ChatGPTは就活で使っても大丈夫?メリット・デメリットを解説

2023/07/25
志望動機の書き方
就活準備
書類選考
Matcher編集部
[著者] Matcher編集部
OB・OG訪問サービス「Matcher」の編集チーム。就職活動やキャリア選択に関する情報を、学生の視点に立ってわかりやすく発信。Matcherの運営を通じて蓄積した知見をもとに、自己分析、業界研究、企業研究、ES・面接対策など、就職活動に役立つコンテンツを企画・制作する。
西川 晃平
[監修] 西川 晃平
Matcher株式会社代表取締役。OB・OG訪問サービス「Matcher」の立ち上げおよび運営を担う。就職活動における情報格差・機会格差の解消を目指し、学生が社会人に気軽に相談できる仕組みを構築。自身も学生からの就職活動相談に応じ、自己分析、ES添削、面接対策、キャリア選択など幅広い領域で支援を行う。
目次
1.
そもそもChatGPTとは?
2.
ChatGPTを就職活動に使っても大丈夫?
3.
ChatGPTを就活で使うメリット
4.
ChatGPTを就活で使うデメリット
5.
chatGPT以外の生成系AIって?
6.
<ES編>AIの使い方
7.
<面接対策編>AIの使い方
8.
<その他>AIの使い方
9.
AIに質の高い出力をさせるためのコツ
10.
‌【バレるかも】AIの出力をコピペするのは危険
11.
AI就活サービス3選
12.
おわりに

そもそもChatGPTとは?

chatGPTの画像‌‌Chatbot GPT(ChatGPT)は、OpenAIによって開発された自然言語処理の技術です。
GPTは自然な文章を生成することができ、対話型のコンテンツや質問応答、文章の要約、翻訳、文章の分類などさまざまなタスクに応用されます。

ChatGPTは、特に対話型のコンテンツで利用されるGPTのバリエーションであり、ユーザーと対話する形で情報を提供したり、質問に答えたりできます。

なお、無料版のchatGPTは、OpenAIのGPT-3.5アーキテクチャをベースにしたChatGPTです。
‌【参考】
https://chat.openai.com/

ChatGPTを就職活動に使っても大丈夫?

悩む卵‌ChatGPTを就職活動に使っても問題ないのかが気になる学生も多いはず。

まずは、就活生のChatGPTの利用状況と、企業側の考えを紹介します。

3人に1人が就活でChatGPTを使用している

株式会社Synergy Careerに調査によって、就活生の35.2%が就職活動にChatGPTを使ったことがあるということが判明しました。

用途としては、ES作成(33.5%)、企業/業界分析(23.5%)、面接対策(15.8%)の順で多く、AIを就職活動の効率化に役立てている様子がうかがえます。

企業側の見解

ChatGPTをはじめとする生成AIの就職活動への利用に対する賛否は、企業ごとに分かれています。

時事通信の調査によると、アンケートに回答した企業38社のうち9社が「総じて否定的」2社が「総じて肯定的」と回答しました。

学生の意思や個性が損なわれることに対する懸念を示す企業がある一方、IT化が進む社会において新技術の利用を高く評価する企業も存在しています。

ChatGPTを就活で使うメリット

AIに就活の一部を代行してもらうイメージ‌話題になっているchatGPTですが、実際にどのようなメリットがあるのでしょうか?

自己分析や志望動機の作成に役立つ

ChatGPTは、質問を投げかけたり、あなたのスキルや経験を整理したり、あなたの価値観や目標を明らかにしたりすることで、自己分析をサポートしてくれます。

また、あなたの自己分析に基づいて、志望動機の文章を生成してくれることもあります。
ただし、ChatGPTが生成した内容はあくまで参考程度にし、自分の言葉で書き直すことが必要です。

時短につながる

chatGPTは、人間の手で書かれたものと見比べても遜色ない内容の文章を短時間で作ることができます。

例えば、自己PRやガクチカの作成には通常数時間かかるものですが、ChatGPTを使えば数分で完成します。

これにより、OB訪問や自己分析など、より重要度の高い就活準備に時間を割くことができるようになるのです。

アイデアを提供してくれる

ChatGPTは、自然言語処理の技術を用いて、文章を生成や要約ができます。

そのため、自分では思いつかないようなアイデアや表現の出力が可能です。
例えば、企業や業界の分析にも役立つ可能性があります。

ChatGPTに企業名や業界名を入力すると、その企業や業界の特徴や動向を教えてくれたり、比較分析を行ってくれたりすることがあります。

ChatGPTを就活で使うデメリット

サルが頭を抱える様子‌就職活動に有効なChatGPTですが、使い方によってはデメリットが生じる場合もあります。

文章が不自然で機械的な場合がある

ChatGPTに限らず、基本的に自動生成されるもの全てに当てはまる事象です。

「この文章はChatGPTで生成したものそのまま使っているのではないか」
‌「何かのコピペではないか」
‌
といった形で疑われてしまうと、不合格になる可能性が高まります。

生成された文章を参考にするときも、文章として不自然なところはないか必ず確認するようにしましょう。

独自性に欠ける

chatGPTが出力した内容は、文章としてはきれいであっても、内容のオリジナリティに欠けてしまう場合が多いです。

内容のオリジナリティに欠けてしまうと、採用担当者から「よくありがちな内容だな」「他と似た内容だから、合格にする決め手に欠けるな」などと判断され、選考に通らない可能性が高まります。

ですので、そのまま使うことは避け、自身の体験や考え・経験から学んだことなどを必ず入れるようにしましょう。

情報が古い・間違っている可能性がある

chatGPT3.5は2021年9月までの情報をもとに解答を生成しているため、情報が古かったり、間違ってたりしている場合があります。

個人情報の流出リスクがある

ChatGPTはウェブ上に公開されているサービスであり、入力した内容が第三者に漏れる可能性があります。
これはChatGPTは入力した内容を学習するために入力した情報が他のユーザーに提供される場合があるためです。

個人情報の扱いには十分気を付けましょう。

chatGPT以外の生成系AIって?

実はchatGPT以外にも就職活動に役立てられる生成AIが存在します。
‌
AIのイメージ

bard

1つ目はGoogleが開発したBardです。

bardでは、
詩
‌
コード
台本
音楽作品
電子メール
手紙
など、さまざまなクリエイティブなテキストを生成します。

Bardはインターネット上の情報が利用できるため、最新の情報を正確に伝達できる点が特徴です。

BingAI

Bing AIは、Microsoftが提供する検索エンジンBingに新しく搭載された「AIとのチャット機能」です。

AIと会話ができるだけでなく、ウェブ上にある最新情報を人間の代わりにAIが検索しながら質問に答えるという特徴があります。

また、利用にはMicrosoftアカウントでのログインが必要です。

回答の出典が明示されており、出力の根拠となるページにアクセスできることも特徴的です。

<ES編>AIの使い方

AIを上手に操作するイメージ‌エントリーシート作成においてAIはとても役に立ちます。

ここでは、AIの使い道を①出力②添削の2つに分けて解説しています。

※この記事で紹介するプロンプトは一例です。是非自分自身の状況に合わせたプロンプトを作成してみてください。

①出力する

AIを活用することで短時間で志望動機や自己PRを出力できます。
出力する際に使えるプロンプトと、その結果を実際の画像と共に紹介します。
“企業名”の志望動機を“○○”文字で出力してください
AIが出力した志望動機の例
わたしの強みは“○○”です。この強みは“○○”に発揮されました。
自己PRの出力方法

「自分の良いところが見つからない!」という方は以下のプロンプトを使ってみましょう。

“自分の弱み”を“長所のエピソード”に書き換えてください。
AIに長所を出力してもらうための例
‌AIのアイデアを参考にESを書く際には以下のページも参考にしてみてください。
‌【参考】【就活生に捧ぐ】ESや面接に役立つ自己PR例文集

②添削する

自分で書いたエントリーシートの内容を添削してもらったり、フィードバックを受け取ることも可能です。
“”内の文章は“”の志望動機です。この文章の改善点を指摘し、添削後の文章を出力してください。

AIが志望動機を添削する様子

‌Matcherを使えば社会人にESを添削してもらえます

‌志望動機の添削をお願いするなら、志望している企業の社会人が一番信頼できますよね。
‌しかし「周りに志望する企業で働いているOBがいない」とお悩みの方もいるかもしれません。
‌そんな方におすすめなのがMatcher。

Matcherを使えば、大学や住んでいる地域にかかわらずOBOG訪問ができます。
‌ぜひ活用してください。
社会人にES添削をお願いする‌

<面接対策編>AIの使い方

AIと面接練習をするイメージ‌志望動機や自己PRなどに使うイメージが強いですが、実は面接練習にも役立てられます。

想定質問を考えてもらう

業界ごとに想定質問を出力することも可能です。
“○○(企業/業界)”の“○○職”の新卒採用面接における想定質問を“〇個”考えてください。
AIが考えた想定質問例

また、出力した想定質問に対する回答も作成できるため「回答が思いつかない」状況を防ぎ、効率的に面接準備を進められます。
質問への回答
“以上10個の質問の回答を考えてください”

逆質問を考えてもらう

AIを活用することで逆質問の準備を効率化できます。
「面接の逆質問にいつも困る」という方はぜひ活用してみてください。
“○○(企業名/業界)”の新卒採用面接時の逆質問で聞くべきことの例を挙げてください
‌
逆質問の出力

面接の練習をする

ChatGPTを使えば面接の練習も可能になります。

面接練習をしましょう。私が学生であなたが面接官です。
‌
AIによる面接練習
自己紹介に解答するとそれに基づいた質問をしてきます。
AIとの面接練習②

AIからの質問を1つ選んで回答してみると、その回答に対するフィードバックと深掘り質問が出力されました。
面接練習➂‌
このように、AIを活用することで実践に近い面接対策が可能です。

AIとの壁打ちが完了したら

AIとの壁打ちが完了したらMatcherを活用して対人の面接練習をしてみましょう。
Matcherの紹介

Matcherとは‌..

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<その他>AIの使い方

選考対策以外にもAIの使い道は数多く存在します。
‌
ペッパー君

メールの返信

マナーや文面が煩わしい就活メールですが、実は生成AIで作成を効率化できます。

“○○(企業への用件)”の際に“新卒学生”が企業に送るメールの文章を作成して下さい。
AIが出力したメール例

企業分析

企業分析の効率化にも生成AIを活用できます。
○○の企業分析をして
‌
AIによる企業分析
※企業分析にAIを使う際は、出典が明示されるBingAIの利用をおすすめします。

AIに質の高い出力をさせるためのコツ

AIには自分の意図に合った解答をしてもらいたいですよね?
「出力が思っていたのと違う...」という場面もあるかもしれません。
そういった際は以下のポイントを意識してみてください。

・質問を明確にする
・背景情報を提供する
・端的に質問する
・同じ質問を繰り返さない

前提情報を共有したうえで、端的に質問を送ることで求める内容を出力できるでしょう。

‌【バレるかも】AIの出力をコピペするのは危険

ChatGPTをはじめとする生成AIからの出力はあくまでも補助的なツールとして活用しましょう。

デメリットで述べた通り、AIの出力は個性が乏しく、一般的な表現に終始しがちです。

そのため、AIの出力をそのままエントリーシートに反映すると自分自身の個性を伝えきれませんし、最悪の場合企業にAIによる出力であることに気づかれる可能性があります。

AIの出力を参考に自分自身の言葉で志望動機や自己PRを考えることが重要です。

AI就活サービス3選

ここからはAIを活用した就活サポートサービスを紹介します。
‌
AIと連携したサービスのイメージ

AI就活サポたくん

LINEを追加するだけで
・ESの作成・添削
・面接練習
・就活相談
・AI適性診断機能

を利用できるサービスです。

就活AI

ChatGPTの有償APIを利用したサービスで、AI就活サポたくんと同様
・ESの作成・添削
・面接練習
・自己分析

に対応しています。
【参考】就活AI

ESの達人

就活生の質問の回答・志望業界に応じて自動的にエントリーシートを出力してくれるサービスです。

※利用するためにはワンキャリアへの登録・ログインが必要です。

おわりに

いかがでしたか?
この記事では、
・AIを就活に活用する方法と企業の反応
・効果的にAIを使うためのプロンプト例
・無料で活用できるAIのサービス

などについて解説してきました。

賢くAIを使って効率よく就職活動を進めましょう。

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しかし、AIではリアルな情報を収集することは難しいです。
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