんのESに役立ててください。
企業が「学生時代頑張ったこと」を聞くのはなぜ?
「学生時代頑張ったこと」を書き始める前に、ESを評価する企業側が何を見ているのかを理解しておきましょう。
学生時代頑張ったことを企業が聞く理由。それは、「みなさんが入社後に仕事で活躍できそうかを見極めるため」です。
企業は利益を追求するものであり、利益を拡大・維持するために社員を雇っています。そのため、企業に利益を出せないような人間は要らないわけです。
そのため、選考の段階で「仕事に必要となる要素を兼ね備えていない学生」は排除されます。そんな要素の有無を判断するための選考材料となるのが、「学生時代頑張ったこと」です。
新卒採用は中途採用とは異なり、スキルセットや実績で判断することができません。そのため、「学生時代頑張ったこと」のなかから企業が求める資質を持ち合わせているかを確認しています。
だからこそ、「企業が求めるマインドに合致したエピソード」をアピールすることが重要です。
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(例文つき)学生時代頑張ったことを攻略する5つのポイント
ではなぜ、部活動はアピールしやすいのでしょうか?理由は大きく分けて以下の3つです。
目標に向かい、適切な努力をするという、社会人にとって非常に重要なプロセスを部活動では必然的に踏んでいくことになります。
企業側も学生がどのように工夫し努力しているのかを知ることで、入社後に目標に向かってどのように努力するのかがイメージしやすく、採用につながりやすいのです。
勝利を目指すにあたって、どのような目標・課題を設定しどのような工夫をしたのかを伝えていきましょう。
会社に入っても規律を重んじ、上司から素直に学ぶ姿勢は評価されます。どのような企業であっても一切ストレスがないということは非常に考えにくく、厳しい指導を耐え抜いてきたストレス耐性もアピールポイントになるでしょう。
競技レベルが高い分、必要な努力量が変わってきます。OBや大学のプレッシャーがかかる場合もあるでしょう。サークルにこれらの要素がないわけではありませんが、部活動に取り組んでいたということは、それ相応の努力を求められていたという客観的な証明になるのです。
同じ大学の部員はもちろん、他校の部員とも4年間努力した内容は究極的に同じなわけです。
そのため、みなさんは他の部員と比べてどのような工夫をしてきたのか、自分にしか出せない価値は何だったのかを伝える必要があることは念頭に置いておきましょう。
それ自体は全く問題ありません。むしろ素晴らしいことです。しかしながら、個人的な努力の話ばかりでは、組織の中の位置づけが分かりづらく、場合によっては個人主義的に見受けられてしまう可能性があります。
企業は部活動同様、特定の目的に向かって集団で動いています。部活動のなかでどのような立ち位置で部活に対しどのように貢献したのか、という視点があると企業としては評価対象になります。
個人的な努力が部のためになっていたのであれば、その点を積極的にアピールしましょう。
②当時、この部活には「創部以来初の2部リーグ降格を期してしまう」という課題がありました。(課題)
③これまでの先輩の期待を裏切る結果となってしまい、悔しかった私は「1部リーグへの復帰」を目標に掲げることに。(取り組んだ理由・目標)
④そこでまず、昨年度行われた全試合の出場メンバーの構成、動きを整理したところ「練習メニュー強化による、シーズン中盤頃の怪我率」にあると判明。また、他校の練習見学をしたところ、その要因が練習以外の健康管理にあることが分かりました。(原因)
⑤これを解決すべく近所の整骨院に営業をかけ提携することで、週一でのマッサージをルール化。また、スポーツ科学の研究室と協力体制を気づき、練習メニューを共同で作成するようにしました。(施策)
⑥前例のない取り組みであり、外部との交渉で苦労はしましたが、「対価としてのPR活動」をプッシュすることで交渉は成功。(苦労)
⑦この結果、選手の健康管理が徹底され、前年度よりもケガ率が6割程度も減少。その結果、わずか一年で一部リーグ復帰を達成することができました。(結果)
⑧この経験から、交渉をする際には相手の立場で利害を整理し、その利益を魅力的に伝えることが成功へ近づくことを学びました。(学び)
上記のES例文のように、学生時代の経験における大枠となるような
「概要→課題→原因→施策→結果」
を中心に組み立てると、まとまりのある文章になります。
また、ここに「なぜ行動したのか」や「何が難しかったのか」などを付け加えることで、そのときの情景を伝えられるようにしてください。
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学生時代頑張ったことを企業が聞く理由。それは、「みなさんが入社後に仕事で活躍できそうかを見極めるため」です。
企業は利益を追求するものであり、利益を拡大・維持するために社員を雇っています。そのため、企業に利益を出せないような人間は要らないわけです。
そのため、選考の段階で「仕事に必要となる要素を兼ね備えていない学生」は排除されます。そんな要素の有無を判断するための選考材料となるのが、「学生時代頑張ったこと」です。
新卒採用は中途採用とは異なり、スキルセットや実績で判断することができません。そのため、「学生時代頑張ったこと」のなかから企業が求める資質を持ち合わせているかを確認しています。
だからこそ、「企業が求めるマインドに合致したエピソード」をアピールすることが重要です。
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(例文つき)学生時代頑張ったことを攻略する5つのポイント
部活動はESでアピールしやすい
学生時代頑張ったこととして部活動は非常にアピールしやすいと言えます。これはESに限らず、面接においてもです。
ではなぜ、部活動はアピールしやすいのでしょうか?理由は大きく分けて以下の3つです。
①目標に向かって努力している
部活動、特に体育会系の部活は勝利に向かって努力を重ねていきます。それは企業も同じこと。シビアに結果の世界で戦っていかなければなりません。
目標に向かい、適切な努力をするという、社会人にとって非常に重要なプロセスを部活動では必然的に踏んでいくことになります。
企業側も学生がどのように工夫し努力しているのかを知ることで、入社後に目標に向かってどのように努力するのかがイメージしやすく、採用につながりやすいのです。
勝利を目指すにあたって、どのような目標・課題を設定しどのような工夫をしたのかを伝えていきましょう。
②上下関係が厳しい
面接やESでわざわざアピールする人は少ないですが、企業は部活動の上下関係を厳しいものとして認識しています。勝利に向かって努力する中で規律が求められるためです。理不尽なこともあるでしょう。
会社に入っても規律を重んじ、上司から素直に学ぶ姿勢は評価されます。どのような企業であっても一切ストレスがないということは非常に考えにくく、厳しい指導を耐え抜いてきたストレス耐性もアピールポイントになるでしょう。
③競技レベルが高い
サークルとの決定的な違いが競技レベルの差です。①、②はサークルでも該当するものがあると思います。しかし、サークルが同大学の体育会の部活に勝つ可能性は低いはずです。競技レベルが高い分、必要な努力量が変わってきます。OBや大学のプレッシャーがかかる場合もあるでしょう。サークルにこれらの要素がないわけではありませんが、部活動に取り組んでいたということは、それ相応の努力を求められていたという客観的な証明になるのです。
ESで部活動について伝えるときの注意点
部活動は学生時代頑張ったこととして、非常に伝えやすい一方、注意点も存在します。以下二つのポイントを確認してください。①ほかの人と話が被りやすい
部活動をアピールする方に注意して欲しいポイントを解説します。それは、「ほかの人と被りやすい」ということ。
同じ大学の部員はもちろん、他校の部員とも4年間努力した内容は究極的に同じなわけです。
そのため、みなさんは他の部員と比べてどのような工夫をしてきたのか、自分にしか出せない価値は何だったのかを伝える必要があることは念頭に置いておきましょう。
②個人的な努力話に終始しがち
大学の部活動は非常に厳しいものが多いです。数多くの厳しい練習を乗り越えて、はじめて結果を出すことができます。その過程で個人的に努力を重ねた方もいるでしょう。
それ自体は全く問題ありません。むしろ素晴らしいことです。しかしながら、個人的な努力の話ばかりでは、組織の中の位置づけが分かりづらく、場合によっては個人主義的に見受けられてしまう可能性があります。
企業は部活動同様、特定の目的に向かって集団で動いています。部活動のなかでどのような立ち位置で部活に対しどのように貢献したのか、という視点があると企業としては評価対象になります。
個人的な努力が部のためになっていたのであれば、その点を積極的にアピールしましょう。
学生時代頑張った部活動のES例文
「学生時代頑張ったこと」として部活動をアピールするためのESの書き方をご紹介します。まずは以下の例文をご覧ください。【例文】体育会サッカー部で主務を務めた経験
①私が学生時代に力を入れたことは、体育会蹴球部で主務を務めた経験である。(経験の概要・役割)
②当時、この部活には「創部以来初の2部リーグ降格を期してしまう」という課題がありました。(課題)
③これまでの先輩の期待を裏切る結果となってしまい、悔しかった私は「1部リーグへの復帰」を目標に掲げることに。(取り組んだ理由・目標)
④そこでまず、昨年度行われた全試合の出場メンバーの構成、動きを整理したところ「練習メニュー強化による、シーズン中盤頃の怪我率」にあると判明。また、他校の練習見学をしたところ、その要因が練習以外の健康管理にあることが分かりました。(原因)
⑤これを解決すべく近所の整骨院に営業をかけ提携することで、週一でのマッサージをルール化。また、スポーツ科学の研究室と協力体制を気づき、練習メニューを共同で作成するようにしました。(施策)
⑥前例のない取り組みであり、外部との交渉で苦労はしましたが、「対価としてのPR活動」をプッシュすることで交渉は成功。(苦労)
⑦この結果、選手の健康管理が徹底され、前年度よりもケガ率が6割程度も減少。その結果、わずか一年で一部リーグ復帰を達成することができました。(結果)
⑧この経験から、交渉をする際には相手の立場で利害を整理し、その利益を魅力的に伝えることが成功へ近づくことを学びました。(学び)
上記のES例文のように、学生時代の経験における大枠となるような
「概要→課題→原因→施策→結果」
を中心に組み立てると、まとまりのある文章になります。
また、ここに「なぜ行動したのか」や「何が難しかったのか」などを付け加えることで、そのときの情景を伝えられるようにしてください。
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