グループディスカッションの定番テーマとその解法

2019/02/08
グループディスカッションの役割
目次
1.
グループディスカッションのお題はパターン分けできる
2.
抽象→具体型
3.
是非論型
4.
問題解決型
5.
グループディスカッションに才能はいらない
6.
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グループディスカッションのお題はパターン分けできる

みなさんはグループディスカッションに向けて対策はしていますか?

「どんなお題が出るのかわからないのに、対策なんてできない!」
「頭のいい人じゃないと活躍できない!」

このように考えてグループディスカッションを諦めている人もいるかもしれませんが、決してそんなことはありません。グループディスカッションの頻出テーマはパターン分けすることができ、それぞれ解法があるのです。

‌そこでこの記事では、グループディスカッションの頻出テーマとその解法を、3つのパターンに分けて紹介したいと思います。たとえ頭が良くなくても、解法を知っていたら議論を正しい方向に導くことができ、高評価を受けることもできるので、ぜひ覚えてみてください。

抽象→具体型

「良い会社とはどんな会社ですか?」
「リーダーに求められる力を三つ教えて下さい」

このように非常に抽象度の高いお題が出されることはありませんか?このように、非常にふわっとしたテーマに対して答えを出さなければならないお題は、定義付けをすることで具体的な議論に持ち込まなければなりません

例えば先に挙げた、良い会社とは何かという質問は人によってその結論が変わってしまう質問です。子育てと仕事を両立したい人には産休育休の制度がある会社は良い会社と判断されますが、バリバリのキャリアウーマンにとっては産休育休の制度は必要ないかもしれません。このように、「誰にとって」という定義をはじめに決めてしまわないと、ディスカッションがからまわりしてしまいます。

このように抽象的なテーマでお題を出題されたら、必ず議論の前に必ず誰にとってか、どんな場合かなど、決めるべき設定をしっかりしておきましょう。その上で、具体的な議論に入れば、無駄な時間を削ることができます。

是非論型

グループディスカッションの説明をしている図「夫婦別姓はありだと思いますか?」
「TPPに参加するべきだと思いますか?」

このようにある問題に対しての是非を問う質問があります。ここで認識しなければ成らないのは、こういった是非論がテーマになるお題は、全能な答えはないということです。どちらの立場にたっても問題は発生します。

‌したがって、一方の立場にたってもう一方の立場を否定するというスタンスを取るのではなく、一方の立場にたった上で、もう一方の立場をいかにカバーできるかといった考え方で議論を進めるようにしましょう。与えられたテーマに対して完璧な答えを出すというよりも、最適解を求める姿勢が重要です。

問題解決型

「東京オリンピックで観光客をたくさん呼ぶためには?」
「少子高齢化を解決するためには?」

このような、社会問題をどう解決するべきかといったテーマでお題を出題されたら、ボトルネックがどこにあるのかを意識し、その解決のためにアイデアを出すようにしましょう

‌ボトルネックとは、簡単にいうと、問題解決を妨げている要因です。ボトルネックが何なのか特定し、その解決のためにどのようなステップを踏めばいいのか考えることで、お題に対する回答が非常に論理的かつ的を射たものにすることができます。グループディスカッションが始まった瞬間にアイデアを出し合ったところで、本質的な解決策は出てきません。お題の本質を見極めた上で議論するようにしてみてください。

グループディスカッションに才能はいらない

グループディスカッションの解説をしている図いかがでしたでしょうか?

この記事で説明したテーマ別のグループディスカッションのポイントは、決して頭が良くないとできないわけではありません。要領がわかっていれば、お題に対して適切な考え方をすることができ、チームを良い方向に引っ張ることができるのです。ぜひ練習して、選考を突破できるように頑張ってください。

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