【面接必勝法】周りからどう思われている?への差がつく答え方
2022.09.16

面接で「周りからどう思われているか」を聞かれたら?
「あなたは周りからどのように思われていますか?」面接では周りからの評価をよく聞かれます。
「そもそもどうやって答えればいいのかわからない」
「言っていいこととそうでないことの区別がつかない」
「高評価につなげるにはどう回答したらいいのだろう」
上記のような不安を抱えている人は多いのかもしれません。
たしかに、突然周りからの評価を問われても、どのように回答すればいいのか判断することは難しいでしょう。しかし、実は面接の合否に関わる非常に重要な質問なのです。
そこで今回の記事では、「周りからどう思われているか」という質問に対する回答のポイントやNG事例についてお伝えします。

面接官が「周りからどう思われているか」を聞く3つの意図とは?
周りからの評価を問う意図①候補者の性格と自社の社風がどれほど合致しているか
「周りからどう思われているか」と問う意図の1つ目は、候補者の性格と自社の社風がどれほど合致しているのか、見極めるためです。企業は採用後に新入社員とミスマッチが生じることを避けたいと考えています。
ミスマッチが生じると、働きづらさや本来の能力が発揮できなくなるという問題が発生し、早期退職にもつながりやすくなるため、どちらにとってもよくありません。こうした事態を避けるため、候補者の性格と自社の社風がマッチしているかを判断する指標として、周囲からどのように評価されているかを聞きます。
そのため、面接前に企業HPやOBOG訪問を通してどのような社風であるかを調べ、自分と合致しているところはどこか言語化しておくといいでしょう。
周りからの評価を問う意図②仕事への向き合い方はどうか
「周りからどう思われているか」と問う意図の2つ目は、候補者の人柄を知ることによって、その人が入社後にどう働き、どう仕事と向き合うのかをチェックするためです。
しかし、就活生が入社後どのように働くのか知りたくても、実際に一人ひとり仕事をやってもらうわけにはいきません。
ですから、面接時、自分が入社することによって「○○の強みがあるから△△で貢献できる」と、働いたときの再現性が高められるようにアピールする必要があります。
どんな人と言われているか聞くことで「ものごとをどのように捉えるのか」「どんな考え方で仕事と向き合うのか」を想像し、入社後に高いモチベーションで働いてくれるかをイメージします。そのため、「どのような働き方をしたいのか」「自分がモチベーションを発揮しやすい場面はどこか」を考えておくとよいでしょう。
周りからの評価を問う意図③周囲との認識のずれがないか
「周りからどう思われているか」と問う意図の3つ目は、自己評価と周りからの評価にずれが生じていないか確認するためです。
なぜなら、自己評価だけをもとに判断してしまうと、誤った合否判定を下してしまう恐れがあるからです。
業務は自分1人ではなく、仲間と協働して進める場面が多くあります。そこで、周りからの評価を知ることにより、より適切かつ客観的に候補者の人柄を判断します。
そのため、面接前に親しい友人や自分をよく知る人に対して「自分がどのような人柄であるのか」聞いてみることをおすすめします。

「周りからどう思われているか」へ回答するときの3つのポイントとは?

周りからの評価に対する回答ポイント①企業の理念・社風に即した強みをアピールする
「周りからどう思われているか」へ回答するときのポイント1つ目は、企業の理念や社風に即した強みをアピールすることです。
なぜなら、企業が求めている人物像とかけ離れた強みをいうことで、企業とマッチしていないとみなされる可能性があるからです。
面接を通して嘘をつく必要はありませんが、自分の強みと企業が求める人物像に合致するところを整理し、その合致した強みをアピールすることをおすすめします。まず、企業HPや会社説明会などから情報を取得し、企業が求める人物像を把握しましょう。
周りからの評価に対する回答ポイント②人柄が伝わるエピソードを盛り込む
「周りからどう思われているか」へ回答するときのポイント2つ目は、人柄が伝わる具体的なエピソードを盛り込むことです。
「私には行動力があります。」と言われても、「他を圧倒するほどの練習量を積む行動力」があるのか、「新しいことにも臆せずチャレンジする行動力」があるのかなど解釈はさまざまです。そのため、自分が押し出したい強みを具体化し、話すエピソードの納得度を高めましょう!
周りからの評価に対する回答ポイント③マイナスの表かも改善点も踏まえて話す
「周りからどう思われているか」へ回答するときのポイント3つ目は、自分に対するマイナス評価とあわせて改善点も話すことです。企業が見たいポイントは「自省心」や「内省力」であり、「改善する意欲があるのかどうか」という点です。改善点を話さないと、相手に指摘されても改善する意欲がないのかと受け取られてしまうため、話すように心がけましょう。例えば、「過去に○○ということを注意された経験がありますが、現在は△△するように心がけています。」など、心がけや意識を伝えるだけでも好印象につながるでしょう。
「周りからどう思われているか」へ回答するときの3つのNG例文とは?
次は「周りからどう思われているのか」へ回答するときの3つのNG例文をご紹介します。NG例文を事前に押さえ、面接の通過率を格段に高めましょう。

周りからの評価に対する回答NG例文①短所を話した後に改善点を話していない
「周りからどう思われているか」へ回答するときのNG例文1つ目は、短所を話した後に改善点を話さないことです。なぜなら、面接官はただ短所を聞いているのではなく、「その短所をどのように改善しようとしているのか」という改善する姿勢を見ているからです。そのため、短所のみを話すことは避けましょう。
周りからの評価に対する回答NG例文②具体的なエピソードが述べられていない
「周りからどう思われているか」へ回答するときのNG例文2つ目は、具体的なエピソードが述べられていないことです。なぜなら、エピソードが抽象的だと、その人の性格や価値観が見えにくく、自分自身を知ってもらう機会を損失してしまうからです。そのため、周りから「●●は△△だよね」と言われた場面やエピソードを洗いだし、なぜそう思ったのかをヒアリングしてみるといいでしょう。
周りからの評価に対する回答NG例文③マイナス評価にしかならない話をしている
「周りからどう思われているか」へ回答するときのNG例文3つ目は、マイナス評価にしかならない話をすることです。
たとえ自分の人柄を正確に表現していたとしても、周りからの評価として、社会人生活を送るにあたって重大な障害になると思われる欠点を挙げることは避けましょう。
企業は学生の採用に際して、自社の求める人物像に当てはまる以前に、社会人として他社と関わるときに必要なソーシャルスキルを備えていることを大前提としています。もし実際にそのような欠点を周りから指摘されている場合は、「自分に甘い→マイペース」など、言い方を変えて伝えるといいでしょう。

私は周りの人に「計画力」と「実行力」があると言われます。
私は学生時代、携帯電話販売のアルバイトをしていました。当時店内での売上の1位になりたいと考えていた私は、1位になるために必要なことを書きだし、それぞれに目標値を定めていきました。そして、その目標値に到達するために、愚直に業務を改善しました。その結果、目標を決めてから3ヶ月後に店内売上1位になることができ、周りから計画力と実行力を評価されるようになりました。
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