化粧品メーカー売上ランキングを解説|企業比較や動向、将来性を紹介

2024/02/28
業界の仕事内容
企業研究のやり方
目次
1.
化粧品業界とは?
2.
化粧品メーカーのビジネスモデル
3.
‌【最新版】日本の化粧品メーカーの売上ランキングTOP5
4.
‌【海外】化粧品メーカーの人気ランキングTOP5
5.
最新の化粧品業界の動向
6.
化粧品業界の職種
7.
Matcherで化粧品メーカーで働く社会人に話を聞きにいこう
8.
化粧品のジャンル
9.
‌化粧品メーカーの志望動機の例文
10.
化粧品メーカーの面接で聞かれた変わった質問3選
11.
化粧品メーカーで働く社会人に面接対策をしてもらおう
日々の生活を彩る化粧品。
‌「その魅力を作り出し、世に送り出す仕事に携わりたい!」と考える就活生は少なくありません。
‌化粧品メーカーは、常に新しい技術やトレンドを取り入れながら、人々の美と健康を支える重要な役割を担っています。

‌「新型コロナウイルスで影響を受けたのか?」「今後の化粧品業界の将来性はあるのか?」「売上がある化粧品メーカーってどこ?」
そんな就活生に向けて、本記事では、国内と海外別の売上高ランキングの紹介や、大手メーカーが取り組んでいること、化粧品業界の動向、志望動機の例文などを詳しく解説します。

化粧品業界とは?

化粧品業界とは、化粧品の開発・製造・販売に携わる企業の総称を指しています。
企業によって扱う化粧品の種類は幅広く、さまざまな分野に渡っているのが特徴です。
例えば「スキンケア化粧品」、「メイクアップ化粧品」、「ヘアケア化粧品」、「ボディケア化粧品」、「フレグランス化粧品」、「トイレタリー用品」などがあげられます。

市場規模はどのくらい?

2012年から2019年において化粧品業界の市場は右肩上がりで推移しており、2019年には4年連続で過去最高額を更新し、1兆7千億円台を達成しました。
しかし、2021年の化粧品出荷額は前年比8.2%減の1兆3529億円となり、2年連続で出荷額が減少しました。2019年から2021年にかけては、4082億円減少しています。
新型コロナウイルスによって、大きな打撃を受けた業界であるといえるでしょう。

新型コロナウイルスが与えた影響

前述のように新型コロナウイルスの影響を受け、出荷額の減少が起こりました。
新型コロナウイルスによって化粧品需要が減った要因として以下の3つが考えられます。

・マスク着用やリモートワークにより化粧品の需要が減少した
・化粧品の販売店舗などが臨時休業により販売機会が減少した
・訪日外国人によるインバウンド需要が減少した

化粧品メーカーのビジネスモデル

大まかに化粧品メーカーのビジネスモデルを紹介します。
化粧品メーカーのビジネスモデル‌化粧品メーカーでは商品が生産されたあと、大きく2つの販路に分かれています。

図の通り、1つ目の販路は、卸売業者を通じて百貨店やドラックストアなどの小売店を経由するパターン。2つ目は、ECサイトで販売を行うパターンです。

しかし、先ほどもあったように、化粧品メーカーは新型コロナウイルスの影響により、ドラックストアは売上回復の見込みがあるものの、化粧品専門店や、百貨店での売り上げは大きく減少しているのが現状です。

一方で、ECサイトの販売は、コロナ禍でも売上を伸ばしています。
化粧品メーカーは今後、オムニチャネル化や、セレクトショップでの販売へと多様化が進んでいくでしょう。

オムニチャネル化とは実店舗、ECサイト、SNSなど、オンライン、オフラインを問わず、あらゆる顧客に販売を広げる販売戦略のことです。

‌化粧品業界の仕組み

大手化粧品メーカーでは、商品企画から材料の研究開発、工場での生産、ブランドイメージの確立、営業での販路の開拓といった全ての工程を手がけていることが多くあります。

それに対して、中小化粧品メーカーは化粧品のブランディングに専念する企業や、研究から生産までの工程を担当する企業(化粧品OEMメーカー)など、自社の強い分野に特化している企業も多く、お互いに協力しながら商品作りを進めているのが特徴です。

‌【最新版】日本の化粧品メーカーの売上ランキングTOP5

日本で売上が高い企業をランキング形式にしてみました。
‌【最新版】日本の化粧品メーカーの売上ランキングTOP5

‌1位 資生堂

売上高:7,224億円(2023年12月期)

株式会社資生堂は日本の大手化粧品メーカーです。
化粧品売上高では国内トップの売上高を誇ります。スキンケア、メイクアップ、フレグランスなどさまざまなジャンルの化粧品の製造を事業としています。

企業理念は「BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD」です。
美を通じて人々の生活を豊かにすることを目指している資生堂は、研究開発に積極的に投資しており、独自の先進技術を開発しています。
世界120カ国と地域で事業展開をし、今後新規事業にも力を入れ、グローバルなブランド力向上を目指しています。

<ブランド>
SHISEIDO、Clé de Peau Beauté、NARS、IPSA、Drunk Elephant

【参考】

2位 コーセー

売上高:2,189億円(2023年12月期)

株式会社コーセーは売上高が資生堂に次ぐ2位であり、高価格帯から低価格帯商品まで幅広く扱っているのが特徴です。
また、広告モデルとして大谷翔平さんや羽生結弦さんを起用することで、男性からの支持を獲得しています。
コーセーの企業理念は、「美を創造する」ことです。
世界60以上の国と地域で事業を展開しており、グローバルなブランド力を持つ同社は世界における存在感向上への取組みに力を入れていくそうです。

【参考】

3位 花王

売上高:1,751億円(2023年12月期)

花王株式会社は日用品だけでなく、化粧品にも注力して事業を展開しています。
化粧品事業のみの売上においても国内3位を占めており、日本の大手化粧品メーカーの1つです。
花王の企業理念は、「人々の快適で豊かな生活文化を創造する」ことです。

この理念に基づき、花王は「生活者発想」と「科学技術の発展」を追求し、革新的な製品やサービスを生み出し続けています。採用職種も様々であるため、詳しくは採用サイトに目を通してみてください。

<ブランド>
SHISEIDO、Clé de Peau Beauté、NARS、IPSA、Drunk Elephant

【参考】

4位 ポーラ・オルビスHD

売上高:1267億3900万円(2023年12月期)

株式会社ポーラやオルビス株式会の化粧品会社を取り持つ、ポーラ・オルビス・ホールディングスが4位。
同社の製品は、アジア、ヨーロッパ、北米を含む世界中で販売されています。
企業理念は、「美しい人づくりを通じて社会に貢献する」ことです。同社は、この理念に基づいて、高品質な製品とサービスを提供し、社会に貢献することを目指しています。化粧品事業以外にも、健康食品事業、エステ事業、美容スクール事業などを展開しています。

【参考】

5位 DHC

売上高:874億1,300万円(2023年7月期)

5位の株式会社DHCは、日本の健康食品・化粧品メーカー。1972年に設立され、ランキングの中で1番若い会社です。

企業理念は、「健康と美を通じて、人々の豊かな生活を創造する」ことです。この理念に基づいて、高品質な商品を低価格で提供することを目指しています。特に、オリーブバージンオイルやQ10シリーズが人気です。

【参考】

‌【海外】化粧品メーカーの人気ランキングTOP5

化粧品メーカーに関心があるひとは、海外の化粧品メーカーも視野に入れて就活をしている人が多いでしょう。
ここでは海外の化粧品メーカーで人気な5つの企業を紹介します。
【海外】化粧品メーカーの人気ランキングTOP5

‌1位 ロレアル

1位はロレアルで、女性の方は一度は名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。
1909年に、美容室向けのヘアケア用品メーカーとして事業を開始し、今では、140カ国に進出している代表化粧品メーカーです。
M&Aで高級化粧品ブランド「ランコム」や、「イブサンローラン」「シュウ・ウエムラ」を獲得するなど紀雄のある企業です。
日本ロレアル株式会社で新卒採用を行っています。

2位 ユニリーバ

欧州の家庭用品メーカーで有名なユニリーバが2位。
「Dove」「LUX」などのヘアケア用品や、「Vaseline」、男性化粧品の「アックス」などのブランドは日本でも人気を誇っていますね。

3位 プラクター・アンド・ギャンブル

3位は、P&G(プラクター・アンド・ギャンブル)です。
マーケティング力は世界トップクラスと評されている企業で、化粧品の「マックスファクター」「SK-Ⅱ」、ヘアケア用品の「ヴィダルサスーン」「パンテーン」など著名ブランドを抱えています。

4位 エスティ・ローダー

エスティ・ローダーはアメリカを代表する化粧品会社です。
現在は、ニューヨークに本社を置き、世界150以上の国と地域で事業を展開しています。1978年に日本に上陸した化粧品ブランド「クリニーク」を持ち、海外ブランドが日本に根付くきっかけを生んだ同社は多くの有名ブランドを擁しています。

5位 コルゲート・パルモリーブ

5位のコルゲート・パルモリーブは、1873年に設立されました。パーソナルケア製品を世界的に製造販売するアメリカの大手企業です。企業理念は、「人々の生活を改善し、持続可能な未来を創造すること」です。この理念に基づき、革新的な製品開発と環境保護に努めています。

最新の化粧品業界の動向

では、化粧品業界の動向と現状について確認しましょう。
化粧品業界はこれまで訪問・店舗販売が主流でした。しかし最近ではインターネットで書かれている化粧品の口コミ情報をもとに、そのままインターネットで購入する消費者が増えているのが現状です。また、インターネット・カタログ販売を中心とした新規の化粧品メーカーも増えてきています。
以下では、現在化粧品業界がどのように変化してきているのかを詳しく解説します。

1|DXの推進

現在、多くの業界で目指されているDXですが、化粧品業界も例外ではありません。
新型コロナウイルスの影響で打撃を受けていた化粧品業界では、急速なDXへの対応が求められました。
DXとは、デジタルトランスフォーメーションの略称です。
一言で表すとデジタル技術の変革です。企業がデジタル技術を活用して、これまでの業務プロセスを改善していくだけでなく、製品やサービス、ビジネスモデルを変革することが求められています。

化粧品業界のDXの事例として以下の2つを紹介します。

・花王の「KATE MAKEUP LAB.」

KATE MAKEUP LAB.」のKATE SCANでは、AIが顔のパーツ比率に基づいて解析を行い、その人に合ったメイクを提案し、メイクの選択肢を広げ、なりたい顔に導くメイクメソッドを習得することができます。

・資生堂の「Omise+」

Omise+」では、自宅からスタッフによるカウンセリングを受けることができ、一人一人に合わせた提案を受けることが可能です。またカウンセリング終了後にそのまま「Omise+」でオンラインショッピングができるため、顧客獲得につながっています。

2|メンズコスメ市場の拡大

メンズコスメのニーズは高まっています。
背景には新型コロナウイルスが大きく影響していると考えられます。

①見た目の悩みが表面化

コロナ禍で自宅時間が増え、自分磨きに時間をかける男性が増加しました。これまで意識していなかったスキンケアなどに興味を持ち、メイクをする男性が増えています。

②SNSによる美意識の向上

SNSで大きな影響力を持つインフルエンサーやアイドルがメイクを日常的に行うことに影響を受けて、そのファンの男性もメイクするようになったのだと考えられます。

③ネットショッピングの普及

先ほどご紹介したようなDXの推進によって、ネットショッピングが普及したことで、これまで店舗で周囲を気にして購入を躊躇っていた男性なども気軽に化粧品を購入することができるようになりました。

3|新たなビジネスモデル、D2C

D2Cとは、Direct to Consumerの略称です。店舗を介さずに、消費者と取引を行うビジネスモデルを指します。
SNSで顧客を獲得して、商品・サービスの販売につなげているブランドが多いようです。

4|インフルエンサーの起用

インフルエンサーに自社の商品を紹介してもらうことで大きな影響を期待できます。
なぜなら、最近ではSNSによる影響が大きいためです。
化粧品の購入を検討する際に、SNSを参考にしている消費者が増えています。
インフルエンサーを自社のモデルに起用することで、消費者に対してアプローチを行うことができます。
化粧品業界では、SNSマーケティングに注力しています。

‌5|海外市場にも積極的に参入

新型コロナウイルスが収まり始め、化粧品需要が回復してきている中で、国内化粧品市場は拡大すると考えられます。

国内の化粧品市場では、競合が増えている中で、他のメーカーに負けない製品を開発するか、海外市場の開拓に進出をするかが求められています。

例えば、資生堂は、海外のお客様向けに、訪日前にオンラインカウンセリングを実施しています。
コーセーは、「ネイチャーアンドコー(NATURE&CO)」という新アメニティブランドを立ち上げました。
近年、円安などの影響で訪日外国人が増加し、インバウンド需要も見込まれています。

化粧品業界の職種

化粧品業界の代表的な職種についてご紹介します!

商品企画

商品企画では、市場や消費者のニーズに合わせた商品を製造します。
また商品の販売拡大につなげていくために、マーケティングを行っています。商品のコンセプトやターゲット層、商品イメージなどをマーケティングの結果に基づいて決定しています。

研究開発

研究開発では、新商品を開発するために原料の選定や調合、成分の分析などを行います。
商品企画によって生み出されたアイデアを実際に商品として開発することが研究開発の役割です。

生産

生産では、研究開発によって生み出された商品を大量生産しています。また、安全な商品を作るために生産体制を整えたり、新設備の導入を行うことも役割です。生産管理では、商品の在庫管理、在庫数の予測などを行います。

営業

営業では、商品の営業、提案、商品説明、企画などを手掛け、取引につなげます。
百貨店やスーパー、ドラッグストア、美容室、化粧品専門店などに対して営業を行います。

美容部員

営業の中でも、自社の商品を店頭で接客販売する職種として美容部員があげられます。
顧客と直接接するため、企業イメージや商品に対する評価に影響を与える重要な役割です。

Matcherで化粧品メーカーで働く社会人に話を聞きにいこう

OBOG訪問サービスMatcherの紹介画像
これまで化粧品業界について説明してきました。

もっとその業界について詳しく知りたい。
その業界で実際に働いている人に話を聞いてみたい。

そんな時におすすめなのが、OB・OG訪問のマッチングサービス、Matcher(マッチャー)

Matcherでは、所属大学や学年に関係なく、社会人の方にお話を聞きに行くことができます。
知りたい疑問などを気軽に相談することができます。

化粧品のジャンル

化粧品業界のジャンルは大きく分けて6つに分けられます。

①スキンケア化粧品

肌のコンディションを整える目的で使用される化粧品を指します。
具体的には、化粧水や乳液、美容液、パック、クレンジングなどがあげられます。

②メイクアップ化粧品

メイクアップ化粧品はさらにベースメイクアップ化粧品とポイントメイクアップ化粧品の2つに分けられます。

・ベースメイクアップ化粧品

主に肌を綺麗に見せるために、全体的な肌のベースを整えるために使用される化粧品のことを指しています。具体的には、ファンデーションや下地などがあげられます。

・ポイントメイクアップ化粧品

一般的にはベースメイクの後に行うポイントメイクに使用される化粧品を指します。
アイメイクやチーク、リップ、アイブロウなどがポイントメイクアップ化粧品に分類されます。

③ヘアケア化粧品

ヘアケア化粧品とは、頭髪に使用される化粧品を指します。
シャンプーやトリートメント、ヘアオイル、カラー剤などがあります。

④ボディケア化粧品

顔以外の肌を整えるために使用される化粧品を指します。
具体例として、ボディクリームやボディソープ、制汗剤などがあげられます。

⑤フレグランス化粧品

フレグランス化粧品とは、香りをつけるための化粧品を指します。
香水、オードパルファム、オードトワレなどがあります。

⑥トイレタリー用品

業界の中でも明確な定義はありませんが、一般的には身体を手入れするために使用される化粧品を指します。
トイレ用品だけでなく、日用品のジャンルとして歯磨き粉や入浴剤なども含まれます。

これまで見てきたように、化粧品業界にはさまざまなジャンルがあり、それぞれ市場シェアが異なっています。

‌化粧品メーカーの志望動機の例文

人気業界である化粧品メーカーの志望動機を書く時に頭を悩ませる就活生の方が多いと思います。ここでは、他者と差別化できる志望動機の書き方や、例文を紹介します。

ポイント①:なぜ化粧品業界なのか
ポイント②:数ある化粧品メーカーの中でその企業に応募した理由

なぜ化粧品業界なのかの理由を自分の体験談と合わせて伝えましょう。

例えば、「自分が化粧品によって自分に自信が持てるようになった経験から、化粧品を通じて感動を与える側になりたい」という化粧品業界の具体的な志望動機を述べます。

数々の化粧品メーカーがあるなかで、なぜそのメーカーを選んだのかも志望動機で伝えると他社との差を示すことができます。
そのメーカーでなければいけない理由を述べることで、面接官に熱意が伝わり、説得力が増します。
理系と文系それぞれの志望動機の例文を紹介します。

<理系>化粧品メーカーの志望動機例文

私は将来、お客様一人ひとりのニーズに対応した化粧品の研究開発に挑戦したいです。化粧品業界を志望する理由は人々の気持ちに寄り添い、心を豊かにする化粧品を作りたいからです。仕事で疲れている母親に化粧品をプレゼントしてから母の表情が明るくなり笑顔を取り戻した様子を見て、化粧品が人の幸せに貢献する瞬間を肌で感じました。近年、近年はジェンダーレス傾向の拡大や、マスク生活による肌荒れ対策など、性別・年代問わず化粧品が使用されるようになりました。このように、化粧品のニーズは目まぐるしく変化し、お客様の悩みや要望も多種多様であることから、一人ひとりの目的に合った個別美容のニーズは今後拡大していくと考えます。そこで私は貴社に入社し、商品開発において性別や年齢にとらわれないアプローチによって、「美しさ」という化粧品が持つ従来の価値以外にも、健康と予防の新たな価値を提供したいです。具体的には、肌や髪の特性の違いを科学的に証明するなど、サイエンスを追求した研究開発に注力することで、より効果的でお客様の満足度が高い商品の開発に役立てたいです。

<文系>化粧品メーカーの志望動機例文

私は、日本の良さを海外に発信する仕事に携わりたいと考えており、「美の創造企業」である貴社の一員として、世界中の人々の外面の美しさを引き出すだけでなく内面までも明るくしたいという強い思いがあります。私自身、何か頑張った時のご褒美として、少し高級な質の高いコスメを購入したり、美容院等のビューティーサロンに通うなどしています。その後、毎回鏡で前よりも少しきれいになった自分を見る度に、自信が湧き、嬉しくポジティブな気持ちになります。まさに、貴社の「『きれい』は、心まで輝かせてくれる」という考えに強く共感し、より多くの人々に同じような素敵な体験を提供したいと考えています。学生時代は、ダンス部に所属し、日々努力を重ねて目標達成のために尽力しました。その過程で、目標達成のために努力することの大切さ、チームワークの重要性、そして達成感の喜びを学びました。これらの経験を活かし、貴社においても目標達成のために努力を惜しまず、チームの一員として積極的に貢献したいと考えております。また、私は英語が得意であり、大学在学中に1年間アメリカへ留学した経験があります。留学中に培った英語力とコミュニケーション能力を活かし、海外市場における貴社の事業拡大に貢献したいと考えております。

化粧品メーカーの面接で聞かれた変わった質問3選

最後に、化粧品メーカーの面接でよく聞かれる質問を解説します。
筆者が、実際に経験した化粧品メーカーの面接で聞かれた質問も合わせて見ていきましょう。

Q.自社でも他社でもいいので、お気に入りの化粧品を1分以内に紹介してください。

化粧品への興味、関心を聞かれている質問です。

化粧品メーカーを志望している学生のかたは、いずれ化粧品開発やマーケティングに携わりたいと考えている人が多いでしょう。
‌自分自身が化粧品や美容が好きであることは、化粧品の企画や開発で必要な要素の1つです。

‌化粧品や美容への興味や熱意を、伝えられると、面接官も良い印象を持ちます。
化粧品業界ならではの質問であるため、コミュニケーション能力があるかどうかもチェックする質問ですね。

Q.よく検索するトピックは何ですか。

実際に執筆者が化粧品メーカーの面接で聞かれた質問です。
この質問の意図は、応募者が日頃からどのようなことに興味を持っているのか、情報収集力やリサーチ力があるかどうかを知りたいという点にあります。

化粧品メーカーで働くためには、最新の情報収集やトレンド分析など、情報収集力やリサーチ力は必須です。
回答する際には、単に検索するトピックを列挙するだけでなく、なぜそのトピックを調べているのか、そこからどのようなことを学んでいるのかを具体的に説明することが重要です。

例えば、
「私は、普段よく3つのトピックについて検索しています。1つ目は最新のスキンケア・メイクアップ、2つ目は美容に関する科学論文、最後は化粧品業界の動向です。私は、常に新しい美容情報を知りたいと思い、日々SNSで情報を収集しています。また、美容に関する科学論文を読むことで、化粧品の効果やメカニズムについてより深く理解することができます。さらに、化粧品業界の動向を知ることで、将来のキャリアプランを考えることもできます。」

Q.他のメーカーにない自社の魅力を教えてください。

化粧品メーカーは数多く存在し、それぞれ異なる強み・魅力を持っています。
貴社を選考する際には、他のメーカーと比較し、貴社でしか得られない価値や経験があることを明確に伝えることが重要です。

そのためには、事前に企業分析を行い、以下のポイントを整理しておくことをお勧めします。

・独自の製品や技術
・企業理念・ビジョン
・社風・働き方
・福利厚生

化粧品に対する興味関心は、選考においてやはり重要なポイントとなります。
他の業界と比べて、珍しい質問が出題されることも多いため、質問に対して瞬時に対応できるコミュニケーション力も重要です。

予期せぬ質問をされた時に、「焦って思ったように話せなかった、、」ということが起きないように、面接練習をしておくことをおすすめします。
こちらの記事もぜひご覧ください。

何に関心があるのか、世の中の何について興味があるのかなど、日々考えていることを言葉に表す必要があります。
そのため、化粧品業界の選考を受ける際は、自己分析に力を入れて取り組みましょう。自己分析のやり方については、下記の記事をご覧ください。

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