就活のお悩み相談先を厳選紹介!サービス例や効果的な活用法を解説

2025/01/31
就活の悩み
就活準備
就活がうまくいかない
就活がつらい
就活の悩み
就活準備
目次
1.
就活に不安を持っている人は約9割
2.
‌就活相談をする3つのメリット
3.
就活相談で解決できるお悩み
4.
就活のお悩み相談先9選
5.
自分の悩みにあった相談相手を見つけよう
6.
就活相談を効果的に活かすために必要な3つのこと
7.
相談をするときの注意点
8.
Matcherで就活相談をしよう!
9.
さいごに|1人で悩まず相談しよう
「就活に行き詰っているけれど、誰に相談したらいいか分からない」
「就活エージェントを活用したいけれど不安だなぁ」
と感じている人はいませんか?

はじめての就活で誰しも何かしらの悩みを抱えていることと思います。

この記事では、相談内容や就活の状況に合わせておすすめの相談先をご紹介した後、就活相談をする際の注意事項やより効果的に活用する方法について解説します。

就活に悩みを抱えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

就活に不安を持っている人は約9割

周りに遅れを取っていないか、自分に合う企業が見つかるか、内定をもらうことができるか、と1人で不安を抱えていませんか。

はじめての就職活動で、不安や悩みが出てくることはごく普通のことです。

実際に、キャリタスリサーチの就職意識調査の就職活動へ不安を抱えているかという調査を見てみると、約9割の人が就職活動に対して不安を持っているという結果となりました。
就活への不安【25卒】約9割の人が就職活動に対して不安を持っている。
【参考】株式会社ディスコ キャリタスリサーチ『2025卒|9月後半時点での就職意識調査』

「みんな頑張っているから、1人で何とかしないと」と考えてしまっていませんか?1人で頑張ることは素晴らしいことですが、もし行き詰ってしまったら、誰かに相談してみると解決の糸口が見つかるかもしれません!

‌就活相談をする3つのメリット

まずは、就活において人に相談することのメリットをご紹介します。

▼就活相談する3つのメリット
①悩みや不安を解消できる
②選考に必要な情報を入手できる
③前向きな気持ちになれる

①悩みや不安を解消できる

アドバイスがもらえることだけが相談をするメリットではありません。
就活の悩みを1人で抱え込んでしまうと、どうしてもマイナス思考になり、負のスパイラルに陥るケースが多くあります。自分が悩んでいることを吐き出してみると、自分の考えが整理され、不安の軽減にも繋がります。
また、人に話をすることで感情が落ち着き、冷静に考えられる場合もあるでしょう。気持ちが憂鬱になってしまっているときは、1人で解決しようとせずに、相談してみることをおすすめします。

②選考に必要な情報を入手できる

就活を上手に進めるためには、情報をたくさん入手することが効果的です。
人に相談をすることによって、有益な情報を得ることができる場合もあります。会社説明会や会社のHPはもちろん、口コミサイトやSNSからも情報を集めるようになっています。

しかし、その情報が真実なのかどうかが分からなくなってしまったり、矛盾した情報を見つけてしまったりすることはありませんか?

そのような時に、信頼できる相手に相談をすることで情報の真偽を確かめたり、最新の情報を入手したりすることで解決することができます。

③前向きな気持ちになれる

はじめての就活で戸惑いや不安はつきものです。

しかし、ネガティブな感情を引きずったまま就活をしてしまうと、自分に自信を持てずに面接などでアピールが弱くなってしまう傾向があります。

人は誰かに話を聞いてもらうことでつらさや大変さを減らすことができるものです。

周囲からポジティブになれるような言葉をもらったり、客観的なアドバイスをもらったりすることで前向きになれるという人は多いでしょう。

就活は時間に追われながら動くことも多いため、悩んでいる時間は少しもったいないように感じます。就活で迷いや不安が生じたら、ぜひ自分の信頼できる人や安心できる人に積極的に相談してみましょう。

就活相談で解決できるお悩み

とはいえ、もちろん就活は自分の将来を自分で決めるものです。人によっては相談をすることによって、周囲の意見に流されたり、判断が鈍ってしまったりしないか不安に思う人もいるでしょう。

ここからは、就活相談によって解決できる具体的な悩みを解説します。当てはまる人は、誰かに悩みを打ち明けることを検討してみてください。
▼就活相談で解決できるお悩み
①何をしたらいいのか分からない
②自分に合う就職先が分からない
③内定獲得に向けて選考対策をしたい
④就活を1人で進めるのがしんどい

①何をしたらいいのか分からない

就活ははじめての経験であり、分からないことがたくさんありますよね。

やらなきゃいけないということは分かってはいるけれど、何から手を着けたらいいのかが分からないという人もいるのではないでしょうか。

やるべきことが分からない中で、なんとなくの知識で行動することは少し危険です。信頼できる就活のプロに相談をし、ともに走った方が効率的に就活を進めることができるでしょう。

②自分に合う就職先が分からない

自己分析や業界研究など、やるべきことには手を付けたけれど、企業選びがうまくいかないと悩んでいる人にも就活相談はおすすめです。

就活を始めたばかりの頃は、自分はどんな仕事をやりたいのか、どんな仕事があっているのかが分からず行き詰ってしまう人も多いようです。

実際に社会で働く人に相談をしてみることで、仕事や働くことへのイメージが膨らみやすくなり、自分にあった就職先を見つけることができるかもしれません。また相手によっては自分に合った企業を紹介してくれることもあり、就活を一歩先に進めるきっかけにもなるでしょう。

③内定獲得に向けて選考対策をしたい

選考を突破できた、最終面接に向けて対策をしたいと考えている学生にも就活相談はおすすめです。

選考を突破できた場合であっても、全く同じ内容で次の選考を突破することは難しくなっています。それは、ライバルのレベルが上がる分、選考突破に向けてアピール内容のブラッシュアップが重要となるためです。

とは言っても、自分の力だけでブラッシュアップをするのも限度があります。就活相談を通して、第三者の目線で意見をもらったり、最新の正確な情報を得たりして、選考突破に向けた対策をしていきましょう。

④就活を1人で進めるのがしんどい

はじめての就活、自分の思うように進まないことは少なくありません。そして、なかなか進まないESやたくさんの不合格通知に疲れ切ってしまう人もいるでしょう。

そんな人はまず誰かにそのつらさや悩みを吐き出してみませんか?きっと心が少し軽くなるはずです。

不安とストレスが溜まったときは休息しよう!

皆さんは就活うつという言葉を知っていますか?その名の通り就活のストレスが原因で起こるうつ状態のことを言います。

症状は普通のうつ症状と一緒で、以下のようなものがあります。
・ 常に不安や焦りがつきまとう
・ 常に気持ちが落ち込んでいる
・ 何もやる気が起きない
・ 人と会いたくなくなる
・ 夜に眠れない、いつも眠りが浅い
・ 全てのことを悲観的に考えてしまう
・ 楽しいと感じることがなくなる
・ ことあるごとに自分を卑下してしまう
・ 食欲不振か過食をしてしまう
・ 頭痛や腹痛やめまいが頻繁に起こる
・ 自殺を考えてしまう

就活のストレスが原因で就活うつになってしまう人は、2人に1人いるそうです。
就活中に「うつっぽい」と感じた経験。就活生のうち、約2人に1人は就活うつの自覚症状がある。

‌うつになってしまうと、自分の本来の実力を出すことができずに、面接を通過するハードルが上がります。
また、就職しても仕事ができなくなってしまう恐れもあります。

・慣れない経験ばかりで疲れてしまった
・面接で心無い言葉を言われて傷ついた
・自分が何をしたいのかわからなくなった
こんなときは、周りの誰かに頼って、相談してみてください。就職活動は孤独ですが、相談相手がいるだけで、少し気が楽になるはずです。

就活のお悩み相談先9選

就活の相談先は実はたくさんあります。自分の状況と照らし合わせて自分にあった相談先を見つけることで、就活をスムーズに進めやすくなります。

相談をすると言っても、どこに相談すべきか検討がつかないという人もいると思います。

ここからは、おすすめの就活のお悩み相談先9選を解説します。まずはどのような相談先があるのかを知り、自分に合うアドバイスをもらえそうな相手を見つけましょう!

▼おすすめの就活お悩み相談先
①就職エージェント
②就活コンシェルジュ
③逆求人型(スカウト)サイト
④新卒ハローワーク
⑤OB・OG
⑥大学のキャリアセンター
⑦家族
⑧友人
⑨先輩

①就職エージェント

就職エージェントとは、学生1人に対して1人のアドバイザーが付き、プロの視点で就活を包括的にサポートしてくれるサービスのことです。
個別面談を通して学生の希望や適性を把握し、学生の希望にあった求人を紹介してくれることが特徴です。さらに、ESの添削や面接の対策など、サポートが充実していることも特徴の1つです。

無料で利用できるところも多く、企業の選び方や自己分析の方法など、就活を進めるうえでの不安や疑問を解消してくれるでしょう。

ただし、就職エージェントは、そのエージェントに登録されている企業を紹介することになるため、視野を広く持つためには複数登録しておくことをおすすめします。

ここからは、具体的に利用できるサービスとその特徴を簡単にご紹介いたします。

キャリアチケット

キャリアチケット‌出典:キャリアチケット

‌キャリアチケットは、レバレジーズ株式会社が運営する就職エージェントサービスです。一人一人の強みや価値観を明確にし、会社選びの軸を作ることを重視しています。
また、軸にあった企業だけをご紹介する、量より質を重視した求人紹介を行っています。業界研究や面接対策などのさまざまなセミナーも利用可能です。

キャリアパークエージェント

キャリアパークエージェント‌出典:キャリアパークエージェント

キャリアパークエージェントは、ポート株式会社が運営する就職エージェントサービスです。平均5回以上の面談や自己分析や企業・業界研究のポイント、ES添削、面接対策などの充実したサポートで、就活のコツを徹底的に指導してくれます。
企業とのやりとりもアドバイザーが行うので、選考の準備に集中できる他、企業に直接聞けない疑問や不安も解消できます。

doda新卒エージェント

doda新卒エージェント‌出典:doda新卒エージェント

doda新卒エージェントは、教育業界大手のベネッセと就職支援に強みがあるパーソルキャリアが共同で運営している就活エージェントサービスです。

キャリアコンサルティングの国家資格を持つ人が複数在籍しており、様々な業界や企業を熟知したアドバイザーが的確にアドバイスをしてくれます。面接対策や面接後の振り返りも丁寧に行うため、就活を始めたばかりの人は効率的に就活を進めることができるでしょう。

②就活コンシェルジュ

就活コンシェルジュとは、専門のコンサルタントやアドバイザーのことを言い、就活全般に関する悩みを解決することができます。

就職エージェントとは異なり、長時間の面談やグループディスカッションの指導、資格取得支援など、手厚いサービスを受けることができます。そのため、有料であることが多く、半年間で5万円といった価格設定のところが多くなっています。

「就職エージェントだけでは不安」「時間をかけて納得するまで相談に乗ってほしい」などと感じた人は、就活コンシェルジュを活用することをおすすめします。

Abuild就活

Abuild就活‌出典:Abuild就活

‌Abuild就活はNINJAPAN株式会社が運営する有料の新卒キャリア構築サービスです。
就活生一人ひとりの成長に真摯に向き合い、就活を人生で最高の体験の一つにすること、そして「自」を築くことを心得とし、マネジメント・コーチング・トレーニングを掛け合わせた指導スタイルを確立しています。

‌③逆求人型(スカウト)サイト

逆求人型(スカウト)サイトとは、就活生が事前にプロフィール情報を登録しておくことによって企業から選考参加のオファーをもらうことができる求人サイトのことです。

企業から選考参加のオファーが来ると、企業の担当者とチャットを介して質問をすることが可能となります。気になることや疑問点があった場合、積極的に質問をしてみると、親身になって回答をしてくれることが多いです。

また、逆求人サイトの中には、キャリアアドバイザーに相談できるサービスを展開しているものもあります。

たくさんの逆求人型サイトがあるため、登録する際にはどのようなサービスを受けることができるのかをチェックするようにしましょう。

ここからは、逆求人型(スカウト)サイトをご紹介いたします。

OfferBox

OfferBox
出典:OfferBox

OfferBoxは、企業から学生に直接オファーを送る新卒ダイレクトリクルーティングサービスです。

プロフィールを入力するだけで、穴場のホワイト企業などの質の高いスカウトが届くサイトです。大手〜ベンチャーの幅広い優良企業からオファーが届きます。また、OfferBoxを通じて内定獲得したという学生の声も多く、かなりの実績があります。

キミスカ

キミスカ‌出典:キミスカ

キミスカとは、人材事業やWeb戦略事業を行なっている株式会社グローアップが運営している日本最大級の逆求人サイトです。
キミスカのスカウトはゴールド/シルバー/ノーマルの3種類に分かれています。ゴールドスカウトはなんと全体の4%しかない希少なスカウトとなっており、選考免除の特典がついてくることもあるそうです。

また、選考結果が無駄にならず、最終面接までは行ったという実績を他の企業が評価してくれることもあります。

iroots‌

iroots出典:iroots

‌irootsは、人材会社であるエン・ジャパン株式会社が運営している逆求人サイトです。
プロフィールは最大で「6,000字」まで入力可能となっており、幼少期の体験など自分の「ルーツ」をありのまま綴れるため、自己PRやガクチカでは伝えられないあなたの魅力を企業に伝えることができます。また、適性検査によって自分の強みや弱み、活躍しやすい仕事などを知ることができるので、自己PRや企業選びに役立ちます。

④新卒ハローワーク

ハローワークと聞くと転職のイメージがある方が多いと思いますが、新卒を対象とした相談窓口もあります。

窓口は各都道府県に1か所以上、全国56箇所に設置されています。相談は担当制になっていることが多く、1人の就活生に対して1人の担当者がつき、就活相談、支援をしてくれます。

東京都で行われているサポートの一例をご紹介いたします。
東京新卒応援ハローワーク
東京都新卒応援ハローワークでは、模擬面接や企業説明会、応募書類作成支援などを行っています。
予約は不要で就職支援ナビゲーターが就活をサポートしてくれます。
就職だれでも相談
また、東京都は就職誰でも相談というサービスも行っており、LINEや電話、ビデオ会議を用いての相談も受け付けています。


自分の就職したい地域の専門家に話を聞くことができることもおすすめしたいポイントの1つです。各都道府県ごとに支援の内容は異なるため、自分の希望する地域を確認してみましょう。

⑤OB・OG

OB・OG訪問をして相談することもおすすめです。
OB・OG訪問とは、社会人を訪問して、企業の情報や働き方について話を聞くことを言います。特定の企業の情報を得たい場合、その会社で実際に働いている人に話を聞くことで、より正確な情報を得ることができるでしょう。

また、OB・OGはかつてその会社の選考を受けて通過した人物であるため、その企業ならではの選考対策を聞くことができるかもしれません。

ここからは、OB・OG訪問におすすめのサービスをご紹介いたします。

Matcher

就活を始めたばかりの人でも手軽に利用できるOB訪問アプリが、弊社が提供するMatcher(マッチャ―)です。

Matcherでは、所属大学に関係なくOB訪問をすることができるので、「志望企業にOB・OGがいない」「知り合いにも話を聞ける人がいない」という人でも使うことができます。‌‌さらに、ワンクリックで気になる社会人にOB訪問に申し込むことができるため、メールや電話などのやり取りは必要ありません。
志望企業の人に話を聞いたり、人材会社の方に模擬面接をしていただいたりなど、所属大学も全く違う社会人の方に話を伺い、様々な用途で活用することができます。

中でも一番おすすめなMatcherの使い方が「内定者」を訪問することです。内定者はまだ皆さんと同じ学生なので、就活の悩みを相談するというスタンスでOB訪問することができますし、比較的アポイントメントが取りやすいです。
▼Matcherの特徴
‌料金体系:無料
‌他大学へのOB訪問:可能
‌対象学生:誰でも登録できる

‌Matcherを利用してOB・OG訪問をしてみよう!

OBOG訪問サービスMatcherの紹介画像‌実際にOB・OG訪問をしようと思っても、OBさんとどのように接点を持ったらいいのか分からない、ハードルが高い、と感じて諦めてしまっていませんか?

そんな方にぜひおすすめしたいのがMatcherです。

Matcherとは

所属大学や住んでいる地域に関係なくOB・OG訪問ができるアプリです。

就職活動において、「OB・OGの人にメールや電話をする勇気がない」「志望している企業に就職したOB・OGの方が大学にいない」などの悩みはありませんか?

そういった人は、ぜひMatcherを活用してみてください。
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Matcherをおすすめする5つの理由
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ビズリーチ・キャンパス

ビズリーチ・キャンパス‌出典:ビズリーチ・キャンパス
‌ビズリーチ・キャンパスは、有名企業の社会人が多く登録しているOB訪問アプリです。

‌アプリ内で訪問の申請をすることができ、基本的にオンライン上でOB訪問を行います。また、インターンやセミナー、説明会などの案内や、一部選考免除などのスカウトの案内が届くことも特徴です。

ただ、利用できるのが国内50大学ほどと海外大学の学生に限られています。その分、大企業で働く社会人が多く登録しているため、ご自身が対象の大学に通っていれば登録することをおすすめします。

ビズリーチ・キャンパスは企業公認の社会人が多く登録しています。そのため、公言はしていませんが、そのOB訪問も評価の対象としている企業もあるようです。
‌‌▼ビズリーチ・キャンパスの特徴
‌料金体系:無料
‌他大学へのOB訪問:不可
‌‌対象学生:特定の大学に通う学生のみ利用できる
‌Google Play:なし

⑥大学のキャリアセンター

キャリアセンターとは、大学で就職支援や進路支援業務を行う専門の部署のことです。それぞれの大学ごとに、キャリア支援センターや就職課などと言うこともあります。

キャリアセンターの職員の方々は、たくさんの生徒の悩みを解決してきた実績を持つプロフェッショナルです。特に、その学校、学部、学科に応じて担当の職員が配置されていることもあり、その大学ならではの悩みはキャリアセンターに相談することですぐに解決できるかもしれません。

また、キャリアセンターでは、悩み相談やエントリーシートの添削、面接・グループディスカッションの対策など、様々な支援を行っています。

大学によって支援の内容は異なっていますので、自分の大学ではどのようなサポート体制が整っているのかを確認してみましょう。

➆家族

「改まって家族に相談するのは恥ずかしい」と感じる就活生もいると思います。

しかし、幼少期から皆さんのことを見てきている家族であれば、今まで所属してきた学校などの傾向から、皆さんがどのような特徴をもつ環境なら働きやすいのかを一緒に考えてくれるでしょう。

また、数十年働いたことのあるご両親や、就職済みの兄弟がいる場合、業界や企業についての知識があるかと思われます。‌同じ業界への就職を考えている際は、役立つアドバイスをもらえるかもしれません。

⑧友人

就活をしている友人であれば、似たような悩みを抱えていることも多いため、共感してもらいやすく、どのように乗り越えたのか、アドバイスを聞くことができるかもしれません。

特に、学生時代に一緒に何かを成し遂げた仲間や、力を入れて取り組んだ活動で一緒に切磋琢磨した仲間をおすすめします。

真剣に物事に向かう姿勢をよく見てきた仲間であれば、仕事に対して向き合ったときのあなたの人柄をイメージしたアドバイスをしてくれるかもしれません。

しかし、先ほどもお伝えしたように、9割の方が就活に対して不安を抱えているため、就活がうまくいっていない友人に相談をすることは避けましょう。相談を始める前には、「今就活どんな状況?」と聞いて、相談しても大丈夫そうか判断してから悩みを話してみましょう。

⑨先輩

最近の就職活動を経験し乗り越えた、サークルやアルバイトの先輩に相談するのも1つの手段です。

志望する企業や業界に就職が決まっている先輩がいた場合、その企業・業界の選考対策を聞くことができます。また、志望する業界に就職した先輩がいない場合は、先輩のご友人をご紹介いただくことができるかもしれません。

しかし、その先輩だからうまくいった・うまくいかなかったというケースもあります。

例えば、「書類選考はとりあえず埋めてれば通過できるよ」や「面接対策はしなくても通過できるよ」というアドバイスをもらったとします。
しかし、このアドバイスを真に受けてはいけません。それはその先輩が特別優秀であったから通過できただけの可能性もあります。何人かの先輩の話を聞いて、総合的に判断するようにしましょう。

自分の悩みにあった相談相手を見つけよう

相談する相手を選ぶ際は、相談の目的に応じて選びましょう。「何の相談をしたいのか」をあらかじめ考えておくのがおすすめです。

ここからは、悩みや就活状況別におすすめの相談先を紹介します。自分の悩みや就活状況に合わせて、誰に相談するか考えてみましょう!

抱えている悩み別おすすめ相談相手

はじめに、抱えている悩み別におすすめしたい相談先をご紹介します。

就活による不安が溜まっている

▼おすすめの相談先
・家族
・友人
・先輩
・就職エージェント

就活に関しての不安が溜まっている人は、家族や友人、先輩など、心から安心できる人に悩みを話すことをおすすめします。解決策が出てこなくても、悩みを言語化することで自分で情報を整理することができ、頭がすっきりするでしょう。
また、就職エージェントのアドバイザーは、そのような不安を抱えてきた学生とたくさん接してきています。具体的なアドバイスがほしい場合には、就職エージェントに相談してみてはいかがですか?

就活の方法や方向性に悩んでいる

▼おすすめの相談先
・大学のキャリアセンター
・就職エージェント
・逆求人型サイト
・OB・OG

就活の方法や方向性が分からなくなってしまったときには、正しい道を示してくれるプロの方に相談することがおすすめです

‌大学のキャリアセンターや就職エージェント、逆求人型サイトの採用担当の方は、就活のプロフェッショナルです。次に何をしたらいいのか、具体的なアドバイスをくれるでしょう。

業界や企業の情報不足で悩んでいる

▼おすすめの相談先
・大学の先輩
・就活エージェント
・ハローワーク
・OB・OG

大学の先輩やOB・OGの方は自分の経験や現状から、有益な情報を提供してくれるでしょう。
就活エージェントやハローワークは、企業との繋がりを持っています。最新で確実性の高い情報を得ることができるため、おすすめです。

就活状況別おすすめの相談相手

次に、就活の状況別におすすめしたい相談先をご紹介します。

就活を始めたばかりの人

▼おすすめの相談先
・家族
・友人
・先輩
・大学のキャリアセンター
・就活エージェント
・就活コンシェルジュ
・ハローワーク

就活を始めたばかりの頃は、何をしたらいいのかわからず、戸惑うことも多いと思います。そのため、大学のキャリアセンターや就職エージェントを活用して、何をしたらいいのかを明確にしながら進めていきましょう。

就活をある程度進めている人

▼おすすめの相談先
・大学のキャリアセンター
・スカウト型求人サイト
・OB・OG

就活の流れがつかめてきたら、大学のキャリアセンターやOB・OG訪問を活用して、ES添削と面接対策を頼んで見ませんか?スカウト型求人サービスを活用して面接をしていただいた企業などに、フォードバックをいただけないか相談してみてもいいでしょう。

内定をもらっている人

▼おすすめの相談先
・家族
・友人
・大学のキャリアセンター
・就職エージェント

内定を獲得できたけど、どの会社に就職するか迷っているという人は、自分のことを良く知っている家族や友人に相談することをおすすめします。また、大学のキャリアセンターで同じ学科の先輩がどのような進路を選択したのか確認したり、就職エージェントを活用して、自分が働く姿をイメージしてみるのも良いでしょう。

就活相談を効果的に活かすために必要な3つのこと

就活に悩んだら相談することが大切だと解説してきました。相談をしたら、それを十分に活かしたいですよね。
そこで、相談を効果的に活かすために必要な3つのことをお伝えします。
▼就活相談を効果的に活かすために必要な3つのこと
①自分でできる限りの準備を進める
②得た情報をまとめて整理する
③正直に伝える

以下で詳しく解説していきます。

①自分でできる限りの準備を進める

何でもかんでも任せっきりにしていては、就活は進んでいきません。自分ができることをまずはやってみるという意識が大切です。

例えば、就職エージェントに相談して「学生時代に頑張ってきたことを次回までに書いてみて」と言われたとします。「頑張ってきたことが思いつかなかった」という学生と、「学生時代にやってきたことを取り合えず箇条書きにまとめてみた」学生であれば、後者の意欲を感じられる学生のほうを、サポートしたいと思うでしょう。

就活はあくまで自分の将来のために行うものです。アドバイスをもとに最大限できるところまで頑張ってみましょう。

②得た情報をまとめて整理する

特に、社会人やOB・OGに相談したときに、インターネットでは知りえない情報を得ることができます。そのような情報をESや面接で活用できるよう、しっかりと整理することが大切です。

例えば、新規事業を始めるという情報を得た場合で考えましょう。新規事業を行うと聞いて、なぜ魅力的に感じたのか、企業がその新規事業を行うことにどんな意味があるのかということを考え整理する必要があるのです。

得た情報については、その意味や自分にできるかかわり方を自分なりに考えて言語化することで、より深みのある志望動機や企業理解につなげることができます。

③正直に伝える

今悩んでいることや困っていることを正直に伝えることは大切です。

プライドや見栄、恥ずかしさが邪魔をして、素直に困っていることを相談できないのは、とてももったいなく、適切なアドバイスがもらえない原因となります。正直に伝えることによって、より自分が求める情報が得やすくなるでしょう。

正直に話すと言っても、プライベートをさらけ出す必要はありません。「具体的に何に困っているのか」を正直に伝えて、就活を前向きに進めるためのアドバイスをもらいましょう。

「こんな初歩的なこと聞いても大丈夫かな……」と心配な場合は、質問の前にクッション言葉を入れてみてください。「勉強不足なのですが」「初歩的な質問なのですが」と伝えると、相手にも配慮が伝わります。

相談をするときの注意点

最後に就活相談をする際の注意点を5つ紹介します。
これから、就活相談してみようかなと考えている方は以下で紹介する内容を意識した上で相談するようにしましょう。
▼相談をするときの注意点
①不特定多数の人間に相談をしない
②得た情報を鵜呑みにしない
③考えを無理に受け入れない
④相談内容を事前にまとめておく
⑤言葉遣いに注意する

以下で詳しく解説していきます。

①不特定多数の人間に相談をしない

就活相談は不特定多数の人にするのではなく、数名に絞って行いましょう。

多くの人に相談をしてしまうと、得られる情報が多くなりすぎてしまいます。また、相談した相手によって回答が違った場合には、どちらを信じたらいいのか混乱してしまう場合もあるでしょう。

自分が信頼できる人に絞って相談をし、情報を精査しながら就職活動を進めていきましょう。

②得た情報を鵜呑みにしない

相談で得た情報をそのまま鵜呑みにしてはいけません。特に、インターネットでは、真偽不明な情報が流通しています。

情報を仕入れる際には「相談者の主観」が含まれていることを念頭に置き、複数のルートから情報を仕入れるようにしましょう。

そして、得た情報をそのまますべて受け入れるのではなく、情報の真偽を確かめてから利用したり、参考程度にとどめたりすると、情報に悩まされることは無くなるでしょう。

③考えを無理に受け入れない。

相談に乗ってもらったからといって、そのアドバイスや考えを無理に受け入れる必要はありません。

例えば、あなたは「絶対A社に入社したい!」と考えており、相談をした相手は「どこかの内定をもらえればOK」というスタンスで就活を行っているとします。この場合、相談相手の就活に対する考え方やアドバイスは、あなたにとって参考にならない内容である可能性が高いでしょう。

就活において大切にしていることや、就活の軸、就活に対しての考え方は人によって大きく異なります。受けたアドバイスや考えは、必要な物を取捨選択して自分の就活に活かすようにしましょう。

④相談内容を事前にまとめておく

相談をする際には、事前に内容をまとめておくことが大切です。

何に困っているのか、何が分からないのか、をまとめておかないと、相手もどう答えたらいいのか迷ってしまいます。相談をする前にできるだけ悩みや不安を言語化してまとめておきましょう。頭の中でまとまらない場合は、紙に書き出すのもおすすめです。

また、インターネットなどで調べればわかりそうなことは事前に調べておきましょう。調べても分からないことを相手に相談することで、悩みの本質を早く解決できます。

⑤言葉遣いに注意する

相談する相手によっては、正しい言葉遣いで丁寧に話すように意識をしましょう。

OB・OG訪問など社会人の先輩に相談する場合には、就活生の言葉遣いや正しいマナーができていないと「大丈夫かな?」という目で見られてしまいます。

節度のある行動ができる就活生のほうが、親身に相談に乗ってあげたいと思うはずです。対面で話をしているときはもちろんですが、メールやチャットなどを使用して相談する場合にも、気を付けましょう!

Matcherで就活相談をしよう!

OBOG訪問サービスMatcherの紹介画像
‌就活相談では、面接やESに対するアドバイスをもらえたり、前向きな気持ちにさせてくれたり、たくさんのメリットがあります。悩んだときには、就活相談をして、自分の課題を解決してください。

とはいっても、就活相談をお願いできる相手がいない人もいると思います。そんなときにおすすめしたいのが、OB・OG訪問で就活相談ができるMatcherです。

Matcherとは

所属大学や住んでいる地域に関係なくOB・OG訪問ができるアプリです。

就職活動において、「近くに頼れる先輩がいない」「OB・OGの人にメールや電話をする勇気がない」「キャリアセンターに行くのが面倒だ」などの悩みはありませんか?

そういった人は、ぜひMatcherを活用してみてください。
OBOG訪問サービスMatcherの紹介画像
Matcherをおすすめする5つの理由
・大手企業からベンチャー企業の社会人3.5万人が登録している!
・出身大学関係なく、OB・OG訪問できる!
・住んでいる地域に関係なく、オンラインでOB・OG訪問できる!
・ワンクリックで簡単にOB・OG訪問依頼できる!!
・あなたにマッチ度が高い企業のみから特別選考スカウトが届く!!

以下のボタンから登録して、内定獲得への一歩を踏み出しましょう!
MatcherでOB訪問できる相手を探してみる(無料)

さいごに|1人で悩まず相談しよう

ここまで、就活で悩みを抱えている皆さんに向けて、おすすめの相談先や相談時の注意点などをご紹介してきました。

就活は1人で走り切るものでは無くなってきています。自分にあった相談者を見つけ、前向きな気持ちで就活を乗り越えましょう!

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