【就活】広報の仕事内容は?必要なスキルや向いている人も解説

2026/09/08
職種研究
Matcher編集部
[著者] Matcher編集部
OB・OG訪問サービス「Matcher」の編集チーム。就職活動やキャリア選択に関する情報を、学生の視点に立ってわかりやすく発信。Matcherの運営を通じて蓄積した知見をもとに、自己分析、業界研究、企業研究、ES・面接対策など、就職活動に役立つコンテンツを企画・制作する。
西川 晃平
[監修] 西川 晃平
Matcher株式会社代表取締役。OB・OG訪問サービス「Matcher」の立ち上げおよび運営を担う。就職活動における情報格差・機会格差の解消を目指し、学生が社会人に気軽に相談できる仕組みを構築。自身も学生からの就職活動相談に応じ、自己分析、ES添削、面接対策、キャリア選択など幅広い領域で支援を行う。
目次
1.
広報の仕事とは?
2.
‌広報の仕事が持つ役割
3.
広報の仕事内容
4.
広報の仕事におけるやりがい
5.
広報の仕事に必要なスキル
6.
【新卒・転職】広報になるための方法
7.
広報になるために役立つ資格3選
8.
広報の仕事に向いている人の特徴
9.
広報の仕事の平均年収
10.
‌仕事内容を理解して、広報の仕事を目指そう
「広報の仕事をやってみたい」「企業や商品を広める仕事に興味がある」
と言う就活生も多いのではないでしょうか?しかし、広報の仕事に焦点を当てた説明会やインターンシップは少なく、広報の仕事を詳しく知る機会は多くありません。

そこで本記事では、広報について具体的な仕事内容や必要なスキルについてご紹介します。また、広報の仕事に向いている人や、新卒就活・転職で広報を目指す方法も解説していますので、ぜひ参考にしてください。

広報の仕事とは?

広報とは、自社の事業活動や商品・サービスに関する情報を社内外へ発信し、社会や社員との間に良好な関係を築いていく仕事です。単に情報を広めるだけでなく、企業やブランドへの信頼感を高めることも大切な役割となります。

また、事件・不祥事発生時の危機管理対応や、社内向けイベントの開催など、情報発信以外にもさまざまな業務を担っています。


一方で、広報はPRや広告宣伝、マーケティング、IRといった職種と混同されることも少なくありません。ここでは、それぞれの違いについて説明していきます。

広報とPRの違い

PR(Public Relations)は「ステークホルダーおよび社会との間で健全な価値観を形成し、継続的に信頼関係を築くための活動」と定義されています。企業が社会・関係者と良好な関係を築くための活動全般を指す言葉です。


したがって、社外向けの広報がPRの一部に含まれると言えるでしょう。日本では「広報=外部への情報発信」「PR=商品・サービスの宣伝や販促活動」という認識が一般的ですが、両者ともより広い概念を指しています。

広報と広告宣伝の違い

広告宣伝は、メディアに対価を支払うことで、自社が伝えたい情報をそのままの形で発信してもらう手法です。料金を払う分、掲載内容やタイミングを企業側でコントロールできる点が強みといえます。

これに対し広報は、自社の取り組みや商品の情報をメディアに提供し、価値を認めてもらったうえで取り上げてもらうよう働きかける仕事です。掲載されるかどうか、どのように報じられるかはメディアの判断に委ねられるため、企業が内容を完全にコントロールすることはできません。

広報の仕事によって取り上げられた情報は、第三者であるメディアが価値を認めて発信した情報として受け止められるため、社会的な信頼度は広告よりも高まりやすいという特徴があります。

広報とマーケティングの違い

広報とマーケティングの仕事内容は似ていますが、目的や評価軸に大きな違いがあります。

マーケティングは、市場のニーズや動向を調査・分析し、商品やサービスが売れる仕組みを企画から実施まで一貫して手がける仕事です。最終的な目的は、売上や利益の向上に直結させることにあります。

一方で広報が目指すのは、社会やステークホルダーとの間に長期的な信頼関係を築き、企業の存在意義を認めてもらうことです。マーケティングは商品やサービスを「売る」ための活動、広報は企業が「信頼を得る」ための仕事と言えるでしょう。

広報とIRの違い

IR(Investor Relations)は「企業が株主や投資家に対し、投資判断に必要な企業情報を、適時、公平、継続して提供する活動」と定義されています。決算説明会や企業説明会での経営方針の発信、財務状況をまとめたレポートの作成が主な業務です。


広報の仕事では、社会に対して自社の活動や商品を周知し、好意的なイメージを持ってもらうことを目指します。一方で、IRは良い情報も悪い情報も分け隔てなく、正確に伝え続ける説明責任を重視する点で、役割が異なると言えるでしょう。

リアルな広報の仕事を知るならMatcher

ここまで、広報と似ている職種の違いについてご紹介しました。
就活の面接では、学生が話す「広報」と、実際の仕事内容が異なるため、志望理由が矛盾してしまうケースも少なくありません。このような事態を避けるためには、リアルな広報の仕事を正しく理解する必要があります。

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‌広報の仕事が持つ役割

広報の仕事は、単に情報を発信するだけの業務ではなく、さまざまな役割を担っています。ここでは、広報が果たす3つの役割についてご紹介します。

▼広報の仕事が持つ役割
・自社のブランディング促進
・ステークホルダーとの関係構築
・メディアを通した認知拡大

以下で詳しく解説していきます。

自社のブランディング促進

ブランディングとは、自社や商品・サービスに対するイメージを社会に広め、「◯◯ならあの企業・商品」といった独自の価値として定着させていく取り組みです。

広報はメディアを通じて、企業理念や事業活動、商品の魅力を発信し、消費者や取引先に良いイメージを築き上げていきます。ブランディングは、特にマーケティングと連携して仕事することも多い分野です。

ステークホルダーとの関係構築

広報が関係を築く相手は、顧客や消費者だけではありません。株主や投資家、地域社会など、企業活動を取り巻くあらゆる関係者、いわゆるステークホルダーが対象となります。

プレスリリースや説明会を通じて正確な情報を届けることで、それぞれの相手と信頼関係を構築していきます。また、地域イベントやボランティアを通じて、活動地域の住民との交流するのも仕事の一つです。

メディアを通した認知拡大

広報の役割の3つ目は、さまざまなメディアを通して、企業や商品・サービスの認知を広げることです。

プレスリリースなどで発信した情報がテレビや新聞、ネットニュースなどのメディアに取り上げられれば、多くの人の目に触れる機会が生まれます。また近年では、SNSを活用した認知拡大も重要な業務となっています。

広報の仕事内容

広報の仕事は、大きく以下の3つに分けられます。

▼広報の仕事
・事業内容・組織の把握
・社外広報
・社内広報

それぞれの仕事内容について、以下で詳しく解説していきます。

事業内容・組織の把握

広報として的確な情報発信を行うには、まず自社の事業内容や組織の全体像を深く理解しておく必要があります。またこのような性質から、社長直轄で広報業務を行うパターンも少なくありません。

社員の日報に目を通したり、経営陣や各部署のキーパーソンと日頃から情報を共有したりすることも大切な取り組みです。各部署が集まる会議やイベントに積極的に顔を出し、現場の動きを肌で感じておくことも、正確で説得力のある情報発信につながります。

社外広報

社外広報とは、メディアや消費者、取引先など、企業の外側にいる人々に向けて情報を発信する業務です。その業務範囲も多岐に渡り、広報の仕事の中でも多くの割合を占めます。

▼社外広報の仕事内容
・プレスリリースの作成・配信
・報道関係者への取材対応
・SNS・ブログによる情報発信
・社外向けイベントの企画・運営
・危機管理対応

以下で詳しく解説していきます。

プレスリリースの作成・配信

プレスリリースとは、新商品やサービスの発表、調査結果、経営に関するニュースなどを、発信するための文書です。例えば、Matcherでは以下のプレスリリースを過去に発信しています。


自社の取り組みをいち早く、かつ正しく発信する重要な手段のため、広報の中でも時間をかける仕事と言われています。

報道関係者への取材対応

配信したプレスリリースなどをきっかけに、報道関係者から取材の申し込みが入ることがあります。このような取材対応も広報の仕事の一つです。

このように取材や会見を通して、メディア関係者と良好な関係を築くことをメディアリレーションと言います。広報担当者の人柄や対応姿勢もメディアリレーションに影響を与えるため、メディア関係者への対応を迅速かつ丁寧に行うことが重要です。

SNS・ブログによる情報発信

自社のSNSアカウントやオウンドメディアを運営し、日々の取り組みや新しい動きをタイムリーに発信することも、社外広報の重要な業務です。

投稿が拡散されれば、広告費をかけずに多くの人へ知名度を広げられる可能性があります。フォロワーとの直接的なやり取りを通じて消費者との距離を縮められる点も、SNSならではの強みといえるでしょう。

社外向けイベントの企画・運営

企業が広く情報発信を図る際、新商品の発表会や展示会、記者会見といったイベントを行う場面が多々あります。これらの社外向けイベントの企画・運営は広報の担当です。

スケジュール調整や会場の手配、メディア招待など、イベントに必要な業務を広く担います。社内外問わず多くの人が関わるため、調整力が必要な仕事です。

危機管理対応

自社に関する危機管理対応も広報が担当します。信頼を損なうようなトラブル・不祥事が発生した際に、状況を見極めて迅速かつ適切に情報を発信することが求められます。

現代ではネットが普及し、些細なことでも炎上するケースが少なくありません。トラブル時の対応次第で企業のブランド価値が大きく左右されることもあるため、近年重要性が増している仕事です。

社内広報

社内広報とは、自社の社員に向けて行う情報発信活動です。主に2つの業務があります。

▼社内広報の仕事内容
・社内報の制作
・社内ネットワークの構築・強化

以下で詳しく解説していきます。

社内報の制作

社内報とは、企業理念やビジョン、経営方針に加えて、メディアに取り上げられた実績やイベントの様子などを取り上げる社内向けの媒体です。各部署の動向に関する情報収集や活躍した社員へのインタビューを通して、社内報を作成していきます。

定期的に発行することで、社員一人ひとりが会社の方向性を理解し、部署を越えた一体感を持って働けるようになります。

社内ネットワークの構築・強化

部署間の連携を促進するため、部署横断型のシャッフルランチやスポーツ大会など、さまざまな企画を行います。社員間のコミュニケーションを活性化させ、より広い社内ネットワークの構築・強化を図ります。

気になる企業の広報について聞いてみよう!

広報と一口に言っても、その業務内容は企業によってさまざまです。少しでも気になる企業が見つかったら、その会社における広報の仕事について聞いてみましょう。

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広報の仕事におけるやりがい

ここでは、広報の仕事をする上でのやりがいについてご紹介します。

▼広報の仕事におけるやりがい
・社内外での人脈が広がる
・「企業の顔」として活躍できる
・企業・商品の知名度を大きく高められる
・仕事に対する反響を感じられる

以下で詳しく解説します。

社内外での人脈が広がる

広報は情報を届ける仕事である以上、日々多くの人と接点を持つ機会に恵まれています。特にメディア関係者と関わる場面が多く、記者や編集者とのつながりが自然と広がっていくでしょう。

また、常日頃の情報収集や社内報の作成を通して、社内の人脈も広がります。「人と関わるのが好き」「多くの人と交流したい」という就活生にとって、大きなやりがいを感じられる職種と言えるでしょう。

「企業の顔」として活躍できる

取材対応やイベントの登壇など、社外の人と直接向き合う機会が多い広報は、「企業の顔」として活躍できるポジションです。自分の対応や発言で、企業や商品に対する印象が大きく変わることもあります。

責任は決して軽くありませんが、その分だけ大きな達成感を得られる仕事だと言えるでしょう。

企業・商品の知名度を大きく高められる

自分が企画したプレスリリースやイベントがメディアに取り上げられ、企業や商品が広がっていく瞬間は、広報ならではのやりがいです。成果が出るまでには時間がかかることも多いものの、地道な取り組みの積み重ねが、企業全体の成長につながっていく手応えを感じられます。

仕事に対する反響を感じられる

配信した情報がメディアで報じられたり、SNS上で話題になったりすると、自分の仕事が社会に影響を与えていることを実感できます。自分が携わった仕事に対して、読者やユーザーからの反応をダイレクトに受け取れる機会が多いため、やりがいを感じられるでしょう。

広報の仕事に必要なスキル

ここからは、広報の仕事に必要なスキルについてご紹介します。就活生・転職者問わず、広報の仕事で活かせるスキルをアピールすることが重要です。

▼広報の仕事に必要なスキル
・円滑なコミュニケーションをとる力
・正確な文章表現力
・情報収集・分析能力
・問題に対する柔軟な解決力
・プロジェクトの企画・管理能力
・客観的な思考力

以下で詳しく解説します。

円滑なコミュニケーションをとる力

広報は、報道関係者や経営陣、他部署の社員など、社内外を問わずさまざまな立場の人と関わる仕事です。相手の意図を正しく読み取りながら、自社の情報をわかりやすく伝えるためには、円滑なコミュニケーション能力が欠かせません。

単に「伝える・話す」といったスキルに加え、多様な立場の人と、良好な信頼関係を築く力が求められます。

正確な文章表現力

プレスリリースや社内報、SNSの投稿文など、広報の業務の多くは文章を通じて行われます。誰に、何を、どのように伝えるかを明確にしたうえで、読み手にとってわかりやすい文章を書くスキルが必要です。

また、誤字脱字や事実誤認は企業の信頼を損ねかねないため、正確に校正する力も合わせて求められます。

情報収集・分析能力

プレスリリースの発信・社内報の作成などの広報業務には、社内外で広報の仕事に使える情報を仕入れる必要があります。ネット上でのリサーチはもちろん、対面でしか得られない情報の収集も重要です。

また企業に関する情報の他に、業界の最新トレンドや競合の動向を日頃から幅広く収集する姿勢も欠かせません。集めた情報をただ蓄積するだけでなく、自社の企画に活かせる形に整理・分析する力も重要です。

問題に対する柔軟な解決力

先にご紹介した通り、広報の業務には危機管理対応も含まれます。また、さまざまな立場の意見を受け止めたうえで、最善の判断を下さなければならない場面も少なくありません。そのため、トラブルや不祥事が発生した際には、状況を素早く見極め、臨機応変に対応する力が求められます。

プロジェクトの企画・管理能力

イベントの企画やキャンペーンの実施など、広報の仕事にはプロジェクトを一から立ち上げ、期限内にやり遂げる力も求められます。関係部署やメディア、外部パートナーとの調整を進めながら、全体のスケジュールを管理する能力が欠かせません。

客観的な思考力

広報の仕事では、自社の魅力を伝える立場でありながらも、社会やメディアからどのように受け止められるかを客観的に見極める視点が欠かせません。自社の視点に偏った発信にならないよう、常に第三者の目線で自社の情報を捉え直す姿勢が求められます。

【新卒・転職】広報になるための方法

「広報という仕事に改めて興味を持ったけど。実際にどうすればなれるのか分からない」という方も多いのではないでしょうか?ここでは、新卒で就職活動を行う人・転職を考えている社会人のそれぞれに向けて広報になるための方法を紹介します。

新卒向け|広報になるための方法

新卒採用で入社してすぐに広報部門へ配属されるケースは、実はそれほど多くありません。多くの企業では、営業や企画などの他部署でまず数年の経験を積み、自社の事業や組織への理解を深めたうえで、適性を見て広報へ配属する流れがとられています。

広報を強く志望する場合、まずはESや面接で広報志望であることを明確に伝えましょう。就職活動の段階から文章力や情報発信への関心をアピールできると、選考でも強みになります。

また、広報は総務の仕事に分類されることが多いです。そのため、入社後に広報に配属される確率を上げるには、総務課の募集に応募するのがおすすめです。総合職の場合でも、総務課もしくは広報職志望であると伝えることで、希望の配属になる可能性があります。

転職者向け|広報になるための方法

すでに社会人として働いている方が広報を目指す場合には、未経験からでも挑戦できるアプローチがあります。

▼転職者向け|広報になるための方法
・広報職に有利な実務経験を積む
・広報職への異動希望を出す

以下で詳しく解説していきます。

広報職に有利な実務経験を積む

PR会社やメディア関連の企業で経験を積むと、広報としての実務経験があるとみなされ、転職の際に有利に働きやすくなります。現職の業界に近い企業の広報部門を探すほか、一度PR会社やメディア関連企業へ転職し、そこで経験を積んでから広報職を目指すという選択肢もあるでしょう。

広報職への異動希望を出す

すでに広報部門を持つ企業に勤めている場合は、社内公募や上司への相談を通じて、異動希望を出すという方法もあります。営業や企画などの業務で培った知識や人脈は、広報として働くうえでも強みになりやすいです。社内での実績を積み重ねながら、異動のタイミングを見計らうとよいでしょう。

広報になるために役立つ資格3選

広報になるために必須となる資格は特にありません。しかし、取得しておくことで専門知識の証明になったり、実務に役立ったりする資格はいくつか存在します。

ここでは、広報を目指すうえで押さえておきたい代表的な3つの資格を紹介します。

▼広報になるために役立つ資格3選
①PRプランナー
②IRプランナー
③商品プランナー

以下で詳しくご紹介します。

①PRプランナー

PRプランナーは、広報の専門知識を体系的に学べる資格です。試験は1次から3次まであり、中でも制限時間内にニュースリリースや広報企画を作成する3次試験は実務経験が前提となるため、合格すれば一定の実務スキルがあることの証明にもなります。

合格後は交流会や勉強会の案内が届くようになり、社外とのつながりを広げるきっかけにもなるでしょう。

②IRプランナー

IRプランナーは、企業と投資家との関係構築に関するノウハウを体系的に学べます。取得には財務諸表を読み解く知識も求められるため、決算説明会や投資家向け資料の作成など、広報業務のなかでもIRに近い領域まで対応できる幅を広げられるでしょう。

③商品プランナー

商品プランナーは、日本商品開発士会が認定する資格です。講座を通じて、商品戦略・販売促進戦略などの基礎知識とスキルを学ぶことができます。広報の仕事に直接結びつく知識ではありませんが、市場と企業をつなぐ広報業務の解像度が上がる資格と言えるでしょう。

広報の仕事に向いている人の特徴

ここでは、広報として活躍しやすい人の特徴を4つ紹介します。

▼広報の仕事に向いている人の特徴
・社内外の人とコミュニケーションを円滑にとれる
・幅広い情報を収集できる
・粘り強くPDCAを実施できる
・経営陣と近い視点を持っている

以下で詳しく解説します。

社内外の人とコミュニケーションを円滑にとれる

広報担当者は、取引先やメディア関係者など、立場の異なるさまざまな相手と日常的にやり取りをします。会話からスムーズに信頼関係を築ける人ほど、広報という仕事に向いているといえるでしょう。

また「会社の顔」として振る舞う機会も多いため、言葉選びや身だしなみなど、社会人としての基本的なマナーも自然と意識できる人が求められます。

幅広い情報を収集できる

社内外へ適切な情報を発信するには、日頃からあらゆる情報にアンテナを張っておく必要があります。ただ情報を集めるだけでなく、市場の動向やSNSのトレンドといった膨大な情報の中から、自社の企画に活かせるものを見極める力が求められます。

情報感度の高さは、広報として活躍するための土台になるといえるでしょう。

粘り強くPDCAを実施できる

広報の施策は、成果がすぐに数字として表れるとは限りません。仮説を立てて実行し、結果を振り返りながら改善を重ねるPDCAのサイクルを、根気強く回し続ける姿勢が求められます。また、地道な事務作業も少なくないため、忍耐力を持った人ほど広報の仕事に向いているといえます。

経営陣と近い視点を持っている

広報が発信する情報は、経営に大きな影響を及ぼしうる非常に重要なものであり、経営陣に代わって企業のメッセージを社会に伝える場面も少なくありません。そのため、自社の課題や方針を正しく理解したうえで、全社的な視点から物事を捉えられる人が向いています。

広報の仕事の平均年収

最後に、広報の平均年収についてご紹介します。広報の給与は業界や企業規模で異なりますが、令和7年賃金構造基本統計調査によると、全国平均で525.2万円でした。

経験を積んでスキルを磨き、専門性を高めていくことで、平均を上回る年収を目指すことも可能です。特にPR業務やIR業務に強みを持つ人材は、企業からの評価も高く、より高い収入につながりやすいでしょう。

【参考】厚生労働省「職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)『広報・PR担当』」

‌仕事内容を理解して、広報の仕事を目指そう

いかがでしたか?本記事では、広報の仕事内容から必要なスキル、広報になるための方法をご紹介してきました。またマーケティングやPR・IRと広報との違いなど、間違えやすいポイントも詳しく解説しました。

業務範囲が意外と広い広報の仕事をしっかり理解して、興味のある企業に広報職で応募してみましょう。

広報の仕事をしている社会人に話を聞こう!

広報の仕事を目指すには、実際に広報職に就いている社会人に話を聞くのが一番です。リアルな仕事内容からやりがいまで、面接でも活かせる話を聞けるでしょう。
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