【自動車部品メーカー】仕事内容や大手企業、将来性まで徹底解説

2023/10/02
メーカー
業界の仕事内容
営業職
企業研究のやり方
目次
1.
‌業界を支える自動車部品メーカー
2.
自動車部品メーカーの立ち位置
3.
‌‌‌‌自動車部品メーカーの事業内容
4.
自動車部品メーカーの仕事内容
5.
‌自動車部品メーカー勤務のキャリアプランの例
6.
自動車部品メーカーの仕事のやりがい
7.
Matcherで社会人とお話ししよう
8.
自動車部品メーカーが求める人物
9.
‌自動車部品メーカーの企業6選
10.
‌自動車部品メーカーで評価される志望動機の書き方
11.
‌自動車部品メーカーはどこに多い?
12.
自動車部品メーカーの動向と今後の展望は?
13.
Matcherで自動車部品メーカーで働く社会人にOB訪問しよう

‌業界を支える自動車部品メーカー

‌世界的な企業を多数抱える日本の自動車業界。
‌自動車関係の企業と聞いて皆さんが思い浮かべるのはトヨタ自動車や日産自動車、また本田技研工業といった自動車メーカーではないでしょうか?

‌しかし、自動車業界に属する企業は自動車メーカーだけではありません。
‌自動車メーカーに部品を供給する自動車部品メーカーが数多く存在し、その高い技術力が日本の自動車業界を支えているのです。

‌また、グローバル展開を積極的に進めており、近年学生から多くの人気を集める業界になりつつあります。

この記事ではそんな自動車部品メーカーの事業と仕事内容について解説していきます。
‌自動車業界全体が100年に1度の大変革期を迎えるなかで、自動車部品メーカーが果たす役割は非常に重要です。
‌この記事を通じて自動車部品メーカーへの理解を深めてください。

自動車部品メーカーの立ち位置

ここでは、自動車業界のビジネスの全体像を解説します。
自動車業界の全体図
‌‌まずは自動車メーカーについてです。
‌自動車メーカーの役割は自動車を設計開発、製造し、販売店を通じて販売することです。
‌しかしその過程で、必要な部品を一からすべて開発し、製造しているわけではありません。

自動車部品メーカーの役割は、この必要になる部品を開発・製造し、自動車メーカーに供給することです。
‌自動車メーカーは、供給された様々な部品を、自分たちが作った設計書通りに組み立てて、自動車を作っているのです。

そして、完成した車を直接お客様に販売するのが、自動車ディーラーの役割です。
‌このディーラーについては、以下の記事で詳しく解説しています。

【業界研究】自動車ディーラーの仕事を理解しよう

‌‌自動車部品メーカーの事業内容

自動車の画像
前段で述べた通り、自動車メーカーに部品を供給するのが部品メーカーの事業です。しかし、各社によって事業内容も様々。今回は自動車業界における立ち位置で分類し、その事業を解説していきます。

自動車部品メーカー(自動車メーカーに部品を提供する)

まず説明するのが‌1次サプライヤーと呼ばれる企業群です。
‌これらの企業は一般的に自動車部品メーカーと呼ばれています。

自動車メーカーと直接やり取りをしながら部品の開発、製造を担います。また、新たな車種の開発に向けた部品の提案も行っていくことになります。

‌しかし一口に自動車部品と言っても、自動車に使われる部品点数はガソリン車で約3万点。
‌部品点数が減るEVであっても約2万点。
‌種類もエンジン周辺の部品からカーエアコン、またEV用の電池など事業領域は多種多様です。

‌会社選びをする際にはその企業が製造する部品が自動車のどのような機能を担っているのか、そしてどのような仕事内容なのかを調べておくと良いでしょう。

‌代表的な自動車部品メーカー

デンソー、アイシン精機、豊田自動織機、パナソニック、住友電工など

素材・材料メーカー(自動車部品メーカーに部品を供給する)

2,3次サプライヤー自動車部品メーカーに部品を供給する企業群です。
‌そう聞くと、自動車から遠い印象を受けるかもしれませんが決してそのようなことはありません。
‌むしろ、近年その存在感が高まってきているのです。

‌例えば電子部品メーカー。現在の自動車はあらゆる機能が電子制御されており、それに伴い電子部品の重要性が非常に高まっています。
‌1次サプライヤーを飛び越えて、自動車メーカーとの直接的な取引を行う企業も現れてきてました。

2,3次サプライヤーにあたる企業は一般的に自動車部品メーカーとは呼ばれないことがほとんどです。
‌しかし、これらの企業に目を向けると今後自動車業界において重要な部品メーカーとなりうる企業が数多くあります。
‌自動車業界の構造が変わっていく中で注目すべき企業群と言えるでしょう。

‌代表的な素材・材料メーカー

日本製鐵(鉄鋼)、村田製作所、TDK、日本電産、京セラ(電子部品)、三菱ケミカル、三井化学、住友化学(化学)、AGC(ガラス)など

自動車部品メーカーの仕事内容

‌自動車部品メーカーと言っても多種多様です。
‌それに伴って各社、仕事内容も大きく異なってきます。

‌ここでは、自動車部品メーカーの事務系と技術系の総合職の仕事内容について大まかに説明していきます。‌

‌事務系総合職

自動車部品メーカーの事務系採用は技術系と比較してあまり多くありませんが、社内では非常に重要な仕事内容と言えるでしょう。

‌以下、内容ごとに4つの仕事に大別して解説していきます。

営業

顧客である自動車メーカーと取引を行い、自動車部品を販売するのが営業の仕事です。商談の旗振り役として社内とも調整しながら、最適解に落とし込むことが求められることになります。また、自動車メーカーに対して新技術を提案し、新たな自動車開発をリードしていくことも重要な仕事と言えるでしょう。

調達

自動車部品製造に用いる部品や材料を仕入れてくるのが調達の仕事です。より良いものをより安く仕入れてくることが求められます。製品の品質や価格に直結するため、モノづくりに関わっているという実感がわきやすい職種です。

生産管理

工場で納期・品質・コスト管理を担うのが生産管理の仕事です。メーカーにとって納期遵守は絶対。あらゆるトラブルに対処しながら、円滑に生産を進めていく能力が必要になる仕事といえるでしょう。

スタッフ

総務、人事や経理などを総称して指す言葉です。会社全体を管理していく業務を担っていくことになります。自動車部品メーカーは工場ごとにも人事や経理という機能を持っています。海外に生産拠点を持つ企業も多く、海外勤務の可能性が高い職種とも言えるでしょう。

技術系総合職

高い技術力で評価されている日本の自動車部品メーカーを支えているのが、技術系の社員です。

‌以下では内容ごとに3つの仕事に大別して解説していきます。

研究・開発

自動車の性能を直接的に担うことになる自動車部品の設計・開発を行うのが、自動車の研究・開発を担う社員の仕事です。実際に部品を開発していく役割であり、自動車部品メーカーの中枢ともいえる部署です。

生産技術

効率的な製造ラインを作るのが生産技術の仕事です。コストや品質に直結する部分を担う役割であり、高度な生産技術は日本の自動車業界が培ってきた強みの源泉とも言われています。

品質管理

人の命を乗せて走る自動車に絶対的に求められるのが品質。その管理をするのが品質管理の仕事です。安全な部品を提供するうえで、必要不可欠な部署と言えるでしょう。

自動車部品メーカー勤務のキャリアプランの例

自動車部品メーカーに入社したら、以下のようなキャリアを歩むのが一般的です。

入社後のキャリアプラン

総合職として採用された場合、数か月の導入研修を受けたのち、要望や適性に合わせて配属先が決まります。

配属後は、先輩社員や上司のもとでOJT(職場内訓練)を受けながら、仕事の基礎を学びます。
その後、ジョブローテーション制度により、2、3年ごとに各部署を渡り歩き、幅広い経験をします。
中には、ジョブローテーションをせず、1つの部署や職種に何年も携わるケースもあります。

その先のキャリアプラン

自動車部品メーカーは、年功序列を採用している企業が多く、長年勤務すれば、着実に昇進しやすい環境です。
30代〜40代になると、係長や課長といった管理職にシフトし、マネジメントするポジションにつきます。
また、系列の子会社や関連会社に出向して、その会社でマネジメント系の業務を担当するケースもあります。

自動車部品メーカーの仕事のやりがい

‌自動車部品メーカーで働くことで、以下のようなやりがいを得ることができます。

ものづくりの楽しさを実感できる

自動車の部品を設計・製造することで、ものづくりの楽しさを実感することができます。
自動車部品の製造は、多くの人が関わって成り立つ仕事です。
設計・製造・品質保証・調達の過程で、「どうしたら求められる性能、品質、コストを実現できるのか」を考え抜きます。
時に、完成車メーカーからの厳しい要求が来ることもあるでしょう。
それでも、誇りと責任を持って製造を実現させることで、達成感を得ることができます。

携わった製品を街中で見ることができる

実際に自分が製造に携わった自動車を街中で見ることができることも、自動車部品メーカーで働くことの醍醐味です。
自動車は社会を支えるものの1つであり、多くの人が利用しています。
自分が携わった製品を多くの人に利用してもらうことで、仕事のやる気にも繋がるでしょう。

Matcherで社会人とお話ししよう

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自動車部品メーカーが求める人物

自動車部品メーカーが求める人材はどのような人でしょうか?
ここでは、自動車部品メーカーが求める人物、どのような方が向いているのか紹介します。

向上心を持つ人

日本の自動車産業は世界でも戦えるレベルにあります。
そのため、自動車部品メーカー、ディーラー、自動車メーカーが常に最先端の技術を持つことが求められます。
チャレンジ精神を持ち、向上心を持った人が自動車業界には求められます。

責任感がある人

部品と言えど、できあがった製品は人の命に直結します。
自動車製品に関与する仕事は「いい加減な性格」では、務まりません。

自分の仕事に責任感を持って取り組める人が必要です。
真面目に責任感を持ってる人は、自動車業界に向いています。

コミュニケーション能力がある人

自動車を製造するには、業種を超えて複数人で仕事をしなければなりません。
例えば、研究・開発・購買・営業・製造現場が繋がることで最終的に自動車を製造することができます。

材料調達時、納品時など社内関係なくさまざまな人と協力する場面が多いです。
多種多様な人とコミュニケーションを得意とする人は自動車業界には欠かせない人です。

「モノづくり」が好きな人

自動車業界は、典型的な「モノづくり」ビジネスです。
「モノづくり」が好きな人にはぴったりです。

「モノづくり」において、必要なスキルとは頭の中で想像していたものを実現させていくことです。世の中にない存在をイメージし形にできる人は部品メーカーに向いています。

自動車部品メーカーに向いている人・求められている人物像が理解できたら、自分の強みを知り、早速自己PRを考えてみましょう!
こちらの記事から自己分析の仕方や自己PRの書き方について参考にしてみてください!

‌自動車部品メーカーの企業6選

自動車部品メーカーをイメージさせる画像
自動車部品メーカーの代表的な企業を6社紹介します!

・特徴
・売上
・従業員数

上記3つのポイントに絞って紹介します。少しでも皆さんの企業研究の参考になれば幸いです。

①株式会社デンソー

株式会社デンソーは、「世界と未来をみつめ 新しい価値の創造を通じて 人々の幸福に貢献する」を会社の使命としています。

特徴:
株式会社デンソーは、サスティナビリティを中心とした経営を実践しています。
‌実際に「環境の取り組み」「社会貢献活動」「デンソーのSDGs」「地域創生への取り組み」など様々な取り組みをもとに経営を実践しています。

売上:
2022年時の売上
55,155億円

従業員数:
連結 167,950人 単独 45,152人

‌【参考】株式会社デンソー公式サイト
【参考】日本経済新聞:デンソー

②株式会社アイシン

株式会社アイシンは、「“移動”に感動を、未来に笑顔を。」を掲げています。
‌テクノロジーを強みにしており、世界のニーズをいち早くキャッチし、自前主義にこだわらない幅広い業種との協業による先端技術開発をしています。

特徴:
カーボンニュートラルの実現に向けて、「生産」と「製品」の両軸で新たな技術開発に力を入れています。
‌カーボンニュートラルだけではなく、電動化の取り組みやデジタルフォーメーションの取り組みにも注力しているのが現状です。
‌そのため、研究開発にも力を入れている環境にあります。

売上:
2022年時の売上
39,174億円

従業員数:
117,177人

【参考】日本経済新聞:アイシン

③株式会社豊田自動職機

株式会社豊田自動織機は、「世界を変える。挑戦する。〜豊かな生活と温かい社会づくりに貢献する、豊田自動織機。〜」を掲げています。
‌世界各国に276社のグループ企業を展開しています。

特徴:
フォークリフトの国内販売台数が56年間連続で1位です。
‌また、フォークリフト、カーエアコン用コンプレッサー、エアジェット織機の3つの分野で世界シェアがNo1です。

売上:
2021年時の売上
27,051億円

従業員数:
全世界70000人越え

④住友電工

住友電工は、「世界がつながる。世界が進む。そこに、住友電工の技術。」を掲げています。
‌住友電工は、5つの主要事業を展開する企業です。

特徴:
1897年に創業された歴史ある企業です。
‌また、自動車だけではなく、情報通信、エレクトロニクス、環境エネルギー、産業素材の5つの事業分野を展開しています。
‌今では、世界約40カ国に支社を持ちます。

売上:
2022年時の売上
3,367,863百万円

従業員数:
連結 281,075人
単独 6,651人

【参考】日本経済新聞:住友電工

 ⑤日立製作所

日立は、「優れた自主技術・製品の開発を通じて社会に貢献する」という理念を掲げて、多岐にわたる製品やソリューションを世に提供している会社です。

‌特徴:
ITに強みを持っているため、これまで培ったノウハウを活用してイノベーション事業に取り組んでいます。
‌「乗り物は環境に負担をかける」「再生可能エネルギーは安定供給できない」という社会で当たり前とされている考えを一新することを目指しています。

‌売上:
2022年時の売上
16,234億円(単体)

従業員数:
連結 368,247人
単独 29,485人

‌【参考】日立製作所

⑥ジェイテクト

社会課題の解決を通じて「地球のため、世の中のため、お客様のため」に貢献することを理念としています。
‌2006年に2社が合併してできたジェイテクトは、その歴史を受け継ぎ、成長を続けています。

特徴:
2006年に、1900年代から続く2社が合併してできた歴史ある若い会社です。
‌自動車部品関連の事業に加えて、工作機械の製作も行っています。
‌いわゆる機会をつくるための機会のことで、部品メーカーでありながら工作機械技術も併せ持った、世界でも稀な企業です。

‌売上:
2022年時の売上
14,284億円

従業員数:
11,6665人

‌【参考】ジェイテクト

‌自動車部品メーカーで評価される志望動機の書き方

‌自動車部品メーカーの志望動機を書くときは、以下のことを明確にしましょう。

・なぜ自動車部品業界なのか
・なぜその企業なのか

完成した自動車と違い、自動車部品は普段目に触れることはなく、製品をイメージすることが難しいです。
ただ自動車が好きだから、という動機では説得力のない志望動機になってしまいます。
製品の特徴を十分に理解し、自動車部品メーカーならではの志望動機を考えてみましょう。

自動車部品メーカーの志望動機例

以下では、自動車部品メーカーの志望動機を掲載します。
ぜひ参考にしてみてください。

【例文】
私は、社会に役立つモノづくりに携わりたいという思いから、自動車部品メーカーを志望しました。

貴社は、自動車の安全性や環境性能を向上させるための部品開発に注力している企業です。貴社で働くことで、自分の技術を活かして、人々の安全で快適な移動を支えるモノづくりに貢献したいと考え、志望しました。

入社後は、まずは〇〇という部品の開発に携わり、その部品が自動車の安全性をさらに向上させられるよう、研究開発に取り組んでいきたいと考えています。また、将来的には、世界の人々の暮らしを豊かにするようなモノづくりに貢献していきたいです。

‌志望動機を書くときは、以下の記事も参考にしてみてください!
【例文あり】志望動機の書き方|選考通過のポイントを解説

‌自動車部品メーカーはどこに多い?

‌自動車と言えば「愛知県」をイメージする方がいますよね?自動車部品メーカーも愛知県が一番多いです。

実際に愛知県には46社もの企業があります!二番目に多いのが静岡県で14社で、次に埼玉県で8社あります。

愛知県はやはり自動車県と言っても過言ではないですね!そのほかにも25都道府県に、数は少ないですが自動車部品メーカーがあります!ここでは、5つの都道府県の部品メーカーを紹介します!

【都道府県別】自動車部品メーカー代表企業

都道府県別で自動車メーカーの代表的な企業を紹介します!
東京:日本化薬株式会社
東京には、日本化薬株式会社があります。そのほかに東京には2社の部品メーカーがあります。

日本化薬株式会社は、“世界的すきま発想。” ニッチな市場で突出した技術で付加価値の高い製品を開発し、世界になくてはならない企業を目指しています。自動車センサーやアクリル塗料、ライトカバーなどの商品を展開しています。

‌【参考】日本化薬株式会社公式サイト

‌埼玉:株式会社ソーシン

埼玉には8社も自動車部品メーカーがあります。その中で株式会社ソーシンについて紹介します!

株式会社ソーシンは、トラックやバスなどの可動製品や複雑な形状をした機能製品の加工、熱処理、塗装を含めクライアントのニーズに合わせてサービスを提供しています。

【参考】株式会社ソウシン

‌奈良:GMB株式会社

奈良県には、GMB株式会社ともう一社しか自動車部品メーカーがありません。奈良県で就職したい方はぜひGMB会社について調べてみてください!

GMB株式会社は、国内海外問わず、普通車、軽自動車、農機など幅広いニーズに応えられる商品・サービスを展開しています。ドライブラインコンポーネントなどの部品を主に扱っています。

自動車部品メーカーの動向と今後の展望は?

‌ここでは、就職先を選ぶ際に気になる業界の動向や将来性について解説していきます。

自動車部品メーカーが受ける影響としては、

①電子化による部品の減少
②若者の車離れ
③人手不足

などが挙げられています。以下で具体的に解説していきます。

①電子化による部品の減少

自動車の電動化とは、ガソリンや軽油といった化石燃料を原料として動力を得るエンジンから、モーターで動く「電気自動車」へ移行することを指します。

内燃機関などのエンジンで動いていた自動車は、EV化が本格的になると内燃機関、それに関する部品が不要になり、モーター、電池に変わります。
現在、この自動車の電子化に伴い、必要とされる部品が変わってくること、そしてそれらの対策のため、エンジン関連の事業を売りに出し、代わりにEV関連事業を買って対応しようとしている企業が増えているようです。

②若者の車離れ

車を所有する若者が減少していることも自動車メーカーに大きな影響を与えるでしょう。
実際、自動車の保有台数の減少により、「所有」から「共有」へと移行しています。
例えば、自動車を共同して保有したり、利用したりするカーシェアリングや、所有者に同乗して移動手段として使うライドシェアリングが浸透してきました。
日本においては、法的な観点からライドシェアリングは普及には至っていませんが、カーシェアリングの需要は非常に高まってきています。

③人手不足

ベテランの技術者が定年を迎えた際に後継者となる若い世代の技術者が不足しています。

また人材を採用しようにも、自動車の開発エンジニアは専門的な技術が必要なため、育成に時間を要します。
自動車業界の動向を詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください!

Matcherで自動車部品メーカーで働く社会人にOB訪問しよう

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Matcherを紹介する画像
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‌【‌社会人の所属企業一覧(一部)】

デンソー、アイシン精機、豊田自動織機、トヨタ自動車、本田技研工業、日産自動車、日本製鐵、村田製作所、京セラ、AGCなど

‌積極的に自動車業界の社会人の話を聞きにいって、悔いのないように就活を終えましょう。
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