就活で小論文は対策しないと落ちる?書き方や対策法3選を紹介

2022/08/03
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目次
1.
‌就活で小論文の対策は必要?
2.
就活での小論文でよく出題されるテーマ3つ
3.
就活の小論文で抑えておきたいポイント5選
4.
就活で落ちやすい小論文5つ
5.
就活での小論文を書く前に注意しておきたいこと3つ
6.
‌【就活】すぐにできる小論文対策
7.
Matcherを使って小論文対策をしよう!
8.
就活での小論文対策は必ずしておく
「就活で面接やESの対策はしているものの、小論文は全くやっていない」という学生も多いのではないでしょうか?
‌今まで選考に小論文はなかったのに、今年はあった!という事例は多く、毎年焦る学生は多いです。

‌本記事では、小論文の書き方のポイントやよく出題されるテーマ、すぐにできる対策法なども紹介します!

‌就活で小論文の対策は必要?

‌就活で小論文の対策は必要です。特に出版社や新聞社などマスコミ業界や公務員、医療業界は必ずといっていいほど、選考過程に小論文があります。
また、その他の業界でも昨年までは小論文がなかったのに今年はあったという企業もあるので、ある程度小論文対策はしておきましょう。

‌選考に小論文を取り入れている業界

選考に小論文を取り入れている主な業界は、出版社や新聞社などのマスコミ業界、公務員、医療業界です。
‌また、意外と思う方も多いかもしれませんが、IT業界でも小論文を取り入れていることが多いです

‌‌企業が採用過程で小論文を入れる目的

企業が採用過程で小論文を取り入れている主な目的は下記5つです。

・論理的思考力を見る
・考え方や価値観を知る
・与えられた期限内に提出できるのかを知る
・テーマに対する知識がどれくらいあるのかを測る
・文章の構成力を測る

‌その他にも企業によって見ているポイントは異なります。
ただ、どれもESや面接では測れないものなので、小論文の対策は必要です。

就活での小論文でよく出題されるテーマ3つ

就活の小論文ではどんなテーマが出題されるのでしょうか?よく出題されるテーマ3つから、それぞれどんなところを見ているのか、紹介します!

‌業界や事業に関するテーマ

「入社したら挑戦したいこと」「業界の課題や今後の展望について」など業界や事業など企業に関するテーマです。
このテーマから「どれだけ企業・業界に対して興味や関心があるのか」を見ています。
具体的に書けるように、必ず企業・業界研究をしておきましょう。

‌人柄を問うテーマ

「今までの人生で挫折した経験について」「あなたの好きな言葉」など人柄を問うテーマです。
このテーマからは主に企業・業界との適性を見ています。
ESでもよく出題されることが多いテーマですよね。
ただESと小論文の違いとして、ESでは経験や事実のみを書くことが多いです。
一方で、小論文は事実や経験に加え、そこにあった自分の考えを相手に伝わるように書く必要があります。
そのため、ESと同じように書くと、落ちる可能性が十分にあるので注意しましょう。

時事問題や最近のニュース

「最近の気になったニュースについて」「○○の問題についてどう考えるか」など、時事問題や最近のニュースについて問われるテーマです。
このテーマからは、情報収集力や常にアンテナを張っているかを見ています。
社会人になれば、最新のニュースや出来事、経済状況について知っておくことは当たり前です。
特に現在は変化が激しい時代なので、ニュースや世間への知識がより求められます。

就活の小論文で抑えておきたいポイント5選

就活での小論文において、最低限抑えておくべきポイントについて5つご紹介します。

①小論文の基本的な構成は序論→本論→結論

小論文の基本的な構成はこの3つです。知っている方も多いのではないでしょうか?
序論で、自分の意見や考えなど主張を提示します。本論では、序論で述べた主張を裏付ける根拠、理由を書き、結論で、最終的に伝えたいことをまとめます。
主張する際には、必ず筋の通った根拠を示すことが重要です。

‌②書き出す前に要点をまとめておく

書き出す前に何を伝えたいのか、要点をある程度まとめておきましょう。
時間がないからといって書きながら考えてると、内容が整理できず余計に時間がかかります。
簡単にでもいいので、要点を構成ごとにまとめておくといいでしょう。

③文体を統一する

小論文は作文やESと同じように、「です・ます」調と「~だ・~である」調の2つに分けられます。
‌どちらでも問題ありませんが、必ず統一しましょう。
わかっていても、無意識に文体が変わってしまったというケースが多いです。

‌④時間を設定をする

小論文には、制限時間が設定されています。
「書くことに集中しすぎて、時間を忘れてしまい時間内に提出できなかった」ということがないように、やることに細かく時間を設定しておきましょう。
与えられた時間に対して逆算し、やることに細かく時間を設定しておくと、時間の管理がしやすいです。
以下の例を参考にしてみてください!
<例:60分間の小論文だった場合>
要点や何を書くかを考える:10~20分
本文:20~30分
確認:10分

‌⑤作文との違いを確認しておく

作文と小論文は似ているようで、大きく異なるので、作文のようになっていれば当然評価は下がります。
‌作文は、テーマに対して自分の意見や感想を自由に述べて、問題ありません。
小論文は、裏付ける根拠や読んでいる人を、説得する必要があります。
作文にならないように、小論文と作文を区別しておきましょう。

就活で落ちやすい小論文5つ

‌就活生がやりがちな、就活で落ちやすい小論文5つを紹介します。
‌小論文を書く際には、この5つは必ず注意しましょう。

‌①具体例や事実ばかりで考えや展開がない

‌事実や具体例など情報の羅列になってしまい、自分の意見や考え、展開がないといった小論文です。
前述した通り、小論文の目的はその人の考え方を知ったり、論理的思考力を測ったりすることなので、事実や具体例ばかりではいけません。

‌②一文が長くて読みづらい

一文が長いと読みづらさを与え、読み手側が読んでいる途中で迷子になる可能性があります。
‌読みづらい文章だと、印象に残りづらいでしょう。
一文の文字数の目安は、50〜60字程度です。長すぎずない一文を心掛けてみてください。
どうしても長くなりそうな場合は、句読点を打つなど、読みやすい文章を作りましょう。

‌③一貫性がなく何が言いたいのかが不透明

主張と根拠が繋がっていなかったり、急に関係のない話がでてきたり、全体的に一貫性がないと、結果何がいいたいのかわからなくなります。
たとえ、自分では繋がっている、関係のある話だとしても、価値観や考え方が異なる人にとっては理解ができないことが多いです。
‌その場合は、誰にでも伝わるように説明をする必要があります。

‌自分の言いたいことが、誰にでも伝わるように書くことを意識しましょう。

‌③同じ表現や単語を多用

表現や単語を多用すると、同じことを繰り返しているように見えて退屈感を与えます。
‌また、その表現や単語しか知らない、使わないと思われる可能性もあるので、気を付けましょう。
もし同じ表現や単語が多くなっていれば、類語を見るなど対策してみてください。

④テーマからずれている

出題されたテーマとはずれた内容ということは、質問に答えられていないということです。

‌実はよくあるケースで、主な原因は、テーマの意図が読み取れてないことにあります。
‌出題されたテーマから何を聞かれているのか、何を知りたいのかを読み取りましょう。

就活での小論文を書く前に注意しておきたいこと3つ

小論文前に注意すべき3つを紹介します。注意を怠るだけで、内容を見られずに落ちてしまう可能性もあるので、確認しておきましょう。

‌①字数は守る

小論文には大体指定文字数が設けられてます。その文字数は必ず守るようにしましょう。
よく「時間ギリギリまで書いたけど字数が超えてて出せなかった」というケースがあります。
かなりもったいないので、定期的に字数を確認してください。

‌字数をチェックできるツールやショートカットキーもあるので、確認しておくといいでしょう。

‌②筆記の場合はボールペンで書く

最近は、小論文の提出方法はWebが多いですが、筆記の場合には必ずボールペンを使用してください。

‌社会人になれば、ボールペンで書くことが常識です。
‌また、記入ボールペンで書くことがルールとなっている場合も多いので注意してください。

‌③誤字脱字をしない

せっかく良い内容でも、誤字脱字で落ちてしまうことがあります。

‌よくある例として「時間ギリギリまでやって確認をせずに提出した」などです。
‌必ず確認をしてから、提出してください。

‌最近は、Wordでも簡単にチェックすることができます。
どうしても時間がない人は、ツールなどを活用してみてください!

‌【就活】すぐにできる小論文対策

‌「小論文対策を今すぐしたい」という就活生に向けて、すぐにできる小論文対策を4つ紹介します!是非、やってみてください。

①小論文に関する本を読む

小論文対策に関する本を読んで対策しておくと、様々なアドバイスやポイントについて知ることができます。
小論文や読みやすい文章の書き方や、構成について学ぶことができる本です。
例文が豊富でとても読みやすいので、忙しくても隙間時間に読めます。

改訂版 なにをかけばいいかわからない人のための 小論文のオキテ
‌大学受験の小論文対策として、人気を集めている本です。
基礎的な部分から応用的な部分まで、高校生でも読めるように丁寧に書かれています。

大学の図書館に置かれてることも多いので、ぜひ見てみてください!

‌②友人・OB・OGに添削してもらう

小論文は最終的に自分以外の人に評価してもらいます。
そのため、人に小論文を添削してもらうといいでしょう。
友人や、自分の志望する業界・企業のOB・OGに添削してもらうと、改善につながります。

Matcherを使って小論文対策をしよう!

Macherは、出身大学関係なく簡単にOB・OG訪問ができます。

‌志望する業界や企業の人、小論文を経験した人に、小論文対策を手伝ってもらうことも可能です。
‌小論文対策に限らず、企業や業界研究、就活の相談をすることもできます。
Macherを使って、効率よく就活を進めてみてください。

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就活での小論文対策は必ずしておく

いかがだったでしょうか?
就活での小論文は対策をするかしないかで、差が出ます。
時間がない!という方でも、必ず抑えておくべきところは把握して臨みましょう。
面接対策や企業研究など、就活に関わる記事が掲載されているので、是非チェックしてみてください。

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