
【不動産業界】ウケがいい志望動機の書き方とは?|例文8選
2025/08/26
目次
7.
就活生の中でも、毎年圧倒的な人気を誇る不動産業界。その分、最初のエントリーシートや面接で問われる志望動機が肝心なことはご存知ですか。
とはいえ、「説得力のある志望動機って何だろう」「イマイチ良い志望動機が思いつかない、、」と不安になる人も多いのではないでしょうか。
この記事では、数多くの不動産業界の志望動機の例文を紹介しています。
不動産業界の志望動機を考える上で押さえるべきポイントはたくさんあるので、ぜひ最後まで読んで、みなさんが志望動機を考えるときに参考にしてみてください。
【基礎知識】不動産業界の理解を深めよう
不動産業界では、土地や建物などに関わるビジネス全般の業務を行っています。業務の範囲は、不動産の仲介や、土地や住宅などの販売、街の開発など様々です。

デベロッパー
デベロッパーは土地を購入し、建物やプロジェクトを計画・設計・建設して、それを売却または賃貸することで利益を得るモデルです。住宅や商業用不動産などの開発が含まれます。
主な企業
三井不動産、三菱地所、住友不動産、東急不動産
賃貸業
賃貸業は、不動産所有者が物件を賃貸して収入を得るモデルです。住宅、オフィス、商業施設、アパートメントなどが含まれます。賃貸業者は家賃や賃料を収益とし、運営管理におけるコストを考慮しながら収益を最大化します。
主な企業
大東建託グループ、東建コーポレーション、ハウスメイトグループ、タウンハウジング
不動産仲介
不動産仲介業者は売買や賃貸の取引を仲介し、売主や購入者、賃貸人と借り手との間で手数料を受け取るモデルです。
不動産市場において売買契約の手続きや交渉をサポートします。
主な企業
三井不動産リアルティグループ(三井のリハウス)、東急リバブル、住友不動産販売、野村不動産グループ(野村の仲介+)
不動産投資
不動産投資家は物件を購入し、その物件からの賃料収入や将来的な資産価値の上昇によって収益を得ています。
主な企業
湘建、プロパティエージェント、エイマックス(A-MAX)、トーシンパートナーズ
不動産管理
不動産管理業者は不動産所有者の代理として、物件の運営管理を行います。
入居者の募集、賃料の徴収、メンテナンス、法的な手続きなどを担当し、物件の状態を維持し収益の最適化をすることも役割の1つです。
主な企業
大東建託グループ、積水ハウスグループ、スターツグループ、大和リビング
ゼネコン
「ゼネコン」は、「ゼネラル・コントラクター」の略称です。建設業界やプロジェクト管理の分野で使われる言葉です。
ゼネラル・コントラクターは、建設プロジェクトの全体的な責任を担い、設計、施工、調達、プロジェクト管理など、様々な段階での作業を行う企業や団体を指します。
主な企業
大林組、鹿島建設、大成建設、清水建設、竹中工務店
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【登録社会人の所属企業一覧(一部抜粋)】
東急不動産、野村不動産、大和ハウス工業、三井不動産、ポラス、清水建設、サンケイビル、オープンハウス、東急リバブル、大和ライフネクスト、大京アステージなど
不動産業界が求める3つの人物像
不動産業界で求める3つの人物像について、紹介していきます。
▼不動産業界が求める人物像
1|数字や結果にこだわることができる
2|チームワークを大切にすることができる
3|信頼されやすい
以下で詳しく解説していきます。
1|数字や結果にこだわることができる
1つ目は、数字や結果にこだわることができる人材かどうかです。
不動産業界はみなさん知っているかもしれませんが、「実力主義」の企業が多いことが特徴です。仲介業や販売業を担う人に関わらず、仕事に求められることは「契約数や売上」です。そのため、新人社員でも成果に基づいた評価をもらえます。
メンタルを維持しながら、契約を取るために工夫や努力ができる人は不動産業界に向いているでしょう。
もし、数字や結果にこだわって努力した経験や、結果を出すために粘り強いメンタルを持っていることをアピールできる人は、志望動機や自己PRに盛り込んでみるのもいいかもしれません。
2|チームワークを大切にすることができる
2つ目は、チームワークを大切にできるかどうかです。
不動産業界は、チームでプロジェクトを進めることが多いです。特に不動産デベロッパーは、ゼネコン会社と協力して事業を進めることもあります。そのため、協調性がありチームで動くことができる人に、不動産業界は向いています。
協調性を身につけた経験やチームワークを発揮したエピソードがあれば、ぜひ活用していきましょう。
3|信頼されやすい
不動産業界が求める人物像の最後に紹介するのは、信頼されやすい人材かどうかです。
不動産の売買では「この人なら任せられる」「この人に交渉を任せれば大丈夫だ」「この人が持ってくる情報なら信用できる」と、人柄で購入をするお客様もいます。大きな買い物をするお客様に対して接客をすることから、信頼を持ってもらうことが非常に大切です。
志望動機や自己PRでは、なぜか人に信頼されるといった内容ではなく、「こうした誠実なところや、真面目な性格が信頼されることに繋がっているのではないか」といった根拠のあるアピールを行うと好印象です。
【3STEP】不動産業界の志望動機の構成
例文を紹介する前に、不動産業界の志望動機の構成方法を説明します。

①まずは結論を一言で
志望動機の最初は、結論を一言で述べるようにしましょう。これにより、採用担当者は志望動機の概要をつかみやすくなります。
▼例
私が御社を志望する理由は、地域のコミュニティを活性化できるまちづくりに貢献したいと考えたからです。
②自分がその仕事をしたいと思った原体験
次に、自分がなぜ不動産業界で仕事をしたいと思ったのか、その原体験を記載します。現体験を記載することによってより説得力のある志望動機にすることができます。
▼例
私は大学時代、都市社会学のゼミに所属しており、現在の都市が発展する過程で人と人との繋がりを分断してきた歴史について学んできました。このゼミがきっかけで、都市の利便性を担保しつつ、人と人との交流がある温かみのあるまちづくりをしたいと考えるようになりました。
③なぜ御社(貴社)でそれが実現できるのか
最後に、なぜ不動産業界の他の会社ではなくその会社を選んだのかを記載しましょう。採用担当者の「ほかの企業ではだめなのか」「志望度は高いのか」といった疑問を解消することができ、志望度の高さをアピールすることができます。
▼例
御社は「まちの総合プロデュース」を謳い、ただ建物を立てて終わりではなく、そこで暮らす人々の生活の質を高めることに注力しています。御社の事業に携わることで、人の繋がりを大切にしたまちづくりができるのではないかと考え、志望させていただいた次第です。
①〜③の項目は、不動産業界に限らず全ての業界で活用できます。みなさんが志望動機を考える際にも、ぜひご活用ください!
志望動機の深掘りをしたい人へ
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業種別|不動産業界でウケる志望動機の例文
ここからは、業種別にデベロッパー・不動産賃貸・不動産販売・不動産管理の4つに分けて不動産業界の志望動機の例文を紹介していきます。
1.デベロッパーの志望動機
私が貴社を志望した理由は、都市の再開発に携わり、現代的な街づくりをしたいと思ったからです。貴社の開発したリゾート地やオフィス街は、近年の世の中で重要視されている多様性を意識したコンセプトで作られており、「人々の多様性を否定しない世の中にしたい」と考えている私にぴったりな企業だと感じました。私は大学時代、1年間の留学を通して文化や宗教を超えて多様な人間と交流し、つながりを大切にすることを学びました。貴社は海外にも事業を展開しているため、留学経験を通して自分が得た価値観を強みとし、都市開発を進めていけると確信しております。留学や、大学のサークル活動で身につけた協調性で、クライアントや現地のスタッフとも、より良いアイデアを出していくことができます。貴社で不動産のプロとして働き、日本だけでなく世界中の都市開発を手掛けたいと考えています。
2.不動産賃貸の志望動機
私が貴社を志望する理由は、不動産賃貸の際に、利用者の物件契約に対する不安を解消したいと考えているからです。私は、田舎の秋田から東京に上京をする際、初めてアパートを借りました。当時物件契約で「変な物件をあてがわれないか」「不当な契約を締結させられないか」など不安や心配が募りました。このような感情は、不動産業者の不親切な説明からもやもやと湧き出てきました。そんな中で「借り手は常に不安である」ということを前提とした貴社の理念に深く共感しました。私は、貴社でお客様視点での接客を心掛けて、分かりやすく、安心して物件探しができるお手伝いをしたいと考えています。
3.不動産販売の志望動機
私は人々の暮らしに欠かせない衣食住の中で、住の部分を担う仕事をしたいと思い、不動産業界を志望しました。入居者が安心して快適な生活を送る住宅を、販売を通じて夢を叶えるお手伝いをしたいと考えています。私は、台風被害の折り、家の中を片付ける災害ボランティアに参加した経験があります。同じ地域でも流された家や崩壊した家がある一方、問題なく残されている家があったことが印象的でした。そこで、家選びをする際に、立地や構造も重要な判断材料であることに気付きました。貴社では災害に強い××工法の家に力を入れています。土地販売による立地の提案をはじめ、災害に強い住宅販売を通じて、人々が安心して暮らしていけるよう貢献したいです。
4.不動産管理の志望動機
私はビジネスパートナーと長期的な信頼関係を築いた上で不動産管理をしたいと考え、貴社を志望しました。不動産管理の仕事は、日々のメンテナンスなどを通して入居者が安心して生活できる空間を保つ業務と同時に、不動産所有者と二人三脚で不動産経営をサポートする業務ですが、貴社は適切な管理方針を元に、より過ごしやすい環境を入居者に提供する努力を継続している企業と理解しています。私は部活やアルバイトなどの組織で何かを進める際、意思決定をする場面があると、必ず自分だけでなく全体最適を意識することを心掛けています。その結果、これまで属した組織の仲間とは常に信頼関係を構築して良い取り組みを行うことができました。自分だけが良いという姿勢ではなく、不動産所有者や入居者含めてWin-Win-Winの関係を築く姿勢を持った貴社であれば、自分の経験を活かして自身の想いを実現できると確信し、志望します。
企業別|不動産業界でウケる志望動機の例文
ここでは、不動産業界の中で人気企業である4社の志望動機を紹介します。
1.三菱地所の志望動機
私が貴社を志望するのは、都市の可能性を広げる街づくりに挑戦し、多くの人が誇りを持てる空間をつくりたいと考えているからです。大学時代には建築系のゼミに所属し、都市空間の利用実態を調査するフィールドワークを経験しました。オフィス街や商業施設を観察する中で、空間設計が人々の動線や交流を大きく変えることを実感しました。また、調査結果をもとに地域活性化の提案を行った際、単なる施設整備ではなく「都市全体の価値をどう高めるか」を意識する重要性を学びました。こうした経験から都市開発のダイナミズムに惹かれ、将来は大規模な街づくりに携わりたいと考えるようになりました。貴社は、丸の内再開発をはじめとする大規模都市開発に取り組み、環境・多様性・イノベーションを重視しています。オフィス、商業、住宅、公共空間を一体的に開発し都市全体の価値を高める姿勢に強く惹かれました。将来は国内外のプロジェクトに携わり、都市を新しいステージへ導く一員として貢献したいです。
2.三井不動産の志望動機
私が貴社を志望するのは、街づくりを通して人々の暮らしに新しい価値と感動を届けたいと考えているからです。大学時代には地域の子ども向けイベントを手伝うボランティアに参加しました。準備から当日の運営まで関わる中で、人々が安心して集まり交流できる場所が地域に与える影響の大きさを実感しました。その経験を通じ、街づくりは建物を建てるだけではなく、人をつなぎ新しい出会いや体験を生み出す仕事だと考えるようになりました。貴社は、オフィス・住宅・商業・物流など多彩な領域で新しい空間価値を追求しています。特に日本橋をはじめとする再開発や海外事業の展開は、多様な人々が集い続ける街を実現する取り組みであり、私が理想とする街づくりと重なります。将来はその一翼を担い、国内外で人々に驚きと感動を届けられる都市開発に挑戦したいです。
3.森ビルの志望動機
私が貴社を志望するのは、都市の中に「文化と日常が共存する空間」をつくり、多様な人々に新しい体験を届けたいと考えているからです。大学時代には美術館での受付アルバイトを経験し、展示空間の雰囲気や導線によって来場者の滞在時間や満足度が大きく変わることを学びました。作品そのものだけでなく、空間が人の感情を動かすことを実感し、この気づきが街づくりへの関心につながりました。貴社は「六本木ヒルズ」や「麻布台ヒルズ」に代表されるように、オフィスや住宅にとどまらず、美術館、シネマ、イベントスペースなど文化的要素を積極的に取り入れた都市開発を進めています。その取り組みは、単なる機能的な都市づくりではなく、人々が誇りを持ち世界に発信できる文化的都市の実現だと感じました。私は、空間がもたらす体験価値を意識しながら、都市に新しい魅力を生み出す街づくりに携わりたいです。将来は、貴社のプロジェクトを通じて東京を世界に誇れる都市へと進化させる一員として貢献したいと考えています。
4.住友不動産の志望動機
私が貴社を志望するのは、都市の発展と企業の成長を両立させる街づくりに挑戦したいと考えているからです。大学時代には不動産仲介会社での長期インターンに参加し、営業企画の補助を経験しました。市場動向を調べながら収益シミュレーションを作成する中で、不動産事業は街の活性化に貢献しながらも、確かな収益性を確保することで持続的に発展できることを学びました。この経験から、街づくりには社会的価値と経済的価値の双方を追求する視点が不可欠だと考えるようになりました。貴社はオフィスビル賃貸事業を基盤としつつ、六本木や西新宿の再開発をはじめ、大規模で収益性の高い都市開発を推進しています。また、中長期計画では東京とインド・ムンバイへの投資拡大を掲げており、成長を見据えた戦略性に強く惹かれました。将来は、国内外のプロジェクトに携わり、都市の価値を高めると同時に企業としても成長を続けられる街づくりを実現し、貴社に貢献したいです。
志望動機の添削をしたい人へ
志望動機は書き終わって完了ではありません。よりわかりやすく、魅力の伝わりやすい表現方法が無いかを第三者に添削してもらうことが重要です。
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【不動産業界】ES通過率UP!?志望動機のコツ
ここでは、志望動機の通過率を改善する書き方のポイントを紹介していきます。
①不動産業界を志望する理由を明確に示す
まずは、なぜ不動産業界を志望するのかを説明しましょう。
「多くの業界がある中でなぜ不動産業界を選んだのか」を明確にすることで説得力が増し、採用担当者の目に留まりやすくなります。不動産業界に興味を持ったきっかけをしっかりと言語化し、不動産業界への志望度の高さをアピールしましょう。
②その中でもその企業を志望する理由を伝える
志望動機で最も重要なのは、その企業でなければならない理由を明確にすることです。
採用担当者は、毎年採用する学生の目標人数を課されます。目標となる数の学生に入社してもらうのにあたり、最も困るのが、内定の辞退です。
企業はみなさんの伝える志望動機を通して熱意を確認し、内定を出しても問題ないかを見極めています。なぜその企業でなければならないのかを的確に伝えることが、選考通過には不可欠と言えるでしょう。
この内容を書くために大切になるのが、企業研究です。企業のホームページを見たり企業説明会に参加したりするなどして、志望企業の魅力や競合他社との違いについての理解を深めましょう。
③入社後にどのように企業に貢献できるかをPRする
単に熱意を伝えるだけではなく、自分を採用するメリットを志望動機に盛り込むと、ES通過率を改善できます。この内容を盛り込むことによって採用担当者は入社後に活躍する姿をイメージしやすくなります。
不動産業界の会社が求める人物像として紹介した以下の内容について記載できると良いでしょう。
▼不動産業界が求める人物像
1|数字や結果にこだわることができる
2|チームワークを大切にすることができる
3|信頼されやすい
また、自分自身の性格や経験と、志望企業のマッチ度を示すことも有効です。これまで経験してきたオリジナルのエピソードを交え、企業にどのように貢献できるかを伝えましょう。
志望動機のNG例3選
志望動機の悪い例を知っておくことで、知らず知らずのうちにNG志望動機を書くことを避けられるようになります。提出前に以下の例文を確認して、自身の志望動機に問題がないかを確認することをおすすめします。
▼志望動機のNG例3選
①不動産業界でなくても当てはまる志望理由である
②志望動機がピンポイントすぎる
③内容に一貫性がない
以下で詳しく解説していきます。
①不動産業界でなくても当てはまる志望理由である
不動産業界は年収が高く、福利厚生が整っている場合が多いですが、それを動機にするのは避けましょう。他の業界も年収が高く、福利厚生が整っている可能性があるためです。
また同様の理由で「営業職に興味がある」「出身地に近いため」といった動機を書かないようにしましょう。
②志望動機がピンポイントすぎる
企業理解をアピールするために「貴社の○○部の業務に関心を持った」といった志望動機を書くのは危険です。
これは、採用担当に「○○部以外に配属が決まった場合辞められてしまうかもしれない」と思われるリスクが高いためです。その業務に特に関心がある場合でも、応募先の企業の業務全般の理解を示せるとよいでしょう。
③内容に一貫性がない
冒頭では「営業職に関心がある」と伝えているのに、結論では「経理として経営をサポートしたい」と書いてあるなど、一貫性のない志望動機の通過率は低いです。
このように論旨が一貫していないと、採用担当にそもそもの文章力が低いという判断をされてしまい、ES通過率が極端に下がってしまいます。
「まさかそんなことは起きない」と思っていても、多くの志望動機を書いていく中で無意識に書いてしまっている場合があります。必ず提出前に論旨が一貫しているかを確認しましょう。
志望動機が思い浮かばない時にすべきこと
ここまで不動産業界の志望動機の書き方について解説してきました。中には「そもそも書くことが思い浮かばない」とお悩みの方もいるかもしれません。
最後に志望動機が思い浮かばない際にすべきことを2つ紹介します。
また、どうしても筆が進まない場合はAIの活用も一つの手です。
有効な活用方法は以下のページを参考にしてみてください。
自分がやりたい仕事の方向性を言語化する
志望動機のゴールは、自分のやりたいことを言語化し、志望する企業でそれが実現できることを伝えること。このゴールに到達するためには、自分のやりたい仕事がどんなものなのか言語化することが欠かせません。
自分のやりたいことを見つける手がかりになるのが、自己分析です。自己分析では、自分の過去を振り返り、どんなことに興味を持って来たのかを内省します。そこからやりたいことの方向性を見つけ、具体的な言葉に落とし込んでいくのです。
やりたい仕事が実現できる条件を定義する
自分のやりたい仕事の方向性が言語化できたら、それを実現するための条件を定義します。
例えば「お客様に価値が届いたところを実際に見ることができる仕事がしたい」という方向性で考えるのであれば、「実際に対面でサービスを提供できる業界」というのが1つの条件となるでしょう。
この条件を定義するのに必要なのが、業界研究や企業研究です。
業界やそれに属する企業について知ることで、自分がやりがいを持って働ける環境があるのかを判断できるようになります。
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「焦っている方向け!自分を伝えきる志望動機を書こう!!」
「【志望動機に自信がない人向け】ES添削しませんか?」
といったプランを設定している人もおり、様々な就活対策をすることができます。実際に志望する企業の内定者や社員から、面接で聞かれたことや答え方のノウハウなども聞けるかも…?
Matcherをおすすめする5つの理由
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【登録社会人の所属企業一覧(一部抜粋)】
東急不動産、野村不動産、大和ハウス工業、三井不動産、ポラス、清水建設、サンケイビル、オープンハウス、東急リバブル、大和ライフネクスト、大京アステージなど
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不動産業界の選考対策を進めて内定を勝ち取ろう!
不動産業界の志望動機の考え方を説明してきました。みなさんが志望動機を作成するときに参考になれば幸いです。
冒頭でも述べた通り、納得感のある志望動機は選考突破の土台とも言うべき非常に大切なもの。
ぜひ説明してきたことを生かして、志望動機の準備を進めてください。