【通信業界】志望動機の書き方を就活初心者向けにご紹介
2023/10/25
目次
3.
本記事では、通信業界で志望する企業の選定から、志望動機を書くまでにやるべきことを、例を交えながら分かりやすくご紹介しています。
「通信業界に興味があるけど、志望動機が書き始められない」といったお悩みを持っている学生のみなさんにオススメの記事です!
「そもそも通信業界についてあまりよくわかっていない」「ES作成に困っている」という方は、以下の記事を参考にしてみてください。
通信業界の志望動機を効率よく書くためのポイント
志望動機を書くことを前提とした上で企業の情報収集を行うと、効率的に的を得た文章が書きやすくなります。
志望動機を作る前準備として、どのようなポイントに着目しながら企業について調べるべきなのかをご紹介します。
①事業内容から「その企業にしかないもの」を見つける
国営からスタートした通信事業は、民営化されてから30年以上経ちました。とは言え、通信事業者となるためには国の許可が必要であり、膨大な初期費用も発生します。よって、未だに自社で回線を所有する企業は限られているのが現状。そんな中でもNTT東日本・西日本の光回線卸売りにより、「通信×○○」という領域での事業が目立つようになりました。通信業界を志望するにあたってチェックしておきたいのはこの通信以外の事業内容の部分。
通信業界で現在ホットなのは「5Gをどのように活用して事業を発展させていくのか」「デジタル化に伴う電力負荷にどう対応するのか」といった事柄です。志望動機を書くうえで重要なのは「通信業界の他の企業ではなく、なぜその企業を志望するのか」というポイント。
どんどん変化していく技術に併せて、各企業がどのような方針で事業を進めていこうとしているのかに着目しましょう!
②活躍している社員の例と照らし合わせてみる
①で興味を持った事業に、自分はどのような立場で関わりたいのかを考えておきましょう。
新卒採用サイトを見ていると、社員の一日のスケジュールや、業務内容が紹介されています。入社何年目の社員が、どのような活躍をしているのか?をイメージしやすいです。また、OB・OG訪問などで実際に通信業界で働いている社員の話を聞くのも、働き方を想像しやすくするためのひとつの手です。
自分の理想の将来像と照らし合わせながら、どのような働き方がしたいのかについて考えましょう。
通信業界で志望する企業を見つける方法
次は、具体的に通信業界の企業について調べていき、志望する企業を見つける方法を4つご紹介します。
先ほどご紹介した「志望動機を効率よく書くためのポイント」を意識しながら、企業情報について調べていってください。
新卒採用サイト
採用企業の求める学生像や事業内容がわかりやすく整理されています。企業で働く社会人の仕事内容や社内制度、新卒採用の募集要項は、企業を選ぶ上での基本情報です。事業内容についてより深く知りたい場合は企業の公式サイトを見ると良いでしょう。
企業の採用情報は日々更新される可能性があるので、こまめに新卒採用サイトを確認することをおすすめします。
企業の採用情報は日々更新される可能性があるので、こまめに新卒採用サイトを確認することをおすすめします。
企業のIR情報
IR情報とは上場している企業が投資家向けに公開している決算や経営計画の情報のことです。IR情報には売上や契約者数などの数字以外にも、今後どのような目標を持って経営していくのかが整理されています。
決算説明会資料
四半期ごとに開催される決算説明会のプレゼンテーション資料です。売上の内訳や現状の課題とその解決策等の重要箇所がまとめられています。中期経営戦略(経営目標)
中期経営戦略とは、3〜5年後にその企業がどうなっていたいのかという目標と、そこに辿り着くための戦略を示したもののことです。各企業のIR情報に掲載されています。
例えばNTTグループの中期経営戦略には、以下のような記載があります。
成長のために今後5年間で成長分野に約8兆円の新規投資を行い、キャッシュ創出力を強化し、2027年度にEBITDAを2022年度比20%増の4兆円に成長させる計画です。
通信事業が国営の時代に市場を独占していた現在のNTTグループは、既存の通信網を活用して新たな取り組みを推進中です。5年間で成長分野に約8兆円の新規投資をするという数字からも、その本気度が見てとれます。
例えば、デジタル化に伴って問題となっている電力消費の増加解決のために、電気に比べてエネルギー消費が小さい「光」を用いた処理に置き換える「光電融合デバイス」を製造する子会社を2023年6月に設立しました。出資金300億円からスタートして、順次増資を検討する予定です。
このようにNTTでは、さらに発展するであろうデジタル分野において新たな価値を創造し、持続可能な経営を行うための成長分野投資に力を入れています。
一方KDDIでは、5G浸透に伴ったライフスタイルの変化に応じたサービスを提供することを主な戦略としています。
本格化を迎える5Gをセンターに置き、通信事業の進化と、通信を核とした注力領域を拡大していきます。(中略)また、LXはライフデザインの次の形として、ライフスタイルをトランスフォームしていくという思いを込め、5G浸透とテクノロジーの進化で生活体験・行動を革新し、地域共創ではデジタルデバイド解消を推進します。どの領域においても、KDDIの強みである5G、長年培ってきたノウハウやパートナリングを活用します。
例えば現在では、Netflix、Amazonプライム、Apple Musicなどとパートナリングを実施し、サービス拡充とスムーズな通信が行える5Gならではの体験を提供できるように体制を整えています。このようなメディア業界の他にも、自動車業界、鉄道業界、建設・不動産業界、エネルギー業界といった分野において、5Gを活用したプラットフォームを提供し、パートナー企業とのビジネス開発を推進しています。
通信業界で働く社員の方の声
インターネット上の情報だけでなく、社員の方と直接会ってお話を聞いてみることも重要です。企業について調べていく中でわからなかったことや疑問に思ったことは、インターンシップや説明会の後に開催される座談会、OB・OG訪問などを通して聞いてみると良いでしょう。
自分が興味を持った事業では、どのような業務があるのか、社員の方の雰囲気など実際に社員の方に会ってみないとわからないことがたくさんあります。また、内定者・若手社員・中堅社員というように、幅広い社員の方に会ってみることでキャリア形成の参考にもなるはずです。
自分が興味を持った事業では、どのような業務があるのか、社員の方の雰囲気など実際に社員の方に会ってみないとわからないことがたくさんあります。また、内定者・若手社員・中堅社員というように、幅広い社員の方に会ってみることでキャリア形成の参考にもなるはずです。
通信業界のOB訪問するならMatcher(マッチャー)
「話を聞きにいける社会人がいない」「どうやってOB訪問をはじめれば良いのかわからない」という学生の皆さんにオススメしたいのが、就活初心者でも簡単に使えるOB訪問サービス Matcherです。登録社会人数は約3.5万人の国内最大級アプリなので、通信業界の社会人も見つけやすいです!
▼Matcherがオススメな理由
①大手からベンチャー企業まで、3.5万人の社会人に話を聞きにいける
②出身大学や地域関係なく、誰でもOB・OG訪問ができる
③相談できる内容を社会人が提示してくれているので、OB訪問初心者でも使いやすい
④ワンクリックで簡単にストレスなくOB訪問を依頼できる
⑤登録すると、マッチ度の高い企業のみから特別選考スカウトが届く
どんな社会人が登録しているのか気になる方は、ぜひ下記からチェックしてみてください!
どんな社会人がMatcherにいるのか見てみる(無料)新聞やビジネス誌
通信事業といっても固定通信や携帯電話等の移動通信、ケーブルテレビなど事業内容は様々です。業界構造も複雑になっているため、新聞やビジネス誌を活用して業界への理解を深めると良いでしょう。
技術の進歩とともにできることも広がっていく通信業界は、日々変化していきます。インターネット上の情報だけに頼らず、記者や専門家の視点にも触れてみるのもおすすめです。
志望動機を作成してみよう
企業に関して理解が深まったところで、考えたことを志望動機に繋げていきます。志望動機にもりこむべきことは、「志望した理由」だけではありません。入社してどのようなことがしたいのか、そのために自分のどのような能力が活かせるのか、エピソードを交えて伝えられるようにしておきましょう。
そのためには、各社がどのようなことをしているのかの詳細を知っておくことが重要です。以下の記事に、大手通信キャリアであるdocomo・KDDI・ソフトバンクの3社の事業や強みをまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
そのためには、各社がどのようなことをしているのかの詳細を知っておくことが重要です。以下の記事に、大手通信キャリアであるdocomo・KDDI・ソフトバンクの3社の事業や強みをまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
NTT東日本の志望動機作成の例
①なぜ通信業界なのか
ポイント:「便利な世の中作りに貢献したい」「社会に大きな影響を与えたい」
大学時代にアルバイトで塾の講師をしていた。その塾ではタブレット端末を利用した学習方法を積極的に取り入れており、生徒の学習進捗が可視化され自動更新されていくことが指導に役立った。目に見えない通信を形あるものと合わせるとさらに便利になることに魅力を感じ、通信で世の中を便利にすることに興味を持った。
②通信業界の中でなぜその企業を選ぶのか
私が貴社を志望した理由は、既存の顧客基盤やつながりを有効活用し新たなビジネスを創出していこうとする姿勢に魅力を感じたからだ。現在協業ビジネス推進事業で働く社員の方のお話を伺い、通信は目に見える製品でないからこそ、新しい価値を届けることができるということを知った。IoTやAIなど新しい技術が日々生まれていく中で、私の好奇心と主体性を活かし、貴社の一員として、まだない価値を生み出していきたいと考える。
通信業界の売上高ランキングトップ5
企業の規模や影響力の大きさは、志望する企業を選ぶ上で一つの重要な軸になりえますよね。そこでここでは通信業界の売上高ランキングトップ5をご紹介します。
売上高も参考にしながら、成長率が高そうな企業、福利厚生の良い企業など、自分が持っている軸に合わせて志望企業を決めていきましょう。
もっと深く通信業界について知りたい方へ
通信業界の中でもどの企業に行きたいのか、どのように志望動機を作成していくのかをこの記事では解説してきました。皆さんの企業選びの一助となれば幸いです。
企業選びに際する徹底した情報収集は、入社後に後悔するリスクを軽減します。ぜひしっかりと業界について調べましょう!
そこでオススメしたいのが、通信業界の社会人に気軽に話を聞きに行ける国内最大級のOB・OG訪問サービスであるMatcher(マッチャー)。
Matcherでは、所属大学や学年に関係なく、通信業界で働く社会人に会いに行き、仕事について聞くことができます。内定者の方もご登録していただいているため、志望動機の作り込みなど、ESや面接選考対策にもご活用いただけます。
【社会人の所属企業一覧(一部)】
NTTドコモ、NTT東日本、NTTデータ、KDDI株式会社、ソフトバンク株式会社、他多数
フランクに社会人が相談にのってくれるのは大学生の特権。ぜひ話を聞きに行き、みなさんの将来を考えるきっかけにしてください。
Matcherに登録する(無料)