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鉄道業界を象徴する、車両と駅の写真です。

【業界研究】鉄道業界の事業と今後の動向

多くの学生から高い人気を誇る鉄道業界。この記事では、鉄道業界の事業について分かりやすく解説します。鉄道事業にとどまらない鉄道業界の事業。正しく把握して業界への理解を深めてください。

2018.02.08

鉄道業界を象徴する、車両と駅の写真です。

【鉄道業界 目次】

‌第1章
‌【業界研究】鉄道業界の事業と今後の動向←Now

‌第2章
第3章
第4章
第5章

はじめに

多くの学生から人気を誇る鉄道業界。日本のインフラを支える重要な業界です。鉄道会社と言えば、当然電車を思い浮かべるとは思いますが、鉄道会社の事業はそれにとどまりません。実は私たちの生活全般に大きく関係しているのです。
‌この記事では鉄道業界の概要について解説します。鉄道業界の事業を正しく把握して、業界への理解を深めてください。

鉄道会社の種類は「JR」と「私鉄」で整理しよう

日本全国に数多くの鉄道会社が存在します。したがって会社によってさまざまな事業が展開されていますが、この記事では「JR」と「私鉄」というかたちで大別して、鉄道業界の会社を説明します。それぞれの特徴を把握してキャリア選択の参考にしてください。

JR

かつての国鉄が分割民営化して誕生したのがJR各社です。各地方ごとに6つの会社とJR貨物が事業を展開。日本全国の中長距離輸送を支えています。
JR各社の収益源で大きな割合を占めるのが鉄道事業です。その中で大きな利益を上げているのが新幹線。2027年のリニア新幹線開通も注目されているトピックとして押さえておきましょう。
また、JR各社は鉄道事業に限らず不動産事業商業施設事業の運営など、多角化を進めています。人口減少に伴い、鉄道利用者数の減少が見込まれる中で、鉄道以外の事業を伸ばしていくことに注力しているのです。

‌JRの鉄道会社

JR北海道、JR東日本、JR東海、JR西日本、JR四国、JR九州、JR貨物

私鉄

中長距離に輸送を得意とするJR各社に対して、短距離の輸送を得意にするのが、私鉄各社です。距離の差別化によってJRとうまく棲み分けています。大手私鉄各社はJR以上に鉄道事業以外での収益の割合が高く、宅地開発、オフィスビル賃貸などの不動産業や百貨店などの流通事業、そしてホテルなどの施設を多角的に運営しています。
また、私鉄は全国各地に様々な規模で存在しており、その収益構造は会社によって大きく異なります。地域差や事業の差異など様々な特色を会社ごとに備えているのが、私鉄の特徴と言えるでしょう。

関東地方の代表的な私鉄

‌東急電鉄、東武鉄道、小田急電鉄、西武HD、京王電鉄、東京メトロ

関西地方の代表的な私鉄

近鉄HD、阪急阪神HD、京阪HD、南海電鉄

その他地方の代表的な私鉄

西日本鉄道、名古屋鉄道

鉄道業界が手がける多彩な事業

‌‌鉄道業界における事業の中心はもちろん鉄道事業です。しかし、先述の通り、鉄道各社が展開している事業はそれだけではありません。以下では、鉄道業界における事業を解説していきます。

‌‌鉄道事業

鉄道会社の大きな利益となってるのが、鉄道事業です。
先ほど簡単に説明しましたが、鉄道会社の経営は非常に多角化しています。
大手の私鉄の売り上げを見ると、鉄道事業の売り上げが3割ほどの企業が多くあるのも事実です。しかし、営業利益を見ると鉄道事業の割合が半分近くになるなど、依然としてどの鉄道会社にとっても核となる事業だと言えるでしょう。

非鉄道事業

非鉄道事業は元々、鉄道の利用者を増加させるための事業ですが、それ自体で大きな利益を挙げている事業も多数存在します。以下が非鉄道事業の代表的な例になります。

不動産事業

大手私鉄を中心に、鉄道会社の中には、各社の沿線沿いで不動産事業を手掛けている会社が少なくありません。不動産事業それ自体の収益があるのはもちろんのこと、沿線に人が住むことで鉄道事業の収益増加にもつながります。鉄道事業との相乗効果がはたらくため、不動産事業に取り組んでいるのです。

流通事業

百貨店、商業施設などが流通事業に該当します。百貨店を運営することで、鉄道利用者の増加を見込めるほか、その地域の価値を高めることで不動産業での収益増加にも貢献します。近年は駅内にある商業施設の開発が積極的に進められるなど、特にJR各社に積極的な動きが見られる事業です。

ホテル・レジャー事業

ホテル・リゾートを運営したり、アミューズメントパークのようなレジャー施設を展開するのがホテル・レジャー事業です。これらは流通事業同様、鉄道利用者の増加に貢献するほか、地価の上昇にもつながるため不動産事業の収益増加にもつながります。

その他事業

鉄道会社の多角化は先述の事業にとどまりません。鉄道業以外にもバスやタクシーの運輸業を展開して、駅から先の輸送も担う場合もあるのです。また運輸業以外にもICカードと連動したクレジットカード事業など、鉄道事業から派生して数多くの新領域の事業が開拓され始めています。そういった事業の中から、新たな収益の柱となるものが生まれていくかもしれません。

今後はどうなる?鉄道業界の展望

今後、日本の人口は減少が見込まれており、鉄道利用者が大幅に増えて鉄道事業が大きく飛躍すると考えるのは現実的ではありません。鉄道各社は鉄道事業単体ではなく、あらゆる事業との組み合わせで収益を上げる努力しています。新たな収益源を模索していく中で、不動産事業や流通事業など、新たな事業も生まれてきました。今後、そのような新たな事業がどのように発展を遂げていくのか、また本業ともいえる鉄道事業はどう運営していくべきか、各企業がそれぞれの戦略のもと会社を運営しています。

さいごに

ここまで鉄道業界について概説してきました。鉄道事業を展開している会社が、あらゆる分野に進出していることもお分かりいただけたと思います。

‌次回記事は鉄道業界において大きな存在感を放つJRについて解説します。JRは旧国鉄が分割民営化して誕生した鉄道会社。現在は鉄道に限らず様々な事業を展開しています。ぜひ、記事を読んでJRへの理解を深めてください。
  • 【鉄道業界】JRの事業内容を理解しよう
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