【例文あり】「冷静さ」を長所として伝えるESの書き方
2019/02/08
長所として「冷静さ」を伝えるには
「学生時代頑張ったこと」とは異なる、何を書けば良いかがわかりづらい長所に関する質問。「本当にこんな文章で良いのか」という悩みを抱えたまま、ESを企業に送信されている方も多いのではないでしょうか?
ただ、「長所」に関する質問はみなさんの評価に大きく関わる非常に重要な設問です。この記事では「冷静さ」を長所としてアピールしたい方に向けて、ESを書く際のポイントを解説しています。
ぜひみなさんのESづくりに役立ててください。
長所を伝えるESに必要となる3つの要素
まず、「冷静さ」という長所を伝えるESの書き方について解説します。長所を表すESに必要な要素は以下の3点。
(1)長所
まず、ESの冒頭でみなさんの長所を簡潔に伝えましょう。最初にESの結論を持ってくることで、その後の文章理解が捗るためです。
「私の強みは〇〇です」という様に書くようにしてください。また、この「〇〇」に入れるワードは具体的な表現にするようにしましょう。
単に「冷静さです」と表現してしまうとイメージが湧きづらく、みなさんの長所が正確に伝わらないためです。
「感情に乱される事無く、常に目標を意識し最適な手段を取れること」のように、具体的な表現に変更してください。
(2)長所の根拠となる経験
端的に長所を述べた後は、その根拠となるような経験について言及しておきましょう。ここで語る経験によって長所の説得力が変わるので、面接官に情景が伝わるような文章にすることが大事。
以下の4点を意識して、経験を伝えるようにしてください。
①Situation(自分が身をおいていた場面の状況)
②Task(当時解決すべきだった問題や、達成すべきだった目標)
③Action(②を解決/達成するために自分がとった行動)
④Result(③によってもたらされた結果)
(3)長所の生かし方
長所となる「冷静さ」を伝えた後は、入社後にどのようにみなさんの強みを生かせるのかを書いてください。
仕事においてもみなさんの長所を発揮できるということを伝え、「活躍できる人材である」ということをプッシュしましょう。
長所「冷静さ」をアピールしたES例文
長所を書く時のポイントを理解頂けたでしょうか?ここからは今まで紹介したポイントを入れた例文をご紹介します。「冷静さ」を長所としてアピールしたES例文
「課題の原因を的確に判断し、的確な手段を取れる点」が私の強みです。(強み)
予備校のアルバイト経験でこの強みを発揮しました。勤務先は体験授業後の入塾率が2割程度と、競合の半分程度の数値に低迷するという課題がありました。この状況に校舎長は「講師の質が悪い」と諦め気味だったものの、ほかに問題があると考えた私は原因を分析することに。実際に入塾している生徒の保護者に調査を実施したところ、体験内容自体は満足しているが料金面で今一歩入塾に踏み出せていないことが判明しました。そこで「入塾1ヶ月無料キャンペーン」や「即決で入塾料無料」を実行。その結果、入塾率は予想を少し上回る7割にまで上げることができました。(経験)
この「冷静な判断力」を生かし、セールス担当として商品が売れない場面でも、その要因や相手のニーズを細かく分解することで状況を変えられると考えています。(生かし方)
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