【例文あり】ESで趣味・特技を聞かれたら?書き方を解説します!

2023/10/31
ES対策
書類選考
就活で伝える趣味特技
ES対策
目次
1.
ESの趣味・特技は選考官に印象を残すチャンス!?
2.
‌就活で趣味や特技はなぜ聞かれる?選考官の7つの意図
3.
ない人必見!ESで書く趣味・特技の見つけ方
4.
ESで趣味・特技を書くときの4つのポイント
5.
【例文】ESに記入する趣味3選
6.
【例文】ESに記入する特技3選
7.
ESで避けるべき4つの趣味・特技
8.
趣味・特技を通じて個性をアピールしよう!
9.
‌Matcherに登録してES対策をしよう
「ESの趣味・特技の欄には何を書けばいいの?」
「書かない方が良い趣味や特技はある?」

このように悩む就活生に向けて解説します!

本記事を読むと
・選考官がなぜ趣味や特技を聞くのかが分かる
・趣味・特技の欄に書く内容を見つけられる
・例文を参考に印象に残る趣味・特技が書ける

本記事を読んで、今後の就職活動に役立てていきましょう!

ESの趣味・特技は選考官に印象を残すチャンス!?

‌実はESの趣味・特技を書く欄は、選考官に自分の個性をアピールする絶好の機会です。

「自分には特徴的な趣味や特技がない」という方も安心してください。
特別な趣味や特技でなくても、書き方を工夫することで、選考官に印象を残せるようになります。

また、ESの趣味・特技の欄は、他の項目に比べて気軽に書ける内容です。
この際、下記に記載している「選考官が趣味や特技を聞く意図」を知ると内容をイメージしやすくなるでしょう。

‌就活で趣味や特技はなぜ聞かれる?選考官の7つの意図

‌では、なぜ選考官はESで趣味や特技を聞くのでしょうか。
企業側には多くの応募が届き、一人ひとりの就活生を覚えることは非常に困難です。

この時、趣味や特技を知ることによって、就活生の個性を把握することができます。
また、趣味や特技への取り組みによって、その企業にマッチした人材であるのかを見極めるケースもあります。

以下では、選考官が趣味や特技を聞く意図を7つ紹介します。

①学生のイメージを掴むため

企業の採用担当者は、ESを受け取った時点では、みなさんのことを知りません。
‌みなさんはどんなことに関心があって、何が得意なのか。
趣味や特技からあなたの志向性や人となりを知ろうとしています

普段のみなさんの姿を想像する意図で、趣味・特技の欄が設けられていると考えて良いでしょう。

②学生の持つ資質を見るため

上でも述べた通り、採用担当者が知りたいのは、企業に入ってから活躍する資質があるかどうかです。
採用担当者は、趣味・特技に対するあなたの取り組み方、及びその取り組みから何を得られたかを確認しています。

‌例えば趣味が「料理」だったとしましょう。
料理には段取り力やタイムマネジメント能力が求められます。
あなたが趣味である料理でそのような能力を培えたのであれば、それをESに書くのがおすすめです。
‌料理をする際にどのように取り組み、何を得られたのか。上達の過程を重視しながら簡潔にまとめるようにしてください。

③就活生の興味を知るため

採用人事は、志望する学生の興味を知るために聞いています。
学生の興味があるものを見ることで、より学生がどんな人でどんなことに熱中していたのか理解を深めようとしています

また、志望動機やガクチカとは違い、よりプライベートが見れる質問です。

嘘をつかずに素の姿を見せることで人柄や性格、その人自身をちゃんと見てもらえるチャンスに繋がります。

④社風に馴染めるかの確認をするため

社風に馴染めるか見ている質問とも捉えられます

しかし、趣味と特技の内容で、採用・不採用を決めるわけではありませんので、自分自身をちゃんと見せることが重要です!

そのため、社風にあっているからすぐに採用というわけではありません...
社風に合っていることで、より理解してもらえたり、好印象を与えられる場合もあります!

‌例えば、趣味・特技がアウトドア系であれば、体育会系の企業であれば、興味が高まったり、趣味・特技がインドア系であれば、ゲームやアプリ開発の企業に理解をしてもらいやすいです。

⑤アイスブレイクのネタになるため

採用担当者は、アイスブレイクのネタとして趣味・特技を聞くこともあります。
ESを通過したら、大抵の場合面接が設けられています。

その際にESを見ながら面接官が質問をしてくる場合がほとんどです。
‌学生によっては緊張しているので、それを解きほぐす意図でESの趣味・特技を聞きます。学生にとっては自分が得意なこと、好きなことなので他の質問に比べて答えやすいものです。

企業もガチガチに緊張したみなさんと話したいわけではありません。
極力普段のあなたに近い状態で面接に臨んでほしいと言う意図で、趣味・特技を聞くのです。

‌このようなアイスブレイクの意図で質問された場合にも、①人柄、②資質を意識して話せば問題ありません。素直に自分の趣味・特技を伝えると良いでしょう。

⑥物事に対してどのように取り組むのか見るため

趣味や特技に「どのように取り組むか」を採用人事は見ています。
「趣味や特技がすごい人」「趣味や特技で人を感動させることができる」ではなく、どれくらい真剣に取り組めているかが重要なポイントです。

⑦ロジック立てて説明できるか見るため

仕事に必要なスキルとして「コミュニケーション能力」「結論ファーストで簡潔に話す」「ロジカル思考」などが求められます。
採用人事は、趣味、特技関係なく他の質問でもどのように答えるかも見ています。

 ロジカルな思考力や説明力は、仕事のスキルに直結するため、採用人事は確認しています。

ない人必見!ESで書く趣味・特技の見つけ方

‌上記で、企業が選考で趣味や特技を聞く理由を明らかにしました。

ここで、就活生の中には「何を書いたら良いか分からない」「アピールできる趣味や特技がない」と悩む就活生も多いのではないでしょうか。

しかし、ESに書く趣味や特技は特別なものである必要はありません

重要なのは、どのように取り組んできたのかです。
上記の点を踏まえ、自分の個性をアピールできる趣味や特技を考えていきましょう!

 【趣味】好きなことに取り組んだ経験から考える

趣味を見つける場合は、好きなことに取り組んだ経験から考えましょう

趣味とは、楽しみとしてする事柄のことで、明確な定義はありません。
そのため、好きだと感じて定期的に続けていれば、それは趣味と呼ぶことができます。

自分が好きで取り組んでいることを見つけ、言語化してみましょう。
そして、なぜ興味を持ったのか、どのように取り組んでいるのかを明らかにすることも重要です。

  <趣味の例>
筋トレ・読書・スポーツ観戦・カメラ・旅行・英会話・音楽鑑賞・ドライブ・ダンス

 【特技】得意なことを中心に探す

特技は、自分の得意なことを中心に探してみましょう

特技とは、自信を持っている技能や他の人にはできないことを言います。
そのため過去に取り組んできたことで、得意なことを言語化してみましょう。

この時、必ずしもスポーツや勉強でなくても大丈夫です
「旅行先で友達を作ること」「人の気持ちを理解すること」など、自分が得意と認識していることであれば何を書いても良いでしょう。

しかし、なぜ得意になったのか、日々の生活でどのように活かされているのかも合わせて考えることが重要です。

   <特技の例>
野球・旅行の計画・プログラミング・DIY・手芸・人と仲良くなること

ESで趣味・特技を書くときの4つのポイント

‌ESで趣味や特技を書く時には以下の4つのポイントを意識しましょう。

①趣味・特技の理由を書く
②具体的なエピソードや成果を書く
③【箇条書き】一言と説明文をセットで書く
④【文章】100字~150字で書く

それぞれ詳しくみていきましょう。

①‌趣味・特技の理由を書く

趣味や特技は受動的に身につくものではありません。

自発的に動くからこそ、自分の趣味や特技にすることができます。
そのため、「なぜこれが趣味・特技なのか」を書くことで、人柄やその人が持つ価値観を選考官に伝えることができます。

文章で書く際は、「私の趣味(特技)は〜です。その理由は〜です。」と結論ファーストを忘れずに書くと相手に一番伝えたいことを伝えられます。

②具体的なエピソードや成果を書く

前述でも繰り返しお伝えしているので「もう知っているよ!」という学生さんも多いと思いますが、具体的なエピソードや成果があればしっかりと記入しましょう。

採用人事は、学生がどれくらい真剣に取り組んでいたか判断しなければいけません。

その際に、どれくらい取り組んでいたのかの判断基準、また、事実であることを信用してもらうことが必要になります。

具体的なエピソードや資格、実績があることで採用人事もイメージしやすくなり、より学生の理解を深めることができるでしょう。

③【箇条書き】一言と説明文をセットで書く

趣味、特技の欄で箇条書きに書くことは許されています
箇条書きで書くことでバランスよく書け、趣味と特技の2つ書く場合は、内容をちゃんと区別できるので、おすすめです!

箇条書きで書く際のポイントについて紹介します!
まずは、どのように書くのか書き方について下記で説明します!
特技と趣味の箇条書きの書き方

一言書いて、説明として()内に書くのが箇条書きで書く場合の書き方です。
一言に関しては、わかりやすく「読書をすること」「国内旅行すること」など簡潔に一目でわかるようにしてください。
そのあとに()内で具体的に「どんな本を?」「どこに旅行?」というように詳しく書いていきましょう。

④【文章】100字〜150字で書く

まず、文章で書く場合は、100字〜150字で書くのが一番綺麗で読みやすいとされています。
しかし、文字数は企業側から指定されている場合が多いです。
その場合は、その文字数に合わせて記入しましょう。
また、100字〜150字で収まるほどの欄には、「趣味」「特技」を両方入れるのは現実的ではないです。そのため、1つの趣味や特技についてまとめましょう。
‌  
文章の理想的な流れ
‌このような流れで書くと簡潔でありながら伝えたいこと、伝えるべきことを伝えられています。

まずは、このフォーマットで書いてみてください!
書けるようになってきたら、内容や言い換え、言葉選びを修正していくと自分でもブラッシュアップできますね!

【例文】ESに記入する趣味3選

‌上記の内容で、ESで趣味や特技を書く際のポイントを理解できたのではないでしょうか。

そこで以下では、実際の例文をいくつか紹介します。

ぜひ、ESを書く際の参考にしてみてください。

①スポーツ観戦

私の趣味はバスケットボールを観戦することです。家族に連れられた際に、迫力と熱気に圧倒されたのがきっかけで好きになりました。観戦すると、勝ち負けを超えた感動や興奮を味わうことができます。また、選手の努力や成長を間近で見ることで、自分自身も成長していきたいという気持ちが湧いてきます。

②読書

私の趣味は読書です。特に小説が好きで、年間100冊以上は読むようにしています。好きなジャンルは恋愛小説で、登場人物の恋愛模様にいつも心を動かされます。読書からは、幅広い知識を得ることができ、想像力や創造力を養うことができます。また、異なる価値観や視点を知ることで、自分の考えを広げることができます。

③キャンプ

私の趣味はキャンプです。大学時代には、キャンプサークルに所属し、毎週のようにキャンプに行っていました。キャンプには予想外のアクシデントがつきものです。しかし、困難な状況でも、メンバーと乗り越え、美しい景色を見たり、美味しいご飯を食べたりできたときは、大きな達成感を味わうことができます。

【例文】ESに記入する特技3選

‌以下では、特技をESに記入する際の例文をいくつか掲載しています。
参考にしてみてください。

①野球

私の特技は野球です。小学生の時に始め、高校生の時には甲子園にも出場しました。毎晩自主練習に励み、またコーチからの助言をもとに苦手を克服しました。その結果、地区予選の決勝でヒットを2本打つことができました。今では、学生コーチという立場で、地域の子どもたちに野球を教えています。

②ピアノ

私の特技はピアノです。5歳の頃から今までずっと習っています。私には3年前からある弾きたい曲がありました。その曲は非常に難しく何度も諦めてしまいそうになりました。しかし、繰り返し練習をすることでだんだんと弾けるようになり、コンクールで賞を受賞することもできました。

③英語

私の特技は英語です。大学3年時に留学をすることを目標に、英会話の勉強を始めました。毎日洋画を見たり、英語で日記を書いたりして日常生活の中で英語に触れる機会を増やしました。その結果、留学に行くことができただけでなく、現地の友達もでき、文化にも触れることができました。

ESで避けるべき4つの趣味・特技

‌趣味・特技の欄では、自分の個性をアピールすることが重要であることを述べてきました。
絶対にNGというわけではありませんが、選考官の中には好印象を抱かないケースもあります

具体的には以下の4つがあります。
①ギャンブル関係
②宗教を想起させるもの
③アニメやゲーム
④記載しない

それぞれ詳しくみていきましょう。

①ギャンブル関係

競艇や競馬、パチンコなどギャンブル要素があるものは、悪印象を与えてしまう恐れがあります。
一般的に、これらは「娯楽」と捉えられることが多いため、「遊んでいた」という印象を与えかねません。

また、特にお金の扱いに厳しい金融業界などの選考官は、金銭感覚がだらしないと判断してしまうでしょう。

②宗教を想起させるもの

宗教を想起させる趣味も避けた方が良いでしょう。
人権の視点から、企業側は個人の宗教や信仰には触れることができません

そのため、悪い印象を与えることはなくても、選考官は内容を深掘りすることができなくなってしまいます。

ESには書かないのが無難です。

③アニメやゲーム

アニメやゲームも一概に悪い印象を与えるとは限りません。
特にアニメやゲームの制作会社などを受ける場合は問題ない可能性が高いです。

しかし、アニメやゲームは一般的に娯楽という側面が強い趣味です。
また、子どもっぽさやインドアな印象も与えかねません。

上記の印象を確実に避けたいのであれば、書かない方が良いでしょう。

④記載しない

「記載しないこと」は確実に避けた方が良いでしょう。

上記で説明した通り、企業側がESを通じて趣味・特技を聞く理由は、その就活生の個性を聞くためです。

そのため記載しないことは、せっかくの自分をアピールする機会を失ってしまうことになります。

「特に趣味や特技がない」という方も、自己分析や他己分析を通して見つけましょう。

趣味・特技を通じて個性をアピールしよう!

‌ESの趣味・特技の欄は、自分の個性をアピールするせっかくのチャンスです。

また、企業側も「どんな人なんだろう」ということを知りたくてわざわざ聞いています。

自己分析などで見つかった「あなたらしさを表す事柄」をありのまま伝えましょう!

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