【徹底対策】プレゼン面接とは?資料作成のコツや評価ポイントを解説
2023/05/12
目次
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プレゼン面接とは?
プレゼン面接とは、面接官に対し、与えられたお題についてプレゼンテーションを行う形式の選考です。
題材は、
・自己紹介
・自己PR
・学生時代に最も力を入れたこと
・10年後の自分
・新規事業提案
などです。
などです。
多くの場合テーマが事前に共有され、準備する時間が与えられるため、就活生は万全の準備をしてプレゼン面接に挑んでいます。
この記事では、プレゼン面接のコツや資料の作り方について解説しています。
「プレゼン面接を受けることになった」「プレゼン面接に落ちてしまう」という方は是非この記事を参考にしてみてください。
目次
プレゼン面接の目的
プレゼン面接で評価されるポイント
プレゼン面接を導入している企業
プレゼンの分量目安
資料作成のポイント
プレゼン時に意識すること
おわりに
プレゼン面接の目的
いわゆる個人面接・集団面接ではなく、あえて就活生にプレゼンテーションをさせる理由は、就活生の個性を把握するためです。
一問一答式の面接ではどうしても、事前に就職活動向けに用意したテンプレ的な解答に終始しがちですよね。
しかし、より自由度の高いプレゼン面接では、資料の作り方や話の仕方、構成等に個性が出てきます。
自然に就活生の個性を引き出したうえで評価ができるため、プレゼン面接を導入する企業が増加しているようです。
プレゼン面接で評価されるポイント
プレゼン面接は自由度の高い選考形式です。
そのため、面接官が評価しているポイントを意識した準備が必要不可欠になります。
ここからはプレゼン面接で見られている能力について解説します。
プレゼンテーション能力
プレゼン面接ですので、当然プレゼン能力が求められます。
入社後には
・取引先への営業
・成果報告
・会議での意見出し
などプレゼン能力が求められる場が複数あるでしょう。
そのため、企業側は選考のうちから応募者のプレゼンに対する姿勢を確認することで、入社後の姿勢をイメージしているのです。
プレゼンテーションスキルは入社後に必須のスキルとなるため、選考に限らず、学生のうちから経験を積んでおくことをおすすめします。
構成力
続いて構成力です。
事前に述べた通り、同じテーマを課したとしても、伝え方や資料の作り方は就活生によって十人十色になります。
同じ話をしていたとしても、構成や伝え方によって面接官が受ける印象は段違いです。
例えば
プレゼンテーション資料であれば
・写真や図の量
・色使い
・1枚当たりの情報量
話し方であれば
・声の抑揚
・話すスピード
等で個性や能力が明確に表れるでしょう。
面接官はプレゼン面接を通じて、応募者の人となりや能力を判断しているのです。
論理的思考力
面接官は、プレゼンテーションに論理性があるかも評価しています。
これは、社会に出ると、上司や取引先、同僚などに説明したり、調整を行ったりする場面が多くあるためです。
ステークホルダー(ステークホルダーは、株主・経営者・従業員・顧客・取引先のほか、金融機関、行政機関、各種団体など、企業のあらゆる利害関係者を指す言葉)にスムーズに理解をしてもらうためには、話の筋が通っており、論理的に飛躍がないようにする必要があります。
そのため、プレゼンをする機会が多くない企業であっても、論理的で説得力のある話し方を身に着けておく必要があるのです。
プレゼン面接を導入する企業の例
実際にプレゼン面接を導入している企業の例とテーマを紹介します。
選考内容は年度ごとに変更される可能性があるため、必ず公式の情報を確認するようにしてください。
NTTドコモ
テーマ:「私はただ者ではない、なぜならば~」から始まる自己PRプレゼン
制限時間:5分程度
アイリスオーヤマ株式会社
テーマ:自分自身をアピールできる好きなテーマ
制限時間:10分
東京ガス
テーマ:自由に、あなたの魅力や想い、社会で活躍できる力等
制限時間:非公開
エスビー食品株式会社
テーマ:熱い想い、誰にも負けない特技、胸を張って誇れる経験
制限時間:非公開
電通デジタル
テーマ:デジタルマーケティングを活用した施策提案
制限時間:1時間(含質疑応答)
ベネッセホールディングス
テーマ:学生時代、最も注力している取り組み、または誇りにしていること。また、その内容について
制限時間:5分
フューチャー株式会社
テーマ:自己アピールプレゼンテーション
制限時間:5分
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【社会人の所属企業例(一部)】
NTTドコモ、電通デジタル、ゴールドマン・サックス証券、マッキンゼー、Google、三菱商事、電通、日本テレビ、P&G、味の素、サントリー、トヨタ自動車、オリエンタルランド、任天堂、リクルート、集英社、AGC、SONY、全日本空輸、外務省、DeNA、メルカリなど約3500社
プレゼンの分量目安
プレゼン面接の出来は時間の使い方に大きく影響されます。
以下の表に制限時間ごとの話す文字数と資料枚数の目安をまとめていますので、作成時に参考にしてください。
資料作成のポイント
面接官に評価されるためにはどのような資料を作ればよいのでしょうか?
意識するべきポイントをまとめました。
①1スライド1メッセージを徹底する
人間の情報処理能力には限界があります。
1枚のスライドに複数の内容を盛り込んでしまうと、伝えたいポイントが正しく伝わらなくなってしまいます。
「1つのスライドには1つの内容」を意識した資料作りを心掛けましょう。
また以下の図のように、伝えたいポイントを一行でまとめ、スライドの上部に記入することで、ポイントを強調できます。
②色/文字フォントを統一する
同様の理由で、色や文字のフォントを統一することも大切です。
様々な色やフォントが入り混じる資料は見づらく、集中力を阻害してしまう要因にもなります。
色は3色まで、フォントは統一することを意識して資料を作成しましょう。
③アニメーションを多用しない
アニメーションはプレゼンにメリハリをつけ、キーワードを強調する際に効果的です。
しかし使いすぎてしまうと、もたついた印象を与えてしまったり、時間ロスにつながってしまう可能性があります。
アニメーションは特に重要な場面で使い、回数を抑えるように意識しましょう。
プレゼン時に意識すること
最後にプレゼン本番で意識することについて解説します。
①時間を厳守する
基本的なことですが、最も重要なのが時間を守ることです。
時間を守らなければ、面接官に「時間管理が下手である」と思われてしまったり、最悪の場合にはプレゼンが打ち切りになってしまうことも考えられます。
事前にリハーサルをして、時間を厳守するように調整しましょう。
②「PREP法」を使う
PREP法とは「Point(結論)」「Reason(理由)」「Example(具体例)」「Point(結論)」の頭文字をとったもので、相手にわかりやすく伝えるための手法です。
プレゼンも結論→理由→例→結論に沿って構成することで、面接官が理解しやすい内容になります。
③聞き取りやすい声で話す
資料が良くても、話している内容が聞こえなければ意味がありませんよね。
プレゼンの内容をうまく伝えるために、
・ゆっくりと話す
・抑揚を付ける
・「間」を意識する
・普段よりも大きめ話す
ことをおすすめします。
④原稿をそのまま読むのを避ける
準備した内容を全て伝えたいという一心で、原稿をそのまま読むプレゼンをしてしまう人は少なくありません。
しかし、それでは相手の反応を無視した一方的なプレゼンであるという印象を与えてしまいます。
事前に練習をして、原稿を見なくても重要なポイントは話せるように準備を重ねておくことをおすすめします。
また、人の目を見るのが恥ずかしいという人は、会場の四隅を見ながら話すことを意識しましょう。
そうすると、面接官に「自分たちに話している」と思ってもらえます。
そうすると、面接官に「自分たちに話している」と思ってもらえます。
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おわりに
いかがだったでしょうか?
この記事では、プレゼン面接のコツや評価されるポイントについて解説してきました。
記載のポイントを意識したうえで万全の準備をし、プレゼン面接に臨みましょう。