内定者に聞く┃住友生命の選考対策-志望動機はどう書いた?

2023/03/22
保険業界
金融業界
企業研究のやり方
就活体験記
目次
1.
住友生命の選考対策を解説
2.
‌住友生命のESではどんなことを聞かれるのか
3.
‌住友生命の選考フロー
4.
‌住友生命の選考を受けるにあたり準備しておくべきこと
5.
Matcherに登録して就活対策をしよう

住友生命の選考対策を解説

多くの学生が志望する生保業界の中でも特に人気の高い住友生命保険相互会社。

住友生命における主な業務は、商材である保険商品をお客様に提供し、加入してもらった保険の管理運営を行うことです。

住友生命の新卒採用では、併願可能な「総合キャリア職」「ビジネスキャリア職」「総合営業職」の3つの職種ごとの選考プロセスがあります。選考準備期間では、住友生命で働く社員に話を聞きながら、入社後のイメージを想像しておくことが重要です。

この記事では、住友生命のES提出〜最終面接までの各プロセスについての詳細をご紹介していきます。実際に住友生命の内定者に話を聞き、その内容をもとに選考対策で行なっていたことや、各選考フローの詳細をまとめました。

ぜひ最後まで読んで、ES対策や面接対策に役立ててください!

‌住友生命のESではどんなことを聞かれるのか

住友生命のESで聞かれることは、主に2つです。

‌(1)志望動機

‌1つは志望動機。志望動機は、①その業界でなければならない理由と、②業界のなかでもなぜその企業に入社したい理由の2つをきちんと押さえていることが大切です。この2つを踏まえて志望動機を作ることで、その企業でなければならない理由が伝わり、納得感が生まれます。

その業界でなければならない理由は、業界への理解が深くないと書けません。業界研究をしっかりとしたうえで、その業界だからこそ出来ることは何なのか見つけておきましょう。生命保険業界の志望動機を考える際には、下記記事を参考にしてみてください。

‌その企業でなければならない理由は、企業研究をするなかで考えていきます。住友生命の会社説明会や採用ページを見ることは必須ですOB訪問などで現場で働く社員の方に会いに行くのも役立つでしょう。

‌住友生命の志望動機例文

私は日本で暮らす人々の老後の心配をなるべく少なくしたいという想いがあり、貴社を志望しました。
私は小さい頃から祖母と母と3人で暮らしていました。3年前に亡くなった祖母は、母と私にかかる負担が大きいのではないかといつも心配していました。少子高齢化社会である日本において、老後に家族へかける負担に対する心配がますます大きくなっていくだろうと思い、そのような人々の不安を減らせる保険業界に就職したいと考えています。中でも御社は、リスクを未然に減らす『Vitality』という商品を開発し、Apple Watchと連携ができるプログラムを提供するなど、先進的なチャレンジに率先して取り組んでいる印象を持っています。また株式会社ではなく相互会社の形をとっている為、一部の人の利益ではなく、日本社会全体を暮らしやすくするための成長を優先できる環境ではないかと考えています。
以上の理由から、新しい技術や仕組みを取り入れながら、将来に心配することなく安心して暮らせる社会の実現に貢献したいと思い、御社を志望しました。

‌(2)学生時代頑張ったこと

もう1つは学生時代頑張ったこと。住友生命に限らず、多くの企業で聞かれる項目です。‌学生時代頑張ったことで重要なのは、2つのポイント。

‌‌1つは熱意を込めて話せる内容を選ぶことです。ESで書いた内容は、その後の面接で詳細に質問されます。詳しく聞かれてボロがでるような話は欠かないほうが得策でしょう。もう1つは、下記の4点を踏まえて作ることです。

‌①学生時代にそれを頑張った理由
‌②直面した困難とそれをいかにして乗り越えたか
‌③発揮された自分の強み
‌④会社に入った後の生かし方

‌この4つを踏まえることで、読み手の人事はみなさんの頑張ったことを理解し、入社後の活躍イメージをしやすくなります。

住友生命のガクチカ例文

長期インターン先での新規顧客開拓のためのテレアポ業務の改善が、私が学生時代に力を入れたことです。
大学3年生の春に、営業力を養うためインターン先でテレアポを行うチームに所属しました。当時は4年前にいたインターン生が作ったトークスクリプトがあるだけで、基本的にはチームにいる他のインターン生を見ながら業務を覚えていく方法しかありませんでした。それではチームとしてのアポイントメント獲得数の改善が難しいと思い、ナレッジを保存していくための仕組みづくりに着手しました。いくつか行なった施策の中でも特に効果があったのは、自社が運営しているサイトのトラフィックから得た情報を元に荷電対象となっている方のニーズを分析し、その分析結果と荷電の結果をスプレッドシートにまとめていく仕組みです。この施策を行なった結果、対象リストから商談獲得可能性の高い順に荷電できるようになり、月あたりの商談獲得数が3.27件から8.49件に増加しました。
この経験を生かし、これからも改善意識と主体性を持ちながら業務に取り組んで行きたいと考えています。

‌住友生命の選考フロー

こちらの画像は、住友生命内定者の情報を元に、選考の時期と流れをまとめたものです。
22卒と23卒の選考プロセスをケースごとに解説した図‌ES提出時期、実施年度やインターン参加有無、応募職種など様々な要因によって選考スケジュールやプロセスのパターンが異なる場合が多いようです。

また面接の中で4大生保の違いについて聞かれている学生が多い印象でした。4大生保の中で最も小規模であるからこそ、「なぜ住友生命なのか」について論理的に熱量を込めて答えられるように準備しましょう!

以降は17卒の話を元に、各選考フローの雰囲気や詳細、どのような相手と話したのかなどをご紹介していきます。


‌‌1次面接

・‌3対1のリクルート面談。
‌・雑談とともに、会社への理解を深められるような話をしてくれる。
‌・面談の最後には、逆質問の機会が用意される。

‌2次面接

・2対1のリクルート面談。
‌・簡単に志望動機と学生時代頑張った事を聞かれる。
‌・面談の最後には逆質問‌の機会が用意される。

‌3次面接

・‌1対1のリクルート面談。相手はやや年次の高い人になる。
‌・ゼミのテーマや学生時代頑張ったこと、志望動機について詳細に聞かれる。

‌4次面接

・リクルート部長の人と面談
‌・学生時代頑張ったことと志望動機について詳細に話し、フィードバックをもらえる。

‌5次面接

‌ ・1対1のリクルート面談。相手は年次の高い方。
‌ ・学生時代頑張った事と志望動機について詳細に聞かれる。
‌・面談の最後に、逆質問の機会が用意される。

‌6次面接

・1対1のリクルート面談。相手は大学OBで一番職位が上の方。
・学生時代頑張った事と志望動機について詳細に聞かれ、内容に対してフィードバックがもらえる 。

‌最終面接

・5対1の人事面談。
‌・学生時代頑張ったや志望動機など、1人5問程度で質問される。
‌・時間は30~40分

‌住友生命の選考を受けるにあたり準備しておくべきこと

住友生命の選考の特徴は、ESから面接まで、一貫して「学生時代頑張ったこと」と「志望動機」が聞かれること。たまにゼミといった学業についても質問されるので、この3点をしっかりと準備しておきましょう。

‌また、面接というより、会話に近い面談形式で選考が進むのも特徴です。固くならないよう空気を作ってくれるので、リラックスして臨んでください。

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