就活生が知るべき広報の仕事内容
2023/10/13
企業の広報職の2つの仕事内容
みなさんは広報の仕事と聞いてどんなイメージをしますでしょうか?営業職や企画職、エンジニアなど、会社のビジネスに直結したイメージが湧きづらいことから、ぼんやりとした印象を持っている方が多いかと思います。広報の仕事は大きく分けて社外広報と社内広報の二つになります。
社外広報
社外広報とは、その名の通り、会社の外に向けて企業について広報することです。世間に対して、自分たちがどのように捉えられたいのか考え、それを広げるためにどのような方法をとるのか考えて仕事をします。通常の広告宣伝との違いは、お金の必要性です。
広告宣伝の場合、しかるべき費用をかければ、多くの人々に自分たちの会社やサービスについて認知させることができます。
しかし広報はお金をかけません。世間が面白いと感じ、誰かに話したいと思ってもらえないと広く世間に伝えることはできません。従って、自社をいかに魅力的に見せるか、その技術が問われます!具体的な業務は以下の3つです。
プレスリリース関連
一つ目はプレスリリース関連です。プレスリリースでは、会社のサービスや、会社そのものの情報など、発信したい情報をプレスリリースとして作成します。ちなみにMatcherのプレスリリースはこちらです。
→「就活相談にのるので、◯◯してくれませんか?」—— 学生の就活相談にのることで、お願い事ができるソーシャルマッチングサービス「Matcher」のβ版をローンチ
しかし、プレスリリースを作成して発行しただけでは意味がありません。このプレスリリースを、新聞社やテレビ局、WEB媒体などのメディアを持っている会社に情報を伝えなければなりません。このようなメディアとのリレーションを築くのも広報の仕事です。
取材対応
プレスリリースを見て、メディアからのお問い合わせが入ったときは、取材の日程調整や段取り、内容のすり合わせなどを行います。そしてメディアの記事や番組等のコンテンツにしてもらうための準備をし、取材当日も同行します。ちなみにそういったかたちで取材され、番組・記事になったものが以下のものです。笑
【Interview】就活相談とお願いごとを交換!就活生と社会人を結びつける「Matcher」に迫る
就職活動“短期決戦”に 新たな発想を(首都圏ネットワーク/NHK)
トラブル対応
最後はトラブル対応です。あまり起きてほしいものではありませんが、会社内で不祥事があったときにどういった対応をするのか考えるのも広報です。対応が遅れたり誤った対応をしてしまうと、事態を悪化させてしまうので、非常に繊細な対応が必要です。
社内広報
社内広報とは、上に挙げた社外広報の内容を社内の人々にも広げる活動のこと。プレスリリースや取材の内容を社内にも伝えることで社員の企業への貴族意識を高めていきます。また、問題行動のないよう注意喚起をすることで、社員にコンプライアンスを守ってもらうようにすることも重要な仕事の1つです。
【業界別】広報の仕事内容
ここでは、業界別の広報の仕事内容を事例に基づいてご紹介します!ゲーム会社の広報(任天堂の場合)
広報室では、会社や商品の広報に関する業務を行っています。
例えば、新聞社の方からの「任天堂に関する記事を書くので、その事実確認をしたい」という問い合わせにお答えしたり、雑誌社の方から「ニンテンドーDSを雑誌で紹介したいので、商品の写真や資料をほしい」という依頼があれば資料を提供したり、テレビの番組制作の方から「テレビドラマでゲームを遊んでいるシーンを撮りたいんです」と問い合わせがあった場合は商品をお貸ししたりする、といった具合です。また、ワールドワイドに商品を販売していますので、海外の子会社と各商品の広報展開について連絡を取り合ったりもしています。 出典:任天堂採用ページ
メーカーの広報(日立の場合)
広報・IR部では、新聞や雑誌などを対象とするメディア広報、株主・投資家などを対象とするインベスターリレーションズ(IR)、そして社員を対象とする社内広報の、大きく分けて3つの業務があります。私は、太陽光発電や風力発電、原子力発電システムを手がけている電力システム関連のメディア広報を主に担当しています。
メディアを通じて、システム・ソリューションの受注情報や事業戦略などの経営方針を「ニュース」として発信することで、営業活動を支援し、日立の企業価値・企業イメージを高める仕事をしています。
具体的には、システムなどの受注獲得に関する情報を、日立のニュースとしてメディア向けの説明資料(ニュースリリース)にまとめて配布したり、事業戦略などの発表ではメディア向けの発表会を開催しています。その他にも、メディアから依頼される取材(インタビュー)の設定やその立ち会い、電話やメールの問い合わせの対応なども行っています。 出典:日立公式ホームページ
広報の仕事についてより深く知るために
広報の仕事内容について説明してきました。少しでも広報について理解が深まっていれば幸いです。ただし、これで広報の仕事を完全に理解したと思うのは危険。なぜなら、広報として働くことの面白さや苦労は、実際にそれを経験している人しか語ることができないからです。現場で働く広報担当者に話を聞く最も有効な方法。それはずばりOB訪問。
OB訪問をするのにおすすめなのは、Matcherです。
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