
【例文5選】面接で好印象を与える長所・短所の答え方とは?
2023/09/25
目次
11.
面接などで必ずといって良いほど聞かれる長所と短所ですが、答え方に困ったことがある人はいませんか?
本記事では、面接官に好印象を持ってもらえる長所と短所の答え方のポイントを解説します。また、長所や短所一覧や例文もたくさん紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
企業が面接で長所・短所を聞く意図2選

そもそも、なぜ企業は面接で「長所・短所」について聞いてくるのでしょうか?
企業が質問してくる意図を理解しておくことで、答え方が変わってきます。
企業が面接で長所・短所を聞く意図は、以下の2点です。
①企業にマッチしている人材か
②自分のことを客観視できているか
以下でそれぞれ具体的に解説していきます!
①企業にマッチしている人物かの確認
企業の採用担当者は、みなさんが求める人物像に合うのか否かを確かめながら面接を進めます。
例えば、営業職では「プレゼン力や傾聴力」、コンサルタントには「論理的思考力」など、仕事で必要になる能力があるのかを見極めているのです。
仕事の現場で活躍するイメージがわかなければ、選考を突破する確立は格段に下がってしまいます。その学生が持つ適性と仕事の内容が異なると、ミスマッチによる早期退職や、思うような成果を出せないといった結果を招いてしまうためです。
企業で任せる仕事と学生の性質が合致するかという視点を持ちながら、面接が行われていることを意識してください。
②自分のことを客観視できているか確認
人は誰でも、長所・短所を持っているものです。
その中で、自分自身をきちんと振り返り、客観視して理解できている人は「長所を伸ばしながら、短所の克服もしようと努力することができる人」と判断されます。
社会に出れば、自分で成長することが求められるため、自分のことを客観視できることが重要なのです。
【一覧表】「長所と短所」の答え方

「長所と短所」は、みなさんの過去の経験や周囲からの意見をもとに考えるのが効果的です。
自分がどのような人生を歩み、経験してきたのか思い返す上でとても役に立つ「長所・短所一覧表」を作成しました!
「私ってこういう性格だったなー」
「俺ってこういう所直さないとだよな〜」
といった考えの手助けができるように、この一覧を活用してみてください!
長所・短所の一覧
ここでは、よくある長所・短所をそれぞれ一覧にしています。「思いつかない」「言語化できない」という人はぜひ参考にしてください!


長所・短所の言い換え表
長所と短所というものは対立している様で、実は「表裏一体」の関係性にあります。
それは、長所から短所を導き出したり、反対に短所から長所を導き出す事が容易にできるためです。
「真面目で優等生」といった長所がある学生も、裏で考えてみると「ノリが悪く、協調性がない」といった学生もいたのではないでしょうか。
このように考えることで、自分の表裏で矛盾する事がなくなるため、面接官にもまっすぐ伝える事ができるようになります。
【おまけ】知ってた?】「長所」と「強み」は違う
面接では、長所や短所と同じように「強み」について、よく聞かれるでしょう。
長所と強みは、意味が似ているように思えますが、面接官が質問する際には、別のことを指しているケースが多いです
「長所」と「強み」の違いについて、理解しておきましょう。
長所→本人がもともと持っている優れた資質や人柄、性格を指す
強み→仕事を通して身に着けたスキル
「長所と短所」の見つけ方はこれだ!

「自己分析で沼にはまる」というような表現があるほど、自己分析は一朝一夕で終わるようなものではありません。
「長所と短所」も同様に過去の経験を思い返したり、周囲の人に聞いたりして作り上げていくものです。
ではどのような方法で作り上げていくことができるのでしょうか。ここからは3つの方法をご紹介していこうと思います。
①友達・家族に自分はどんな人か聞く
「何かに熱中している私」
「すごく落ち込んで何もやる気が出ない時の私」
そんな風にいろいろな私を知っている家族や友人はぜひ活用していきましょう。
そういった人たちに、私ってどんな人なの?と聞くのはとても有効であり信憑性も高い手法で「他己分析」と呼ばれています。
全てを知っているような家族・友人の助けは「長所や短所」に限らずとても力になるでしょう。自分では気づくことができなかった新しい自分を見つけることができるかもしれませんね!
②今までの経験から思い返してみる
過去にあった自分の経験から考えていく方法もとても有効です。
何か熱中したことや興奮した出来事、成功体験や失敗体験など多くの体験をしてきた私たちには、多くの経験が蓄積されています。
「なんで成功することができたんだろう?」
「なんで失敗しちゃったんだろう。」
といった疑問に紐付けて「長所や短所」を導き出すことができるでしょう!
③OB・OG訪問を行う
「長所と短所」を見つけていくにあたって「OB・OG訪問」を行うのはとても有効な手段です!
「OB・OG訪問」では、自分の長所や短所を見つけるだけではなく、自分が考えている業界の方とお話をすることで、
「私がその業界にマッチしているのか」
「私の長所はどうやって活かす事ができるのか」
といった視点からアドバイスをもらうことができたりもします!
「OB・OG訪問をしたいけど行きたい業界に就職した先輩がいない」「連絡を取るのが面倒だ」などの悩みを抱えている人はいませんか?
そういった悩みをすべて払拭して気軽にOB・OG訪問できるのがMatcher(マッチャ―)です。
所属大学関係なく志望企業で働く社会人に話を聞くことができます。また、ボタン一つで訪問依頼を送ることができるので、MatcherでのOB・OG訪問を通して「長所や短所」を明確にし、就活を乗り越えましょう!
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面接官の印象に残る長所の答え方のポイント3選

長所を答える際に気をつけるべきポイントがいくつかあります。面接官の印象に残る長所の答え方をマスターしましょう。
①自分の言葉で表現する
あなたの長所について答える時、決してありきたりな模範解答ではいけません。
「自分の言葉」で「自分らしさ」を出すことを意識して語りましょう。
何度も言いますが、面接官は企業に適性があるかどうかを見ています。
あなたの人柄がしっかり見える解答でなければ、面接官の印象に残る可能性は比較的下がってしまうでしょう。
②長所が発揮されたエピソードを話す
上記の話とも似ていますが、面接官に人柄をアピールしていくには「エピソードトーク」は必須です。
過去の経験から、自分の長所を見つけ出すことができたその長所は、あなたの最大の武器になります。
面接官も人間です。教科書通りの話より、その人個人の過去体験がイメージできるようなエピソードだと興味を抱いてくれる可能性がグッと高まります。
長所という武器を手にし、エピソードトークという戦法を理解したあなたなら必ず攻略することができるはずです!
③企業でどう活かすかのイメージが大切
面接官はあなたの人柄を見て、
「我が社でどのような働きをしてくれるか」
を見定めているのです。
従って、エピソードをあなたの言葉で伝えてあげる必要があります。
しかし、それだけでは足りません。
しっかりと企業で働き、採用して良かったと思わせるようなイメージを生み出すことが重要なのです。
だから企業研究は大切であり、自己分析も就活の上で必要不可欠であるのです。
企業側にぜひ採用したい!と思わせるような長所の伝え方を考えていきましょう!
【長所のまとめ】
長所のポイントを簡単にまとめると、
①自分の過去の経験から「自分の言葉」で伝える
②エピソードを用いて伝える
③面接官に入社後の活躍のイメージをさせる
この3点を軸に長所のうまい伝え方を模索してみてください!
【おまけ】社会人基礎力とリンクして考える!
みなさんは「社会人基礎力」をご存知ですか?
社会人基礎力とは、経済産業省が提唱する
「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」
を意味し、「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」の3つの能力から構成されています。

現在の多くの企業が1つの指針として活用していると考えられるこの「社会人基礎力」は、周囲と差をつける大きな要因となりうるかもしれませんね。
こちらの記事もとてもわかりやすく「社会人基礎力」についてまとめてありますのでぜひご覧ください!
【裏技】企業が求める「長所」ランキング〜TOP5〜
企業が求める長所のランキング、これはみなさんが気になる部分だと思います!
今の時代的にはこれかな?なんて予想しながら、見てみてください!

以上のような結果になりました!
やはり組織に属するという視点から「コミュニケーション力」「協調性」などがランクインしていますね!
こちらに併せて、企業の重視具合と学生のアピール具合もまとめていきます。

企業がコミュニケーション力を重視する一方で、意外と学生はコミュニケーション力をアピールする学生は少ないんだなという印象でした。
こういったものを参考に「長所と短所」を制して面接を乗り越えていきましょう!!
面接官が納得する短所の答え方のポイント3選

今までは最大の武器となる「長所」の魅せ方について触れてきました。
ここからはマイナスイメージのある「短所」についてです。
大前提としてそこまで悲観的に捉える必要はありません!
その点を理解してこの先のポイントの解説をお読みください。
①「素直に」を意識する
自分の短所を開き直って誇示している学生をみてあなたはどう思うでしょうか?
例えば同じ「マイペース」を短所としている学生がいます。
Aさん「私はマイペースなところがあります。周囲に迷惑をかけてしまって経験があるので、今では意識的に周囲が何をして欲しいのか改善を練っています」
Bさん「私はマイペースなところがあります。しかし、自分をしっかりと持っていて、やるべきことに集中することができるところはいいと思っております」
この2者を比較して、共に働きたいと思うのは前者ですね。
業界によってはBさんのような野心に溢れた学生がいいというケースもあるかもしれませんが、人柄を見る面接において素直さをアピールすることは大事な要素だと言えるでしょう。
②働く上で問題になるような回答は避ける
先ほど、「素直に」を意識すると述べましたが、仕事に悪影響を及ぼすような短所を話すことは避けましょう。
例えば、「よく寝坊をしてしまうことです」「人に馴染めないんです」
といった組織に所属する上や仕事をする上で問題となりうるような回答。これらは避けるべきです。
あくまで企業で働く際のイメージや人柄を伝えていくのが重要なのです。
③問題と改善策をわかりやすく
短所の質問では、企業であなたが働く際にどういったデメリットが生じてしまうのかが、この質問から容易にわかってしまいます。
そのため、短所であげた問題が「なぜ問題なのか」「どうやって改善をしようとしたのか」という部分をわかりやすく伝える必要があるのです。
特に後者である「どうやって改善をしようとしたのか」の方については、きちんと自己の課題を把握し、改善をしようと行動をしたという評価に直結するので、深く考える必要があります。
短所のエピソードは一見マイナス印象を与える質問のように思いますが、伝え方次第では好印象を与えることができる質問となっているのです。
④長所に繋がる点を意識する
短所を短所とだけ伝えてしまうのはもったいないです。
短所と長所は表裏一体の関係にあります。
例えば、「融通が効かない」という短所を抱えている人がいたとします。
しかし、裏を返して考えてみると「責任感がある」「最後までやり切る性格」といった長所が見えてきませんか?
長所に繋げるというのはそういう意味です。
短所を単に短所として伝えてしまうよりも、裏返すと長所が見えるような回答をすることができれば、さらなる面接官へのアピールができます。
【短所まとめ】
短所のポイントを簡単にまとめると、
①素直に短所を認めているか
②問題と改善策がわかりやすいか(結果もあれば良い)
③長所が見える伝え方かどうか(短所を短所のみで伝えない)
この3点を意識して短所の上手な伝え方を学び、面接官を納得させましょう!
【例文あり】面接で使える「長所と短所」の答え方5選

面接で長所と短所を答える時の例文を5つ紹介します。
是非、参考にしてみてください!
①真面目
長所:真面目
私の強みは、「結果にこだわり、ひたむきに努力を継続して行えること」です。(強み)
アルバイトで塾の講師として働いていたときにこの強みを発揮しました。その当時、私が任されたクラスは一番学力が低いクラスでした。宿題を出しても誰一人こなさず成績も一向に上がらないという課題がありました。演習量が原因だと踏んだ私は、そこから授業設計の改善に尽力。スタンダードになっていた一方的に講義をするスタイルを変更し、何度も演習を挟み込む形式にしました。当初塾長からは「勝手に変えられては困る」という意見や、乗り気でない生徒の声もありました。そこで授業外での面談や日々の会話を徹底することで生徒から信頼を獲得し、生徒の士気も向上。その結果、校舎内模試で上位クラスの偏差値を抜くことができ、「結果」で塾長を説得することに成功しました。(強みを発揮した経験)
このように「目標達成のために努力を絶やさぬ姿勢」は、ノルマ達成が困難であり誰もが諦めてしまうような場面でも、折れずに取り組み続けられることに繋がると考えています。(強みの生かし方)
短所:融通が効かない
私の短所は「融通が効かない」という点です。(弱み)
サークルで代表を任された際に、「自分達の代をもっと盛り上げていこう!」と張り切っていました。いろいろなイベントを企画し、部費などの経理や代表会を含め多くのことをしてまいりました。いい代表になるべく頑張ってきたつもりです。真面目さが私の長所であると思っていたため、最後まで全力でみんなとやることに重点を置いていたのですが、「みんなの意見ももっと聞いてくれ」というような意見が陰でちらつき始めてしまいました。(弱みが現れた経験)
それからは、各担当制で分担し、責任感のある友人としっかり議論しながら進めていくとともに、アンケートなどを実施し、やりたいイベントなどの声を募ることに意識を向けた結果、出席率が上がり、みんな楽しそうにサークルにきてくれました。(改善の方法や目的)
②向上心が強い
長所:向上心が強い
私は、目的達成の障害になっている要因を突き止め、その解消のために愚直に行動できる人間です。(強み)
学生時代に、所属していた体育会野球部の活動でこの強みを発揮しました。当時は、出来る限りの練習をしているにも関わらず、戦績が芳しくないという課題がありました。他の部員が「とにかく練習するのみ」というスタンスで練習に取り組む中、私は対戦するチームの強みや弱みの分析が足りていな事が原因だと仮定し、他チームの試合映像を自ら録画しに行き、各選手の打席を分析しました。その結果、敵チームの特徴を数値で判断することに成功しました。このデータを基に試合での戦略を立案し、選手からコーチに転向することでチームに貢献した結果、リーグ優勝を果たすことを達成しました。(強みを発揮した経験)
このように「問題解決のため他の人よりも愚直に行動できる力」で、貴社のコンサルティング営業に生かせると考えています。顧客の課題を多角的に分析し、より本質をついた提案ができるよう日々考えけられると自負しているからです。(強みの生かし方)
短所:負けず嫌いすぎる
私の短所は負けず嫌いすぎるところです。(弱み)
勝負意識が強く、何事においても負けたと感じた時はモチベーションが下がり、その相手のことを嫌ってしまうことまでありました。しかし、勝負のようなものは日常茶飯事であり、毎回負けたと感じて相手を嫌っていては人間関係がうまく作れないという問題に直面しました。(弱みが現れた経験)
なんでそこまで相手を嫌ってしまうほど勝負にこだわるのだろうと考えた結果、自分に矢印が向いていないという原因に気づきました。
「自分は頑張ったのに負けた」と自分に甘えていたのです。
そこから私は負けない努力はもちろんすると同時に、自分の何がいけなかったのかという反省や改善の時間を多く設けることにしました。(改善の方法や目的)
③傾聴力
長所:傾聴力
私の長所は「相手の真意を汲み取る傾聴力」です。(強み)
大学ではサッカー部の主将として部員50名の声に耳を傾けてきました。
選手それぞれの不安やチームへの不満を「1on1面談」によって汲み取り、チームの方針や練習内容の改善に活かしました。結果、チームの一体感を高め、最後の大会で関東大会準優勝を果たしました。(強みを発揮した経験)
この傾聴力は御社の保険の営業職に活きると考えています。お客さんそれぞれの人生設計に寄り添い、将来への不安を安心に変えられるよう、傾聴力という強みを活かしていきたいです。(強みの生かし方)
短所:優柔不断
私の短所は「周囲の意見を求めすぎるあまり、意思決定力が弱い」点です。(弱み)
サッカー部での関東大会決勝の選手起用で、選手の思いや周囲の助言を大事にするあまり、自分の本心とは違う意思決定をし、その選択が裏目に出て、敗北を喫しました。(弱みが現れた経験)
このことから、自分の考えを貫き、意思決定に自信と責任を持つことの大切さを学びました。現在は、就活において、様々な社会人のアドバイスを仰ぎながらも、自分の軸を持って判断するよう心がけています。(改善の方法や目的)
④リーダーシップ
長所:リーダーシップがある
私の長所は、「チームをまとめ、目標に向けて引っ張るリーダーシップがある」点です。(強み)
大学時代には、文化祭企画・運営サークルの宣伝代表を務めました。文化祭の参加者数を増やすために、SNSを活用した宣伝活動を実施しました。週に1度、チーム会議を開催してモチベーションの維持を図るとともに、スプレッドシートでチームメンバーのタスクの管理を徹底しました。その結果、メンバー全員が仕事を全うし、コロナ前の1.5倍もの参加者を獲得することができました。(強みを発揮した経験)
この強みを活かして、プロジェクトを任せていただけた際には、目標をぶらさない責任感を持ちながら、メンバーと協力して様々なことを成し遂げていきたいと思っています。(強みの生かし方)
短所:我が強い
私の短所は、「自分の考えや意見を常に持っているため、自分の意見を押し通そうとしてしまう傾向がある」点です。(弱み)
大学時代に所属していたゼミで、ゼミ発表に向けて論文作成を進めていました。自分の考えに固執し、メンバーの意見をあまり聞き入れず、雰囲気が悪くなってしまった時期がありました。納期にはぎりぎり間に合ったものの、メンバーのやる気を削いでしまったこと、雰囲気を悪くしてしまったことを反省しています。(弱みが現れた経験)
このことから、この性格が原因で周囲に迷惑をかけてしまうことを学びました。現在は、ゼミや長期インターンなど多様なコミュニティで活動していますが、自分の意見をしっかりと持ちながらも、周囲の意見を尊重し、話し合うことを心がけています。(改善の方法や目的)
⑤用意周到
長所:用意周到
私の長所は、「計画を綿密に立て、トラブルなく物事を成功させる用意周到さ」です。(強み)
大学2年生の時、所属していたサークルで合宿企画の担当になりました。事前に複数の候補地を挙げ、予算やスケジュール、サークル員の希望を考慮し、企画担当5名で何度も会議を開き検討しました。また、下見の機会を設け、本番の流れをシミュレーションするとともに、起こりうる問題とそれに対する解決策も考えておきました。その結果、スムーズに合宿を終えることができ、サークル員から満足の声をもらうことができました。(強みを発揮した経験)
御社で働くことができた暁には、この長所を生かして、会議やプレゼンの前には様々な視点から客観視し、入念な準備をして臨みたいと思います。(生かし方)
短所:心配性、慎重
私の短所は、「慎重すぎて何事をするにおいてもあらゆることを心配し、時間がかかってしまう」点だと自覚しています。(弱み)
大学で所属しているゼミで、昨年研究発表を行いました。6人1チームで論文発表に向けて活動していたのですが、あらゆる面からの反論や懸念を述べてしまい、準備を滞らせてしまいました。その結果、結論にうまく着地させることができず、論文完成が資料提出締め切り間際になってしまい、チームメンバーに迷惑をかけてしまいました。(弱みが現れた経験)
このことから、心配性すぎるがゆえに、周囲の人に迷惑をかけてしまうことがあるということを実感しました。現在は、自身の用意周到さを大切にしつつも、常にゴールから逆算して考えること、やるべきことを可視化し、行動するようにしています。(改善の方法や目的)
【まとめ】面接で長所・短所の答える時のポイント3選

面接で長所・短所を答える時のポイントについて、以下の3つをご紹介します!
①長所と短所に一貫性を持たせる
②結論から話す
③それぞれ裏付けるエピソードを付ける
それぞれ詳しく解説していきます!
①長所と短所に一貫性を持たせる
長所と短所には必ず、繋がりを持たせるようにしましょう。
「物事は表裏一体」と言われるように、長所と捉えられる部分には、短所と捉えられる部分があります。
一貫性がないと、自身について理解できていないと判断される可能性があるので、気を付けましょう。
②結論から話す
よく面接では「結論ファーストで」という言葉を聞くかと思いますが、長所や短所について話す時も同じです。
初めに、自分の長所や短所を一言で伝えてから、エピソードについて話すようにしてください。
③それぞれ裏付けるエピソードを付ける
②でもお伝えしたように、結論を伝えたあとは、長所・短所を裏付けるエピソードを話すようにしましょう。
ここで、注意していただきたいことは、エピソードをだらだらと話してしまうことです。
長所や短所を発揮した部分を中心に、簡潔に説明できるようにしましょう。
面接で長所を伝えるときの注意点

面接で長所を伝える際、伝え方によってはあまり良い評価をもらえない可能性があります。
長所についての質問は、応募者の人柄を知り入社後の姿をイメージする上で、最も重要な質問です。
そのため、改めて長所を伝えるときのポイントをまとめました。以下の3点には気を付けて、答えられるようにしましょう。
そのため、改めて長所を伝えるときのポイントをまとめました。以下の3点には気を付けて、答えられるようにしましょう。
①曖昧でイメージが持てない
長所として答えた回答が漠然としており、長所を発揮している様子がイメージできないことです。
先述した通り、企業は長所を聞くことで、
・入社後活躍できそうか
・会社とマッチしそうか
などを知ろうとしています。
そのため、長所はイメージしやすいように具体的に答えましょう。
例えば、長所は「ポジティブなところです」といっても、意味が広いので見方によっては、ただの楽観主義だと思われてしまう可能性もあります。
さすがに極端な例ですが、「ポジティブさがどんな所で活きたか」を一言にまとめてみるなど、具体化を意識してみてください。
②話が長い
長所について話す際に、自分をアピールしたいがためについ話が長くなってしまいがちです。
ただ面接には時間に限りがあります。
また、面接ではどれだけ簡潔にわかりやすく話せるかというコミュニケーション能力についても見ているため、長く話すのは評価されません。
長所を発揮したエピソードは1つに絞り、伝えたいことをまとめるなどして、できるだけ短めに話すことを意識しましょう。
より具体的なことについては、面接官が掘り下げた質問をしてくれるので、安心してください。
③企業で活かせそうにない長所
先述した通り、面接官が長所を聞く意図は、長所が実際に働いた時に活きるのかなど企業との適正を図るためです。
そのため、企業で活かせなさそうな長所は面接では評価されません。
例えば、チームワーク力が必要とされる企業で、集中して黙々と課題に取り組める長所は、その企業で活躍できるイメージは湧かないですよね。
また、企業が求める人物像と長所がマッチしていたとしても、企業側に活躍できるイメージが持てなければ意味がありません。
例文や書き方でも紹介しましたが、長所が企業の働く中でどこに活かせそうかを探し、アピールしましょう。
面接で短所を伝えるときの注意点
短所を伝える時の注意点について、ご紹介します。
短所はマイナスなイメージを与える内容であるため、伝え方が重要です。
是非ご覧ください。
面接で短所を伝えるときの注意点3つ

短所を伝える時の注意点について、ご紹介します。
短所はマイナスなイメージを与える内容であるため、伝え方が重要です。
是非ご覧ください。
①改善する姿勢が見えない
短所は誰にでもあるものですが、だからといって直す気がないと、成長意欲に欠けるという印象を与えてしまいます。
短所はあっても、それをどう改善しようと行動しているのか、話せるようにしておきましょう。
②長所との繋がりがない
先述した通り、物事は表裏一体なので、当然長所と認識していても、短所と捉えられる部分はあります。
この繋がりがないと、自身について客観的に見られていないと判断されるでしょう。
本記事では、長所と短所の繋がりについてまとめてあるので、是非ご覧ください!
③業務に支障が出るような短所
面接で聞かれたことに対して、応募先企業の業務に支障が出そうな短所は答えないようにしましょう。
例えば、面接で短所を聞かれた時、「仕事が雑です」「少しマイペースです」といった回答では、社会人としてのモラルが欠けていると思われても仕方ありません。
紹介した例文やポイントなどを参考に、短所の改善次第では企業で戦力になれそうな短所を選ぶ、探すようにしましょう。
本番前に面接練習することが大切

今回は選考で必ず聞かれる、長所や短所の伝え方のポイントや注意点、例文についてご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
長所や短所は、人柄を評価する上で重要な要素になってくるので、しっかり準備しておくことが重要です。本記事で述べてきたことを参考に、ご自身を精一杯アピールしてください。
自分で準備ができたら、本番前やESの提出前に人に話してみたり、面接前に練習してみてください。
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