就活をやめたいと感じたら|メンタルの保ち方と就職以外の道を紹介

2023/11/28
就活に役立つノート
目次
1.
就活をやめたいと感じている人へ
2.
就活をやめたいと感じた時に試してほしいこと5選
3.
「就活を続けたい人向け」就活をうまく進めるためには
4.
「就活を少し休憩したい人向け」就職以外の進路5選
5.
まとめ
6.
Matcherで就活を有利に進めよう

就活をやめたいと感じている人へ

「急にガクチカや自己PRを話せと言われても・・・」
「急に将来何をやりたいか聞かれても・・・」
「何が悪かったかよくわからないままお祈りメールが来た・・・」

など、想像していたよりも上手くいかない就職活動に辛い思いをしている人も多いのではないでしょうか。

本記事では、就活が辛いと感じた時にみなさんにやってほしいことや、就活をする中でメンタルを保つ方法や就職以外の進路を紹介します。
就活が辛いと感じているのはあなただけではありません。この記事を読んで、少し安心して次の行動を起こそうと思っていただけると幸いです。

就活に疲れた人が押さえるべき大前提

就活に疲れてしまった人の画像
ここでは、就活に疲れてしまった人が持つべきマインドセットを紹介します。どんどんマイナスな思考になってしまっている人はぜひ目を通してください。

  ●悩んでいるのはあなただけではない
  ●就活が上手くいかないからといってあなた自身が否定されているわけではない
  ●就活のゴールは早く内定を得ることではない
  ●深く考えずに行動をやめてはいけない

悩んでいるのはあなただけではない!

就活をしていると周りのレベルの高さを感じたり、なぜ自分だけうまくいかないのかと落ち込んでしまうこともあるかもしれません。

しかし、就活に悩んでいるのは決してあなただけではありません。ほとんどの就活生が何かしらの悩みや不安を抱えながら選考に挑んでいるのです。

2022年に日研トータルソーシングが就活生と新卒2年目までの元就活生100人にアンケートを実施した結果、「就活がつらい」と感じたことがある人は全体の95%だったようです。
就活が辛いと感じたことがあるか否かのアンケート結果‌【参考】就活がつらい、しんどい、もうやめたい!メンタルボロボロ、涙が止まらないときの対策

また、匿名で誰もが書き込めるWebサイトには、

‌「就活をやめてしまいたい。興味を持てる業界も企業もなく、そもそも働きたくない。」
‌ 「ほとんど一次面接で落ちてしまう。どうすればいいのかわからない。」
‌「周りは内定を貰い始めているのに、自分は全くで潰れてしまいそう。」

‌ など、就活生の本音が溢れていました。 まず、悩んだり不安になって、就活をやめてしまいたいと思っているのはあなただけではないことを理解して、自分を責めないでください。
  

就活が上手くいかないからといってあなた自身が否定されているわけではない

過去の経験や自己PRを聞かれるエントリーシートや面接で落ち続けてしまうと、「自分は社会から必要とされない人間なのか」と自己嫌悪に陥ってしまうこともあるかもしれません。

‌しかし、企業はあなた自身を否定しているのではありません

‌企業は、エントリーシートや面接などの選考を通して、「この会社の社風に合う人材か」「求めるポストに必要な素質を持っているか」「今年の採用目標に合致しているか」など企業や職種との適合を見ています。

‌そのため、選考を通過しなかった場合は、「この会社は私には合わなかった」と割り切るマインドが必要なのです。最初は難しいかもしれませんが、心を強く持つことが就活においては大切です。

深く考えずに行動をやめてはいけない

記事の最後でも解説しますが、ご自身に最も合った将来の道に進みましょう。就活が辛いからとりあえず休学して留学する、フリーターになるなどの道を後先考えずに選択することは避けましょう。

就活をやめたいと感じた時に試してほしいこと5選

就活をやめたいと感じたときに試してほしいこと
「就活をやめたい」「疲れた」と感じるということは、ご自身の将来をしっかり考えているからです。そんな時は、一度立ち止まって、休む時間や進む道を考えてみる時間を作りましょう。

●企業の選考を減らす
●好きなことだけを楽しむ日を設ける
●周囲の友人と話す
●改めて自己分析をしてみる

企業の選考を減らす

ご自身のスケジュールを振り返ってみてください。説明会やインターンシップなど就活関連の用事でいっぱいいっぱいになってしまっていませんか?

特に本選考が近づき、周りに内定をもらっている人が出てきた時には焦ってできる限り多くの企業にエントリーしたくなるかもしれません。しかし、就活の予定が続きすぎると体力的にも精神的にも疲れてしまいます。

そのため、目のついた企業にひたすらエントリーしている人は、一旦企業の数を絞って選考を受けてみましょう。

徹底的に好きなことをする日をつくる

しっかりとリフレッシュする日はつくれていますか?就活に疲れてしまったときは、思い切って徹底的に好きなことをする日をつくってみましょう。例えば、体を動かす・映画を観る・買い物をする・旅行に行くなどです。

しかし、丸一日就活に触れないと罪悪感を感じてしまう人もいるかもしれません。休むことも重要ですが、そのような人はしっかりと時間を決めて好きなことに打ち込む時間をつくってください。

周囲の友人と話す

執筆者自身は、友人と話すことが回復に最も効果的でした。悩みを共有することで自分自身の心が軽くなりますし、その悩みがお互いに共通のものであれば、1人ではないのだと前を向くことができるかもしれません。

改めて自己分析してみる

一度初心にかえって自己分析をしてみることも大切です。
‌「そもそもなぜ就職したいのか」これを考えてみてください。

難しい質問ですが、これについて考えることで、就活に対するモチベーションを上げることにつながります。あるいは、就活以外の選択肢が見えてくるかもしれません。

‌詳しい自己分析のやり方は以下の記事を参考にしてみてください。

‌【参考】【自己分析シート3つ】ここから始めよう!効果的な分析法も徹底解説

「就活を続けたい人向け」就活をうまく進めるためには

就活をうまく進めている人の画像
「好きなことをしたり周囲の人と話してリフレッシュができた」、そして自己分析を通して「やはり就活は続けたい」と思った人は、まず以下のことに取り組んでみてください。

企業に内定するチャンスはたくさんあります。早期選考だけでなく、企業によっては本選考も1次〜3次くらいまで設けられていたり、秋採用や通年採用を設けていたりするところもあります。

最後まで諦めず頑張りましょう!

内定者にOB訪問を行う

内定者にOB訪問することがおすすめです。

周囲に頼れる先輩がいればその方を頼って、就活相談をしてみてください。そのようなつてがない人は、OG訪問アプリを利用して内定者に話を伺ってみましょう。

内定者は、みなさんと同じく数か月前まで就活を行っていた学生です。就活の辛さもよくわかってくれているため、親身になって就活相談に乗ってくれるでしょう。

執筆者も就活で行き詰った際に、Matcherで内定者を探してオンラインで話をしました。
素直に「就活が上手くいかずどうすればいいかわからない」という話を打ち明けたところ、ESの添削や面接対策などを手伝ってくださいました。

一歩ずつ前に進めているということに安心感があり、さらに見てくれていることによるモチベーションの維持ができるので、おすすめの方法です。

Matcherで内定者を訪問しよう

OBOG訪問サービスMatcherの紹介画像
就活相談をしたい人にはMatcherがおすすめです。

Matcherとは、所属大学や住んでいる地域関係なくOB訪問ができるアプリです。企業で実際に働いている社会人の方はもちろん、内定者が多く登録しています。

また、プロフィールを入力するだけで自身にあった企業からのスカウトを受け取ることができます。これまで見ていなかった企業を知ることができたり、スカウトが来ることで自己肯定感に繋がることもあるので、ぜひ活用してみてください。
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就職エージェントを頼ってみる

就活に行き詰まってしまった時は、就活のプロ「就職エージェント」を頼ってみましょう

就職エージェントとは、専門のエージェントが企業の紹介やES・面接対策などを行ってくれ、あなたの就活をサポートしてくれるサービスです。

基本的に無料で利用できるエージェントが多いので、一度調べてみてください。ただ、サイトに登録すると毎日メールが大量に届くので、選考の重要なメールが埋もれてしまう可能性があります。その点だけ注意して利用してください。

以下の記事では、就職エージェント11社について詳しく紹介しています。活用しようと思った人は、ぜひ目を通してみてください。

‌適度に休息する

ずっと学校やカフェに籠ってESを書いたり、企業研究をしていては疲れてしまいます。

必ず適度な休息をとることを心がけてください。アルバイトに行く、友達とご飯を食べる、ゆっくりとお風呂に入るなど、どんな簡単なことでも構いません。

実際に、ポートア株式会社が行った調査によると、就活中にアルバイトを継続していた就活生は全体の半数以上を占めていました。
就活中にアルバイトをしていたかのアンケート結果【参考】就活とバイトを両立するのは危険? よくある不安と対策を徹底解説

‌執筆者の周りにも頻度を減らしながら、気晴らしのために働いている就活生がたくさんいました。罪悪感もあると思いますが、リフレッシュになるのでおすすめです。


「就活を少し休憩したい人向け」就職以外の進路5選

就職以外の道に進む人の画像
就職がすべてだと思っている人も多いかもしれません。また、「大学に進学して勉強してきたのに」「周りはみんな就職するのに」「親に顔向けできない」などといった理由で、就職以外の道を考えられていない人もいるでしょう。

確かに就活は、人生を大きく左右する節目ではあります。しかし、大学を卒業したら必ず就職はしなければいけないという決まりはありませんし、就活によって人生が決まってしまうわけではありません。

そこで、就職以外にどのような選択肢があるのか紹介します。

①進学する

大学院進学や専門学校への入学を目指す人もいます。さらに自分の興味を突き詰めたい人、専門的な知識を付けたい人にはおすすめの道だと言えます。

試験の受験と新たな学費が必要となりますが、進学先を卒業するタイミングで新たに就活をすることができるのです。

特に理系の大学院であれば、教授から推薦が貰える可能性もあります。ただ、推薦が貰えるとの確証はないので、通常通り選考の準備をしなければなりません。

大学院生の就活は、採用選考が修士2年になってすぐの4月から始まります。そのため、サマーインターンに参加を希望するのであれば、修士1年の春・夏ごろから就活を始めることになります。研究と就活の両立が求められることだけは注意が必要です。

②留学する

学校を少しの間休学して、あるいは大学を卒業してから海外の大学へ留学するという人もいます

コロナ禍を経て就活もオンライン化が進んでいます。そのため、海外にいながら企業説明会や座談会に参加したり、選考を受けたりすることができます。

執筆者が就活時代に面接練習をした人の中にも、「就活中だけどアメリカにいる。選考は考慮してくれている。」といった就活生がいました。休学費用や留学費用などがかかりますが、海外で経験を積んでおくことは就活だけでなく今後にも生きてきそうですね。

③フリーターとして働く

正社員としてどこかの企業に就職が決まるまで、フリーアルバイター(フリーター)として働くことも1つの選択肢として挙げられます。

フリーターはシフトに融通が効くため、就活をしながら生活費を稼ぐことができます。また、しっかりと働けば新卒以上に稼げる可能性もあります。

フリーターからそのまま正社員に登用してもらえる企業もあるので、知っておいてください。

④フリーランスとして働く・企業する

企業や組織に所属せずに、個人で仕事を請け負うフリーランスという働き方をする人もいます。フリーランスは、自分自身で依頼された仕事を受けるか否かを選択することができたり、働く時間をある程度決めたりすることができます。

ただ、自分自身の技術やサービスに対して顧客が対価を払ってくれて成り立つビジネスであるので、何かしらのスキルが必要となります。また、特に最初のうちは収入が不安定になってしまうことには注意が必要です。

⑤就職留年する

一度就活は休憩するが、すぐに再チャレンジしたいという人は、「就職留年」という方法もあります。

最近では、既卒者でも卒業3年以内であれば新卒扱いとしてくれる企業も増えてきているようです。しかし、卒業してしまうと「既卒」扱いとなる企業もあるので注意が必要です。

そんな中でも「新卒」としての採用を狙う人のために就職留年があるのです。就職留年とは、新卒採用に再度挑戦するために、あえて大学を留年して卒業しない方法のことです。

経験が豊富なので、他の就活生よりも有利に就活を進めることができるというメリットがあります。しかし、③の留学などと同じように休学や留年には別途学費が必要なので注意してください。

就職以外の道を選択する際は、しっかりと考えよう

進路を考えるように注意喚起する画像最初にも述べましたが、後先考えずに就活をやめてしまうことは避けてください。

‌明確な将来ビジョンを持たずに就活を先延ばしにしてしまうと、時間を無駄にしてしまったり、「新卒」という特権が使えず不利になってしまったりすることもあります。

周りの信頼できる人の意見を聞きながら、就活をやめる・休憩するにしても、続けるにしても、自分の意志や考えを強く持つことが大切です。

まとめ

本記事では、「就活をやめたい」と感じている就活生に今すぐ実践してほしいことや、就活をしながらマインドを保つ方法・就活を休憩した時に進むことができる道について紹介しました。
疲れてしまっている就活生がこの記事を読んで少しでも前を向けていたら幸いです。

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