【例文あり】選考通過する履歴書「自己PR」の書き方
2019/02/08
目次
履歴書で説得力のある自己PRを書くために
企業の選考で提出を求められる履歴書。ネット上のES提出が主流となるなか、未だに履歴書の提出を求める企業は少なくありません。履歴書では書くことができる文字数が少ないという特徴があります。普段書いているエントリーシートの形態と異なるため、自己PR欄を上手く書けずに悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
この記事では履歴書の自己PR欄で、魅力的な文章を書くための方法を解説します。ぜひ読んで、履歴書の自己PRを書く上でのポイントをおさえておきましょう。
自己PRを書く前に知ろう-履歴書を丁寧に書く必要性
履歴書を書く際には「単なる書類選考」と油断をせず、丁寧に書くことを心がけましょう。その理由は、最終選考まで、役員の手までその履歴書は届き、みなさんの第一印象となるからです。
履歴書は書類選考のみに使われるわけではありません。その後の選考においても、面接前に面接官から毎回チェックされる資料となります。
そのため、履歴書はいわば第一印象。毎回の面接でみなさんの印象を決定づける大きな要素です。雑に書いた履歴書を持参してしまうと、最終面接まで第一印象は「雑」になってしまう恐れがあります。そうならないためにも、履歴書は気を引き締めて書くようにしましょう。
履歴書を書くときに気をつけておくべきポイントを以下でまとめました。このポイントをおさえて、ミスのない履歴書を作成してください。
履歴書を書くときに気をつけておくべきポイントを以下でまとめました。このポイントをおさえて、ミスのない履歴書を作成してください。
履歴書を書く際にチェックすべき事項
履歴書を記入する際には以下の点に気をつけて記載しましょう。
・修正箇所には二重線と訂正印を押せているか
・郵送で送付する際は、履歴書とは別に添え状を同封したか
・履歴書写真の裏には大学名と名前の記入を行ったか
履歴書の自己PRでチェックされる2つの要素
ここまで履歴書を書くときの注意点を解説してきました。さて、ここからが本題。
履歴書の自己PR欄でチェックされる2つの要素をお伝えします。企業が履歴書の自己PR欄でチェックする点は以下の2点です。
履歴書の自己PR欄でチェックされる2つの要素をお伝えします。企業が履歴書の自己PR欄でチェックする点は以下の2点です。
①求める人材像とのマッチング
企業はまず、自社の求める人材像に学生がマッチしているかを確認します。
そのため、自己PRでアピールした強みが企業の求める能力に合致することが非常に重要。
そのため、自己PRでアピールした強みが企業の求める能力に合致することが非常に重要。
業界や企業によって仕事は異なるため、それぞれの企業で活躍するような人材も異なります。企業が求める能力から大きく逸れた自己PRをした場合、「自社では活躍が活躍できない」と判断されていまう可能性が高いでしょう。
だからこそ、企業の求める人物像に沿った内容をアピールできているか確認することは重要です。
②自己PRを裏付ける経験の内容
いくら自己PRが企業の求める人材像にマッチしていたとしても、説得力が無ければ信用されません。自己PRでアピールした能力を裏付けるような根拠が無ければ、信憑性は低くなるでしょう。
だからこそ、企業側が納得できるような自己PRの裏付けが必要となります。
履歴書の自己PR欄を魅力的にする3つに方法
これまで履歴書の自己PRでチェックされる要素を解説してきました。ここでは自己PRでチェックされる要素を踏まえた上で、どのような文章にすれば良いか解説します。
①企業の求める人材像を意識する
先程述べたように、企業は自社と学生のマッチングを重要視します。そのため、履歴書の自己PR欄を書く前に、企業の新卒採用ホームページを見てみましょう。新卒採用ホームページに掲載されている「求める人材像」や「人事部からのメッセージ」に求める人材像が書かれています。
このページを参考にして、必要とされる要素をメモしておきましょう。その後、その要素に合うような自分の長所をアピールしてください。
このページを参考にして、必要とされる要素をメモしておきましょう。その後、その要素に合うような自分の長所をアピールしてください。
②長所を具体的に表現する
自己PRを書くときは、具体的な表現をすることを心がけてください。書ける文字数が少ない履歴書ですが、長所を正確に表現するようにしましょう。
NG例は「私は忍耐強いです」。この「忍耐強い」という言葉は抽象的すぎるため、実際に仕事においてどのように生かされるかイメージがつきません。
NG例は「私は忍耐強いです」。この「忍耐強い」という言葉は抽象的すぎるため、実際に仕事においてどのように生かされるかイメージがつきません。
そのため、自己PRに記載した強みが、面接官の頭の中でイメージしやすいような表現にすることが重要。たとえば、「忍耐強い」も「苦しい状況でもゴールを見失わず努力を続けられる力」と表現するだけで、具体的なイメージがしやすくなるでしょう。
このように、抽象的な言葉を用いるのではなく、具体的な表現を行うことに気をつけましょう。
③過去の経験と紐付ける
自己PRにはその長所を裏付けるような根拠が必要です。「どのような経験でその強みを発揮してきたか」という過去の経験を忘れずに書くようにしましょう。
過去の経験を伝える際には以下の「STAR」を意識すると情景が伝わりやすくなります。履歴書の自己PR欄を書く前に、一度自分の経験を整理してみてください。
①Situation(自分が身をおいていた場面の状況)
②Task(当時解決すべきだった問題や、達成すべきだった目標)
③Action(②を解決/達成するために自分がとった行動)
④Result(③によってもたらされた結果)
過去の経験を伝える際には以下の「STAR」を意識すると情景が伝わりやすくなります。履歴書の自己PR欄を書く前に、一度自分の経験を整理してみてください。
①Situation(自分が身をおいていた場面の状況)
②Task(当時解決すべきだった問題や、達成すべきだった目標)
③Action(②を解決/達成するために自分がとった行動)
④Result(③によってもたらされた結果)
履歴書に書く自己PRの例文
ここまで、履歴書「自己PR」の書く際のポイントについて解説してきました。ここでは先程紹介したポイントを生かした、自己PRの例文を紹介します。
私は「問題点を指摘するだけでなく、自ら考え自ら行動する」人間です。アルバイトでつとめていた学習塾でこの力を発揮しました。生徒数の減少という課題を解決するため、①近隣の中高で毎朝ビラ配り②Webマーケティングの強化を提案し、企画書の作成からアルバイトの管理を行ったことがあります。その結果、入塾生を1.5倍を達成し、個人の努力が組織の結果さえも変革させる力があることを実感しました。この強みを生かし、営業でもただマニュアル通り行うのではなく、自ら顧客のニーズに合わせた案を作成し、実績を上げられると考えています。
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