大日本印刷(DNP)とTOPPAN(旧凸版印刷)の違いを徹底比較
2026/05/18
目次
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この記事では、大日本印刷株式会社(DNP)とTOPPANホールディングス株式会社(旧:凸版印刷株式会社)を事業内容や社風、求める人物像から福利厚生まで、徹底比較していきます。また選考のポイントや採用情報もご紹介しています。
しっかりと企業研究を行い、選考対策にお役立てください
印刷業界とは?
印刷業界とは書籍や雑誌、ポスターや包装紙など、あらゆる印刷物を製造する業界です。もちろん印刷事業がメインですが、近年は事業を多角的に展開し、様々な分野に進出しています。
そのような業界の多角化において中心的な役割を担っているのが、大日本印刷(DNP)とTOPPAN(旧:凸版印刷)です。印刷業界では25,000を超える事業所が存在しますが、シェアの約80%は上述の大手2社によって占められています。
そのような業界の多角化において中心的な役割を担っているのが、大日本印刷(DNP)とTOPPAN(旧:凸版印刷)です。印刷業界では25,000を超える事業所が存在しますが、シェアの約80%は上述の大手2社によって占められています。
印刷業界の市場規模

日本印刷産業連合会の調査によると、印刷・同関連業(印刷産業)の2024年の売上高は6兆3900億円と、前年比で3.3%減少しました。現在、印刷業界の市場規模は緩やかな減少傾向にあり、デジタル化の波や広告宣伝費の減少が要因と考えられています。
デジタル化が進む現代における印刷業界の捉え方
印刷業界における「印刷」には様々な種類があります。
・雑誌や小説など出版されるものを印刷する「出版印刷」
・一般企業や団体の事業活動向けの印刷をする「商業印刷」
・パッケージなどの包装を印刷する「包装印刷」
・伝票などの事務用品を印刷する「事務印刷」
・紙幣、有価証券、郵便切手など証券類を印刷する「証券印刷」
このように様々な種類の「印刷」がありますが、先の市場規模のグラフで示した通り、近年のデジタル化の流れを受けて需要が減少しています。このような変化を受け、大日本印刷(DNP)とTOPPAN(旧:凸版印刷)は20世紀後半から紙類への印刷以外の分野にも進出してきました。
現在では、両社とも「印刷」をベースとしながら、情報コミュニケーション分野、生活・産業分野、エレクトロニクス分野を展開しています。「印刷業界」といっても、紙類への印刷がメインではなくなってきていることを前提として知っておきましょう!
『事業内容』比較|大日本印刷(DNP)とTOPPAN(旧:凸版印刷)の企業研究
ここでは、さまざまな観点から大日本印刷(DNP)とTOPPAN(旧:凸版印刷)を比較していきます。まずは『事業』の観点からみていきましょう。
▼大日本印刷(DNP)とTOPPAN(旧:凸版印刷)の『事業内容』徹底比較
1|売上高・業績
2|事業内容・強み
3|ユニークな事業例
4|海外展開
5|中期経営計画
以下で詳しく解説していきます。
以下で詳しく解説していきます。
1|売上高・業績
まずは、大日本印刷(DNP)と TOPPAN(旧:凸版印刷)の業績から比較していきます。
以下のグラフは大日本印刷(DNP)と TOPPAN(旧:凸版印刷)の2021年から2025年3月期の売上高・営業利益率を示しています。

売上高では、TOPPAN(旧:凸版印刷)が大日本印刷(DNP)を常に上回っており、かつ2023年から2024年にかけて、売り上げを伸ばしていることがわかるでしょう。
一方で、営業利益率を見ると、 TOPPAN(旧:凸版印刷)が4%代であるのに比べ、大日本印刷(DNP)が2025年3月期に6.4%と、増加傾向にあることがわかります。
営業利益率とは、本来の営業活動による利益率で、本業の収益性が高いかどうかを示しています。したがって、大日本印刷(DNP)はここ数年で収益性の高い事業展開にシフトできていることがわかるでしょう。
【参考】TOPPANホールディングス株式会社『2025年3月期 有価証券報告書』
2|事業内容・強み
次に、大日本印刷(DNP)とTOPPAN(旧:凸版印刷)の事業内容や強みについて、詳しく比較していきます。大日本印刷(DNP)|事業内容・強み
大日本印刷(DNP)の事業は、スマートコミュニケーション部門、ライフ&ヘルスケア部門、エレクトロニクス部門で構成されています。大日本印刷(DNP)は北海道コカ・コーラボトリング株式会社を子会社として運営しており、ライフ&ヘルスケア部門には飲料事業も含まれます。
大日本印刷(DNP)の強みとして、P&I(印刷と情報)を挙げています。今まで培ってきた印刷技術を食品包装や建築・医療分野の材料に応用したり、蓄積された膨大なデータをデジタルマーケティングやセキュリティ分野で活用したりなど、多くの領域で技術が活かされています。
また、リチウムイオン電池用バッテリーパウチや光学フィルムなど、世界・日本トップシェアの製品を多く有しているのも、大日本印刷(DNP)の強みと言えるでしょう。
以下で、各事業内容の詳細と売上構成比についてご紹介していきます。
【参考】DNP 大日本印刷『事業領域』
◯スマートコミュニケーション部門(売上構成比49%)
◯スマートコミュニケーション部門(売上構成比49%)
大日本印刷(DNP)のスマートコミュニケーション事業部門は、出版関連事業、情報イノベーション事業、イメージングコミュニケーション事業から構成されています。印刷・加工から電子出版やデジタルマーケティング、決済・認証などのセキュリティ領域など、多岐に渡る範囲を担当しています。
スマートコミュニケーション部門はセグメント別売上高が最も高く、2025年3月期の売上高は7,155億円です。全体の売上高の約半分に相当します。
◯ライフ&ヘルスケア部門(売上構成比34%)
大日本印刷(DNP)のライフ&ヘルスケア部門は、各産業やモビリティ、建築に使われる部材提供の事業、医薬品や医療用パッケージなどのヘルスケア分野の事業、ペットボトルや食品パッケージといった包装関連事業の3分野で構成されています。
セグメント別売上高は2番目に高い4,960億円で、全体の34%を占めています。
◯エレクトロニクス部門(売上構成比17%)
◯エレクトロニクス部門(売上構成比17%)
大日本印刷(DNP)のエレクトロニクス部門では、ディスプレイ関連製品および電子デバイスの事業を国内外で展開しています。例えば、光を制御したり、表面を強くしたり、電気を通したりするような機能性フィルムをエレクトロニクス、モビリティ、エネルギーなどのために開発・提供しています。
この部門の売上高は全体の17%で、2,477億円です。
TOPPAN(旧:凸版印刷)の強みは、長年培った「印刷テクノロジー」を基盤とした高度なアナログ・デジタル技術と、幅広い事業領域(情報、生活産業、エレクトロニクス)の総合力です。また、社会課題解決型のトータルソリューションをパッケージとして提供している点も強みの一つです。
◯情報ソリューション(売上構成比:52.3%)
凸版印刷の情報コミュニケーション部門では、以上3つの分野から成っています。
TOPPAN(旧:凸版印刷)|事業内容・強み
TOPPAN(旧:凸版印刷)の事業は「情報ソリューション」「生活・産業」「エレクトロニクス」の3つに分けられます。大日本印刷(DNP)と比較しても、事業構成がほぼ同一であることがわかるでしょう。TOPPAN(旧:凸版印刷)の強みは、長年培った「印刷テクノロジー」を基盤とした高度なアナログ・デジタル技術と、幅広い事業領域(情報、生活産業、エレクトロニクス)の総合力です。また、社会課題解決型のトータルソリューションをパッケージとして提供している点も強みの一つです。
◯情報ソリューション(売上構成比:52.3%)
凸版印刷の情報ソリューション部門では、マーケティング、クリエイティブ、セキュリティといった多様な知見を統合的にソリューションとして提供しています。
パンフレット、チラシ、ポスター制作の他に、Web、映像コンテンツ、スペースデザインなども行うマーケティング分野。
雑誌、単行本、辞書、教科書、電子出版などに携わり、出版文化および出版ビジネスのさらなる発展に貢献するコンテンツ分野。
証券類、クレジットカード、セキュリティ管理システムなどを、最先端のセキュリティ技術で、IT時代の情報管理を総合支援するセキュア分野。
情報ソリューション部門の売上高は8,984億円で、全体の52.3%を占めています。
◯生活・産業部門(売上構成比:33.2%)
TOPPAN(旧:凸版印刷)の生活・産業部門では、生活者の「医・食・住」に関わる最適な製品とサービスを展開しています。
紙器、包装紙、ラベル、プラスチック容器、段ボールなどの研究開発からデザインまでトータルに提案するパッケージ分野。
化粧シート、壁紙、木工製品、転写材などの快適な生活空間に欠かせない高意匠・高機能の建装材を提供する建装材分野。
印刷・コーティング技術を応用し、透明ハイバリアフィルム、電子機器用プラスチック成形品など、環境エネルギーやエレクトロニクス分野を中心に高機能・高品質な製品をグローバルに提供する高機能・エネルギー関連分野。
これら3つの分野から生活・産業を支えるこの部門は5,400億円の売上となっており、全体の33.2%を占めています。
◯エレクトロニクス部門(売上構成比16.3%)
エレクトロニクス部門では、「印刷テクノロジー」をベースにディスプレイ関連製品、半導体関連製品を取り扱っています。
TOPPAN(旧:凸版印刷)のエレクトロニクス部門の売上高は2,796億円で、全体の16.3%です。
両者の事業内容を比較してわかる通り、大日本印刷(DNP)・TOPPAN(旧:凸版印刷)ともに似たような事業構成や事業内容であることがわかります。
そこでここからは、各企業のユニークな事業例についてご紹介します。具体的な取り組みを知り、企業理解を深めていきましょう。
3|ユニークな事業例
事業構成や事業内容を見ても、実際にどのようなことをしている会社なのか想像しにくいという方も少なくありません。特に印刷業界の事業は多様化しているため、具体的な事業・製品についてのイメージが持ちにくいでしょう。
そこでここでは、大日本印刷(DNP)とTOPPAN(旧:凸版印刷)の採用ホームページで紹介されていたプロジェクト例の一部をご紹介します。各会社がどのような事業をどのようなアプローチで行っているのかの具体的な例を見ることで、企業選択や志望動機の参考になるはずです。
大日本印刷(DNP)|のユニークな事業例
DNPのユニークな事業内容例として、DNP多機能断熱ボックスの開発があります。
DNP多機能断熱ボックスは、気体を通しにくい「ハイバリアフィルム」を活用した真空断熱パネルと、独自に開発したシミュレーションソフトによって、高い断熱性を保ちつつ効果的な輸送を実現した製品です。この製品は、2019年に地球環境大賞の「大賞」にも選ばれています。
大日本印刷(DNP)は本事例のように、印刷技術の応用と情報の活用によって事業を展開する「P&Iイノベーション」によって、「未来のあたりまえをつくる」ことを目指しています。
TOPPAN(旧:凸版印刷)のユニークな事業例として、住まいづくり事業が挙げられます。
住まいづくり事業では、TOPPANの印刷業で培った技術力とデザイン力を活かして、多様な建築材を供給しています。近年では公共施設や商業施設など、まちづくりにも関わる領域で事業を展開中です。
また、最先端の調光システムや電子キー機能など、エレクトロニクス分野とも連携した事業展開が期待されています。
「いつか海外でも働いてみたい」という思いを持った学生もいるのではないでしょうか?
印刷業界に限らず、人口減少の日本市場だけではなく、成長する海外市場を取り込もうとする動きが見られています。DNPと凸版印刷では、特に包装材や建築材に力を入れながら、グローバル展開をしていく方針です。
印刷業界に限らず、人口減少の日本市場に加えて、成長する海外市場を取り込む事業展開がトレンドです。大日本印刷(DNP)とTOPPAN(旧:凸版印刷)でも、特に包装材や建築材の分野で、グローバル展開をしていく方針が取られています。
それでは各社の海外拠点数や海外での売上などを詳しく見ていきましょう。
大日本印刷(DNP)|海外展開
2025年度時点で、大日本印刷(DNP)には33の海外拠点があります。海外の売上高は、2025年3月期に3,525億円で、全体の23.2%を占めています。売上構成比率は年々上がっており、特に営業利益は前年から大幅に伸ばす結果となりました。
◯DNPの海外拠点がある国
北米:アメリカ
アジア:中国、インドネシア、韓国、マレーシア、シンガポール、台湾、タイ、ベトナム
ヨーロッパ:ベルギー、デンマーク、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア、オランダ
【参考】DNP『海外拠点』
TOPPAN(旧:凸版印刷)|海外展開
2025年時点で、TOPPAN(旧:凸版印刷)には171の海外拠点があり、大日本印刷よりもかなり多いです。特にアジアのグループ会社が91社と半数以上を占めています。
2025年3月期の海外売上高比率は36.6%で、2020年から10%以上増加しています。
増大するサステナブル包装需要の獲得や、地産地消体制による建築材市場における地位の確立を目指し、TOPPANでは海外生活系事業を強化しています。TOPPANではすべての事業部においてグローバル化が急速に進められており、入社3年目以降には1年間海外子会社で業務を担当しながら経験を積むという「トレーニー制度」を利用することが可能です。
◯TOPPAN(旧:凸版印刷)の海外拠点がある国
◯TOPPAN(旧:凸版印刷)の海外拠点がある国
北米:アメリカ
アジア:中国、香港、台湾、タイ、インドネシア、シンガポール、インド、
中東・アフリカ:アラブ首長国連邦、南アフリカ
ヨーロッパ:ドイツ、イギリス、スペイン、フランス
最後に、各社の中期経営計画についてご紹介します。
中期経営計画とは、企業が3〜5年後に目指す姿と、それを実現するための目標と戦略を定めたものです。ぜひ各社の経営計画を確認し、自分が入社後にどう活躍できるのか、面接で話せるようになりましょう。
大日本印刷(DNP)|中期経営企画
2022年〜2025年の中期経営計画では、「P&Iイノベーションによる価値創造」を軸としつつ、光学フィルムや半導体などのエレクトロニクス分野を成長牽引事業として集中投資する方針を公表しています。また、新規事業であるリアルとバーチャルの双方を行き来できる「XRコミュニケーション」の展開にも注目です。
詳しくは以下のサイトをご覧ください。
【参考】DNP 大日本印刷『中期経営計画』
キーワードは基本方針にもある通り「DX (デジタル・トランスフォーメーション)の高収益化」と「SX (サステナブル・トランスフォーメーション)包材」です。
TOPPAN(旧:凸版印刷)|中期経営計画
「Digital & Sustainable Transformation ー「DX」と「SX」によってワールドワイドで社会課題を解決するリーディングカンパニーにー」という基本方針を掲げています。
キーワードは基本方針にもある通り「DX (デジタル・トランスフォーメーション)の高収益化」と「SX (サステナブル・トランスフォーメーション)包材」です。
TOPPANはDX推進の取り組みを「Erhoeht-X®(エルヘートクロス)」という名称でブランド化しています。TOPPANが長年培った印刷テクノロジーと、お客様のマーケットニーズに応えてきたノウハウを最大限活かし、より収益性の高い事業展開をしていく方針です。
またSX包材とは、環境に配慮されたサステナブルパッケージを指します。TOPPANはサステナブルブランド「SMARTS™(スマーツ)」を立ち上げ、包む技術から環境問題に取り組んでいます。
【参考】TOPPANホールディングス株式会社『中期経営計画』
『社風・求める人物像』比較|大日本印刷(DNP)とTOPPAN(旧:凸版印刷)の企業研究
ここでは、大日本印刷(DNP)とTOPPAN(旧:凸版印刷)の社風・求める人物像について、詳しく解説していきます。ぜひESや面接対策にお役立てください。
大日本印刷(DNP)|社風
「トップダウン気質がある」「年功序列である」「体育会系である」といった口コミが多くみられました。
「体育会系のDNP、文化系のTOPPAN凸版印刷」と言われているように、上下関係が厳しい場合があるようです。一方で「チャレンジを促進する」「風通しがよい」といった口コミもみられ、後輩の面倒見がよいといった性質も持っているのではないかと推測できます。
TOPPAN(旧:凸版印刷)|社風
「穏やかな人が多い」「上司部下の関係がフランク」「風通しがよい」という口コミが多くみられました。
新卒採用サイトに掲載された座談会の内容を見ても、就業後に飲みに行ったり、休日に遊びに行ったりする機会が多いことが伺えます。一方でそのような付き合いを強制する雰囲気はないようで、関わりたい人は関われる、という環境になっているようです。
また「女性の割合が少ない」「特に技術職は男社会である」といった口コミもありました。
7|求める人物像
ここでは、求める人物像についてご紹介します。企業のESや面接では、求めている人物像にマッチしている人材か、が一つの選考基準となります。しっかり企業からのメッセージを確認して、求める人物像を把握してから選考に臨みましょう。
大日本印刷(DNP)|求める人物像
DNPが求めているのは、“高い志を持ってビジョンを描き、「未来のあたりまえ」を体現できる人”。
DNPの求める人物像として、以上の文言が採用サイトに記載されています。
今までの価値観などが大きく変化するパラダイムシフトが起こっている中、需要の変化に適応した企業となるべく、未来を創造し、実践していく力を持つ人が求められているのだと考えられます。
TOPPAN(旧:凸版印刷)|求める人物像
TOPPAN(旧:凸版印刷)では、求める人物像を明示していません。ここでは、企業理念や採用メッセージから、選考でアピールすると良い要素をご紹介します。
まずこちらは、採用担当者メッセージとして提示されている文章です。
「想いや夢は、大事にしてほしい。けれど、可能性を一つに絞る必要はない。今はまだ見えない可能性が、世の中にはたくさんあるから。それは僕らも同じだ。あらゆる業種の顧客と仕事をし、今までにないモノやコトを創り出す。新しい可能性をデザインし、広げ続けていく。君たちも、僕らも、可能性を絞るにはまだまだ早い。」
【出典】TOPPANグループサイト『はじめに|新卒採用サイト』
次に、TOPPANの経営信条をご紹介します。
次に、TOPPANの経営信条をご紹介します。
▼TOPPANの経営信条(社員が仕事をするときに心にとめている規範)
・誠意・熱意・創意にもとづく活動を通して、お客さまとの信頼を築きます
・グローバルな視点に立って、独創性に富むマーケティングを技術開発を行い、事業の刷新に努めます
・社会的責任を認識し、地球環境との調和をめざすとともに、公正で開かれた企業活動を行います
・ひとりひとりの能力とチームワークを最大限に活かし、働きがいのある企業風土をつくります
・新たな可能性を拓くことにより、企業の価値を高め、TOPPANグループの永続的な発展を図ります
【出典】TOPPANグループサイト『企業理念・経営信条・行動指針』
採用メッセージや経営信条から「独創性がある」「チャレンジ精神がある」「チームワークがある」といった要素をアピールできるといいでしょう。
【出典】TOPPANグループサイト『企業理念・経営信条・行動指針』
採用メッセージや経営信条から「独創性がある」「チャレンジ精神がある」「チームワークがある」といった要素をアピールできるといいでしょう。
『待遇・福利厚生』比較|大日本印刷(DNP)と凸版印刷の企業研究
就職するとなると気になるのが初任給や福利厚生。ここでは大日本印刷(DNP)とTOPPAN(旧:凸版印刷)の待遇について比較します。
▼大日本印刷(DNP)とTOPPAN(旧:凸版印刷)の『待遇・福利厚生』徹底比較
8|平均年収・初任給
9|福利厚生・制度
10|女性の働きやすさ
8|平均年収・初任給
ここでは大日本印刷(DNP)とTOPPAN(旧:凸版印刷)の平均年収や初任給を比較していきます。また、今回は当社が独自にスコアリングした「若手から年収がもらえる度」も算出しています。ぜひ参考にしてください。
▼紹介フォーマット
平均年収 816万円
▼紹介フォーマット
平均年収 万円
初任給 万円
平均年齢 歳
平均勤続年数 年
若手から高年収がもらえる度 pt ※1
※1 本記事では、政府の情報をもとに「若手から高年収がもらえる度」を独自にスコアリングしています。このスコアが『1pt』よりも高ければ高いほど、若くして多くの年収を稼ぐことができると予想できますが、あくまで予測であるため、実際にOB・OGを行いながら情報収集することをオススメします。
大日本印刷(DNP)|平均年収・初任給
平均年収 829万円
初任給 27万2,000円(学部卒)
平均年齢 44.6歳
平均勤続年数 20.9年
若手から高年収がもらえる度 1.55pt(+0.55pt)
TOPPAN(旧:凸版印刷)|平均年収・初任給
初任給 27万500円(学部卒)
平均年齢 43歳
平均勤続年数 15.4年
若手から高年収がもらえる度 1.58pt(+0.58pt)
9|福利厚生・制度
企業によってどのような福利厚生があるかは異なります。DNPとTOPPAN(旧:凸版印刷)ではどのようなものを受けられるのかを比較してみましょう。大日本印刷(DNP)|福利厚生・制度
-福利厚生企業年金、個人積立年金、提携住宅資金融資、従業員持株会、共済会、財形貯蓄(補助制度あり)、各種団体保険(生保・損保)制度、ジョブ・リターン制度 など
-社会保険
健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険
-休日
完全週休2日制(土・日)、祝祭日、社休日(5月1日、6月16日)、夏期休暇、年末年始休暇ほか(2025年度年間休日128日)
-有給休暇
入社初年10日、5年目16日、最高20日
-教育制度
導入教育、職種別専門教育、階層別専門教育、自己啓発通信教育制度、資格取得奨励制度 ほか
-勤務時間
フレックス勤務制(コアタイムなし)
【参考】DNP 大日本印刷『採用情報 | DNP RECRUITING | ここは、未来創造プラットフォーム。』
TOPPAN(旧:凸版印刷)|福利厚生・制度
-福利厚生
財形貯蓄制度、財形融資制度、育児休業制度、介護休業・介護勤務短縮制度、持株制度(補助金制度による従業員持株制度)、厚生施設(独身寮、保養所、診療所)など
-社会保険
健康保険、厚生年金保険、労災保険、雇用保険、ほかに労災付加給付制度
-休日
完全週休2日制(土・日)、国民の祝日・休日、創立記念日(6月4日)、夏季休日、年末年始休日ほか(年間休日128日 ※2025年度)
-有給休暇
初年度10日、勤続1年以上12日、2年以上14日、3年以上16日、4年以上18日、5年以上20日(半日休暇制度あり)
-教育制度
ファーストキャリアプラン(入社前から入社3年目までの体系的育成制度)、トッパンビジネススクール(自己啓発のため選択研修)、海外トレーニー制度、選抜型研修、部門別個別研修など
-勤務時間
標準勤務時間9:00~18:00
※コアタイムのないフレックスの「スマートワーク勤務制度」あり
※在宅・契約シェアオフィス・外出先での「リモートワーク制度」あり
10|女性の働きやすさ
年収や昇格などに関する男女格差が先進国の中で圧倒的に大きいとされている日本。そこで、ここでは大日本印刷(DNP)やTOPPAN(旧:凸版印刷)での女性の働きやすさに関する情報をまとめました。
大日本印刷(DNP)|女性の働きやすさ
2024年度の従業員の男女構成比は、女性が23.8%でした。厚生労働省による総合職正社員の男女比率は女性が21.9%となっており、日本での基準よりは高いことが分かります。
また、2025年の女性管理職比率は10.4%で、年々1%ずつ程度上がっている状態です。一方で、厚生労働省の調査による女性管理職比率の平均は15.8%であり、日本全体で見ると、特別高くないことがわかるでしょう。
2030年度までに女性役員比率30%を目標数値に掲げており、さらなる女性活躍推進の活動が期待されます。
育児休暇について、女性は100%取得の実績があります。さらに、大日本印刷(DNP)は「男性育休100%宣言」を発表しており、2020年度に54.3%だった男性の育休取得率を大幅に上昇させ、2024年度には98.7%を達成しました。
【参考】DNP 大日本印刷『DNPの社会に関する主要データ』
【参考】DNP 大日本印刷『DNPの社会に関する主要データ』
【参考】DNP 大日本印刷『ダイバーシティ・働き方 | DNP RECRUITING』
TOPPAN(旧:凸版印刷)|女性の働きやすさ
TOPPANの従業員男女構成比率は女性が28.1%となっており、日本での平均21.9%を上回っています。大日本印刷(DNP)の従業員の女性割合23.8%も上回っていますが、大きな差はないと考えられます。2024年度の管理職に占める女性管理職比率は12.9%であり、大日本印刷(DNP)を上回っているものの、国平均15.8%よりは低い状態です。また、この割合は近年横ばいであることからも、改善の余地があると言えるでしょう。
また、2024年度の女性の育児休暇取得率は100%でしたが、男性社員の育児休暇取得率は88.8%と、大日本印刷(DNP)より低い割合でした。
【参考】TOPPANグループサイト『ダイバーシティ&インクルージョン』
ここでは、大日本印刷(DNP)とTOPPAN(旧:凸版印刷)の選考や採用情報についてご紹介していきます。
▼大日本印刷(DNP)とTOPPAN(旧:凸版印刷)の『選考・採用情報』徹底比較
11|インターンシップ
12|早期選考・本選考
13|面接のポイント
14|採用人数
11|インターンシップ
ここでは、各社インターンシップの開催要綱についてご紹介します。
大日本印刷(DNP)|インターンシップ
大日本印刷(DNP)のインターンシップは1day/2daysのイベントと、5daysのインターンシップに分かれています。また、文系・美術系学生向けのビジネス・デザインコースと、理系学生向けの技術系コースが用意されています。
TOPPAN(旧:凸版印刷)|インターンシップ
TOPPANのインターンシップでは、5日間実際の現場に配属する形で行われる「就業型インターンシップ」と「1dayWorkshop」の形式で、技術部門/営業・企画部門のコースが用意されています。
就業型インターンは現場配属型のため、配属先の選考を受ける場合は有利に本選考を進められる可能性があります。
次に、各社の選考フローや選考時期についてご紹介します。
大日本印刷(DNP)|早期選考・本選考
以下は、2025年度の本選考スケジュールです。インターンシップ参加者には早期選考の案内があり、3月期の本選考より早く選考を受けることができます。
▼事務系総合職の選考フロー
書類提出&適性検査
↓
適性検査&WebGD
↓
面接(Web)
↓
面接(対面)
↓
内定
▼技術系総合職の選考フロー
書類提出&適性検査
↓
面接(Web)
↓
面接(対面)
↓
内定
TOPPAN(旧:凸版印刷)|早期選考・本選考
TOPPANでは、以下の3種類に分けて募集が行われています。
・ジョブコース:入社後の業務内容が明確になるコース
・フィールドコース:事業分野・職種をあらかじめえらぶコース
・オープンコース:「営業・スタッフ職」「企画職」という職種の大きな枠組みだけ選び、事業分野は入社後決定されるコース
募集時期は、1月中旬・3月初旬・4月中旬の3回に分かれています。みなさんの就活状況に応じて、応募しましょう。
選考フローは以下の通りです。
▼TOPPANの選考フロー
ES提出
↓
SPI(テストセンター受検)
↓
一次選考(WEBグループディスカッション)
↓
二次選考(対面面接)
↓
最終選考(対面面接)
※コーポレートスタッフ職、SCMスタッフ職の場合、GD選考なし
採用コース・職種の詳細は以下のリンクからチェックしてみてください。
13|面接のポイント
今まで大日本印刷(DNP)とTOPPAN(旧:凸版印刷)について、さまざまな比較を行ってきました。その中で、事業内容や今後の経営計画など、共通点が多いと感じた就活生も多いのではないでしょうか?
ここでは、似た部分も多い2社を受ける就活生向けに、面接での差別化ポイントをご紹介します。ぜひ選考にお役立てください。
大日本印刷(DNP)|面接のポイント
大日本印刷(DNP)の面接では、以下の観点を意識しましょう。
事業展開:P&I(印刷と情報)の技術を社会課題解決に活かす
社風:体育会系・チャレンジ精神を重視
大日本印刷(DNP)の事業は、今まで培ってきたP&I(印刷と情報)の技術を、社会課題の解決に活かしていることが大きな特徴です。そのため、社会貢献への意欲を示せると良いでしょう。
また、大日本印刷(DNP)はTOPPANと比べると、体育会系の社風であることが特徴として挙げられます。特にチャレンジングな姿勢をアピールすると、好印象です。
TOPPAN(旧:凸版印刷)|面接のポイント
TOPPAN(旧:凸版印刷)の面接では、以下の観点を意識しましょう。
事業展開:XR/VRをはじめとしたデジタルコンテンツ事業に注力
社風:穏やか・チームワーク重視
特にTOPPANは、2023年にデジタル化やグローバルを意識して「凸版印刷」から「TOPPAN」に社名変更しています。デジタル事業など、TOPPANが行っている印刷以外の事業展開についてしっかりと把握しておきましょう。
また、大日本印刷(DNP)と比較して、穏やかな社風であることが有名です。面接の際は、社員の人柄やコミュニケーションに惹かれたことをアピールできると良いでしょう。
14|採用人数
就職活動を行う上で、選考の受かりやすさにも関係する採用人数について知っておきたいですよね。ここでは大日本印刷(DNP)とTOPPAN(旧:凸版印刷)の採用人数についてご紹介します。
大日本印刷(DNP)|採用人数
25卒の採用人数は、事務系総合職が83名、技術系総合職が114名でした。毎年事務系総合職は75名程度、技術系総合職は110名程度採用しているようです。
TOPPAN(旧:凸版印刷)|採用人数
2025年度の採用実績は営業・事務職が130名、企画職が30名、技術職が190名でした。
毎年、上記と同様の枠数で採用を行っているようです。
採用人数を比較すると、TOPPANの方が大日本印刷(DNP)より採用枠が多いことが分かります。
例文あり|大日本印刷(DNP)とTOPPAN(旧:凸版印刷)の志望動機
今まで大日本印刷(DNP)とTOPPAN(旧:凸版印刷)の事業から社風などを網羅的に比較してきました。志望動機では「同業界の中でもなぜその企業に就職したいのか」という理由を、各社の特徴を踏まえた上で説明することが重要です。
ここでは大日本印刷(DNP)とTOPPANの志望動機例文をそれぞれご紹介します。
大日本印刷(DNP)の志望動機例文
私が貴社を志望する理由は、貴社が日本を代表する印刷会社であり、その高度な技術力やビジネス展開の幅広さに魅力を感じているからです。
貴社は時代のニーズ変化に合わせて貴社の強みである印刷・情報に関連する技術の応用・発展に努めています。特定の事業に留まらない多様なフィールドかつ影響力の大きいプロジェクトに関わりながら、自らの提案力を試していける環境があるため、魅力を感じました。
またOB・OG訪問をしていく中で、他の印刷業界の企業よりも営業に力のある会社であると感じました。今までの長期インターンにおける営業の経験を活かしながら営業力を鍛え、貴社が行う社会変革に貢献できるのではないかと考えています。
TOPPAN(旧:凸版印刷)の志望動機例文
貴社を志望する理由は「分野の枠組みを超えた多種多様な事業展開」と「チャレンジを促進する環境」です。
貴社は印刷事業のみならず、国や地域と協力した地方創生、環境負荷の低いプロダクトの開発など、社会的なインパクトの大きい事業を幅広い分野において行っています。印刷事業で培った技術やノウハウを活かしながら、その枠組みを超えた挑戦ができる点に魅力を感じました。「人々の生活を豊かにする、影響力の大きな仕事がしたい」という私の就職活動の軸に合致すると考えています。
また貴社の挑戦を促進させる環境にも魅力を感じており、挑戦をしなければ企業は後退していくと私は考えています。時代や人々の需要の変化に敏感になりながら、人々の生活を豊かにすることに貢献したいと思い、貴社を志望しました。
ウェブで集めきれない情報は「OB・OG訪問」で
ここまで、ウェブ上で集められる有益な情報について解説してきました。しかしながら、それでも集まりきらない重要な情報は多数存在します。現に日本の印刷会社の多くが上場していません。上場していない企業のIR情報は公開がされていないことがほとんどです。そういった情報は実際に働く社員から聞くしかありません。
そのようなときに有益なのが、OB・OG訪問です。
OB・OG訪問で具体的な興味関心に基づく質問をすることで企業をよく知ることができます。こうすることで、事前にミスマッチを防ぐことができるのです。
また、ウェブ上で集まらないような情報を基にした具体的な志望動機は他の就活生との差別化が図れ、熱意が伝わりやすくなります。
もっと深く印刷業界について知りたい方はMatcherがおすすめ!
印刷業界の2大巨頭について知り、実際に働かれている社会人の方にお話を聞きたいと思った方も多いのではないでしょうか?そんな時におすすめなのが、OB・OG訪問のマッチングサービス、Matcher(マッチャー)。
Matcherでは、所属大学や学年に関係なく、印刷業界で働く社会人に会いに行くことができます。カジュアルな形でOB・OG訪問できるため、細かい仕事内容や、やりがいについて質問することも可能です。
【社会人の所属企業一覧(一部)】大日本印刷株式会社、TOPPAN、日経印刷株式会社、竹田印刷、他多数
ご覧の通り、大日本印刷(DNP)とTOPPAN(旧:凸版印刷)の社会人の方が登録してくださっていますし、他の印刷会社の方もいらっしゃいます。実際に志望している企業の社員さんに面接対策や自己分析など幅広い就活相談を行うことができるのもいいですね。
印刷業界で働く社会人の方に会う機会は滅多にないと思いますので、ぜひこのチャンスを活かして積極的にお話を聞いてみてください。
印刷業界の社会人に会いに行くおわりに
いかがでしたか?
印刷業界を志望の就活生は、この記事を参考に大日本印刷(DNP)とTOPPAN(旧:凸版印刷)の選考に望んでみましょう!
また、選考過程で業界・企業理解を深めるにはOB・OG訪問がオススメです。ぜひMatcherで大日本印刷(DNP)とTOPPANの社員の方と話してみてください。