雑談形式の面接で意識すべきこととは?

2019/02/08
面接対策
目次
1.
雑談形式の面接で失敗しないために
2.
雑談の中にある面接官の意図
3.
雑談形式の面接で失敗しないためには
4.
‌雑談形式での油断しないように
5.
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雑談形式の面接で失敗しないために

面接中に終始和やかな雰囲気で終わり、準備してきたことを全く話せないまま面接が終わってしまった。そんな経験をしたことはありませんか?

‌「準備していたことを何も伝えられずに終わってしまった。。」
‌「面接を通して何を見られていたのだろうか?」
‌「これは不採用のフラグかもしれない。。」


‌ただ面接官と採用とは無関係な雑談をしただけのように思えて、不安に感じる人は少なくありません。これは一般的に雑談形式と呼ばれる面接の型です。この雑談形式の面接には企業側に明確な意図があります。

‌この記事では、雑談形式の面接を実施する意図、及び適切な受け答えの方法について説明します。ポイントを押さえて、雑談形式の面接で失敗しないように対策をしておきましょう。

雑談の中にある面接官の意図

面接官の意図を解説しています
冒頭で、面接を雑談形式にするのには意図があると説明しました。なぜ企業は、雑談をしているような形で面接を進めるのでしょうか?

‌当然と言えば当然ですが、この雑談形式の面接、ただおしゃべりを楽しんでいるわけではありません。企業側が採用活動を進めるうえで最も重要なのは、自社に貢献できる人を採用すること

‌しかし、「志望動機」や「自己PR」といった典型的な質問を学生に投げかけても、学生はスムーズに回答することができてしまいます。なぜなら、学生は面接対策を徹底的に行っているから。これでは、目の前にいる学生が自社に本当に貢献できる人材なのか見極めることは困難でしょう。

‌そこで役立つのが雑談形式の面接です。みなさんは、友達や家族と雑談するときに事前に準備をして臨みますでしょうか?事前準備をして身近な人と会話をする人はほとんどいないでしょう。

‌友達や家族の前ではリラックスして本来の自分の考えをさらけ出しているはずです。企業側が見たいのは、学生の素の姿。想定が難しい質問を雑談の流れの中で投げかけることで、素の話し方や受け答え、学生が本当に考えていることを引き出す意図があるのです

雑談形式の面接で失敗しないためには

注意点を紹介しています
雑談形式の面接には、みなさんの素を見る意図があることを説明してきました。

‌雑談形式だからと言って全く対策ができないかというわけではありません。形式は何であれ、面接は面接。企業側が見ているポイントさえ理解していれば、対策を講じることができます。

‌雑談形式の面接では、典型的な質問をあまり投げかけてこないという話をしました。この理由は、学生が面接の対策をすることが容易になった昨今ではそのような正直な質問では学生の素が見えてこないから。しかし、企業側が学生に求める資質が変化したかというとそういうわけではありません。具体例として、以下の質問例を御覧ください。
「あなたは普段周りの人からどのような人だと言われるか教えてください。」

‌みなさんは、この質問に対してどのように回答しますでしょうか?何も考えずに正直に回答すると、「私は周りから、とてもほんわかした人だと言われます。」と言ったような回答になってしまいます。

‌おそらくこのように回答した人は、事実ほんわかした人だと言われているのでしょうし、周りの人も愛着を持ってほんわかしていると言っているはずです。

‌しかし、この質問の意図が、みなさんの強みは何か知ることだったらどうでしょうか?事実このような質問は、周りからの客観的な評価を聞き、どのような強みを持っているのか知ることを目的としています。企業は利潤を追求する組織。「ほんわかしている」という漠然とした回答から企業の強みになる人材と判断されるとは考えにくいでしょう。

‌この他にも雑談形式の面接では、典型的な質問を間接的に聞くものがあります。例えば、‌「学生生活は最近どうですか?充実していますか?」と言った質問。

‌この質問は「あなたは日ごろどのようなことに力を入れていますか?」と解釈することができます。企業側の質問の意図に気づくことができれば、「学生時代に頑張ったこと」など、みなさんがあらかじめ考えているような内容を面接官にアピールすることができるはずです。

‌リラックスした雑談の流れで質問をされると、考えなしに回答してしまいがち。雰囲気に流されず、面接官の質問の意図は何なのか考えて回答するようにしてください。

‌雑談形式での油断しないように

雑談形式の面接の際に押さえておくべきことを説明してきました。みなさんの面接本番で役立てば幸いです。

‌雑談形式の面接で最も重要なのは、企業側の質問の意図をくみ取ること。面接官の質問には必ず質問する意図があります。雑談のように明確な目的がないようなやりとりの中にも、見極めようとしているポイントがあるのです。面接ではそのポイントが何かを考えて回答することが重要になります。

面接雑談の形式で進められたとしても、それさえ認識していれば自分について十分にアピールすることが可能です。企業が何を知りたがっているのか考えて、自分が企業に貢献できる人材だというアピールができるよう準備をしてください。

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