
【ES例文あり】長所で「負けず嫌い」を伝えるときのポイント
2023/07/18
長所としての「負けず嫌い」を効果的に伝えるために
就活の中で最も聞かれる質問の1つ、自分の長所。どんな長所を伝えるのべきなのか、考えを巡らせている人は多いのではないでしょうか?
面接では、自分の長所やそれにまつわるエピソードをベースにいくつもの質問をされることが少なくありません。企業の見ているポイントを理解し、それを元に長所を作ることが、選考を突破するための鍵になると言っても過言ではないでしょう。
この記事のテーマは、長所として「負けず嫌い」を伝えるときのポイント。負けず嫌いな性格は、何かをやり遂げるためのエネルギーになるため、これを自分の長所としてアピールする就活生は少なくありません。
しかし、いかにして伝えるかで長所の与える印象が大きく変わります。ぜひポイントを押さえて、負けず嫌いな性格を効果的に伝えてください。
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企業が持つ長所の評価基準とは?

当然のことですが、就活で実施される選考は、企業で活躍する人を見極めて採用することを目的に行われます。仕事の経験がない大学生を採用する新卒採用では、仕事の実績で活躍するか否かを見極めることができません。
そこで重要視されるのが、今まで経験してきたことと、その経験を通して得られた長所。長所を活かして仕事の現場で活躍できると見込んでもらえたら、選考を通過する可能性が高まるでしょう。
多くの就活生は、企業で活躍することを期待してもらえるように長所を伝えることが意識できていません。これを意識するだけでも、企業に魅力を感じてもらえる可能性が大いに高まります。ぜひ、負けず嫌いであることをアピールするときも意識をしてみてください。
「負けず嫌い」をアピールする長所のES例文

私の強みは、負けず嫌いなところです。
学生時代、私は衣料品店で販売員のアルバイトをしていました。一緒に働いている販売員の方々が上手な接客をしている中、自分はお客様に満足してもらうことができず、営業実績も下から2番目でした。
非常に悔しく感じた私は、最も営業成績の良い同僚の優れているところをつぶさに観察しました。お客様のなりたい姿をヒヤリングし、それに合った商品を勧めていることに気づき、自分も同じことを実践しました。商品をお買い上げいただく確率が飛躍的に上がり、元々の売上比で40%も向上させることができました。
社会人になっても、この負けん気を忘れず、自分の足りない部分を分析し、それを埋めるための正しいアクションを取っていきたいと考えています。
長所を伝えるときは、「結論」、「エピソード」、「長所の生かし方」の3つを順番に述べるとうまくまとまるのでおすすめです。一つずつ見ていきましょう。
(1)結論(私の長所は〇〇なところです)
長所を伝えるときに限らず、何かを分かりやすく伝えるときは、一番最初に結論を持ってきます。長所の場合は、最初に「私の長所は〇〇なところです。」と伝えるようにしましょう。結論を先に持ってくることで、その後に続くエピソードが理解しやすくなります。(2)長所の根拠となるエピソード
長所を端的に伝えたら、その根拠となるエピソードを伝えます。自分が何に問題意識や目的意識を持ち、それに対してどんなアクションを取ったのか。一連の流れが分かるよう整理して伝えましょう。以下の4点にまとめると、流れが分かりやすくなるのでおすすめです。
①長所が発揮された場面(衣料品店でのアルバイト)
②抱えていた問題意識(上手に接客が出来ず、営業成績も悪い)
③実際に取った行動(営業成績の良い同僚を観察)
④行動によってもたらされた結果(元々の売上比で40%向上)
(3)長所の生かし方
再三述べている通り、企業が長所を聞くのは、入社後の活躍の見込みを把握するため。より活躍するイメージを持ってもらうために、どのように強みを生かしたいのか説明するようにしましょう。しっかりと入社後のことも考えられていることが伝わり、好印象なはずです。
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