営業職とは?顧客、商材、形態、手法ごとに営業の種類を徹底解説

2026/08/20
職種研究
業界の仕事内容
営業職
Matcher編集部
[著者] Matcher編集部
OB・OG訪問サービス「Matcher」の編集チーム。就職活動やキャリア選択に関する情報を、学生の視点に立ってわかりやすく発信。Matcherの運営を通じて蓄積した知見をもとに、自己分析、業界研究、企業研究、ES・面接対策など、就職活動に役立つコンテンツを企画・制作する。
西川 晃平
[監修] 西川 晃平
Matcher株式会社代表取締役。OB・OG訪問サービス「Matcher」の立ち上げおよび運営を担う。就職活動における情報格差・機会格差の解消を目指し、学生が社会人に気軽に相談できる仕組みを構築。自身も学生からの就職活動相談に応じ、自己分析、ES添削、面接対策、キャリア選択など幅広い領域で支援を行う。
目次
1.
営業職とは
2.
【対象顧客別】営業の種類
3.
【商材別】営業の種類
4.
 【形態別】営業の種類
5.
【手法別】営業の種類
6.
‌営業職の仕事内容
7.
‌営業職のメリット3選
8.
営業職のデメリット
9.
営業職に向いている人の特徴・必要なスキル
10.
営業職が活躍する業界7選
11.
‌【Q&A】営業職についてよくある質問
12.
営業という仕事をより深く理解するために
一言に「営業職」といっても、そのなかには様々な種類のものが含まれています。

本記事では「営業職とは何か」を理解するために、対象顧客・商材・形態・手法別で営業の種類を分類し、解説しています。

ぜひ就活の参考にしてみてください。

営業職とは

営業職とは、自社のサービスや商品をアピールし、購入や契約に繋げる仕事のことです。契約を取り、商品やサービスを提供することで、売上が発生するため、企業にとって営業の存在は欠かせません。

営業職では、顧客との対話を通じて課題やニーズを引き出し、解決策として自社の商材を提案することが重要です。購買意欲が少ない相手に対しても「この商材を使いたい」と思わせられるような、高度なコミュニケーション能力や提案力、論理的思考力などのスキルが求められます。

‌販売職との違い

販売職と営業職は「客にモノ・コトを売る」という点では共通していますが、客の購入意思が異なります。
・販売職:
店に来た客の商品購入をサポートする仕事。
来店した時点で客はその店に興味がある状態なので、購入意思は高めといえるでしょう。

・営業職:
自社の商品やサービスを知らない客に対して、営業活動をして購入や契約を促す仕事。
購入意思を高めるために、単に「売る」だけでなく、相手が抱える課題や疑問を解決できる提案をします。

‌就活のお悩み相談ならMatcher

「ESがうまく書けない」「志望したい企業が見つからない」「就活をどう進めたらいいかわからない」といった方にオススメしたいのが、就活に関するお悩みを何でも相談できるOB・OG訪問サービスのMatcherです。
OBOG訪問サービスMatcherの紹介画像
‌▼Matcherをオススメする5つの理由
‌・大手企業からベンチャー企業の社会人3.5万人が登録している
・出身大学関係なく、OB・OG訪問できる
・住んでいる地域に関係なく、オンラインでOB・OG訪問できる
・ワンクリックで簡単にOB・OG訪問依頼できる
・あなたにマッチ度が高い企業のみから特別選考スカウトが届く
‌「就活初期の方向け」「ESに悩んでいる人向け」など、社会人が提示しているプランに申し込むかたちで簡単にOB・OG訪問が申請できるため、はじめてのOB・OG訪問でも安心して使うことができます!

‌ぜひ以下のボタンから、相談をしたい社会人・内定者を探してみてください。‌

【対象顧客別】営業の種類

営業職を対象顧客別に分類すると、
・法人営業
・個人営業
の2つに分けられます。

誰を対象にして売るのかによって、商談回数や購買プロセスなどが異なります。以下で詳しく見ていきましょう。

①法人営業

法人営業とは、企業や団体を相手にモノやサービスを売る営業方法です。
BtoB(Business to Business)営業とも言われます。

扱う商材は
・有形商材(不動産・精密機械の部品・OA機器・洋服等)
・無形商材(人材サービス・コンサルティング・金融商品・ITシステム等)
などがあります。

法人を対象としているため、取引先企業の企業規模や決裁者、予算や決算月などさまざまな情報を把握しなければいけません。

②個人営業

個人営業とは、個人や個人経営のお店に対して営業を行う仕事のことを言います。
扱う商材は様々ですが
・保険
・ウォーターサーバー
・マンション(不動産)
・ウエディングのアドバイザー
・旅行のプランナー
などが代表的です。

対個人であるため、お客様一人ひとりに向き合わなければいけません。

コンシューマー営業とは

コンシューマ営業とは、主に代理店、大手家電量販店や大学生協などを中心とした営業です。

‌エリア内の店舗を定期的に訪問し、販売促進、販売台数や売上金額の確認および管理などを行います。

‌コンシューマー営業は、メーカーや携帯会社など自社で製品を開発・販売している企業に多いです。

【商材別】営業の種類

営業を商材別に分類すると、
・有形商材営業
・無形商材営業
の2つに分けられます。

どのような商材を売るのかによって営業のスタイルが変わるため、どちらの商材を扱いたいかを考えておくことが重要です。

①有形商材営業

有形商材とは、実際に見たり、触れたりすることのできる形ある商品のことです。例えば、車、家電、衣類、不動産などが有形商材にあたります。

有形商材の営業では、その商品の性能や品質、デザインなどの魅力を顧客にアピールします。サンプルを渡したり、カタログを見せたりしながら商品について説明し、その良さについて分かりやすく伝える力が必要です。

②無形商材営業

無形商材とは、形のない商品のことです。例えば、保険や金融、人材、広告、IT、コンサルティングサービスなどが無形商材にあたります。在庫を抱える必要がないため、利益率が高いことが特徴です。

無形商材の営業では、実態の見えないものを「欲しい」と思わせるための高い営業力が必要です。形のない商品だからこそ顧客のニーズを理解し、最適な提案を行いながら、顧客との信頼関係を築いていくことが求められます。

 【形態別】営業の種類

営業を営業形態によって分類すると
・メーカー営業
・商社営業
・代理店営業
の3つがあります。

それぞれ具体的に解説します!

①メーカー営業

メーカー営業の仕事は、自社で製品を作っているメーカーにおいて、自社の製品を売り込みます。
一般消費者に営業をする場合もありますが、多くのメーカーはBtoBビジネスで、営業相手のほとんどが法人です。

②商社営業

商社営業は、企業や個人へ営業を行い仕入れた商品を販売する仕事です。
既存の顧客への営業はもちろん、新規顧客の開拓や仕入先の確保、マーケットの分析など多岐にわたる業務を担当します。

③代理店営業

代理店営業は、自社製品を販売してくれる代理店の開拓やサポートをする仕事です。
自分では直接販売は行わず、代わりに販売してくれる代理店を増やし、彼らが多くの商品の売上を挙げられるようにサポートします。

【手法別】営業の種類

ひと口に「営業」といっても、その手法や顧客へのアプローチ方は多様です。

‌▼手法別|営業の種類
①新規開拓営業
②ルート営業
③訪問・テレアポ営業
④飛び込み営業
⑤テレコール営業
⑥インサイドセールス
⑦反響営業
⑧深耕営業
⑨カウンターセールス
⑩海外営業
⑪医薬営業‌
ここから営業の12種類の各特徴について、解説していきます!

①新規開拓営業

新規開拓営業は、既存の顧客ではなく新たな顧客に対して営業活動を行います。
企業が売上を伸ばしてさらに成長していくためには、既存の顧客だけではなく、新たな顧客を増やしていかなければなりません。

新規の顧客を獲得するために、初対面の相手と一から信頼関係を構築する必要があるため、営業活動のなかでも高度な営業方法が必要です。

②ルート営業

ルート営業とは、既に取引実績のある顧客に営業をしていく仕事です。

‌顧客のところへ行き、「使っていただいている商品やサービスの調子はどうか」「不具合はないか」などを確認や、必要に応じて新作の提案を行います。

相手の都合に合わせて取引をしていくので、取引先によっては商談をするのは夜や休日になることもあるでしょう。

③訪問・テレアポ営業

訪問・テレアポ営業は、見込み客・新規顧客に対して直接電話をかけ(もしくは訪問する)商談や訪問などのアポイントを取得する営業方法です。

‌訪問・テレアポ営業では、商品やサービスの説明は不要で「もっと詳しく聞いてみたい」ときっかけを与えます。

‌テレアポは現代でも多くの企業で採用されていて、特に営業会社などでは、新人に任せる仕事はテレアポからという企業もあるくらいです。

④飛び込み営業

飛び込み営業は、訪問営業の一種で、事前にアポイントメントをとらず、飛び込みで訪問する新規営業開拓の方法のひとつです。

‌突然訪問するため、相手は準備ができなかったり、そもそも商品やサービスのニーズがなかったりで営業を拒否されることが多々あります。

⑤テレコール営業

テレコールとは、営業担当者が電話を用いて消費者や顧客に対して商品説明や販売を行う営業手法のことです。電話勧誘営業などと呼ばれることもあります。

先ほど紹介した、テレアポ営業とは違って、電話でのやり取りのみでクロージング(受注)までを行う営業です。

⑥インサイドセールス

インサイドセールスは、見込み客(リード)に対して非対面で行う営業活動のことです。「内勤営業」や「リモートセールス」とも呼ばれます。
インサイドセールスの手法には、電話やメール、SNS、Web会議システムなどが用いられ、リモートワークが定着した昨今に増加しました。

会社にいながら営業活動を行えるため、スピード感のあるアプローチや効率的な営業活動ができる点が大きな強みです。

⑦反響営業

反響営業は、自社から出した広告やメディアへの問い合わせに対応しながら商談につなげていく営業方法です。
商品やサービスのターゲットを事前にリサーチして、広告戦略と連動させることで高い効果が期待できます。

⑧深耕営業

深耕営業は、継続的なアプローチを既存顧客に行い、自社に対する信頼を厚くする営業です。
深耕営業の目的は、収益の向上よりも安定化や信頼関係の構築などが中心になってきます。

⑨カウンターセールス

カウンターセールスとは、その名の通りカウンターにおいてセールス業務を行う仕事のことです。
来店した顧客に対して、営業活動を行うため、営業場所は基本的に実店舗で行います。保険代理店や旅行代理店の窓口、住宅展示場、携帯電話の店舗販売などが挙げられるでしょう。

⑩海外営業

海外営業とは、海外の市場を開拓し、海外の企業または個人に対して自社の製品やサービスを提案・販売する仕事です。
ひと口に海外営業といっても、働き方は主に「①基本が国内勤務で必要に応じ海外へ出張する」「②海外に駐在する」の2つがあります。

一般的にはターゲットとなる海外の現地に拠点を設けて活動しますが、現地の販売代理店などを通して、国内から提案や販売活動を行うことも少なくありません。

⑪医薬営業

医薬営業とは、病院やクリニックなどの医療機関や調剤薬局などを訪問する、医薬品を専門とした営業のことです。
医薬営業には、「MR(医薬情報担当者)」と「MS(医薬品卸販売担当者)」があります。

‌MR(医薬情報担当者:Medical Representative)
とは、主に製薬企業の営業部門に所属する営業職です。医療機関を訪問して、自社の医薬品の品質や有効性などの特徴や、適正な使用方法を伝えています。

一方、MS(医薬品卸販売担当者:Marketing Specialist)とは、医薬品販売会社の営業部門に所属する営業職です。医薬品や医療材料、医療機器など、医療に関わる様々な企業から仕入れた商品を医療機関や調剤薬局などに販売します。

‌Matcherを使って営業職を理解しよう

OBOG訪問サービスMatcherの紹介画像‌ここまで紹介した通り、営業職には様々な種類があります。それぞれ仕事内容は大きく異なるため、気になる営業職があれば、是非実際に営業職として働いている社員や働いていた人に話を聞いてみてください。

‌Matcherは、出身大学・学年・学部関係なくOB・OG訪問ができるサービスです。

‌Matcherを活用すれば、
‌・業界、企業研究
‌・ESの添削
‌・面接対策
‌・就活相談

‌をすることができます。

ぜひ、Matcherを使って就活を進めてみてください。
社会人に会いに行く(無料)

営業職の仕事内容

営業職の主な仕事内容は、以下の5つです。

営業職の仕事内容
①市場調査・営業戦略の立案
②商談・契約
③受注・商品の手配
④アフターフォロー
⑤追加提案(アップセル・クロスセル)

各段階でどのようなことを行うのか、詳しく解説していきます。

①市場調査・営業戦略の立案

顧客に対して効果的な提案をするためには、綿密な市場調査を行った上で、営業戦略を立案する必要があります。

市場調査とは、新たなサービスや商品を展開するために、対象とする顧客のニーズや課題を把握するためのリサーチのことを指します。市場のトレンドや競合他社の状況、自社製品の強みや弱みなどを整理することで、顧客への適切なアプローチ方法を見つけることが可能です。

営業戦略とは、「どの市場で・誰をターゲットに・どの商材を・どれくらい」売るのかといった目標を決め、達成するための計画を立てることを指します。たとえば、「受注率の前年度より15%アップ」といった目標を立て、その目標を実現するためには具体的にどのようなプロセスを踏むべきかを考えるのが営業戦略です。

②商談・契約

商品やサービスの購入や契約をしてもらうためには、顧客との話し合いを行う『商談』を実施することが必要です。

そもそも商談にたどり着くためには、電話やメールなどで営業活動を行うインサイドセールスや、訪問型のフィールドセールスといった方法で、見込み客(=リード)との接点を作ります。こういった活動も営業職の業務のうちのひとつです。

そして、商材に興味のある相手に対して商談を組み、課題感やニーズのヒアリング、商品の提案や、価格や条件、納期などを擦り合わせ、購入や契約を促します。

③受注・商品の手配

商談が成立し、契約が締結したあとは、商品を受注し、顧客に届けられるように手配と納品を行うことも営業職の仕事です。

納品日をしっかりと守れるように、商品の在庫確認や製造スケジュールなどを確認し、製造・物流・カスタマーサポートなどの各部門と連携を取りながら、発注を行います。

もし納品トラブルが起きた場合は、顧客に対して丁寧な説明を行い、速やかに納品できるように調整を行うことが重要です。

④アフターフォロー

納品後も顧客との接点を持ち続け、関係構築を行うことも営業職の仕事です。

商品に対する顧客の満足度や使用状況を確認して、そこで得たフィードバックを社内に展開し、商品そのものの改善に繋げます。また、商品に何らかの問題が発生した場合には、修理や返品の窓口として対応が求められます。

手厚いアフターフォローを行うことで、顧客と良好な関係が構築できるだけではなく、追加注文や紹介による新たな契約獲得にもつなげることが可能です。

⑤追加提案(アップセル・クロスセル)

すでに商談や契約をしている顧客に対して、さらに役立つ商品をプラスで提案する場合もあります。追加提案には「アップセル」と「クロスセル」という売り方があります。

アップセルとは、顧客が購入したものよりもさらに上位の商品を提案し、購入してもらう営業スタイルです。クロスセルとは、顧客が購入したものに関連する商品も売り込み、購入してもらう営業スタイルです。どちらも顧客ひとりあたりの売上単価を改善することを目的としています。

商品購入後のアフターフォローを丁寧に行っておくことが、このような追加提案の成功に繋がります。

‌営業職のメリット3選

営業職で働くことのメリットは、以下の5つです。

営業職のメリット
①顧客との距離が近い
②成果と評価・報酬が直結しやすい
③課題解決能力が身につく
④人脈が広がる
⑤未経験や若手でも活躍しやすい

それぞれについて詳しくご紹介していきます。

①顧客との距離が近い

営業職は日々顧客に会って、悩みやニーズなどを聞き出し、商材の売り込みや顧客の課題解決に寄り添うことが主な仕事です。そのため、顧客との距離が近い分密接なやり取りができます。

顧客も様々なタイプの人がいるため、色々な人と接することでコミュニケーション能力を高めることも可能です。

②成果と評価・報酬が直結しやすい

営業職は、成績が売上という金額や数字で具体的に表されます。そのため、他の職種よりも評価の基準が明確になりやすく、実績を挙げれば社歴や年齢に関係なく評価してもらいやすいです。
売上目標を達成すれば、昇給や昇進に繋げられる点は、営業職の大きな特徴と言えるでしょう。

③課題解決能力が身につく

営業職の仕事の目的、ミッションは、顧客が抱える課題を的確に認識・分析し、その課題を解決に導く最も効果的な方法を提案することです。そのため、より正確な情報を引き出すヒアリング力やコミュニケーション能力、物事の本質を見極める論理的思考能力などが求められます。

これらの重要なスキルは営業を行う中で努力次第で身につくので、課題を解決に導くために必要なあらゆるスキルを磨けるでしょう。

‌④人脈が広がる

営業職では業務柄多くの人と交流するため、人脈を広げることができます。

人脈が広いと、新規顧客の獲得がしやすくなるだけではなく、例えば転職や独立の際に相談に乗ってもらえる相手を見つけられるため、新たなチャンスを掴みやすいです。

また、様々な業界や業種の人と関わることで、知識や視野を広げることも期待できます。

⑤未経験や若手でも活躍しやすい

ほかの職種に比較して、営業職は未経験や若手でも活躍しやすいことが特徴として挙げられます。

専門のスキルや過去の実績よりも、コミュニケーションの柔軟性や素直さ、人当たりの良さなどが契約締結に役立つことも多いです。

そのため、年齢や経験に関係なく実績を出しやすく、自分の実力を分かりやすく評価してもらえることが営業職として働くメリットのひとつです。

営業職のデメリット

しばしば営業職は「つらい」「やめとけ」と語られることがあります。

今までにご紹介したメリットのほかに、営業職に就くうえで知っておきたいデメリットはどのようなものでしょうか?以下で詳しくご紹介します。

営業職がつらいといわれる理由

営業を経験したことがない人の中には「営業職はきつい」というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。営業職がきついと言われる理由の多くは、営業職ならではの「ノルマ」です。

営業職には、チームや個人で月、年毎に契約数や売上金額など目標の数字が設定されます。目標として設定された数字を達成できなければ、過度なプレッシャーにさらされたり、仕事量と給与が見合わないと感じたりするでしょう。

そもそも営業職の特性と自分の性格がマッチしていなければ、アポ取りや飛び込み営業に高いハードルを感じたり、人と接すること自体が苦痛に感じたりすることもあります。

営業職に向いている人の特徴・必要なスキル

ここでは、営業職に向いている人の特徴や、営業職として働くうえで必要なスキルとなるものをご紹介していきます。

営業職に向いている人の特徴
・コミュニケーション能力
・傾聴力
・提案力
・論理的思考力
・成長意欲
・ストレス耐性
・柔軟性

以下で詳しく見ていきましょう。

コミュニケーション能力

営業職は、高いコミュニケーション能力を持っていることが重要です。

相手の立場や感情に合わせて適切な表現や伝え方を選ぶことで、顧客の購入意欲を増進したり、契約に繋げたりすることができます。逆に、コミュニケーション能力が欠如していたら、売れるものも売れなくなるでしょう。

一方的に話すのではなく、対話を通じて顧客との距離を縮めることが、営業活動の成功に繋がります。

傾聴力

顧客がどのような課題やニーズを抱えているのか、顧客自身でさえ分かっていない場合があります。そのような場合に、顧客の情報を聞き出せる傾聴力が役立ちます。

相手の話に耳を傾け、深掘り質問を投げかけることで、顧客が抱える真のニーズを引き出し、最適なプランや商品を提案することが可能です。

提案力

商品やサービスの魅力が最も引き出されるように提案する力も、営業職として働くうえで重要です。

商談を行う相手が、商品に対して全く興味を持っていない場合も多いです。そのような相手に対しても、短い時間のなかで、その商品がいかに顧客のニーズに合致しているのかをアピールし、購入意欲を引き出すことが求められています。

論理的思考力

顧客の現状と課題を整理し、説得力のあるロジックを組み立てる能力は、営業職に欠かせません。根拠や数値に基づいた提案を行うことで、顧客の納得感を高めることが可能です。

また、商談中に顧客が想定外の質問をしてきた場合にも、冷静かつ論理的に回答できると、信頼関係が築きやすくなります。

成長意欲

営業スキルを改善し、ノルマを達成していくための成長意欲を持っていることも重要です。

営業職では、自分の成績が可視化される環境があります。目標に向かって努力することを惜しまない成長意欲を持っていると、仕事にやりがいを感じやすいです。

また、常に最新の業界動向を把握し、自社・他社ともにどのような動きをしているのか情報収集しておくことも求められます。顧客への最適な提案のために学習し続けることも重要なのです。

ストレス耐性

提案を断られたり、ノルマのプレッシャーがかかったりする場面でも、気持ちを切り替えられるストレス耐性があると、営業職に向いているといえます。

顧客から厳しい言葉をかけられたり、ノルマを達成できなかったりすると強いストレスがかかります。このような場合にも仕事に向上心を持ち続けられるタフさを持っていると良いでしょう。

柔軟性

顧客の急な状況の変化や、予期せぬトラブルに対して臨機応変に対応する柔軟性も求められます。

元々の計画や自分のやり方に固執せず、状況に応じてアプローチ方法を変え、素早い解決に繋げていく力があると、成果を挙げやすいです。

営業職が活躍する業界7選

どのような業界でも欠かせない「営業職」ですが、ここではそんな営業職が活躍しやすい業界を7つご紹介していきます。

営業職が活躍する業界
・メーカー業界
・商社業界
・流通・小売業界
・金融業界
・不動産業界
・IT業界
・広告業界

以下で詳しくみていきましょう。

メーカー業界

食品、家電、自動車、医薬品など、自社で製造した有形商材を顧客に提案・販売する業界です。

主な仕事は、自社商品の提案、納入プロセスの管理、既存顧客のフォロー、市場ニーズの収集などが挙げられます。

自社のモノづくりに深く関わり、自社製品の良さを世の中に広めていく実感を得られる点が魅力です。

商社業界

自社製品を持たず、商材やサービスの買付・販売を繋ぐ専門商社や総合商社の営業です。

主な仕事は、仕入先と販売先の開拓、輸出入の手続き調整、取引条件の交渉などが挙げられます。

幅広い商材を取り扱い、自分自身の交渉力や人脈でビジネスを作り上げるスケールの大きさが魅力です。海外との繋がりも多いため、他言語を用いた仕事にも就きやすいでしょう。

流通・小売業界

消費者や店舗へ、商品を行き渡らせるために流通を支える営業です。

主な仕事は、店舗への商品提案、棚割(陳列)の企画、売り場づくりのサポート、在庫管理の調整などが挙げられます。

生活に身近な商品を扱い、仕掛けた施策によって店頭での売上がダイレクトに伸びる面白さを実感しやすいです。

金融業界

銀行、証券、保険などで金融商品やソリューションを提案する営業です。

主な仕事は、資金調達の提案、資産運用の相談、リスク管理(保険)の提案、融資の審査・管理などです。

形のない商品を扱うからこそ個人の信頼が成果に直結し、顧客の人生や企業の経営を深く支援できるやりがいがあります。

不動産業界

住宅やビル、土地などの売買・賃貸仲介・開発に関わる営業です。

主な仕事は、物件の仕入れ、顧客への物件案内・提案、契約手続き、資金計画のサポートなどが挙げられます。

高額な商材を扱うため責任は大きいですが、大きな達成感や成果に応じたインセンティブを得られる点が魅力です。

IT業界

システム、ソフトウェア、Webサービスなどを提案する営業です。

主な仕事は、顧客の業務課題のヒアリング、ITソリューションの企画・提案、導入支援、アフターフォローなどです。

市場の成長性が高く、常に最先端の技術を活用しながら顧客のDX(業務効率化)に貢献できる魅力があります。

広告業界

Web広告、TVCM、新聞、イベントなどを活用して企業のプロモーションを提案する営業です。

主な仕事は、顧客の集客・ブランディング課題のヒアリング、広告企画や提案、制作スケジュールの進行管理、予算管理、導入後の効果測定などです。

企業の認知拡大や売上増加に直接貢献でき、クリエイティブな企画を通じて世の中に大きなインパクトを与えられる魅力があります。

‌【Q&A】営業職についてよくある質問

最後に、営業職についてよくある質問にお答えしていきます。

新卒で営業職に就いた場合のキャリアパスは?

営業職での経験を糧に、様々なキャリアパスを歩んでいくことが可能です。営業職に就職したあとの主なキャリアパスとして、「部署内での昇進」「他部署への社内異動」「他業種・他業界への転職」「独立・起業」の4つをご紹介します。

部署内での昇進:
チームの目標達成やメンバーの育成・評価を行うマネジメント職や管理職に昇進できます。数値管理や戦略立案能力を培い、組織のリーダーとして成長する道です。

他部署への社内異動:
営業で培った「顧客視点」を活かし、マーケティング、事業企画、人事などへ異動して事業の根幹に関わる道です。

他業種・他業界への転職:
営業力をポータブルスキルとして他社へ移る道です。同業界でのステップアップや、より高単価な無形商材(IT・広告など)を扱う業界へ挑戦できます。

独立・起業:
培った営業力や人脈をもとに、営業代行やコンサルティングでの独立、または自社サービスを立ち上げて起業する道です。

営業職で休日出勤することはある?

業界や取引先(BtoB/BtoC)によって異なりますが、休日出勤が発生することもあります

不動産や自動車、保険など、個人に向けたBtoCの営業では、顧客の休日に合わせて土日祝日に商談や契約が入ることが多く、平日が定休になるのが一般的です。

一方で、ITや広告などの法人に向けたBtoBの営業では、顧客が平日にのみ働いているため、それに合わせて土日祝休みとなっている場合が多いです。ただ、納品・工事の立ち会いや、顧客のイベント・展示会対応で休日出勤が発生することもあります。

完全週休2日制かつ土日祝休みの企業かどうかは、事前に確認しておくとよいでしょう。

営業職の平均年収は?

日経転職版の会員データ(2020~2022年)の調査によると、営業職全体の平均年収は534.4万円でした。

営業職の種類別に見ると、管理職である営業マネージャーが669.1万円で最も多いです。語学力が求められる「海外営業」が662.7万円、専門的な知識が必要な「メディカル営業」が612.7万円と続きます。

そのほか、「法人営業」525.7万円、「代理店営業・パートナーセールス・渉外」515.8万円、「内勤営業・インサイドセールス」388.6万円、「個人営業」382.6万円という結果でした。

企業によっては成果に応じた報酬が得られるインセンティブ制度を導入している場合もあるため、平均よりも多い年収を目指すこともできるでしょう。

企画営業職って何?

単に既存の決まった商品を売り込むだけでなく、顧客の課題やニーズに合わせて解決策やプランを自ら組み立てて提案する営業職です。

広告、Webサービス、人材、ITソリューションなどの業界に多く、ヒアリング力やアイデア力、データ分析力、プレゼン能力が強く求められます。

海外営業って何?

海外の企業や現地法人、代理店を対象に、自社製品・サービスの提案や市場開拓を行う営業職です。

英語をはじめとする語学力はもちろん、現地市場の調査、国際物流・貿易事務の手続き、商習慣や文化の違いを理解した商談・交渉能力が必要とされます。

「営業」と「セールス」の違いは?

基本的に意味はほぼ同じですが、ニュアンスや使われる文脈に若干の違いがあります。

「営業」は、顧客との関係構築から課題のヒアリング、企画提案、契約後のフォローまでを含めた「一連のビジネス活動・職種全体」を指すことが多い表現です。

一方で「セールス」は、 売り込む行為そのものや契約獲得など、「売る作業・技術そのもの」に焦点を当てて使われることが多い表現です。

営業という仕事をより深く理解するために

営業の仕事内容について説明してきました。
‌「営業職」といっても仕事内容は様々。自分の行きたい会社の営業職がどんな仕事内容なのか、選考を受ける前に必ず知っておくようにしてください。

‌おすすめなのは、実際にその企業に勤めている社会人に話を聞きに行くことです。そのOB・OG訪問におすすめなのが、弊社が提供するOB訪問アプリ「Matcher(マッチャー)」です。
OBOG訪問サービスMatcherの紹介画像

Matcherとは

‌就職活動において、「近くに頼れる先輩がいない」「OB・OGの人にメールや電話をする勇気がない」「キャリアセンターに行くのが面倒だ」などの悩みはありませんか?

そういった人は、ぜひMatcherを活用してみてください。

Matcherをおススメする5つの理由
・大手企業からベンチャー企業の社会人3.5万人が登録している!
・出身大学関係なく、OB・OG訪問できる!
・住んでいる地域に関係なく、オンラインでOB・OG訪問できる!
・ワンクリックで簡単にOB・OG訪問依頼できる!!
・あなたにマッチ度が高い企業のみから特別選考スカウトが届く!!

以下のボタンからMatcherに登録して、内定獲得への一歩を踏み出しましょう!
社会人に会いに行く(無料)

記事一覧