履歴書の郵送方法とは-封筒・送り状の書き方を解説

2019/02/08
お礼状のマナー
書類の郵送マナー
目次
1.
履歴書の郵送方法とは
2.
履歴書の郵送を丁寧に行うべき理由
3.
履歴書を郵送する際に必要なもの一覧
4.
‌封筒の書き方
5.
送り状の書き方
6.
郵送時の注意点
7.
さいごに
8.
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履歴書の郵送方法とは

就活において企業から求められることの多い、履歴書の郵送。

「どのような封筒で送れば良いのだろう・・」「郵送する際に必要なものがわからない。」「送り状の書き方がわからない・・」

日常で書類を郵送する機会の少ない方は、上記のような不安を抱えていることでしょう。この記事では、履歴書を郵送するためのステップを、一から解説します。ぜひこの記事を読んで、履歴書の郵送方法をマスターしてください。

履歴書の郵送を丁寧に行うべき理由

履歴書を郵送する際は丁寧に、慎重に行いましょう。

‌その理由は、履歴書がみなさんの第一印象になるから。郵送された封筒が、誤った形式であった場合、マイナスのイメージを持たれる可能性があります。「学生だから多少は許される」と思うかもしれませんが、「しっかりと郵送の形式について自主的に調べ実践している学生」と、「郵送の形式を知らないままにしている学生」、どちらが魅力的でしょうか?

企業に入った際に、自分から調べ行動できる人材と、自分の中でボーダーラインを低く設定しきちんと行動をしない人間がいるとすれば、当然前者が選ばれるでしょう。一つ一つの行動や所作も見られていると考え、履歴書の郵送も丁寧に行ってください。

履歴書を郵送する際に必要なもの一覧

ここからは履歴書の郵送のために必要なものの一覧を紹介します。郵送にする際に不備の無いよう、しっかりと確認しておいてください。

‌郵送を指示された書類一式

履歴書以外にも同封を指定された書類がある場合があります。企業から指定された書類に漏れが無いよう、チェックしましょう。

封筒

履歴書の郵送をする際には封筒に入れましょう。封筒の大きさは履歴書のサイズに適したA4サイズ(角2サイズ)を選択することをおすすめします。また、色は白で中身が透けないものを用意しましょう。

送り状

送り状とは、添え状、送付状とも呼ばれます。封筒にどのような内容物が同封されているのかを記載するための書類のことです。

クリアファイル

履歴書などの書類が、雨等によって濡れないようクリアファイルにいれて同封することをおすすめします。ただ、企業によってはクリアファイルを不要とする場合もありますので、「郵送上の注意」を確認してから同封するようにしましょう。

切手

履歴書郵送のために切手は必要となります。重さによって料金は異なるため、直接郵便局のサイトから確認しましょう。封筒の重さが最終的に50g以内の場合は120円分の切手が必要となります。
これまで履歴書の郵送に必要なものを記載してきました。ここからは履歴書の郵送に必須な封筒の書き方を解説します。

封筒の表面

履歴書を送る際に必要な封筒を書き方を示すイメージです。

①郵便番号・住所

企業から指定された郵便番号、住所を記載します。略称ではなく、正式名称を記載するよう注意してください。特に、「株式会社」を「(株)」と略さないよう、気をつけてください。

②宛名

宛名は敬称に注意して書きましょう。「企業名や部署」を指定されている場合は「御中」、「担当者個人の名前」だった場合は「様」を使用しましょう。「担当係」と指定されている場合も「御中」となります。

③応募書類在中の文言

書類の中身を示すため、「応募書類在中」という文言も封筒に記載しましょう。その際に、赤字で記入すると丁寧です。

封筒の裏面

履歴書の郵送に必要な封筒の裏面の書き方イメージ。

①自分の郵便番号・住所

郵送された書類の差出し先がわかるよう、自分の郵便番号と住所を記載しましょう。記入位置は封筒の下半分、中央線の右側。文字の大きさは表面に記載した文字より小さくするよう注意してください

②自分の氏名・大学・学部・学科名

郵送された書類の差出し人がわかるよう、自分の氏名・大学・学部・学科名を記入しましょう。記入位置は封筒の下半分、中央線の左側。こちらも同様に、文字の大きさは表面に記載した文字より小さくするよう注意してください

③書類を郵送した日付

封筒の左上に送信した日付を記入しましょう。

④封もしくは〆

書類を封筒に入れ終え、糊付けした後に、糊付け部分中央に「封」もしくは「〆」と記載しましょう。

送り状の書き方

これまで、履歴書を郵送する際の封筒の書き方を説明してきました。ここからは、履歴書を郵送する際に同封すべき「送り状」の書き方を解説します。
履歴書の郵送に必要な送り状の書き方イメージです。

①日付

履歴書を企業に郵送した日付を記載しましょう。

②宛名

企業から指定された宛名を記入しましょう。封筒の書き方と同様、略称を用いずに正式名称で記載をすることを注意してください。敬称は「企業名や部署名」の場合は「御中」、「個人名」の場合は「様」です。

③差出人の情報

自分の大学、学部、学科、氏名、住所、郵便番号、電話番号メールアドレスも忘れずに記載しましょう。

④題名

送付状の趣旨を記載しましょう。

⑤頭語、前文の挨拶

頭語である「拝啓」前文の挨拶を記載しましょう。

⑥本文

書類を送付する旨を伝えましょう。

⑦結語

結語である「敬具」を記載しましょう。

⑧同封書類の記載

封筒に同封されているものと部数を箇条書きで記載しましょう。

⑨以上

最後には右下に「以上」と記載しましょう。

郵送時の注意点

これまで履歴書を郵送する際の、封筒・送付状の書き方を解説してきました。ここからは実際に履歴書を郵送する際に注意しておくべき事項を説明します。

休日・祝日の配達について

履歴書を郵送する際には、基本的にポストを利用されると思いますが、土日祝日は配達が行われないことを覚えておきましょう。金曜日にポストに投函した場合、宛先に送信されるのは翌週の月曜になるので注意してください。

そのため、もし締め切りに間に合いそうで無い場合は、土日にも配達が行われる速達を利用しましょう。速達を検討されている方は以下のサイトを参考にしてください。
日本郵便「速達 ご利用に当たって」
なお、郵便物のお届け日数を以下のサイトで確認することができます。間に合うかどうか不安な方は下記のサイトをご参照ください。
ただ、履歴書の締め切りギリギリに提出した場合は「志望度が高くない」という評価をされることがありますので、早めに出すことをおすすめします。

さいごに

ここまで履歴書の郵送する際の、封筒・送り状の書き方など、郵送方法全般に関する情報をお伝えしてきました。みなさんが履歴書を郵送する際の一助となっていれば幸いです。ぜひ、今回の記事で伝えた履歴書の郵送方法を押さえて、ミス無く郵送できるようにしてください。

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