【最新版】今後伸びる業界TOP7|伸びない業界の特徴もチェック

2024/12/26
業界の仕事内容
志望動機の例文
目次
1.
伸びる業界の特徴は?
2.
【2024年版】伸びる業界ランキングTOP7
3.
今年業績が大きく伸びる企業ランキングTOP10
4.
伸びる業界に就職するメリット
5.
10年後になくなる可能性が高い5つの業界
6.
伸びる業界を見抜く3つのポイント
7.
伸びる業界を選ぶ時の注意点
8.
伸びる業界に入るために必要なスキル
9.
Matcherを使ってOB・OG訪問をしよう
10.
さいごに
伸びる業界に就職したいと考えるのは、就活生の当然の思いです。しかし、伸びる業界に就職するメリットや、なぜ伸びている業界なのかを理解していないと、せっかく就職しても、将来的に不利になる可能性があります。

そこで、本記事では、伸びる業界の特徴や、伸びる業界ランキング、伸びない業界の特徴を徹底解説していきます。

伸びる業界の特徴は?

まずは、伸びる業界の特徴を確認していきましょう。

▼伸びる業界の特徴
①AIが活躍しにくく、活用しやすい業界
②生活に欠かせない業界
③コロナ禍の変化に対応している業界

以下で詳しく解説していきます。

①AIが活躍しにくく、活用しやすい業界

2022年11月に話題となった「ChatGPT」を先頭に、現在も競合他社が次々と生成AIサービスを生み出しています。生成AIの成長によって、人間がやるよりもAIに任せた方が作業効率が上がるといった事例もあり、将来AIに仕事が取られてしまうのでは?との懸念も出ています。

就活の企業選びの際は、AIに仕事を取られない業界であるかを意識するようにしましょう。AIは、人と人との関わり合いが重要となる仕事を行うことができません。教師や保育士、弁護士、カウンセラーなど、人の感情が重要となる仕事は今後伸びていくと考えられます。

また、AI技術の活用によって市場規模が拡大すると見込まれる業界が数多く存在します。IT業界はもちろんのこと、AIをはじめとするテクノロジーが活用できるEC業界や医療業界、フードデリバリー業界において、業績を伸ばす企業が増えていくと予想されています。

②生活に欠かせない業界

人々が生活していく上で、欠かせない商品やサービスに関わる業界は、将来も伸びていく可能性が高いです。

例えば、食料や、水道、電気などのライフラインに関わる仕事や、医療機関や警察、消防、交通機関などの人の生活を支える仕事は今後も需要があります。

③コロナ禍の変化に対応している業界

新型コロナウイルス感染症の影響で、倒産を余儀なくされた企業も多数存在します。一方で、コロナの影響をプラスに考えた企業は、今後伸びる業界と言えるでしょう。コロナ禍でリモートワークを導入する企業の増加や、外出せずに自宅で買い物を行う巣ごもり消費の増加によって、通信やECサイトなどのIT関連の業界は今後も需要が高まると考えられます。

【2024年版】伸びる業界ランキングTOP7

ここからは、伸びる業界をランキング形式で確認していきましょう。今後伸びると考えられる7つの業界をご紹介します。

▼伸びる業界ランキングTOP7
1位 SaaS業界
2位 ネット証券業界
3位 AI業界
4位 技術者派遣業界
5位 半導体業界
6位 リサイクル業界
7位 EC業界

以下で詳しく解説していきます。

1位 SaaS業界

成長率が一番高く、今後最も伸びると予想されている業界がSaaS業界です。

SaaS(サース)とは、Software as a Serviceの略で、クラウドサービス事業者がソフトウェアを稼働させ、インターネット経由でユーザーが利用するサービスです。SaaSの具体例としては、Microsoft 365などのオフィスソフト、SlackやChatworkといったビジネスチャット、DropboxやOneDriveなどのオンラインストレージなどがあります。

総務省の「令和4年情報通信に関する現状報告の概要」によると世界のSaaS市場規模は年々増加していることがわかります。
世界のSaaS市場規模推移

SaaSのほとんどは月額制のサブスクリプション方式です。サブスクリプション方式は売上が積み上げ式であるため、顧客が流出しない限り収益は徐々に増える仕組みです。さらに近年では、DXやデジタル化の波などSaaS業界の成長を後押しする要因が多くみられます。グラフは世界のSaaS市場規模推移を示したものですが、日本のSaaS市場も同様の推移が予想されます。

今後もDXやデジタル化が加速していく中で、今後もSaaS業界は成長余地のある業界であるといえるでしょう。

代表企業一覧

サイボウズ株式会社
株式会社マネーフォワード
Chatwork株式会社
freee株式会社
Sansan株式会社
メトロエンジン株式会社
株式会社クボタ

▼海外のSaaS企業7選
Google LLC
Slack Technologies
salesforce.com
Dropbox
Square, Inc.
CropIn
Infor

2位 ネット証券業界

次いで成長が予想されているのがネット証券業界です。

ネット証券業界とは、インターネット上で株式や投資信託などの金融商品の取引を仲介する証券会社が主体の業界です。実店舗を持たないネット証券会社が主流となっており、証券口座開設や取引、出入金などの手続きをすべてインターネット上で完結することができます。

ネット証券は取引時間が自由であること、手数料が低価格であることが理由で近年人気を博しています。特にビジネスマンや個人投資家などはネット証券に移行しようという動きが加速しているようです。

また、ネット証券業界ではスマホのアプリで株の売買が行えるサービスが展開されています。「PayPay証券」や「大和コネクト証券」「スマートプラス」といったサービスです。いずれもスタートアップの段階ですが、どこまで需要が高まるか、今後の動きに注目です。

代表企業一覧

三菱UFJフィナンシャル・グループ
三井住友フィナンシャルグループ
みずほフィナンシャルグループ
野村ホールディングス
大和証券グループ本社

3位 AI業界

第3位はAI業界です。皆さんも最近よく耳にするのではないでしょうか。

AIとは人工知能の略称で、コンピューターが人間の知的活動(認識、推論、判断など)を模倣する技術や、その技術を備えたシステムやソフトウェアのことです。AIは機械学習によって知識を習得し、生活やビジネスの様々な場面での活躍が期待されています。

総務省の「令和6年版情報通信白書の概要|第9節AIの動向」によるとAIの市場規模は年々増加傾向にあり、2030年まで市場規模は拡大していくと予測されています。
世界のAI市場規模(売上高)の推移および予測

また、AIは社会実装が進んでおり、文章や画像、音声、動画を作成する、生成AIにも注目です。GoogleのBard、OpenAIのChatGPT、Midjourney, Inc.のMidjourneyなど、生成AIは近年急速に普及しています。マーケティング、セールス、カスタマーサポート、データ分析、検索、教育、小説や法律等、多くの分野で活用されており、その需要により市場規模は年々拡大していくと予想されています。

代表企業一覧

Appier Group
PKSHA Technology
ブレインパッド
ウェルスナビ
FRONTEO

4位 技術者派遣業界

技術者派遣業界とは、技術者派遣(エンジニア派遣)を行う業種の総称です。派遣会社が自社の常陽社員や登録スタッフの中から、企業のニーズに合ったエンジニアを派遣します。派遣エンジニアは派遣先企業と雇用契約を結びますが、業務指示は派遣先企業から受けます。

技術者派遣によって、企業は社内で教育コストをかけずに即戦力となる技術者を確保可能です。また、派遣エンジニアは派遣会社が案件や就業先の企業を探してくれるため、フリーランスで働くよりも営業の手間が少なく、収入のリスクも減らせます。

派遣労働者数は年々増加しており、その数は令和四年で215万人と年々増加傾向にあります。
派遣労働者数推移

技術者派遣が盛んになっている要因として、国内企業のDX推進の動きが関係しています。近年あらゆる業種でデジタルシフトやDX化が進んでおり、IT技術者の需要が急速に高まりました。国内では需要に対してIT人材が不足しているという状況にあり、人材を確保するために派遣サービスのニーズが伸びてきているといえるでしょう。また、今後のDX推進の動きは強まると考えられており、技術者派遣業界もこの動きと共に伸びていくと考えられます。

代表企業一覧

テクノプロ
メイテックグループホールディングス
スタッフサービス
FUJITSU UT
アウトソーシングテクノロジー

5位 半導体業界

半導体業界とは、電子機器を動かすために必要な半導体を設計・製造・販売する業界です。半導体業界には、半導体メーカー、半導体製造装置メーカー、半導体材料メーカーが該当しています。

ちなみに半導体とは、導体と絶縁体の中間の性質を持つ物質で、情報記録や数値計算などに使用されます。スマートフォンや自動車、パソコン、家電製品などに用いられており、デジタル社会を支える重要な基盤です。半導体業界は需要が見込まれない場合や景気の変動によって左右されやすい業界です。しかし、半導体チップの需要は年々増加しており、今後も市場規模は拡大していくと予想されています。
世界の半導体市場規模推移および予測
WSTSの2024年秋季半導体市場予測によると、2023年には一度低迷したものの、2024年は前年比+ 19.0%、2025年は前年比+ 11.2%とさらなる市場拡大が予測されています。これは、AI関連投資による半導体需要の拡大が予想されているためです。AI需要の拡大によってメモリー製品やGPUなどのロジック製品が半導体市場を牽引しており、その需要が今後も拡大すると見られています。

代表企業一覧

ソニーグループ
日立製作所
パナソニックホールディングス
三菱電機
住友電気工業

6位 リサイクル業界

リサイクル業界とは、不用品や廃棄物を再利用・再資源化して収益を得る事業を指し、リユース業界とも呼ばれます。

リサイクル業界には、以下の3つの事業が含まれてます。
①再生資源回収業
一般家庭から出る不用品や再利用できる品物を回収して、リサイクル・リユースに出す事業。
②産業廃棄物リサイクル業
事業を通じて排出された廃棄物を資源として再利用する事業。
③リサイクルショップ
回収した不用品を再販売する業態。

近年リサイクル業界を牽引しているのが、フリマアプリやネットオークションです。スマートフォンやSNSを使う人が増えたことによって、メルカリやヤフオクといったフリマアプリが普及しています。

このように、フリマアプリを活用して消費者同士が取引をすることをCtoC(Consumer to Consumer:個人間取引)と言います。
CtoC-EC市場の市場規模推移

経済産業省の電子商取引に関する市場調査によると、リサイクル業界のCtoC市場規模を見てみると、年々増加傾向にあることがわかります。ネットフリマアプリの普及とともにその市場規模は拡大してきており、今後もその市場規模は拡大していくと考えられています。

代表企業一覧

ゲオホールディングス
ブックオフホールディングス
コメ兵ホールディングス
いーふらん
甲南チケット

7位 EC業界

ECとは「Electronic Commerce」の略称で電子商取引のことであり、EC業界はインターネットを介して商品やサービスを売買する業界のことです。EC業界の特徴は、従来の実店舗ビジネスとは異なり、オンライン上で商品の販売や決済、顧客対応などを行う点です。そのため、テクノロジーを活用した効率的な運営が求められます。

EC業界のサービスには、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのショッピングモールやOisixなどのサブスクECサービス、LINE公式アカウントを活用したECサービスなどがあります。
EC業界の市場規模推移

日本国内のEC業界の市場規模は年々増加し、2023年には24.8兆円にまで拡大しました。EC業界は、コロナウイルス感染拡大による巣ごもり消費が増えたことをきっかけにその市場規模を拡大させています。巣ごもり需要が落ち着いてきた近年も、その需要は衰えず、拡大し続けてます。

代表企業一覧

楽天
Amazon ジャパン
Yahoo!ショッピング
ZOZOTOWN
au PAYマーケット

今年業績が大きく伸びる企業ランキングTOP10

以下は、東洋経済ONLINEが『会社四季報』2024年2集(春号)のデータをもとに、「来期営業利益が50億円以上」に条件を引き上げたランキングをまとめたものです。

ぜひ企業選びの参考にしてみてください。
今年業績が大きく伸びる企業ランキングTOP10

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伸びる業界に就職するメリット

「伸びる業界に就職するのは不安」そんな方に向けて伸びる業界に就職するメリットを紹介していきます。

▼伸びる業界に就職するメリット
①大きい仕事が回ってきやすい
②給料が上がりやすい
③転職での市場価値が高くなりやすい

以下で詳しく解説していきます。

①大きい仕事が回ってきやすい

これから伸びる業界の中で、まだ成長過程の企業や規模が小さい企業が多くあります。評価基準が曖昧であるため、年齢や経験に問わず、大きな責任感のある仕事をもらえます。

スピード感を持って、裁量を持って働ける仕事がしたい学生にはおすすめです。

また、大きな仕事は、やりがいや成長の機会にもなります。新規事業の立ち上げや海外進出など、社会に大きなインパクトを与えるような仕事に携わることができるかもしれません。

②給料が上がりやすい

年々市場規模が増加している業界は、給料が高くなりやすい傾向にあります。業界の市場規模が高くなるということは、企業の成長が見込まれ、それに伴って給与も上昇する可能性が高いためです。

ただし、給料が上がるのは、業界の成長だけでなく、個人のスキルや成果にも大きく左右されます。専門的なスキルや知識を身につける、高い成果を上げる、リーダーシップを発揮するなど、自分のスキルや成果を高めることで、給料アップの可能性を高めることができます。

③転職での市場価値が高くなりやすい

年々市場規模が増加している業界で働いた経験やスキルは、転職市場においても高く評価される傾向があります。なぜなら、そのような業界は、新しい技術やトレンドに敏感であり、常に変化に対応できる人材を求めているからです。

転職を視野に入れている就活生は、新卒の就活時から、将来のキャリアプランを描き、それに必要なスキルや能力を身につけることができる企業を選ぶことが重要です。

自分のキャリアと伸びる業界で得られるスキルや能力をよく照らし合わせながら、企業選びを進めてみてください。

10年後になくなる可能性が高い5つの業界

10年後になくなる可能性が高い業界も見ていきましょう。

▼10年後になくなる可能性が高い業界
1.保険業界
2.出版業界
3.会計士・税理士・弁理士などの士業
4.テレビ業界
5.アパレル業界

以下で詳しく解説していきます。

1.保険業界

保険業界は、少子高齢化や経済の低迷などの影響で、今後も縮小していくと予想されています。少子高齢化によって、家や車などの購入者が減少するため、保険料を支払う人々の数は減少します。よって、保険料収入が減少するのです。

また、経済の低迷によって、保険料を支払う余裕がなくなる人が増えるため、保険料収入が減少しています。

さらに、保険の営業はハードで、3年以内に退職する人は全体の8割を占めています。そのため、優秀な営業人材の確保も難しくなるでしょう。

2.出版業界

出版業界は、「斜陽産業」といわれています。斜陽産業とは、売上高や産業高のピークをすぎ、将来成長を見込むことがない産業のことです。
上のグラフは、1996年から2022年の出版物の推定販売金額の移り変わりです。見ての通り、販売金額は、右下がりであることがわかります。

電子書籍で本を読む人が増えたことや、SNSの普及により本を読む人が減ったことで、市場規模が縮小してしまっているのが現状です。
出版物の推定販売金額

3.会計士・税理士・弁理士などの士業

会計士や、税理士、弁護士になるためには、難関資格を取得できれば、仕事に困らないイメージがあります。

しかし、このような士業も、徐々にWebサービスやAIによって人間がやる必要がない可能性がでてきています。例えば、税理士の業務においては、申告書の作成や税金の計算などの定型的な業務、弁護士の業務は、契約書の作成や簡単なアドバイスなどがあります。

以上であげた業務は、AIやクラウドソフトにより、業務を代替できるようになったのです。

4.テレビ業界

なくなる可能性が高いのはテレビ業界です。SNS、YouTubeなどの動画配信サービスが増えた影響で、テレビを視聴する人が減少しています。

また、近年では「Tver」などテレビ番組の見逃し配信サービスが急成長した影響で、リアルタイムでテレビを視聴する必要がなくなってきています。こういった背景で今後テレビ業界は衰退していくと考えられます。

5.アパレル業界

コロナ禍でリモートワークの普及や、ビジネス時のオフィスカジュアルが主流になった影響で、スーツの需要が格段に減ってしまいました。

若者からの人気が急上昇している「SHIEN」などの海外ECサイトが普及している影響で、日本のアパレル業界は衰退が見込まれます。

伸びる業界を見抜く3つのポイント

企業選びに不安や悩みを感じている人に向けて、ここでは伸びる業界を見抜くポイントを解説していきます。

▼伸びる業界を見抜く3つのポイント
①AIの自動化までに時間がかかりそうか
②コロナウイルスの影響で伸びたかどうか
③リモートでの作業が可能なものか

以下で詳しく解説していきます。

①AIの自動化までに時間がかかりそうか

同じ作業を繰り返し行う単純作業は、今後IT化が進むことで、自動化や効率化が進み、伸びる業界とはいえないでしょう。

AIの進化により、企業のシステムが簡略化され、AIによる業務の自動化が進んでいます。
今後もAIの成長が続くと、すべての業務をAIが行うことができるようになる可能性があり、そうなれば、人が行う仕事は減少するでしょう。

一方、クリエイティブな作業は、AIによる自動化が難しいため、今後も伸びる業界であると考えられます。

ただし、クリエイティブな作業でも、AIによる自動化が完全に不可能であるわけではありません。例えば、AIによる「文章生成」や「画像生成」などの技術は、日々進化しています。そのため、クリエイティブな作業においても、AIとの競争が激しくなっていく可能性があります。

今後、どのような業界が伸びていくのかは、AIの進化や社会の変化によって大きく左右されるでしょう。AIの進化を常に注視し、変化に対応できるようなスキルや知識を身につけることが重要です。

②コロナウイルスの影響で伸びたかどうか

今後伸びる業界を見抜く2つ目のポイントは、コロナ禍においても成長を遂げた企業であるかどうかです。

もちろん、コロナ禍においても全く影響を受けなかった企業はありませんが、コロナ禍においても伸びた企業は以下の共通点があります。

・需要が拡大した業界に属している
・競争力を維持・強化することができた
・新たなビジネスモデルを構築することができた

もちろん、コロナ禍の影響が完全になくなるわけではないため、今後も業績が必ず伸びるとは限りません。
しかし、成長を遂げた企業は、今後も伸びる可能性が高いと考えられます。

③リモートでの作業が可能なものか

リモート勤務が可能かどうかも、今後の伸びる業界を見抜くポイントになってきます。

リモート勤務を導入している企業は、一般的に以下のような特徴があります。

・インターネットやIT技術を活用したビジネスモデルを展開している
・グローバル展開を視野に入れている
・従業員の働き方改革に積極的である

インターネットやIT技術を活用したビジネスモデルを展開している企業は、コロナ禍の影響を受けにくい傾向にあります。また、グローバル展開を視野に入れている企業は、世界中の市場をターゲットにすることができるため、成長の余地が大きくなります。

さらに、従業員の働き方改革に積極的な企業は、従業員のモチベーションや生産性を高めることができるため、企業全体のパフォーマンスを向上させることができるでしょう。

もちろん、リモート勤務を導入していない企業でも、今後成長が見込まれる可能性はあります。しかし、リモート勤務を導入している企業は、上記のような特徴を持つことが多いため、成長の可能性が高いといえるでしょう。

伸びる業界を選ぶ時の注意点

伸びる業界に就職するメリットは理解できたでしょうか。最後に、伸びる業界を選ぶ時のデメリットや注意点を紹介します。

▼伸びる業界を選ぶときの注意点
注意点①:必ずしも働きやすい環境とは限らない
注意点②:常に新しいことを学び続けなくてはならない
注意点③:安泰とはいえない

以下で詳しく解説していきます。

注意点①:必ずしも働きやすい環境とは限らない

これから伸びる業界は、今安定しているとはいえません。

伸びるといわれている業界は、競争が激しい傾向にあります。そのため、残業や休日出勤が多い、給与が低い、といった働きやすい環境とは限らない場合もあります。

注意点②:常に新しいことを学び続けなくてはならない

伸びる業界を選ぶ時の注意点2つ目は、「常に学び続けなければいけない」ことです。

伸びる業界は、常に新しい技術やトレンドが生まれています。そのため、常に新しいことを学び続けなければ、仕事に追い付かなくなる可能性があります。

注意点③:安泰とはいえない

今後伸びる業界を選ぶ時の3つ目の注意点は、「必ずしも安泰な企業だとはいえない」ことです。

成長する業界であるといわれていても、業界自体が衰退する可能性もあります。また、技術革新によって、仕事がなくなる可能性もあります。

伸びる業界に就職する際には、これらのデメリットや注意点についても理解しておくことが大切です。

伸びる業界に入るために必要なスキル

ここからは伸びる業界に入るために身に付けておくべきスキルについてご紹介します。

▼伸びる業界に入るために必要なスキル
1.ITスキル
2.英語力
3.Webマーケティングスキル

以下で詳しく解説していきます。

1.ITスキル

現代では、どの業界でもITを用いたDXが進んでいます。そのため、ITスキルを持った人材を必要としている企業が多いです。

企業によって求められるスキルは異なりますが、「ITパスポート」「基本情報技術者」「応用情報技術者」などの資格を取得しておくとスキルを活かすことができるかもしれません。

特にフリーランスや在宅勤務を目指している方には、これらの資格はオススメです。IT未経験だけど心配・・・という方でも、まずは資格取得から目指してみてはいかがでしょうか。

2.英語力

企業のグローバル化が進んでいる中で、英語力がある人材を必要とする企業は多いでしょう。英語力があるだけで、キャリアの幅は広がります。「TOEIC」「英検」「GTEC」などの資格を取得しておくと、貴重な人材として扱われます。

英語スキルがあると年収アップにもつながる可能性があるので積極的に取得してアピールしていきましょう!

3.Webマーケティングスキル

現在、Webマーケティングニーズは高まっています。というのも、インターネット広告を出稿する企業が増えたためです。Webマーケティングを仕事にしたい方は、マーケティング知識はもちろん、データ分析力やコミュニケーション能力も身につけておきましょう。

現代では、Webマーケティングスクールなどのスキルを実践的に学べる場も存在します。マーケティングを行う上で重要なSEO対策、SNSマーケティングスキル、アクセス解析スキルを学ぶことができます。

マーケティングスキルがあると、どんなビジネスにも対応できるのでぜひ習得しましょう!

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さいごに

本記事では、今後伸びる業界の予測や伸びる業界で必要とされるスキルについてご紹介してきました。現在のトレンドはやはりAIであり、どの業界でもDX化が進んでいくでしょう。

今後その業界が伸びるかどうかは大切な要素の1つですが、自分がやりがいを持って働きたいと思える業界・企業選びができることがベストでしょう。志望している業界への理解を深め、就活対策を進めていきましょう。

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