面接のお礼メールで押さえるべきポイント(例文あり)
2023/07/18
目次
3.
面接のお礼メールで感謝を伝えよう
みなさんは面接をしてもらったあとに、お礼メールを出していますか?
「面接後にメールを送ったら。媚を売っているように思われるのではないか。。?」
「お礼のメールを送ったところで選考の結果が変わるわけではない!」
確かに、内容が薄いメールであれば媚を売っているように思われてしまうかもしれませんし、選考の結果に大きく影響するわけでもありません。
しかし、内容が伴ったメールを送って損をすることはありませんし、何より感謝の気持ちが伝わります。この記事で解説するお礼メールの書き方を理解して、ぜひそれを実践してみてください。
面接のお礼メールはいつまでに出すべき?
もし面接のお礼メールを送るのであれば、できるだけ早く出すようにしましょう。遅くても翌日の午前中までに出してください。人事の人は、採用時期は1日に何十人もの学生に会っています。
そのような状況で数日経った後にお礼メールを受け取っても、みなさんのことを忘れてしまっているかもしれません。しかし、早めにメールを送れば覚えてくれている可能性が高いですし、メールを読むことで、みなさんのことを覚えてもらうことができるかもしれません。
次の選考に良い印象を持たれて臨むためにも、面接のお礼メールはなるべく早く出しましょう。
押さえるべきメールの基本
面接のお礼メールの書き方の前に、まずはメール全般で気をつけなければならないことを説明します。面接のお礼メールにとどまらずどんなメールにも役に立つので、ぜひ覚えてください。
(1)メールの宛先は会社の採用担当のアドレスにする
いざ面接のお礼メールを送ろうと思っても、宛先をどこにしたら良いのか分からない場合が多いのではないかと思います。面接官のメールアドレスを知っていたらそちらに送れば良いのですが、そのようなことはほとんどないでしょう。面接のお礼メールの宛先は、基本的には採用担当用のメールアドレスに送るようにしてください。採用担当用のメールアドレスとは、企業が用意している学生との窓口の役割を果たしているもので、企業から送られてくるメールに載っている場合が多いです。企業の新卒採用ページのお問合わせの項目に載っていることもあるので、探してみましょう。
(2)メールの内容がすぐにわかる件名を心がける
一つ目は、メールの内容が一目で把握できるような件名をつけることです。社会人は1日に何百通ものメールを受信します。新卒採用担当の方となれば、なおさらたくさんのメールに対応しなければなりません。送ったメールの件名がよく分からないものであれば、見落とされて他のメールに埋もれてしまう恐れがあります。せっかくお礼メールを書いても、読んでもらえなければ意味がありません。件名を読んだだけで、誰がどのような用件で送信したメールなのかすぐに把握できるように工夫しましょう。
(3)メールの宛名には正式な会社名と担当者を書く
メールの書き出しからメールの内容を書いてしまうのはマナー違反です。必ず、メールの書き出しは、メール送る相手の会社名と部署名、その人の名前を正確に書くようにしましょう。面接のお礼メールであれば下記のようになります。〇〇株式会社
人事部 ××様
もし、面接官の名前を把握できなかったら、「新卒採用担当者様」というように、送りたい相手に届きやすい書き出しにしましょう。
面接のお礼メールの件名の具体例
【◯月◯日の面接のお礼】××大学の抹茶太郎です
上記のような件名をつければ、メールの内容を一目で理解してもらうことができます。
(4)メールの署名を忘れずに書く
就活中に企業の採用担当者からメールをもらうとき、メールの下部に、署名が載っているのを見たことはありませんか?
これは、メールを受け取った後に連絡を取りやすくするためのものです。みなさんが採用担当者の方にメールを送るときも、文の最後に署名をつけるようにしましょう。
メールの署名には、所属大学・学部学科、名前、住所、メールアドレス、電話番号を書くようにしてください。
(5)メールを送信する前に誤字がないかチェックする
二つ目は、送信するメールの事前チェックです。誤字や脱字に気付かぬままメールを送ってしまったら、粗雑な人という印象を抱かれかねません。
面接のお礼にメールを送ったのに、マイナスイメージを持たれてしまったら本末転倒です。メールを送る前に必ず文章を読み直すようにしましょう。
面接のお礼メールで意識すべき3つのポイント
メールを書くうえでの基本的なポイントを説明したところで、本題の面接のお礼メールのポイントについて解説していきます。ポイントは大きく分けて3つあります。
(1)逆質問で教えてもらったことをメールに盛り込む
多くの面接では、最後に聞きたいことを聞くように促されます。いわゆる逆質問です。この逆質問で得た情報は面接のお礼メールに端的に述べるようにしましょう。この目的は大きく分けて、理解していることを伝えることと、志望度の高さを伝えることの2つです。
面接官の逆質問の答えを通して志望度が高まったことをアピールすれば、面接官の心象が良くなります。
面接のお礼メールに逆質問の内容を盛り込むためにも、質の高い逆質問をしましょう。詳しくは、下記記事を参考にしてみてください。
(2)返信不要の旨を伝えておく
採用担当者にとって、面接のお礼メールは嬉しいものかもしれませんが、同時に返信するのに負担がかかるものとして捉えられてしまうかもしれません。
このような精神的負荷をかけないためにも、メールへの返信は不要であることを伝えておくようにしましょう。返信不要の旨を書くことで、返信がないことに対するみなさん自身のストレスもなくすことができます。
メールで返信不要の旨を伝える場合は「ご多忙と存じますので、ご返信には及びません。」といった表現を使うと、柔らかい印象になるでしょう。
(3)それでも返信が来たら、すぐにまたメールを返す
あまりないケースですが、面接のお礼メールに返信をくれる場合があります。返信をいただいた場合は放置するのではなく、再度メールを送るようにしてください。返信をくれたことに対するお礼をし、自分の送ったメールでやりとりが終わるのが好印象に繋がります。
また、返信のスピードを意識することも重要。メールをもらってから1日以内には返信をするようにしましょう。
面接のお礼メールの例文を紹介!
面接のお礼メールの書き方を学んだところで、最後に実際のメールの例文を紹介します。(件名)【5月7日の面接のお礼】抹茶大学の山田花子です。
〇〇株式会社
人事部 鈴木様
お世話になっております。
5月7日に面接のお時間をいただきました、
抹茶大学の山田花子と申します。
この度は、面接の機会をいただきまして、
誠にありがとうございました。
貴社で活躍するための心得をご教示いただき、
非常に有意義であったとともに、
貴社への志望度が非常に高まりました。
ご多忙と存じますので、ご返信には及びません。
末筆ながら、ご面談のお礼を申し上げますとともに、
貴社のご発展と皆さまのご多幸をお祈り申し上げます。
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抹茶大学 経済学部 経済学科
山田花子(やまだはなこ)
(郵便番号+住所)
(メールアドレス)
(携帯+自宅の電話番号)
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ここまで面接のお礼メールのマナーについてご説明してきました。お礼メールのポイントはOB訪問のやり取りにおいても参考にしてください。しかし、できればメールのやり取りすら回避したいもの。そこでおすすめなのがMatcherです。Matcherは、所属大学や学年に関係なく社会人に就活相談にのってもらえるサービスです。学生時代頑張ったことをはじめ、ES添削や面接対策に18,000人以上の社会人が協力してくださいます。
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