面接が苦手な人に捧ぐ3つの処方箋

2019/02/08
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目次
1.
面接に対する苦手意識は克服できる
2.
【要因①】何を伝えたら良いのか分からない
3.
【要因②】面接官との会話が怖い
4.
【要因③】圧迫面接がトラウマ
5.
あまり気負わずに面接に臨もう

面接に対する苦手意識は克服できる

‌決して避けて通ることができない就職活動の面接。どうも面接が苦手で、毎回苦痛を感じている人は多いのではないでしょうか?うまくいかないと自信をなくし、余計に苦手意識を持ってしまうものです。
面接に苦手意識を感じているときは、必ずその要因があるはずです。要因が特定できれば、必ずそれを解決する方法があります。
ここでは、面接が苦手だと感じてしまう要因と、それに対する解決策を説明します。この記事が面接に対する苦手意識を取り除く処方箋になっていれば幸いです。

【要因①】何を伝えたら良いのか分からない

「面接ではどんなことを言ったら面接官の受けが良いのだろう?」
‌「面接官はどんなことを考えながら質問しているのだろうか?」

‌このようなことを面接中に考えていると、焦りが生まれて緊張状態に陥ります。結局思うように自分をアピールすることができず、落胆した経験がある人は少なくないはずです。
これらの解決策は、面接官が面接を通して何を見ているのか見ているのか知ること。面接官が見ているポイントは3つだけです。

①本当にこの会社に入りたいと思っている?
②うちに入社したときに活躍しそう?
③一緒に働きたい?

この3つを面接をはじめとする選考のなかでジャッジしています。これを意識する効果は、質問に対してどんなことを答えれば良いのかクリアになること。合否が何でジャッジされているのかが分かれば、それを意識して答えることができます。

‌例えば、「志望動機」や「就活の軸」、「将来なりたい社会人像」を問う質問は、本当にこの会社に入りたいのかを確かめる質問だと汲み取ることができますし、「学生時代頑張ったこと」や「長所」、「自己PR」は入社後に活躍する可能性を確かめるために問う質問だと理解できるでしょう。

‌面接に臨むときは、確かめられることは3つしかないと割り切ってみてください。そして、面接の際に自分がこの3つを満たす人間であることを伝えられるように準備をしましょう。

【要因②】面接官との会話が怖い

面接が怖いと思っている人の画像です
就職活動をするまで、接してきた社会人が先生と両親、そしてアルバイト先の上司だけだったという学生は少なくありません。そのような学生にとって、社会人とはまさに「未知の存在」と言えるでしょう。会話の仕方が分からないために困惑し、結果として緊張が生まれてしまいます。
この緊張が生まれてしまうことによる一番の問題点は、面接の中でみなさんの人柄が伝わらないこと。面接はお互いのことを知るためのコミュニケーションです。緊張してしまうと本来の自分が出ず、それゆえ上で述べた③一緒に働きたい?という項目で良い評価を得られなくなってしまう可能性があります。
これを解決するためには、とにかく社会人に会ってコミュニケーションをとることが有効です。普段面接というかたちでしか話さない社会人とフランクなかたちで話をすることで、社会人もみなさんとさほど変わらない「人」なのだと気づくことができます。面接でも同じようにコミュニケーションが取れればみなさんの人柄が伝わり、一緒に働きたいと思ってもらえる可能性が高まるでしょう。

‌たくさんの社会人に会おうと思ったときにおすすめなのが、Matcher(マッチャー)。Matcherは所属大学や学年に関係なくOB/OG訪問ができるサービスです。
大学のキャリアセンターを介するOB/OG訪問だと、同じ大学の社会人としか話すことができませんし、アポの連絡をとっても返事が返ってくる可能性が高くありません。

‌Matcherであれば就活相談に意欲的にのってくださる社会人しか登録していないので、気軽に会いに行くことができるのです。ただし、時間をとってくださることに対する感謝と礼儀にはご注意を。

‌それさえ守れれば、きっと素晴らしい出会いとなるはずです。ぜひMatcherでたくさんの社会人とコミュニケーションをとってください。
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【要因③】圧迫面接がトラウマ

自分が一生懸命話しているのに、興味のない態度をとられたり、自分の人格を否定するようなことを言われたりする圧迫面接。圧迫面接を受けて、落ち込まない人はそう多くはいないでしょう。

‌残念なことに、圧迫面接をする会社は確かに一定数存在しています。しかし、これを引きずって他の面接に支障を及ぼすようなことがあれば、「大損」以外の何物でもありません。以下に圧迫面接で凹んだときの解決策を紹介します。

(1)自分にも会社を選ぶ権利があると強く思う

一生懸命話す人に対してそっけない態度を取ったり、人格を否定するような人と一緒に働きたいと思いますか?
多くの就活生は、会社に選んでもらわなければと必死です。これ故、圧迫面接を受けたときに、自分はだめな人間なんだと思ってしまいます。しかし、そうではありません。

みなさん就活生にも会社を選ぶ権利があるのです。人として真っ当でない態度をとられた上に選考に落ちたとしても、落ち込む必要はありません。こちらから願い下げだと思った方が、気が楽になるのではないでしょうか?

(2)ストレス耐性を見ていた可能性を考えてみる

選考の中で見る要素として、②入社後に活躍しそうかがあると説明しました。これを確認するために、あえて圧迫面接の形式をとる企業もあるようです。

‌例えば、ストレスを感じやすい性格だと、入社した後に辛い思いをしてしまう可能性があるとしましょう。このような場合は、選考の段階でストレスに強いか確かめておく必要があるでしょう。
それを確かめるため、あえて「圧迫面接」というかたちでストレスを与え、その反応を見ているというケースもあるでしょう。

いずれにせよ、圧迫面接はみなさんに能力がないから起こるのではありません。ぜひこの事実を忘れず、それ以降の面接に臨んでください。

あまり気負わずに面接に臨もう

面接の怖さを克服して人の画像面接の苦手を克服する解決策を説明してきました。

面接とはみなさんが入社することで双方が幸せになれるのかを確かめる場です。そして、それは本来楽しくあるべき場だと思います。ここで書いた記事を読んで、面接に対して少しでも前向きになっていたら幸いです。

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