【よくわかる】電機業界とは?気になる仕事内容や将来性を徹底解説

2023/11/15
メーカー
電機業界
職種研究
目次
1.
電機業界に興味がある人へ
2.
電機業界に属する5つの業界
3.
電機業界の主な職種
4.
電機業界の現状
5.
‌【売上高ランキング】大手電機メーカー8選
6.
‌電機業界の志望動機はどう書く?
7.
まとめ
8.
‌OBOG訪問はMatcherで

電機業界に興味がある人へ

近年では、IoTやAI技術が発展し、さまざまな業界でこれまでのビジネスモデルが変わりつつあります。それは電機業界でも同じです。

本記事では、電機業界の動向や将来性から仕事内容、さらに有名企業についてわかりやすく解説します。みなさんが気になるであろう志望動機の例文や、年収などもあわせて紹介しているので、業界研究・企業研究にぜひ役立ててください。

電機業界に属する5つの業界

電機業界を表す画像
電機業界には、大きく以下の5つの業界があります。

●家電業界
●重電業界
●時計業界
●半導体業界
●OA機器業界

ここでは、各業界の仕事内容などを解説します。

家電業界

家電業界とは、みなさんの身近にある生活家電を製造している企業群のことです。冷蔵庫や洗濯機、オーディオ機器など、年々便利な製品が発売されていることを実感している人も多いと思います。

また、家電業界の中にも2種類の企業があります。

●総合家電系:総合的に家電を取り扱う
●特化型系:一定の商品に特化 

代表企業

総合家電系:パナソニック・日立製作所・東芝・ソニー
特化型系:ダイキン工業(空調機)・富士通ゼネラル(エアコン)

重電業界

重電業界とは、主に発電設備や工業施設などで使用される大型の電機機器を製造する業界です。

発電所関連の業務が多いため、インフラを支える役割を担っている業界だと言えるでしょう。

代表企業

日立製作所・三菱電機・東芝・富士電機

時計業界

時計業界とは、時計の製造や販売を行っている企業群のことを指します。

業界の中には、工場で大量生産している企業や、職人の手によってひとつずつ手作りしている企業が存在します。

代表企業

セイコーホールディングス・カシオ

半導体業界

そもそも、半導体とは「情報の記憶、数値計算や論理演算などの知的な情報処理機能を持っており、電子機器や装置の頭脳部分として中心的役割を果たす」もののこととされています。

そして、あらゆる電子機器に使用されている半導体を提供している企業群のことを半導体業界と呼んでいます。

半導体業界は、さらに
●半導体材料メーカー;半導体の製造工程で必要となる材料を提供
●半導体製造メーカー:半導体そのものを製造する
●半導体製造装置メーカー:半導体を製造するために必要な装置を製造
●半導体商社:半導体を製造するメーカーと電子機器や産業機械といった半導体を必要とするメーカーをつなぐ

という4つに分けることができます。

以下が半導体の業界図を示したものです。製造には1000以上の工程が必要であり、4つの企業群が密接に関わりながらつくられているのです。半導体の業界図

‌代表企業

キオクシア株式会社・ルネサスエレクトロニクス株式会社・ソニー

OA機器業界

そもそもOA機器とは、オフィスオートメーション(Office Automation)機器の略で、主にオフィスで使われる機器のことを指します。電話やパソコン・コピー機・シュレッダーなどがこれにあたります。OA機器の進化により、オフィス業の自動化や効率化が進んでいるのです。

‌そういったOA機器の製造・販売やリース、保守サービスを担当する企業群のことをOA機器業界と言います。

代表企業

キャノン・セイコーエプソン・リコー・富士フィルムホールディングス

電機業界の主な職種

電機業界の営業担当を表す画像
ここでは、電機業界の企業にある職種について解説します。

上述した5つの業界や企業によって職種は多種多様ですが、一般的にどの業界・企業にも存在するものを紹介します。

研究、商品開発

新商品の開発に向けて、素材や成分の調査や開発などを行います。最近では、環境技術の開発や研究が注目されており、各社研究を進めています。

商品企画、マーケティング

事務系の職種であり、消費者の動向調査や、新製品の企画、コンセプトの立案などを行います。

また、近年では電機メーカなどの海外展開も進んでいるため、海外向けのマーケティングが必要となります。

営業

販売店や商社などに、自社商品の説明や価格交渉等を行います。

また、家電業界などであれば、量販店などでの展示レイアウトを考えたり、販促イベントの提案や運営を行ったりすることもあります。

生産

品質管理や物流管理、生産ラインの設計などを行います。在庫や発注予定の管理まで行うのが、生産の仕事です。

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電機業界の現状

電機業界を表す画像
今や高性能の家電製品が続々と登場し、私たちの生活はどんどん便利になっています。

そのため、家電製品のニーズが無くなるということはありません。しかし、国内は人口減少が進んでおり、これまでより売り上げを伸ばしていくことは簡単ではありません。

ここでは、電機業界を5つの業界に分けて、現状や各企業の取り組みを解説します。

家電業界

家電業界に属する家電メーカーは、先ほども述べたとおり、

●白物家電:冷蔵庫・洗濯機・エアコン・電子レンジ・炊飯器など
●AV機器:テレビ・レコーダー・DVD・ブルーレイディスクプレーヤーなど

を製造・販売しています。

その中でも厳しい状況にあるのが、テレビの売上です。以下のグラフが、AV家電の販売額の推移を表したものです。薄型テレビの売上が著しく減少していることがわかります。
AV家電の販売額の推移この売上縮小の原因は、ネット動画配信サービスが出てきたことが挙げられます。

ドラマやバラエティをTverなどを利用して見逃し配信で視聴したり、NetFlixで映画やアニメを見たりできるため、テレビの必要性が問われています。

いつでもどこでも自由に視聴できるのが、とても便利ですよね。執筆者の周りの一人暮らしをしている人の中には、テレビを買っていないという人も多いです。

重電業界

重電業界にあたる重電メーカーは、売上を伸ばしています

‌2021年以降は、コロナによって落ち込んでいた企業の設備投資が回復傾向にあったため、各メーカーの業績は改善したようです。また、海外の公共インフラの整備も需要があることから、将来展望は暗くないと言えます。

しかし、世界的な脱炭素の動きによって火力発電所が縮小傾向にあること、原子力発電所をさらに増やすことは世間的に難しいこと、これらを考えると発電所事業が中心の重電メーカーは今後厳しい状況になっていきます。

そこで、重電メーカーが取り組もうとしている事業は「再生エネルギー分野」です。

‌日立製作所はグリーンエナジーやモビリティへの投資を増加させることで、世界の脱炭素化をリードし、サステナブルな社会の貢献に寄与するとしています。
スマホやApple watchが発達したことによって、伸び悩んでいる企業が多いのが時計業界です。そのため、ただ時間を確認するという役割だけでは売り上げを伸ばすことが難しいです。

しかし、海外市場ではクオリティの高い日本の時計への需要があるようです。

CASIOは、成長国であるインドで新規市場を拡大しようとしている。また、北米や欧州でもマーケティング戦略を強化することで、認知拡大から購買へ繋げようとしているようです。

‌【参考】中期経営計画|カシオ計算機株式会社

‌半導体業界

半導体業界は、デジタル化の進む現在において欠かせません。そのため、電機業界の中でも需要が高まっているのかと思いきや、そう簡単にはいかないようです。

‌コロナ禍においては、テレワークやECなどの増加によってデジタル機器の需要が高まったと言えます。しかし、2020年から2022年にかけて、需要と供給のバランスが崩れ、半導体不足に陥ってしまいました。現在は、この状況から脱しつつありますが、未だ逼迫している製品もあるようです。

‌事業拡大や成長機会の拡大を目的としたM&Aが起こっていることも半導体業界の特徴です。日本M&Aセンターは、「M&Aとは企業の合併買収のことで、2つ以上の会社が一つになったり(合併)、ある会社が他の会社を買ったりすること(買収)」としています。

OA業界

コロナ禍を経て働き方が変わったり、ペーパーレス化の動きによって、オフィス機器の需要が低迷しています。そのため、現状のビジネスモデルだけにとどまらず、領域を広げる企業が増えています。

リコー株式会社デジタルサービスを拡充させ、企業価値を向上させています。企業のオフィスや現場、さらには社会に対して、コンサル的な立場で支援を行っているようです。例えば、業務プロセスの自動化や紙資料のデジタル化を支援、DX支援等を行っているのです。

‌【参考】第21次中期経営戦略|株式会社リコー

‌【売上高ランキング】大手電機メーカー8選

大手電機メーカーを表す画像
ここでは、電機メーカー大手の8社について紹介します。

売上高や従業員数などのデータは、各企業の2022年度の有価証券報告書を参考にしています。

(1)株式会社日立製作所

売上高:10兆8811億円
従業員数:322,525名(連結)
平均勤続年数:19.3年
平均年齢:42.9歳
平均年収:916万円

日立製作所は、家電メーカー最大手の企業で、世界100カ国以上に拠点を持っています。業界を牽引しているリーディングカンパニーだと言えるでしょう。

家電だけでなく、重電・産業用電気機器やコンピュータ機器、医療機器など、扱っている製品の幅が非常に広いことが特徴です。また、メーカー的な側面だけでなく、デジタルの力で顧客課題を解決するソリューションを提供するコンサル的な側面などもあわせ持った、総合力の高い企業です。

(2)ソニー (ソニーグループ株式会社)

売上高:11兆5398億円(連結)
従業員数:113,000名(連結)
平均勤続年数:16.4年
平均年齢:42.4歳
平均年収:1,102万円

「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」という言葉のように、エンターテイメント事業にも力を入れていることが特徴です。

例えば、映画や音楽などのコンテンツ事業、音楽制作や映画製作などのサービス事業がこれに当たります。

【参考】有価証券報告書|ソニーグループ株式会社

‌(3)パナソニックホールディングス株式会社

売上高:8兆3,789億円(連結)
従業員数:233,391人(連結)
平均勤続年数:18.3年
平均年齢:43.6歳
平均年収:908万円

パナソニックは、コンピュータや通信機器、OA・AV機器の開発や生産を行っています。また、家電製品だけではなく、住宅や車載、B2Bも扱い、4つの柱を持っているという特徴があります。海外への事業展開も進んでおり、海外で働いてみたいと思っている人にもおすすめの企業です。


‌(4)株式会社東芝 

売上高:3兆3616億円(連結)
従業員数:106,648人(連結)
平均勤続年数:19.8年
平均年齢:46.1歳
平均年収:926万円

東芝は、総合電機メーカーとして、家電製品に限らず、インフラ関連にも事業展開をしています。高い技術力と豊富な経験が強みであり、業界内でも強い存在感を持っています。


‌(5)富士通株式会社

売上高:3兆7,137億円(連結)
従業員数:124,055人(連結)
平均勤続年数:19.1年
平均年齢:43.7歳
平均年収:878万円


近年は、デジタルトランスフォーメーションの進展に対応するため、AIやIoTなどの先端技術を活用し、製品やサービスの開発に注力しています。

(6)三菱電機株式会社

売上高:5兆36億円
従業員数:149,655人(連結)
平均勤続年数:16.9年
平均年齢:41.3歳
年収:827万円

三菱電機は、重工システム、産業メカトロニクス、家庭電器を主に事業として行い、エレベーターやビルの管理システム、発電プラント、鉄道車両用のインバータ、電車内の液晶パネルなどを手がけています。

‌【参考】有価証券報告書|三菱電機株式会社

‌(7)キャノン株式会社

売上高:4兆314億円(連結)
従業員数:180,775人
平均勤続年数:18.8年
平均年齢:43.8際
平均年収:807万円

キャノンと聞くと、カメラを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。そのような映像機器、事務機器、半導体露光装置などを製造している会社です。

‌また、家電だけでなく、映画作成機器、医療機器なども手がけており、機器の特許技術も国内企業で3位となっています。日本国内よりも、海外市場での売上が高いことが特徴で、グローバルに活躍したい人におすすめの企業だと言えるでしょう。

‌【参考】有価証券報告書|キャノン株式会社

‌電機業界の志望動機はどう書く?

電機業界の志望気を考えている様子

‌志望動機例文

‌海外の経済発展に貢献し、安心安全のインフラを届けたい」という思いから、電機業界を志望している。
中でも、昇降機や電力事業に携わりたいと考えている。ボランティアでインドネシアを訪れた際、電気や水道が満足に得られない、日本に比べて格段に低いインフラの現状を目の当たりにし、このような現状を変えたいと思った。営業として顧客のニーズを常に把握し、日本の技術で世界を豊かにする事業を担っていきたいと考える。

まとめ

本記事では、電機業界の構造や仕事内容、志望動機のつくり方などを解説してきました。

人口減少などの影響で課題は多くありますが、電機業界の製品やサービスは私たちの生活に必要不可欠です。人々の暮らしを支え、豊かにする電機業界に興味が湧いた人は、ぜひ業界研究・企業研究を進めていってください!

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