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MRの仕事内容をまとめた絵です。

就活生が知るべきMRの仕事内容

「医薬品業界の営業職」と呼ばれ、就活生からも根強い人気を誇るMR。特殊ゆえに誤解されがちなその実態についてわかりやすく解説します。MR志望の人は業界研究や企業研究に役立ててみてください。

2019.02.08

MRの仕事内容をまとめた絵です。

MRの仕事でよくある2つの誤解

MRという職業をご存知でしょうか?Medical Representative(メディカル リプレゼンタティブ)の略で、日本語では医療情報担当者と訳されます。

‌「医薬品業界の営業職」と呼ばれ、就活生からも根強い人気があるこの職種。しかし、特殊であるがゆえにMRに対する誤解は少なくありません。

‌この記事ではMRにおける2つの誤解を取り上げ、実際に取り組んでいる仕事に取り組んでいるのか説明します。MRの仕事を知り、製薬業界への理解を深めてください。

‌※志望動機の考え方について知りたい方はこちら

【誤解①】MR=製薬会社の営業職

‌製薬会社の営業職のことをMRと認識されがちですが、実際はそうではありません。これを説明するため、製薬会社が扱う薬を2つのカテゴリーに分けて紹介します。

‌1つは、OTC医薬品。OTCは(Over The Counter)の略で、みなさんが薬局で購入することが出来る薬を指します。CMなどでも宣伝されており、比較的一般消費者に馴染みがある薬と言えるでしょう。

‌もう1つは、医療用医薬品。医療用医薬品は、OTC医薬品と異なり、医師の処方箋が必要になる薬です。薬局で販売されることも、CMで宣伝されることはありませんが、市場の90%以上を占めているのは医療用医薬品です。(出処:平成25年薬事工業生産動態統計年報)

この2つのカテゴリーのうち、MRが取り扱うのは医療用医薬品のみ。薬局に直接行って、販売活動をするようなことはありません。

‌OTC医薬品も医療用医薬品も販売している会社では、OTC医薬品の営業部とMR職の部門で分かれているので、全く別の職種と考えたほうが良いでしょう。製薬系の企業に勤める営業職全員がMRというわけではないのです

‌【誤解②】MRは病院に直接販売をしている

MR=営業職という印象が強いがあまり、MRが病院に対して直接医薬品を販売していると思われがち。しかし、実際にMRが病院に直接販売することはありません
‌‌‌上の図は、MRと病院の関係性について表したものです。
‌両者の間にMSという役割があることをお分かりいただけるでしょう。番号に沿って、これら3者の関係性について説明します。

‌①MR-病院間

まずはM‌R-病院間。ここではMRが医師に対して、自社の薬を使ってもらうために薬に関する説明をすることが仕事。

‌薬の持つ効果から、予期せぬ副作用が出ないための注意点まで導入してもらうためにコミュニケーションをとることが仕事になるのです。‌ただし、MRと病院の間では直接の売買は行われず、それに伴う価格交渉も行いません。

‌②MR-MS間

M‌Rは直接を販売しないと説明しました。医薬品を病院に販売する役割を担うのが、MS(Marketing Specialist)です。MSは製薬会社の人ではなく、医薬品の卸売会社の営業職。

‌(医薬品の卸売をしている代表的な企業としては、アルフレッサ株式会社、株式会社メディパルホールディングス、株式会社スズケン、東邦ホールディングス株式会社などがあります。)

‌MSは、複数の製薬会社から医薬品を仕入れ、それを医療機関に販売します。現場の声を直接聞く機会が多いため、医薬品に対するフィードバックをMRに伝える働きを担うのもMSです。

‌③MS-病院間

‌MSと病院の間で行われるのは、医薬品の売買です。MRとの間ではされなかった価格交渉が、MSと病院の間で行われることになります。

MRに求められる2つの仕事内容

MRの仕事内容を解説している写真です上で説明した通り、MRは営業職でありながら直接販売はしないという特殊な職種です。このような特殊な位置づけのなかで、MRに求められているのは下記の2つの仕事にまとめられます。

‌医薬品の情報を医師に伝え、自社の売上に寄与すること

MRは医療用医薬品の営業職側面と、医療情報担当者の2つの側面がある職種です。営業職として、自社の製品の独自性や強みを説明し、自社製品の購入に寄与すると共に、医薬品を投与した際に患者さんに予期せぬ副作用が出ないよう、利用する際の注意点も的確に説明することが求められます。

‌営業活動と医薬品に関する情報提供。達成するためには、自社の医薬品に関する完璧なインプットと、それを適切に伝え、買ってもらうための高度な営業力が求められます。MRの仕事がきついと聞くことがしばしばありますが、こう言った高度な仕事内容がひとつの要素となっているのでしょう。

病院やMSから得たフィードバックを開発部門に伝えること

MRは自社の医薬品の開発部門と実際に使っている現場をつなぐ橋渡しのような役割も担います。MSや現場の医療担当者からフィードバックを吸い上げ、製品開発に反映させるために情報を提供することも大事な仕事になってくるのです。
MRの給料は?
Career Gardenによると、MRの平均年収は、武田薬品工業が943万円、第一三共が1036万円、アステラス製薬が1035万円など、総合的に高い年収になっています。売り上げに対するインセンティブのつく企業がある一方、成果に伴って減給される製薬会社もあるので、比較的実力主義の仕事であると言えるでしょう。

MRの仕事がわかるおすすめ本

MRの仕事を知るのにおススメの本を紹介する画像です最後に、MRの仕事について理解を深められる本を2冊紹介します。MRについて深く知りたい方は、読んでみてはいかがでしょうか?

『よくわかる医療業界』

1冊目は、よくわかる医療業界。MRの仕事にも触れられていますが、それを取り巻く医療業界について総合的に説明されているので、業界研究にも役に立ちます。

『医薬品業界とMRの仕事がわかる本』

もう1冊は、医薬品業界とMRの仕事がわかる本。MRの仕事について基本的な内容をひとさらいできるような内容になっています。就職活動でMRを志望している人は読んでおいて損はないでしょう。

MR職のことを深く理解するために

‌M‌‌Rの仕事内容について説明してきました。みなさんがMR職に就いたときのイメージが少しでもできるようになっていたら幸いです。

‌仕事のやりがいや苦労を知るうえで最も有効なのが、実際にMRとして働いている人の話を聞きに行くことです。そんなときにおすすめなのが、OB訪問のマッチングサービス、Matcher(マッチャー)

‌Matcherは所属大学や学年に関係なく、社会人にOB訪問に行ける就活サービスです。外資・内資問わず、製薬業界で働く多くの社会人が就活相談にのってくださっています。

【社会人の所属企業(一部)】
アステラス製薬、参天製薬、中外製薬、大正富山医薬品、あゆみ製薬、Johnson & Johnsonなど

‌実際に働く人の話を聞くことで、MRの仕事について深く理解できるはず。ぜひ話を聞いて、みなさんの就職活動の糧にしてください。
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