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カスタマーサポートをイメージした写真です

【業界研究】損害保険会社の仕事内容-損害サポート部門編

今回は損害保険業界の損害サポートの仕事内容をご説明します。アジャスターという専門的な職業にも言及しています!

2018.02.07

カスタマーサポートをイメージした写真です

【損害保険業界 目次】

‌第1章第2章
第3章
‌【業界研究】損害保険会社の仕事内容-損害サポート部門編←Now

第4章
第5章

‌‌はじめに

‌前回の記事では、損害保険会社の営業部門の仕事内容についてお伝えしました。この記事では、損害保険会社の「損害サポート部門」について説明します。損害サポート部門の仕事は、保険加入者の事故対応やお支払といった、事故対応業務です。ぜひ仕事内容を理解し、損害保険業界への理解を深めてください。

‌損害サポート部門の呼び方は保険会社によってバラバラ?

損害サポート部門の名称は、企業によって異なります。三井住友海上火災保険では、「損害サポート部門」ですが、東京海上日動火災保険では、「損害サービス部門」、損保ジャパン日本興亜では「保険金サービス部門」と呼ばれているのです。

‌三者三様呼び方が異なりますが、‌面接の際にこれらの部門に言及する際は、名前を間違えないようにしましょう。損保ジャパン日本興亜に「御社の損害サポート部門に入りたい」と伝えた場合、しっかりと企業研究していないというイメージや、他の損害保険会社も並行して受けてるんだなというイメージを与えかねません。企業の選考を受ける際は、この部門がどのような呼び方をされているのか確認するようにしてください。

‌今回の記事で、は分かりやすいように、この部門を「損害サポート部門」と表記を統一させていただきます。

損害保険会社の損害サポート部門の仕事内容とは?

一言で損害サポート部門の説明をすると、「起こった事故に対応しながらお客様のサポートをして、保険金の支払いができるかどうかを判断し、保険金の支払いを行う部門」です。

‌ここで言う事故とは、火災保険であったら「火災」、地震保険であったら「地震」のように、保険に該当する事故のことを指します。その中でも損害保険会社が数多くサポートしているのが自動車事故。各保険会社の保険料収入を見れば一目瞭然です。
‌出典:日本損害保険協会「*正味収入保険料の保険種目別構成比(2016年度)」‌

‌一般的に、自動車事故を起こしてしまった場合、まず警察や損害保険会社に事故の状況を報告する必要があります。報告を請けたら損害サポート部門の担当者が事故現場に足を運んで確認を取り、保険金の支払いができると判断できた場合に保険金を支払います。‌この一連の業務を担うのがこの損害サポート部門の仕事内容です。

‌損害サポート部門に精神的なタフさが必要なワケ

事故について調べ、保険金の支払いの可否を確認する損害サポート部門。一言で「サポート」と言っても、ありとあらゆるシーンが存在します。証拠に乏しく、事故の解決や保険金の支払いまでに10年かかると言った事故もあれば、被害者の方が亡くなって閉まっている事故も珍しくありません。事故という負の出来事を起点としている分、どうしても感情的につらい思いをすることがあるでしょう。

‌とりわけ自動車の損害サポートの場合、地震や台風といった災害と比較して、「加害者」が存在することが少なくありません。例えば、自分が担当しているお客さんが運転するA車と、他社の保険に加入しているB車の衝突事故を起こしたとき、どちらがどれくらい悪いのかの比率を出します(過失割合)。基本的に10:0で一方が悪いというケースはあまりないので、自分の担当するお客様が「自分は完全に悪くない」と言い切っても、弁護士等を交えた話し合いで、「あなたにも加害者としての責任があります」ということを伝えなければならない場合もあるのです。

‌損害サポート部門では、ひどく悲しんでいる、怒っている、感情が乱れているなど、平常心ではないようなお客様に対応することがしばしば。精神的なタフさは必要となってくるでしょう。

‌意外と知らない、損害保険会社の「アジャスター」とは?

損害サポート部門に属する、専門性の高い職業、アジャスター。彼らは専門的な知識と経験を活かして自動車事故の解決を目指します。

‌アジャスターへの理解を深めるため、ここで一度損害保険会社のビジネスモデルを振り返っておきましょう。

‌そもそも損害保険会社は多くのお客様から毎月一定の保険料をいただくことで成り立つもの。いただいた保険料の中から、事故が起こった人に支払いを行います。言われてみれば当然ですが、契約を結んだ補償内容以上に保険金を払ってしまうと、損害保険会社は収益を得えることができなくなってしまうのです。

‌保険加入者が事故に見舞われた際に、どの補償内容が該当するか、その見極めが難しい場合があります。この場合、自動車の専門的な知識、医療に関する専門的な知識がなければ解決することができません。

‌このようなときに活躍するのがアジャスターです。彼らは、自動車や医療に対して圧倒的な知識を持っていて、一般の社員では解決できない問題を解決することを任務としています。事故報告と実際の車の破損状況を確認し整合性が取れているか、損害額や事故入院等の治療費が妥当であるかということを調べるのです。ときには、保険金目的で偽装された事故を見抜くことも。損害保険会社には彼らの存在が必要不可欠と言えるでしょう。

さいごに

いかがでしたでしょうか?
自動車事故は人生で一度あるかないかといえるほど、ショッキングな出来事。事故によって感情的になっているお客様一人一人に合わせた対応も必要となってきます。精神的なタフさが必要になりますが、本当に困っている人のために働くことができる仕事なのです。

‌損害保険業界の仕組みや仕事内容が分かったところで、次の記事からは選考対策について説明していきます。まずは、志望動機の考え方。なぜ損害保険業界で働きたいのか、的確に伝えられるよう準備をしましょう。
  • 【‌損害保険業界】志望動機を伝える上で押さえるべき観点

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