【独立行政法人】事務職・技術職の仕事内容とは?
2023/07/18
はじめに
就活において多くの学生が興味を持つ独立行政法人。ところで独立行政法人で働くことになったら、どのような職種として仕事をすることになるのでしょうか?
もしみなさんが独立行政法人で働くことになった場合は、以下の3つのいずれかの職種として業務にあたることになります。
①事務職
②技術職
③研究職
④医師・看護師
この記事のテーマは、多くの就活生に馴染みのあるであろう、①と②の事務職・技術職の仕事内容。独立行政法人はたくさんあり、一概に全ての仕事内容を説明することができません。そのためこの記事では、1つの独立行政法人をピックアップして仕事内容をお伝えします。
もしみなさんが独立行政法人で働くことになった場合は、以下の3つのいずれかの職種として業務にあたることになります。
①事務職
②技術職
③研究職
④医師・看護師
この記事のテーマは、多くの就活生に馴染みのあるであろう、①と②の事務職・技術職の仕事内容。独立行政法人はたくさんあり、一概に全ての仕事内容を説明することができません。そのためこの記事では、1つの独立行政法人をピックアップして仕事内容をお伝えします。
事務・技術職は、自身の専門分野に囚われることが少なく、比較的応募がしやすい職種です。ぜひ最後まで読んで、自身の就職先を検討する際に参考にしてください。
独立行政法人の事務職員とは?
独立行政法人の事務職員には、どのような仕事内容があるのでしょうか?JICAやJETROに代表されるような、国際的な事業を担うことをイメージされている方が多いかもしれません。
上述した通り、事務職の仕事内容は各独立行政法人によって大きく異なるため、ひとくちにまとめることはできません。しかしいずれの法人でも、その法人の事業の意義を理解し、業務にあたることが求められます。
ここでは具体例として、大学生に馴染みのある日本学生支援機構(以下JASSO)の職員の仕事内容を紹介していきます。
JASSOの事務職員の仕事内容
JASSOは、高等教育で学ぶ学生を対象に、主に奨学金事業・留学生支援事業・学生生活支援事業の3つの事業を行う独立行政法人です。職員は、上記の事業の制度設計や、奨学金を運営する上での試算などを行います。なお、新卒採用は総合職の一括採用となっており、技術職の募集はありません。
JASSOの採用試験の内容
JASSOへの就職にあたっては、文部科学省文教団体職員採用試験を受験する必要があります。
文部科学省文教団体職員採用試験とは、独立行政法人と公益財団法人を含む「文部科学省文教9団体」の一般業務に従事する職員の合同採用試験です。出願時に1団体に対してのみ出願可能であることが特徴で、法人ごとに受験資格も異なります。
試験内容は一次試験が教養試験と作文試験、二次試験が面接考査や適性検査等です。
出典:JASSO「日本学生支援機構職員募集要項」(2018年3月12日参照)
JASSOの事務職員の仕事内容、及び就職するために受けなければならない試験についてお伝えしました。何度も述べている通り、上記で説明したのはJASSOの仕事内容であり、独立行政法人全般の仕事内容ではありません。興味のある独立行政法人があれば、ぜひ事務職の仕事内容について調べてみてください。
JASSOの事務職員の仕事内容、及び就職するために受けなければならない試験についてお伝えしました。何度も述べている通り、上記で説明したのはJASSOの仕事内容であり、独立行政法人全般の仕事内容ではありません。興味のある独立行政法人があれば、ぜひ事務職の仕事内容について調べてみてください。
独立行政法人の技術職員とは?
独立行政法人の事務職の仕事内容についてお伝えしました。次に説明するのは、技術職の仕事内容です。
独立行政法人は公的な事業を行なう組織。技術職員は、信頼をベースにした製品やサービスを確実に安定的に提供することが必要となります。
独立行政法人は公的な事業を行なう組織。技術職員は、信頼をベースにした製品やサービスを確実に安定的に提供することが必要となります。
また、事務職員と同じく、技術職員の仕事内容も法人によって様々です。ここでは、国立印刷局の技術職員を例にとり説明していきます。ぜひ、他にも興味のある独立行政法人の技術職の仕事内容を調べてみてください。
国立印刷局の技術職員の仕事内容
国立印刷局では、主に日本銀行券、パスポート、官報を製造しています。その中で技術職員の仕事内容は、高速回転体のある機械の操作や、多色印刷の色管理、精密作業などです。印刷や製紙、生産設備、偽造防止技術などの研究・開発にはさまざまな分野の知識やスキルが必要なので、新卒採用において就活生の学部学科、専攻などは問われません。なお、国立印刷局の技術職員は「技能職」と呼ばれており、文系理系問わず採用される本局採用と、理系のみ採用の工場採用の2種類に分かれます。
国立印刷局の採用試験の内容
国立印刷局の技能職の試験内容は、民間企業の就活と同じく、テストセンター式の筆記試験と複数回に及ぶ面接試験となっています。それに加え、職業適性検査と色覚検査の実施が必要です。これは、印刷物の色管理が仕事内容に含まれている国立印刷局ならではと言えるでしょう。
出典:独立行政法人 国立印刷局「国立印刷局採用基本情報」(2018年3月12日参照)
もっと深く独立行政法人について知るために
独立行政法人について、理解が深まってきたのではないでしょうか?
それよりもっと深い知識を得たいという方に、推奨したいのがOB、OG訪問です。とりわけ、独立行政法人で働いている社員さんに会いに行くのは至難の技。そんな方におすすめなのがMatcher(マッチャー)です。
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【社会人の所属企業(一部)】
宇宙航空研究開発機構(JAXA)、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)、独立行政法人国際協力機構(JICA)など
独立行政法人に勤める社会人から、実際の仕事内容やその醍醐味を聞くことは、就職活動を進める上で大きな糧となるはずです。ぜひ話を聞きに行き、みなさんの就活の成功に活かしてください。
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独立行政法人の事務職員と技術職員について説明してきました。
今回紹介した独立行政法人の仕事内容は、ほんの一例です。ぜひ気になる独立行政法人がある場合は、進んで調べてみてください。
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