【業界研究】スマホゲームメーカーの事業と仕事内容

2023/07/18
ゲーム業界
ゲーム
スマホ
ベンチャー
IT
エンジニア
目次
1.
業界におけるスマホゲームの台頭
2.
‌スマホゲームメーカーの事業
3.
‌スマホゲームメーカーの仕事内容
4.
‌更なる技術革新とスマホゲーム
5.
もっと深くゲーム業界について知りたい方へ

業界におけるスマホゲームの台頭

‌いまやほとんどの若者が持っているスマホ。持っていないという方が稀なのではないでしょうか?そんなスマホの普及に伴い大きく拡大したのがスマホゲーム市場です。

‌スマホゲームとはスマホにアプリをダウンロードして楽しむゲームのこと。全世界の人たちと対戦できるソーシャル型のゲームを中心に世界中で人気を集めています。

近年ではスマホの高性能化に伴い、ゲーム専用機と遜色ない質の高いコンテンツも提供できるようになりました。市場が成熟していくなかで競争は激化していますが、世界的にはまだまだ伸びていく市場と言えるでしょう。

‌本記事ではそんなスマホゲームを扱うスマホゲームメーカーの事業と仕事内容について紹介していきます。

‌スマホゲームメーカーの事業

スマホゲーム‌‌その名の通り、主にスマホ向けにゲームを開発して配信している企業がスマホゲームメーカーです。スマホゲームメーカーはスマホ向けのアプリを作製し、Google Play(Google)やApp Store(Apple)を通じて配信します。

‌アプリのダウンロード自体は無料であることが多く、アプリ内でのユーザーによる課金で収益をあげています。

‌スマホの登場前はPCや俗にガラケーと呼ばれるフィーチャーフォン向けにソーシャルゲームをメインに提供していた企業が大きく躍進しました。スマホの普及率が高まることで、これらの企業がスマホ向けゲームに進出。多くのコンテンツが生まれました。

‌近年はコンシューマゲームを主戦場としてきた企業が人気コンテンツを引っ提げてスマホゲームに参入。高い知名度や蓄積してきたノウハウを活かして大きな利益を上げています。一方で市場の成熟に伴い各企業の開発費が高騰。収益を圧迫するなど競争は激化していると言えるでしょう。

‌海外に目を向けると中国企業やその傘下の企業が世界的なヒット作を生み出すなど、世界的な市場は拡大し続けています。eスポーツというゲームをスポーツとして捉える概念が定着し、全世界で大会が開催されるなど、ゲームを軸とした多様なコンテンツがさらに展開されていきそうです。

‌代表的な企業(代表的なコンテンツ)

‌DeNA(逆転オセロニア)Cygames(シャドウバース)コロプラ(白猫プロジェクト)ガンホー(パズル&ドラゴンズ)Mixi(モンスターストライク)

‌スマホゲームメーカーの仕事内容

‌‌スマホゲームメーカーにはどのような仕事があるのでしょうか。以下ではスマホゲームメーカーの代表的な仕事を大まかに解説していきます。役職名は企業によって異なりますが、大まかにどのような仕事があるのか理解するために役立ててください。

‌エンジニア

‌ゲーム作りを技術で支えるのがエンジニアです。しかしながらエンジニアと一口に言っても、様々な種類があります。イメージしやすいのがゲームプログラマー。実際にゲームのプログラムを設計します。他にもサーバーサイドやインフラ全体の管理を担うエンジニアもいます。

‌エンジニアの役割は多種多様。自分が関心を持つ仕事がどの役割にあたるのかを確認しておきましょう。

‌デザイナー

ゲームの世界観づくりに欠かせないのがデザイナーです。デザイナーにも様々な種類があり、キャラクターや背景、エフェクトなどをそれぞれ担当することになります。

‌サウンドデザインもゲームを印象付ける非常に重要な役割と言えるでしょう。‌

‌企画(ゲームプランナー)

ゲームのシナリオを作ったり、ゲームのレベル設定を行ったりするのが企画系の仕事です。またエンジニアやデザイナーを束ねて事業が円滑に進むようにマネジメントすることもプランナーの役割。全体を見渡し協力し合いながら、より良いゲームをユーザーに届けたいという方に適した職種と言えるかもしれません。

‌総合職

事業運営や組織運営を担う人材が総合職です。具体的には経営企画や事業企画、マーケティングなどです。人事や経理・財務といったどの企業にも必要なスタッフ系の仕事もこれに含まれることが多くなっています。

‌スマホゲームを主軸に据えている企業であっても不安定なゲームに頼らない多角経営を目指している企業がほとんど。目まぐるしい時代の変化を感じながら新規事業の創出をしてみたという人もスマホゲームメーカーの事務系総合職は適した職種とも言えそうです。
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‌更なる技術革新とスマホゲーム

‌スマホゲームに大きな影響をもたらしそうな技術革新を2つご紹介します。

‌1つが2020年からスタートする次世代型通信、5G。5Gの特徴はなんといっても超高速通信。フルスペックの5Gが提供されるのはまだ先ですが、超低遅延が実現すれば即時性の求められる多人数型の対戦ゲームには大きなメリットです。

‌また、高精細なグラフィックを持つゲームはどうしてもアプリが重くなってしまいますが、5Gであれば待ち時間なくダウンロードすることができます。経験のある方もいるかもしれませんが、離脱する可能性を低減することが出来ます。

‌2つ目がVR(仮想現実)です。ハードウェアの進歩によりスマホを専用の機器と組み合わせることでVRを楽しめるようになりました。VR向けのアプリを使えば仮想現実でゲームをプレイすることが出来ます。新たなユーザー体験として今後さらに注目されていくでしょう。

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