インターンの面接突破の極意-頻出の質問と対策
2019/02/08
目次
インターンの面接を通過するために
夏や冬に多くの企業が開催するインターンシップ。学生にとっては、早期から企業について知ることができる貴重なチャンスです。しかし、インターンに参加するためには、面接を突破しなければならないことがしばしば。人気のインターンだと、倍率100倍といった激しい競争のなかで面接を勝ち抜かなければなりません。
ここでは、インターンの面接の勝ち抜くための極意を紹介します。ぜひポイントを押さえて選考を突破しましょう。
インターンの面接で気をつけるべきマナー
インターンの面接でどんなに良い受け答えができても、その前で印象が悪くなってしまったら元も子もありません。ここでは、インターンの面接を受けるにあたって注意すべきマナーを説明します。服装に関するマナー
インターンの面接には、基本的にはフォーマルな服装、つまりスーツで臨むようにしましょう。「私服でも可」という場合は、言われた通りスーツで向かっても問題ありません。ただし、いくら私服でも良いとは言え、極端に派手な服装はふさわしくありません。私服で行くにしても、オフィスカジュアルのような落ち着いた服装で臨むようにしてください。時間に関するマナー
インターンの面接に限らず、いかなる面接でも遅刻は厳禁です。必ず10分前には面接会場に到着しておくようにしましょう。前日に面接会場の場所を調べ、電車の時間を調べておくのがおすすめです。ただし、受付で面接の担当者を呼び出すのは、早すぎるのも良くありません。面接時間の5分前になったら受付で挨拶をしましょう。
持ち物の事前確認
インターンの面接当日に持って行くべき持ち物を忘れると、手続きができずに迷惑をかけてしまいます。事前に送られてきたメールを確認し、必要な持ち物がないか確認しましょう。また、持ち物のところに書いてなくても、スケジュール帳は持って行くと便利です。面接の当日にインターンの参加日程を調整する場合があるので、スケジュール帳があるとスムーズに調整ができます。
インターンの面接で頻出の5つの質問
インターンの面接で見られているポイントはいたってシンプル。・インターンに参加してくれたときに貢献度が高そうか
・インターンのプログラム、ひいては自社に興味を持っているか
これだけです。
今から紹介する質問を通して、この2つをアピールできれば、インターンの面接を通過できる可能性は飛躍的に高まります。ぜひ、質問を通して面接官が何を見ようとしているのか理解しながら読んで下さい。
自己紹介をお願いします
面接の冒頭でお願いされる自己紹介。インターンの面接に限らず、どのような面接でも自己紹介は求められます。自己紹介はそこまで考え込む必要はなく、①所属大学と名前
②現在頑張っていること・頑張ってきたこと
③本日はよろしくおねがいします!
上記の3つがハキハキと言えれば問題ありません。ただし、②の頑張っていることは、自己紹介後に深く質問される可能性が高いので、しっかりと説明できるものを選ぶことをおすすめします。
当インターンに興味を持った理由を教えてください(志望動機)
企業は面接で志望動機を聞くことで、みなさんが本当に熱意を持ってインターンに参加してくれるのかを見ています。志望動機で熱意を感じてもらうために必要なのは、納得感。そのインターンでなければならない理由が伝われば、面接官もみなさんのインターンに対する意気込みを感じるはずです。
志望動機に納得感のあるものに仕上げるためには、下記の3つのポイントを押さえていることが重要。
①インターンを開催する企業が属する業界に興味を持った理由
②その業界のなかでも、その企業に興味を持っている理由
③インターンのプログラムで魅力を感じた部分
事前の準備で、これら3つをカバーできるような志望動機を考えられるようにしておきましょう。詳細は下記記事を参考にしてください。
あなたはインターンを通して何を得たいですか?
インターンで得たいことを聞くこの質問。面接でこの質問をすることで、みなさんがインターンに対してしっかりと目的意識を持って臨もうとしているのか判断しています。この質問に答えるためには、インターンの内容を把握していることが欠かせません。面接に臨む前に、インターンの募集ページや説明会で情報収集を徹底しましょう。学べることや得られることを知り、インターンを通して何が得たいのかを的確に説明できる状態にしておいてください。このインターンにおいて、どのようなところで貢献したいですか?
インターンで貢献したいポイントを聞くことで、面接官は「インターンのことを理解しているのか」というポイントと、「インターンに参加したら活躍してくれそうか」の2点を見ています。面接でこの質問に答えるにあたって重要なのは、インターンのプログラムに沿って、貢献したいことを説明することです。具体例をあげると、下記のようになります。
私はこのインターンで、本質的な議論を維持することでチームに貢献したいと考えております。
今回貴社で開催する新規事業立案をするインターンでは、議論が白熱するあまり、細かいところに時間を多く費やしてしまうことが考えられます。私は英会話サークルの代表を務めていた経験から、細かいところに囚われずゴールに向かって議論を進める経験を数多く経験してきておりますので、今回のインターンではこの経験を活かした貢献ができればと思っています。
上の例文では、インターンのプログラムがどのようなものなのかきちんと把握しています。そして、そのプログラムのなかで自分が貢献できるポイントが何であるか考え、的確に説明されています。インターンのプログラムに即して自分の貢献できるところを説明することで、面接官はみなさんがインターンで活躍するイメージを明確にイメージできるようになるので、面接を突破できる可能性が飛躍的に高まります。ぜひインターンの面接本番で実践してみてください。
最後に何か質問はありますか?(逆質問)
インターンの面接終盤で求められる逆質問。筆者自身、この質問に上手く答えられなかったために、数多の面接で落ち続けました。企業がインターンの面接で逆質問をする狙いは2つ。1つは、みなさんに質問のタイミングを設けることで疑問を解消すること。もう1つは、企業への熱意やインターンへの意気込みを確かめることです。下では、意気込みを感じてもらうことができる逆質問と、そうではない逆質問を紹介します。
インターンの面接ですべき逆質問
・インターンに参加させていただくにあたって、準備しておくべきことはありますか?・インターンプログラムのなかの〇〇について疑問に思ったのですが、詳しくご教示いただいてもよろしいでしょうか?
・選考の結果はいつごろご連絡いただけますでしょうか?
インターンの面接ですべきでない逆質問
・給料は出ますか?・人見知りな性格なのですが大丈夫でしょうか?
面接の逆質問を通して、インターンに対して前向きな姿勢であることをアピールしましょう。
面接後のお礼メールの書き方
インターンの面接後に面接官にお礼がしたい場合は、お礼メールを送りましょう。ここでは、テンプレートとして使えるように例文を紹介します。
(件名)【☓☓大学 抹茶太郎】本日の面接の御礼
〇〇株式会社
山田様(名前が分からなかったら、新卒採用担当者様)
お世話になっております。
本日面接の機会を頂戴いたしました、
☓☓大学の抹茶太郎と申します。
本日はお忙しい中面接をしていただき、
誠にありがとうございました。
貴社のインターンについて丁寧にご説明いただき、
おかげさまで不明点が解消されました。
そして、〇〇様のお話を伺い、
貴社のインターンに参加したい気持ちが
より一層高まりました。
引き続き何卒宜しくお願い申し上げます。
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☓☓大学経済学部経済学科
抹茶太郎
Mail: tarou-matcha@g mail.com
TEL:080-1111-1111
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