【就活】面接の嘘は企業に調べられる?内定取り消しのリスクは?

2025/05/28
志望動機の書き方
通らないES
就活準備
目次
1.
面接で嘘をついている就活生の割合
2.
‌就活や面接の嘘は企業に調べられるのか
3.
就活や面接で嘘をついたときのリスク
4.
‌就活や面接の嘘が企業にバレたらどうなるのか
5.
【採用担当者の7割が気づいている】就活の嘘はなぜ企業にバレるのか
6.
MatcherでOBOGの本音を聞いてみよう!
7.
就活や面接でついていい嘘の境界線は?OKな嘘とNGな嘘
8.
‌嘘を考える前に、自分のアピールポイントを見つけよう
9.
Matcherで嘘をつかない好印象な就活・面接対策
10.
おわりに
就活生の中には
「自己PRで話すことがないから、嘘をつきたいが選考に影響はないのか」
「第一志望でない企業を第一志望といってしまった。内定取り消しになったらどうしよう」

と不安に思っている人もいるかもしれません。

本記事では就活・面接時の嘘がバレる理由やリスクについて解説します。この記事を通して嘘をつくリスクや嘘がバレたらどうなるのか、嘘をつく前にやるべきことについて理解していきましょう。

面接で嘘をついている就活生の割合

就活中に嘘をついたことがある就活生は約60%
株式会社Synergy Careerの「24卒の就活中についた嘘に関するアンケート調査」によると、就活生の59.3%が就活中に嘘をついたことがあるようです。
‌【参考】就活の教科書『【調査レポート】就活で嘘をついた学生の割合は59.3% | 「第一志望」だと偽る人が多数』

特に「企業の志望度」「エピソードの結果(=数値を盛る)」といった嘘をつく就活生が多いです。

また、嘘をついて「かなり良かった」「良かった」と感じている就活生は58.9%と多数でした。逆に嘘をついて「悪かった」と答えたのは1.4%とかなり低く、就活のなかでつく嘘に抵抗感がない人が多いことが分かります。

‌就活や面接の嘘は企業に調べられるのか

実際に嘘をついた経験がある就活生の方は「実際に嘘かどうか調べられるのか…?」と不安に思うかもしれません。ここでは、実際に嘘のガクチカは調べられることはあるのか・どのように調べられるのか、を解説していきます。

経歴や資格に関する嘘は調べられやすい

履歴書などに書く必要がある経歴や資格は、簡単に調査されやすい情報です。以下のような情報で嘘をつくと、バレる可能性が非常に高いです。

▼企業に調べられやすい嘘の例
・学歴
・資格(TOIEC・簿記・MOSなど)
・インターン・アルバイトなどの経歴
・コンテストでの受賞歴

確認のために資料の提出を求められる可能性も高いです。経歴や資格は偽らないようにしましょう。

SNSからも調べられる

近年では、就活生のSNSアカウント、特に裏アカを調べる企業が多くなっています。その調査の中で就活・面接時の嘘が発覚する場合があります。また、過去のインタビュー記事などからガクチカに関する嘘が発覚する可能性も0ではありません。

就活や面接で嘘をついたときのリスク

就活や面接で嘘をつくとどんな影響があるのか、と不安になる就活生は多いと思います。就活や面接でつい嘘をついてしまうという場面は珍しくありません。ここでは、就活や面接で嘘をついた場合に考えられるリスクについて詳しく解説していきます。

▼就活や面接で嘘をついたときのリスク
・嘘をつく行為がストレスにつながる
・自分に自信が持てなくなる
・企業にバレやすくなる
・入社後のミスマッチが生まれてしまう

嘘をつく行為がストレスになる

嘘をつくと、後ろめたさや不安などの精神的な負担がかかります。内定・入社後も「ウソがばれてしまうかもしれない」と不安な気持ちはぬぐえないでしょう。

就活で嘘をつくことは、短期的には有利な結果をもたらすかもしれませんが、長期的には大きなリスクを伴います。

‌自分に自信が持てなくなる

嘘をつくことは一般的に自己評価を下げ、ネガティブな感情を引き起こすと言われています。特に就活は長期戦になることが多く、一度ついた嘘を継続して話し続けなければならないため、自信が持てない状態が長く続く可能性があります。

企業にバレやすくなる

嘘をついたり話を盛って書いたESは整合性が取れていないことが多く、採用担当者に見破られやすいです。また、面接ではESの深掘りをされ、自分のついた嘘に沿った質問に対応できないというケースが多く見られます。

入社後のミスマッチが生まれてしまう

嘘をついて入社しても、入社後にミスマッチに陥る可能性があります。

嘘をついたことで企業があなたに期待するスキルや人物像と、実際のあなたとの間に大きなギャップが生まれてしまいます。その結果、入社後すぐに業務についていけなかったり、人間関係に齟齬が生じたりして、早期離職に繋がるリスクが高まります

‌就活や面接の嘘が企業にバレたらどうなるのか

就職活動や面接でつい嘘をついてしまい、「もしその嘘がバレたらどうなるんだろう」と不安に感じている就活生も多いのではないでしょうか。ここでは、就活や面接の嘘が企業にバレたらどうなるのか、を解説していきます。

▼就活・面接の嘘がバレた場合に考えられる可能性
・選考に落ちる
・内定取り消しになる
・解雇される
・信頼を失う

選考に落ちる

就活で嘘をつくと、面接官の信用を失い、選考で落ちる可能性が高くなります。企業は、採用する社員の誠実さや信頼性を重視しているためです。嘘がバレて「この人は入社しても嘘をつくかも」と思われれば、基本的に選考通過はありません。

内定取り消しになる

内定をもらった後に嘘がバレると、内定取り消しになる場合があります。ガクチカでの嘘で内定取り消しになるになるケースは少ないです。一方で、経歴詐称などが内定後に発覚すれば、内定取り消しの可能性があるでしょう。

解雇される

入社後に資格・経歴などの嘘がバレた場合、解雇になる可能性があります。懲戒解雇になる可能性もありますが、特に試用期間中にバレた場合は解雇になりやすいでしょう。

信頼を失う

入社後に嘘がバレた場合、解雇までは行かなくとも信頼を失う可能性は十分にあります。資格や経歴だけでなく、性格・スキル面でもミスマッチも考えられます。

【採用担当者の7割が気づいている】就活の嘘はなぜ企業にバレるのか

リクナビ就職エージェントの調査によると、採用担当者の7割が求職者の嘘に気が付いているようです。採用担当者や面接官はどういった要素から求職者の嘘を感じ取るのでしょうか?
以下で解説します。

性格検査とのつじつまが合わないから

ES時点で嘘がバレる理由は、性格検査とのミスマッチが起きている場合がほとんどです。

「性格検査って何の意味があるんだろう」と思っていませんか?
性格検査は単なる性格診断ではありません。性格検査の結果は皆さんの性格や、行動パターン、活躍できる環境、苦手な業務などを定量的にしめし、選考の参考にされています。

例えば、「適性検査では内向的という分析がされているのに、ESの内容は周りをぐいぐい引っ張るエピソードが記載されていた」という場合、ESの内容と性格検査の結果に矛盾が生じています。面接にも工数がかかるため、ES時点で嘘を疑われてしまうと、面接に進めなくなってしまうのです。

‌ESや履歴書との整合性が取れないから

面接ではESや履歴書に書かれた内容をもとに質問を進めていきます。したがって、面接時の話の中でESや履歴書との内容に矛盾があると、嘘だと思われる可能性が非常に高いです。

▼ESとの矛盾が指摘されやすい箇所の例
・ESには「ゼミのリーダーとして発表を主導」と書いてある
 →面接では「スライドを作っただけ」と、実際はサポート役だった
・履歴書には「3年間アルバイトをやっていた」と書いてある
 →面接では「取り組んだ施策が半年のみ」と、期間の食い違いが生じている

ES・履歴書と面接の中に矛盾があると「嘘をついているな」と思われるだけでなく、全体の信用を落とす要因になるでしょう。

‌深掘り質問に対応出来ないから

基本的に面接での深掘りは選考が終盤に近づく程厳しくなります。

「ゼミ活動のエピソードを盛って話していたところ、最終面接で学術的切り口で深掘り質問されたのですがうまく答えられず、不合格になってしまった」

などの事例が存在します。以下の深掘り質問例をみながら、自分のガクチカでどのくらい答えられるか考えてみましょう。

▼深掘り質問例
「なんで~しようと思ったのですか」
「(論文について)他にどんな事例がありますか」
「そのテーマに弊社が関与するとしたらどういった強みを生かせると思いますか?」
「ビジネスコンテストで提案したプランの詳細を教えてください」

話が具体的でないから

面接で嘘がバレる場合、エピソードに具体性がない場合が多いです。

「バイトリーダーとして収益を改善したというガクチカなのに、改善のプロセスや結果の数値について話せない」といった具体性に欠けたエピソードでは、面接官が違和感を持ち、嘘に気付いてしまうようです。

また、面接であいまいさがバレてしまうのはガクチカに限った話ではありません。企業や業界分析が甘いまま面接に臨むと、とっさに志望理由で嘘をついてしまうことがあります。

「(たまたまHP上で目に入った事業を)やりたくて御社を志望した」と伝えても、具体的な業務イメージやその分野におけるニュースを知らなければ、志望度の低さは見破られてしまうでしょう。
▼深掘り質問例
「なんで~しようと思ったの?」
「(論文について)他にどんな事例がある?」
「そのテーマに弊社が関与するとしたらどういった強みを生かせると思いますか?」
「ビジネスコンテストで提案したプランの詳細を教えて」

実績と中身が伴っていないから

嘘のガクチカの場合、「大会に優勝した」とインパクトのある実績が書いてあるが、その中身を見ると「十分な施策とは思えない」といったケースが非常に多いです。

また、実績と中身の因果関係がないパターンも多くみられます。例えば「アルバイト先の売上を上げた」というガクチカに対して、「POPを作っただけ」「清掃に力を入れた」など直接的に関係なさそうな解決策を書いてしまうと、「どうしてこれで結果が出たのか分からない」と思われてしまいます。

ガクチカを書くときは目を引く実績よりも、そこに至るまでの過程をしっかり練りましょう。実績に結びつく因果関係や十分性をしっかり考えれば、説得力のあるガクチカにできます。

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就活や面接でついていい嘘の境界線は?OKな嘘とNGな嘘

就活で嘘をつくことには一定のリスクがあります。しかし、ここまで読んだみなさんは「そうはいっても、就活生の6割は嘘をついているのでは」と疑問に思うのではないでしょうか。

場合によっては嘘をつかなくてはならない場面もあるかもしれません。ここからはついても問題ないOKな嘘と、絶対についてはいけないNGな嘘について説明します。

【OK】就活や面接でついてもいい嘘

就活や面接でついても大丈夫と言われている嘘は以下の通りです。
▼就活や面接でついてもいい嘘
・志望度に関する話
・就活状況に関する話
・働き方に関する話
・少しだけ脚色した話

志望度に関する話

選考が終盤に入ってくると
「弊社は第何志望ですか?」
「弊社の志望度はどのくらいですか?」
といった質問をされるようになります。

就活生は複数の企業を受けているため、かならずしもその企業が第一志望とは限らないでしょう。

採用担当者や面接官がこの質問をするのは、「内定を出した後に内定辞退されないか」を確かめるためです。したがって、質問されたときは第一志望ではなくても
「はい、御社が第一志望です」と答えておくのが妥当でしょう。

ここで第一志望だといったとしても、これといった法的効力はないため、後の内定辞退に影響を与えることはありません。

就活状況に関する話

選考のなかで「他にどの企業に応募していますか?」と聞かれることがある人もいるかもしれません。ある程度就活の軸があるとはいえ、内定を取るために様々な業界を受けているでしょう。

しかし、それを正直に伝えると、
「うちは広告代理店なのに、○○業界も受けているの?」
「え、そこ志望しているのにうちも受けてるの?」
などと思われ、一貫性のないイメージを持たれてしまいます。

他に受けている企業について聞かれたときは、できるだけ応募先の企業と似ている企業を選んで伝えましょう。

働き方に関する話

例えば志望部署について「○○の仕事がしたいといっていたけれど、それ以外の仕事に配属されたらどうしますか?」と聞かれる場合があります。

心のなかでは「数年で希望部署に行けなかったら転職するかも」と思っていても、その通りに話してしまったら選考に落とされてしまう可能性があるため、控えた方がよいでしょう。「将来的に志望する部署に行けるよう、どの部署でも全力を尽くします」といった旨の話をするのが妥当です。

このような働き方に関する質問は、業務のミスマッチによる早期離職のリスクを探るためにしています。ひとまず選考に受かりたいという場合は、志望度が高く聞こえるように回答してもよいでしょう。

また、最近ではジョブ型採用もあるため「こだわりがあるからこの仕事しかしたくない!」という人はジョブ型に絞って選考を受けるという方法もあります。自分の就活の進捗状況に合わせて検討してください。

少しだけ脚色した話

面接内で話すエピソードの見せ方を工夫したり、わかりやすく構成したりすることにはほとんど問題はありません。

例えば以下の質問に対して
・業界を志望するきっかけとなった原体験
→特にない
・サークルを始めたきっかけ
→とりあえず入ってみただけ
・今の大学に入学した理由
→家から近いから

など、企業に言いにくい動機・きっかけではじめたことも少なくありません。そのまま伝えてしまうと、主体性がないと思われてしまうかもしれないですし、マイナスな印象になるのではないかと不安に思う就活生もいるでしょう。

こういったエピソードをポジティブに伝えるために、話し方を工夫する学生は多く存在します。ただし深掘りに耐えられる精度まで仕上げておくこと、改めて自己分析をしてエピソードを再度検討しておく必要があるでしょう。

「特定の情報を伝えない」のも一つの手

複数のサークルやアルバイトを行っていた就活生の中には、「サークル活動は頑張っていたけれど、アルバイトは正直あんまり…」といった方もいるのではないでしょうか。

面接で話すほどのエピソードはない・あまり頑張っていなかったという場合はそもそも伝えないというのも一つの手です。

事実通りに「学生時代は◯◯サークルの代表と飲食店のアルバイトをしていました」と答えてしまうと、その両方についての質問がきてしまう可能性が高いです。その場合、サークル代表経験について上手く答えられたとしても、アルバイト経験についてよく話せないと、準備不足と受け取られ、全体的な評価が下がってしまう可能性があります。

特定の情報をあえて伝えず、採用担当者や面接官に「聞いてほしい」「深掘りされても大丈夫」なエピソードだけ話してみましょう。嘘をついているわけではないため、バレる可能性も格段に減ります。

【NG】就活や面接でついてはいけない嘘

就活を進めるにあたって時には嘘をつかなければならない場面があることをご理解いただけましたでしょうか?

しかし、以下の内容に関する嘘をつくことは絶対に避けましょう。
▼就活や面接でついてはいけない嘘
・全くやっていないことに関する嘘
・資格・成績に関する嘘
・数字やデータに関する嘘
・自分の性格やスキルに関する嘘

以下で解説します。 

全くやっていないことに関する嘘

「インパクトのあるガクチカがない」と悩んでいる就活生の中にはエピソードを作ればいいのでは、と考える人がいるかもしれません。しかし、0からガクチカを作り出して話すのは非常に危険です

株式会社Synergy Careerの「24卒の就活中についた嘘に関するアンケート調査」によると、就活生がついた嘘の割合は平均22.7%だとわかりました。やはり、面接中に話す内容のほとんどを嘘で作りこむ就活生は少数であり、嘘をつくとしても少し内容を脚色する程度と言えるでしょう。

先ほど言及した「バレるポイント」に気を付けて話を作りこむことで、選考通過は理論上可能かもしれませんが、想像以上に長い時間と労力がかかります。また、作りこんだとしても面接官の質問に対応できず選考通過ができなければその時間は無駄になります。

また、留学もガクチカの定番ですが、留学の有無や留学先に関する嘘を0から作るのはやめましょう。留学時の証明の提出を求められる可能性があります。証明書の提出を求められなかったとしても、留学で学んだことや、体験を0から作り上げて話すのは不可能に近いです。

さまざまな手間を考えると、0からエピソードを考えるのは割に合わないためやめておいた方がよいでしょう。

資格・成績に関する嘘

1番リスクが高いのが資格の取得状況や成績で嘘をつくことです。もちろん、資格はないよりもあったほうが評価されますが、バレるリスクが高く内定取り消し事由にもなりえます

そのため嘘をつくには割に合わないことが多いです。企業の中には、内定後にエントリーシートに記載した資格の保有証明書のコピーの提出を求められるところもあります

資格の保有の有無はすぐに調べられるため、絶対に虚偽の申告をしないようにしましょう。

数字やデータに関する嘘

数字やデータに関する嘘はバレやすい傾向にあります。特に面接官は、毎年たくさんの学生と話しているので、不自然な数字やちょっと盛りすぎた成果にはすぐ気づきます。

実際、以下のようなケースでは「ん?」と違和感を持たれて、嘘や誇張だとバレやすくなってしまいます。

▼数字やデータに関する嘘
・アルバイト先の売上を半年で3倍にしました
→ 実際の売上に関する詳細・何をどう改善したかを聞かれるとあいまいな答えになりがち。飲食店などで売上が3倍になるのは現実的ではありません。

・アルバイト先で接客満足度1位でした
→一見数値を必要としないため、大丈夫だと思いがちです。しかし、 評価基準や項目についての理解があいまいな場合、すぐに嘘だとバレてしまいます。

・学園祭で5000人を動員しました
→ 大学の規模や地域から不自然である場合、根拠を求められると説明に詰まってしまうことがあります。

50人のチームをリーダーとしてまとめました
→ サークルやゼミの規模と合っていない場合、「リーダーの役割は具体的に何か」「大勢をまとめる上で苦労したことは」といった質問で誇張が明らかになります。

就活では裏付けがある・根拠や過程をしっかり説明できるエピソードが最も強い武器です。数字やデータのインパクトよりも、そこに至るまでの道筋を重視してガクチカを作っていきましょう。

‌自分の性格やスキルに関する嘘

例えば、
・(リーダー経験がないのに)リーダーシップがあります
・(人と話すのが苦手なのに)コミュニケーション力があります
・(プレゼンが苦手なのに)人前で話すのが得意です

・(英語が話せないのに)英語が話せます
・(プログラミングができないのに)プログラミングができます
・(数学ができないのに)数学ができます

など、できないことをできると伝えるのは危険です

選考の場で悪影響が生じるわけではありませんが、入社後に嘘の性格・スキルを参考に配属先を決められてしまう場合があります。実際に、英語が話せるといって商社に入った人が、本当は語学力が乏しいのにアフリカ駐在になってしまったという事例も発生しているとのこと。

ミスマッチにもつながるので、性格・スキル面で嘘をつくのはおすすめできません。自分にマッチする就職先を見つけるためにも、自分を偽りすぎないようにしましょう。

‌嘘を考える前に、自分のアピールポイントを見つけよう

ここまで解説してきたように、就活や面接で嘘をつくのは一定のリスクを伴います。面接で嘘をつくことを考える前に、自分のアピールポイントを見つけてみましょう。以下の方法を行なうことで、嘘をつかずとも自分のアピールポイントを就活・面接で伝えることができます。

・自分の経験を振り返る
・自己分析をしてみる
・ガクチカを書いてみる
・今後の活動に全力で取り組む

以下で詳しく解説していきます。

‌自分の経験を振り返る

まずは自分が今までやってきた経験を振り返ってみましょう。大学時代のものでなくても問題ありません。幼少期から振り返ってみることで、本来の強みやアピールポイントを探し出すことができます。次の自己分析も参考に、ぜひ今までの経験を振り返ってみましょう。

自己分析をしてみる

自己分析も自分のアピールポイントを見つける上で非常に重要です。自己分析を行うことで、偽りない自分の強みやアピールポイントを言葉にすることができます。

以下が自己分析でよくある質問です。まずはこの4つから考えてみましょう。

▼自己分析で良く聞かれる質問4選
・自分の強みや長所は何ですか?
・自分の弱点や短所は何ですか?
・過去に取り組んだプロジェクトや課題で、最も成功したと感じるものは何ですか?
・自分が頑張ることに対する動機やモチベーションは何ですか?

ガクチカを作ってみる

振り返った自分の経験や自己分析を踏まえて、一度ガクチカを作ってみましょう。経験と自己分析をふまえたガクチカを作ることで、強みやアピールポイントも一緒に見つけることができます。

以下の5つの項目から、ガクチカを実際に作ってみましょう。

▼ガクチカ作成の5STEP
・結論|何に取り組んだのか
・動機|なぜ取り組んだのか
・目標や課題|目標やアプローチした課題は何か
・施策|行った施策はどのようなものか
・成果|最終的にどのような結果が出たか

今後の活動に全力で取り組む

「ガクチカになる活動が全くない…」という方でも大丈夫です。今取り組んでいるサークルやゼミ、アルバイトなどにまずは全力で取り組んでみましょう。そうすることで、自然と自分の強みやアピールポイントが見えてきます。

以下がガクチカでの定番の活動です。何か1つでもやっていることがある人は、その活動に全力で取り組んでみましょう。

▼ガクチカでの定番活動
・部活動
・サークル
・アルバイト
・ゼミ
・学業

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おわりに

いかがでしたか?

本記事では、嘘をついた場合のリスクから、ついてOK・NGな嘘、自分のアピールポイントの見つけ方を紹介しました!

就活や面接において、嘘をつくのは一定のリスクが存在します。この記事を参考に、嘘をつかないための対策や、嘘をつく場合の注意点を把握しておきましょう!

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