【履歴書編】志望動機が書けない状態から抜け出す4つのポイント
2023/08/09
「志望動機が書けない」状態から抜け出すためには
企業からたびたび提出を求められる履歴書。学歴や職歴、趣味の欄はさらっと書き終えることができると思います。ただ、難しいのは志望動機。エントリーシート(以下ES)と違い、書ける文字数も若干少ないため上手く書けない方も多いのでは無いでしょうか?
この記事では、履歴書の志望動機が書けないと悩む方のために、「履歴書の志望動機に必要な4つの要素」を解説します。必要な要素をしっかりと押さえ、「履歴書が書けない」状態から抜け出しましょう。
履歴書の志望動機に必要な4つの要素
早速、履歴書の志望動機を書く際に必要な4つのポイントを紹介します。「履歴書を書けない」と悩むのではなく、これからお伝えするポイントを見ながら実際に書いてみましょう。まず、以下の図をご覧ください。こちらの図は、志望動機に必要な4つの要素を順番に表した図です。この①〜④の順に書き上げることで、納得感のある志望動機を完成させることができます。一つひとつ見ていきましょう。
将来成し遂げたいこと
志望動機を書き始めは「将来成し遂げたいこと」を書きましょう。最初から企業への志望動機を書いてしまうと、文章が長続きせず無理やり書いた感じが伝わる文章になりがち。そのため、まず「将来成し遂げたいこと」。その後「なぜその業界なのか」「なぜその企業なのか」を掘り下げると、文字数が稼げるほか、自然な流れになります。
ここで押さえておきたいポイントは、夢を抽象的にしすぎないことです。「私の夢は人々を笑顔にすること」などと、漠然としすぎた文章はNG。あくまで一例ですが、「私は日本企業の中小企業を支援したい」くらいまでは具体的に書くようにしましょう。以下の記事では、志望動機の「書き出し方」にテーマをあてて解説をしています。ぜひ参考にしてみてください。
ただ、「将来成し遂げたいことなどない」という方も多いと思います。その場合は以下の記事を参考にしてください。夢を見つけるヒントになるはずです。
将来像を抱くようになった原体験
将来成し遂げたいことを書けた後は、その夢に至った原体験を書きましょう。志望動機の説得力を強めるためには、「どのような場面で」「どのような思いを感じたか」を書くことが重要。
「祖父がやっていた事業が潰れた」という場面があり、「そこで価値ある事業が潰れることに勿体なさを感じ、状況を変えたいと感じた」などと感情を書くと良いでしょう。
他の企業では駄目な理由
「将来成し遂げたいこと」を説明することで、業界への志望動機を伝えることが出来ました。ここからは「なぜその企業なのか」を書き、志望度の高さをアピールします。ここではその会社の雰囲気、実際にOBに会ってみて感じた社風などを書くと良いでしょう。また、業界内での順位や事業領域に焦点をあてて書くと上手く差別化できるのでおすすめします。入社後どうしたいか
企業への志望動機を伝えた後は、「その企業でやりたい仕事」を書き、志望動機の本気さを補強しましょう。「中小企業のコンサルティングに強みを持つ貴社ならではのノウハウを吸収し、企業の課題を解決したい」などと書きます。①で記載した「将来成し遂げたいこと」と齟齬が無いよう、注意して書きましょう。
以下の記事では志望動機の「締め方」についてより詳しく解説をしています。ぜひ参考にしてください。
履歴書で志望動機を書いた例文
ここまで履歴書で志望動機を書くときに、必要となる4つの要素を解説しました。ここでは上記で紹介したポイントを生かした履歴書の例文を紹介します。ぜひ、みなさんのES作成に役立ててください。「燻っている商材の潜在能力を引き出し、世の中に届けたい」という目標を達成したいため、貴社を志望しています。(将来成し遂げたいこと)
物産展で地方の甘酒を販売する団体での経験からこのように考えています。私が販売した甘酒は質が非常に良いにも関わらず、販売実績が低いという課題がありました。この状態を勿体無いと感じた私は、甘酒のオウンドメディア運営や当日の広報活動強化などを企画しました。その結果、販売実績も増加し、酒専門誌に取り上げられるレベルにまで有名に。ここでモノの潜在能力を引き出せる広報の面白さを実感。モノの広報を担当する広告業界を志望するようになりました。(将来像を抱くようになった原体験)
その中でも貴社は業界最大手であり海外事業も、手がけられる商材の幅が広く、「世の中のあらゆるものに携われる」という点に魅力を感じています。(他の企業では駄目な理由)
貴社が持つノウハウや顧客基盤を最大限活用し、今までにない形の広告で商材の魅力を生活者に伝えたいと考えております。(入社後どうしたいか)
履歴書の志望動機欄を実際に書いてみよう
この記事では履歴書の志望動機欄が書けない方に向けて、書き方を解説してきました。志望動機に必要な4つの要素を理解できた後は、実際に自分で志望動機を書いてみましょう。また、書き終えたら必ず社会人や、就活を終えた先輩に添削をお願いすることをおすすめします。もし周りに添削をお願いできる人がいない場合は、ぜひMatcher(マッチャー)を使ってください。
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