
【テンプレ付き】モチベーショングラフの書き方・作成ツールを紹介
2025/02/20
目次
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「もう自己分析してる?」
「自己分析は早めにしたほうがいいよ!」
大学の先輩や他の就活生から自己分析を急かされ、焦っている人は多いのではないでしょうか?自己分析は、みなさんの就活の充実度に大きな影響を与えるものです。
本記事では、自己分析の手法として有効であるとされている、「モチベーショングラフ」の書き方について詳しく解説していきます。テンプレートや記入例、作成ツールやその使い方についてもご紹介します。
モチベーショングラフとは
モチベーショングラフとは、自分の価値観を理解し、性格や強み・弱みを洗い出すことを目的に、幼少期から現在までの経験やモチベーションの変化を曲線のグラフを用いて表したものです。就職活動で行われる自己分析の手法の1つとしてよく用いられています。
自己分析を行うことで、自分が認識していなかった長所やアピールポイントを明らかにしながら自身に的した業界・企業を見つけやすくなるでしょう。
マイナビが行った「24年卒学生就職モニター調査8月の活動状況」の結果によると、約3割の人が自己分析を「もっと早く取り組めば良かった」「時間をかけて取り組みたかった」と思ったと感じています。
就職活動の軸を組めるために重要とされている自己分析ですが、選考が始まってしまうと、なかなか時間を確保することができなくなってしまいます。そのため、就職活動が本格化する前に自己分析を終わらせておくことをオススメします。
自己分析のやり方がわからない人へ
「モチベーショングラフを書いたけど自分の価値観がよくわからない」「自己分析のやり方がわからない」と困っている人はいませんか?
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モチベーショングラフを作成する目的
ここからは、モチベーショングラフを書くことによってどのようなメリットがあるのか、モチベーショングラフを書く目的について解説していきます。
▼モチベーショングラフを作成する目的
・自分のモチベーションの源泉を知る
・ESや面接に活用する
・自己PRや志望動機の裏付けとなるエピソードを探す
以下で詳しく解説していきます。
自分のモチベーションの源泉を知る
まず第一に、自分のモチベーションの源泉を知れることが挙げられます。
モチベーショングラフの作成では、過去の経験を振り返りながらその当時何をモチベーションに頑張っていたのか、どの程度の熱量をもって頑張っていたのかを記入していきます。どんな時にモチベーションが変化するのかがわかり、そこからどんな価値観を持って行動しているのかを分析可能です。自分がどのような環境であれば頑張れるのかを理解しておくことで、業界や職種を選びやすくなり、就職後のミスマッチも防ぐことができるでしょう。
就活の軸を明確にする
モチベーショングラフを作成して自分の価値観を知ることによって、就活を行う上での軸が明確になるでしょう。
就活の軸とは、企業や仕事を選択する際に絶対に譲れない条件のことです。数多くの企業の中から自分にマッチした企業を選ぶことはとても難しいです。そのため、絶対に譲れない条件を持っておくことで比較的スムーズに業界・企業を選ぶことができます。
モチベーショングラフを作成することによって自分の価値観を知ることができ、就活の軸をより細かく明確に設定することができるでしょう。
自己PRや志望動機の裏付けとなるエピソードを探す
モチベーショングラフを作成することによって、過去の経験を振り返ることができ、自己PRや志望動機の裏付けとなるエピソードを見つけることができるでしょう。
モチベーショングラフは、過去の経験を振り返り、自分がどんな考えをもって行動しているのかを振り返ることができる自己分析手法です。その過程で、強みを発揮した経験や自分の価値観に大きな影響を与えた経験を見つけることができます。このような経験を自己PRや志望動機の動機付けのエピソードとして伝えることで、説得力のあるアピールをすることが可能です。
選考でモチベーショングラフの提出を求める企業もある
選考の過程でモチベーショングラフの提出を求めている企業があることを知っていますか?
モチベーションの源泉や価値観から、学生のことをよりよく知ることができるモチベーショングラフの提出を選考過程に組み込むことで、企業とよりマッチする学生を採用しようとしています。選考の過程で提出を求められた際にすぐに提出できるようにするためにも、選考が本格化する前にモチベーショングラフの作成を終わらせておきましょう。
モチベーショングラフを選考に採用している企業例
・株式会社NTTデータ北海道
・株式会社東和コンピュータマネジメント
・鹿児島信用金庫
・株式会社 ソルパック
・マネックス証券株式会社
・株式会社マルニシ
※マイナビ・リクナビに掲載している企業で、提出書類としてモチベーショングラフを指定している企業をピックアップしています。最新の選考過程は、各会社の採用HPからご確認ください。
モチベーショングラフのテンプレートと記入例
ここからは、モチベーショングラフのテンプレートとその記入例をご紹介いたします。
この後には、モチベーショングラフの詳しい書き方についても説明します。そちらも合わせてご確認してください。
モチベーショングラフのテンプレート
モチベーショングラフの作成は、0から作るよりもテンプレートの活用がおすすめです。
最低でも縦軸にモチベーション、横軸に時間が書いてあれば十分ですが、レイアウトに困った場合はテンプレートがあることでスムーズに書き進められます。モチベーショングラフの書き方に迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください。

モチベーショングラフの記入例
モチベーショングラフを埋めると以下のようになります。

モチベーションの起伏とその原因となる出来事、どんな感情を抱いていたのか、モチベーションの山と谷ではどんな価値観を持っていると分析できるかを記載していきます。
難しそうと感じる方もいるかもしれませんが、この後紹介する『【6Step】モチベーショングラフの書き方』に沿って書き進めることで、誰でもこのモチベーショングラフを完成させることができます。
一緒にモチベーショングラフを書き上げましょう!
【6Step】モチベーショングラフの書き方
ここからはモチベーショングラフの書き方を詳しく解説していきます。
手元に紙とペンを用意して、Stepを確認しながら一緒に進めてみましょう!
▼【6Step】モチベーショングラフの書き方
Step1:縦軸(モチベーション)と横軸(年齢)の線を引く
Step2:モチベーションに起因した事象を時期ごとに思い出す
Step3:モチベーションの起伏を曲線のグラフで書き入れる
Step4:時期ごとにどのような出来事があったかを記載する
Step5:その出来事が起こったときの行動や感情を振り返る
Step6:モチベーションの山と谷でどんな考えを持っていたか言語化する
以下で詳しく解説していきます。
Step1:縦軸(モチベーション)と横軸(年齢)の線を引く

まず初めに、グラフの基盤を作成しましょう。縦軸をモチベーションの高低、横軸を時間の流れとして軸とメモリを書き入れましょう。
縦軸は0を中心として-100~100まで数値を取ります。横軸は0歳から現在の年齢まで数値を取りましょう。
Step2:モチベーションに起因した事象を時期ごとに思い出す
次に、モチベーションに起因した事象としてどんなことがあったかを時期ごとに思い出していきます。
いきなりモチベーションの起伏を曲線に書き表すのは難しいと思います。そのため、時期ごとに区切ってどのような経験をしてきたか、ポジティブなこととネガティブなことに分けて記載していきましょう。

この時、すべての欄を無理に埋めようとしなくても大丈夫です。この後のグラフの作成のために、各時期で特に印象に残っている出来事、自分に大きな影響を与えた経験等を思い出しておきましょう。
どうしても思い出すことができないという人は、この後で紹介している「モチベーションの変化を思い出しやすい質問20選」を参考に過去の経験を思い出してみてください。
Step3:モチベーションの起伏を曲線のグラフで書き入れる

Step2でこれまでの経験を一通り思い出すことができたら、自分のモチベーションの起伏を曲線のグラフで書き入れていきましょう。
先ほどStep2で記載した表を参考に、モチベーションの浮き沈みに影響を与えた部分に点を打っていきます。各年齢ごとに点を打ってももちろん良いですが、各年齢におけるモチベーションを考えることはとても難しいです。そのため、Step2で記載したポジティブ・ネガティブな経験から、印象的な経験をピックアップして点を打っていきましょう。
点を打つことができたら、それらを曲線で結びます。
Step4:時期ごとにどのような出来事があったかを記載する

曲線を引くことができたら、グラフの中に感情の起伏の中でどのような出来事があったのかを書き出していきましょう。
ただ出来事の内容を書くだけでなく、「どこで」「誰が」「何を」「どのような状況で」「どのくらいの熱量で」取り組んでいたのかをできる限り詳細に記載することを意識します。ここで詳細に記載することで、この後のStepをスムーズに進めることができるでしょう。
Step5:その出来事が起こったときの行動や感情を振り返る

出来事の詳細を記載することができたら、その時の行動や感情を振り返っていきます。どのようなことを感じてどんな行動をしたのか、その結果どのような結果になり、モチベーションにどんな影響を与えたのかを記載しましょう。
これにより、何が原因でモチベーションが変化したのかを深掘り、どんな事に感情を動かされるのか、自分の価値観を知ることが可能です。
Step6:モチベーションの山と谷でどんな考えを持っていたか言語化する

最後にモチベーションの高い部分と低い部分で、どのような考えを持っていたのかを言語化しましょう。
モチベーションが高い部分、低い部分それぞれにおいて共通点がないかを確認していきます。自分は何にやりがいを感じ、どのようなことが苦手なのかを把握することができるでしょう。また、モチベーションが高い部分と低い部分を比較し、何が要因でモチベーションが変化しているのかを考えることでモチベーションの源泉を知ることが可能です。
モチベーションの変化を思い出しやすい質問20選
「モチベーショングラフにどんな内容のことを書いたらいいのかわからない」「なかなかモチベーションが変化した出来事を思い出せない」という方にむけて、過去の経験を思い出すのを手助けしてくれる質問を時期ごとにご紹介します。
モチベーショングラフを書きながら過去を思い出すことに苦戦している人は、以下の質問を確認しながら思い出してみてください。
小学生(6 〜 12歳)
(1)小学校に入学したとき、新しい環境にワクワクしましたか? それとも不安が大きかったですか?
(2)運動会や発表会で成功した経験はありますか? 逆に悔しい思いをしたことはありますか?
(3)友達との関係はどうでしたか? 仲の良い友達ができたときや、トラブルがあったときの気持ちは?
(4)勉強や習い事へのやる気はどのタイミングで上がったり下がったりしましたか?
(5)中学受験を経験した場合、その過程でモチベーションの変化はありましたか?
中学生(12 〜 15歳)
(1)中学校に入学したときの気持ちはどうでしたか? 新しい友人関係や部活動に対する期待はありましたか?
(2)部活動や習い事で大きな成功や挫折を経験しましたか? それによってやる気はどう変わりましたか?
(3)テスト勉強や成績の変化によって、勉強へのモチベーションは変わりましたか?
(4)高校受験を意識し始めたのはいつごろですか? そのときのやる気は?
(5)実際に高校受験を迎えたとき、どんな気持ちでしたか?
高校生(15 〜 18歳)
(1)高校に入学したとき、環境の変化によってやる気はどうなりましたか?
(2)文化祭・体育祭・部活動で特に力を入れたことはありますか? そのときの気持ちは?
(3)進路(大学・就職)を意識し始めたのはいつごろでしたか? それによってモチベーションはどう変わりましたか?
(4)大学受験の勉強は楽しかったですか? それともつらかったですか? どのタイミングで気持ちが変わりましたか?
(5)受験が終わったとき、モチベーションはどのように変化しましたか?
大学生(18 〜 22歳)
(1)大学に入学して、新しい環境や自由な時間をどう感じましたか?
(2)サークルやアルバイトで熱中したことはありますか? それによってモチベーションに変化はありましたか?
(3)「このままでいいのか?」と悩んだことがありますか?
(4)大学での授業や勉強に対するモチベーションはどうでしたか?
(5)ゼミや卒業研究に取り組む中で、モチベーションの変化はありましたか?
モチベーショングラフを作成する時の3つのポイント
モチベーショングラフを書く時に意識するべき、注意したいポイントが3つあります。
▼モチベーショングラフを書く時の3つのポイント
ポイント①就活でアピールできるかは考えずに書き出す
ポイント②周りの人の意見も聞いてみる
ポイント③そのほかの自己分析手法も用いる
以下で詳しく解説していきます。
ポイント①就活でアピールできるかは考えずに書き出す
モチベーショングラフを作成するにあたって、就職活動でアピールできる内容のみを書き出そうと考える必要はありません。
モチベーショングラフは「誰かに見せるため」「これまでの経験をアピールするため」に作成するものではありません。企業が提出を求めることもありますが、「企業とマッチする価値観をもっているか」「自分のことをしっかりと理解しているか」を見ているのです。
誰かに見せる、アピールするために作成してしまうと、モチベーショングラフの本来の作成目的から逸脱してしまいます。人からの見られ方や選考での見られ方は気にせずに正直に書き出し、自分の感情や価値観を深掘りしましょう。
ポイント②周りの人の意見も聞いてみる
モチベーショングラフが完成したら、周りの人に意見を聞いてみましょう。第三者に見てもらうことで、より客観的な視点で分析を進めることが可能です。
客観的に物事を見ることに苦手意識を持っている人は、特にいろんな人からの意見を聞きながらモチベーショングラフの作成を進めるようにしてみましょう。
周りの意見を聞いてみたい人へ
「モチベーショングラフを書いてみたけど本当にこれでいいのかわからない・・・」と悩んでいる方はいませんか。
モチベーショングラフは書くのに時間がかかる分、正しく書けているかどうか不安になりますよね。その悩みは、自分が書いたモチベーショングラフを見てもらい、アドバイスしてもらうことで解決できるかもしれません。周りにモチベーショングラフを見てもらえる人がいないという人は、OB・OG訪問を試してみませんか?
OB訪問では、モチベーショングラフを書いたことがある内定者や社会人から、直接意見をもらうことができます。気軽にOB訪問をしたい方は、ぜひ「Matcher」を活用してみてください。
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モチベーショングラフの確認はもちろん、業界企業研究やエントリーシートの添削、面接対策まで、様々な就活相談に乗ってくれます。
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ポイント③そのほかの自己分析手法も用いる
就活の自己分析はモチベーショングラフだけでなく、ほかの自己分析手法と組み合わせて行うことをオススメします。さまざまな自己分析手法を用いることで、思い出すことのできなかった出来事、経験を思い出すことができるかもしれません。
また、自己分析の手法によっては、相性が悪く全く進めることができないものも出てくるかもしれません。そんな時には時間をかけすぎずに違う分析手法を進めてみましょう。
そのほかの自己分析手法
◎自分史
自分史とは、生まれてから現在に至るまでの出来事を洗いざらい書き出し、それらをまとめたものです。自分史を作成することによって、今まで自分が経験してきたエピソードを可視化することができます。
◎SWOT分析
SWOT分析とは、企業や事業の現状を把握し、経営戦略やマーケティング戦略を立案するために用いられるフレームワークです。自分の「強み(Strengths)」、「弱み(Weaknesses)」、「機会(Opportunities)」、「脅威(Threats)」の4つの項目に分け、分析します。
◎Will・Can・Must
Will・Can・Mustとは、「やりたいこと、できること、せねばならないこと」この3つの要素から、自分自身のキャリアを見つけ出す方法です。
Willl:自分自身の欲求
Can:自分自身の能力、スキル、強み
Must:社会的に必要とされていること
これらを洗い出してどのようにキャリア選択につなげていくのかを分析します。
◎iikigaiチャート
充実感をもって生きがいを感じながら働ける仕事を探すためにできた分析方法が「ikigaiチャート」です。「好きなこと」「得意なこと」「得たい報酬」「社会貢献になること」の4つの項目について分析していきます。
◎マインドマップ
マインドマップとは、特定のキーワードを中心として、その関連する言葉やイメージ、事象をつなげた図のことです。就活でマインドマップを用いることで思考を可視化することができ、自分の強みや得意なことが明確になります。
これらの分析手法についてより詳しく知りたい人は以下の記事もご確認ください。
【5選】モチベーショングラフ作成ツールと作成方法
ここからは、モチベーショングラフを作成するためのツールとそのツールを用いた作成方法をご紹介します。
▼モチベーショングラフの作成ツール
・Canva
・Excel【Office】
・PowerPoint【Office】
・Googleスプレッドシート
・LIFE LOG
以下でツールの特徴やモチベーショングラフの作成方法について詳しく解説していきます。
Canva
Canvaはオンラインで利用できるデザイン作成ツールです。プレゼン資料から文書作成、WEBサイト作成等の様々なデザインテンプレートが存在しています。無料で利用できるプランもあり、近年利用者が増えているツールです。
Canvaでモチベーショングラフを作成する方法
(1)Canvaでプレゼンテーションを開く。
(2)左のメニューバーの『Elements』から『Charts』を選択し、右側の『Line Chart』を選択する。
(3)『Label』に『年齢』と、『Series 1』に『モチベーション』と入力する。
(4)『Item 1』以下に、0歳から現在の年齢までを入力する。
(5)『モチベーション』と入力した列の下に各年齢におけるモチベーションを-100〜100%で記入する。
(6)『Elements』の検索欄に『吹き出し』と入力し、好きな吹き出しを選択する。
(7)吹き出しを選択した状態で、過去の出来事や感情を記入する。
(8)グラフ内の該当箇所に移動させる。
Excel【Office】
Excelは、Microsoft社が提供する表計算ソフトです。セルにデータを入力し形式を選択するだけで表の作成を行うことができます。
Excelでモチベーショングラフを作成する方法
(1)セルA1に横軸のデータ名「年齢」と入力し、A2以降に0歳、1歳…と現在の年齢まで入力する。
(2)セルB1に縦軸のデータ名「モチベーション」と入力し、B2以降に各年齢におけるモチベーションを-100〜100%で記入する。
(3)作成した表を全選択し、上のメニューバーの『挿入』から『おすすめグラフ』の『マーカー付き折れ線グラフ』を選択する。
(4)グラフを右クリックして、『グラフエリアの書式設定』を選択する。
(5)右側にグラフの書式設定が出てきたら、『▽グラフのオプション』から『縦(値)軸』を選択し、4つのアイコンが並んでいるうち一番右の『軸のオプション』を選択する。
(6)軸のオプションの中の『最小値』を-1に、『最大値』を1に設定する。
(7)表示形式の中の『カテゴリ』を『パーセンテージ』に設定する。
(8)『▽グラフのオプション』から『系列1』を選択し、『塗りつぶしと線』内の一番下の『スムージング』にチェックを入れる。
(9)上のメニューバーの『挿入』から『図』、『図形』を選択し、好きな吹き出しを選択してシート内をクリックする。
(10)吹き出しを選択した状態で過去の出来事や感情を記入する。
(11)上のメニューバーの『図形の書式』から図形の枠線や背景色を好みの物に設定し、グラフ内の該当箇所に移動させる。
PowerPoint【Office】
PowerPointはMicrosoft社が提供するプレゼンテーション作成ツールです。自己紹介スライドとともにモチベーショングラフを作成したい場合には、PowerPointを用いて作成をしてみてはいかがでしょうか。
PowerPointでモチベーショングラフを作成する方法
(1)上のメニューバーの『挿入』から『グラフ』を選択する。
(2)折れ線グラフの中の『マーカー付き折れ線』を選択する。
(3)自動で開かれたExcelにて、セルA1に横軸のデータ名「年齢」と入力し、A2以降に0歳、1歳…と現在の年齢まで入力する。
(4)セルB1に縦軸のデータ名「モチベーション」と入力し、B2以降に各年齢におけるモチベーションを-100〜100%で記入する。
(5)グラフをクリックして、『グラフフィルター』を選択し、『データの選択』から『系列2』と『系列3』を削除する。
(6)グラフを右クリックして、『グラフエリアの書式設定』を選択する。
(7)右側にグラフの書式設定が出てきたら、『▽グラフのオプション』から『縦(値)軸』を選択し、4つのアイコンが並んでいるうち一番右の『軸のオプション』を選択する。
(8)軸のオプションの中の『最小値』を-1に、『最大値』を1に設定する。
(9)表示形式の中の『カテゴリ』を『パーセンテージ』に設定する。
(10)上のメニューバーの『挿入』から『図』、『図形』を選択し、好きな吹き出しを選択してシート内をクリックする。
(11)吹き出しを選択した状態で過去の出来事や感情を記入する。
(12)上のメニューバーの『図形の書式』から図形の枠線や背景色を好みの物に設定し、グラフ内の該当箇所に移動させる。
Googleスプレッドシート
スプレッドシートとは、Googleが提供する、ブラウザ上で操作可能な表計算ソフトのことです。共有リンクを送るだけで第三者に確認、編集をしてもらうことが可能です。
スプレッドシートでモチベーショングラフを作成する方法
(1)セルA1に横軸のデータ名「年齢」と入力し、A2以降に0歳、1歳…と現在の年齢まで入力する。
(2)セルB1に縦軸のデータ名「モチベーション」と入力し、B2以降に各年齢におけるモチベーションを-100〜100%で記入する。
(3)作成した表を全選択し、上のメニューバーの『挿入』から『グラフ』を選択する。
(4)右側に出てきた『グラフエディタ』内のグラフの種類を『平滑線グラフ』に変更する。
(5)グラフエディタ内のカスタマイズから『系列』を選択し、『ポイントのサイズ』を7px以上に設定する。
(6)上のメニューバーの『挿入』から『図形描画』を選択し、『図形』から『吹き出し』を選択する。
(7)エリア内をドラックしながら吹き出しのサイズを調整した作成し、吹き出しを選択した状態で過去の出来事や感情を記入する。
(8)右上の保存して閉じるを押した後、吹き出しを選択して、グラフ内の該当箇所に移動させる。
LIFE LOG
『LIFE LOG』は、体験をもとに誰でも簡単に人生曲線プロフィールを作成できるサービスです。年齢や幸福度、詳細文を入力するだけで、簡単に人生曲線を作成することが可能です。
「モチベーショングラフをイチから作成するのは面倒くさい」「自分のモチベーショングラフの作成イメージが付かない」という人はぜひ試してみてください。
【参考】Lifelog
モチベーショングラフがオススメな人の4つの特徴
先ほどお伝えしたように、自己分析は今の自分と未来の自分を知ることに役立ちます。以下の特徴にあてはまる人は、一度モチベーショングラフを書いてみることをおすすめします。
▼モチベーショングラフがオススメな人の4つの特徴
・なぜか就活が進まない
・自分の行きたい企業や、仕事を通してやりたいことが言語化できない
・何からやれば良いのかわからず、自己分析が手につかない
・就活を始めたばかりで、ESのガクチカや長所が上手く書けない
モチベーショングラフは、どんな出来事が自分を作ってきたのか、自分にはどんな特徴があるのか、などを理解することに役立ちます。丁寧に自己分析をやっておくと、就活初期からつまづくことなくスムーズに選考に進むことができるでしょう。
ES、面接対策の他にも、選考の中でモチベーショングラフの提出を求める企業もあるため、事前に作っておくと便利です。
【就活無双】モチベーショングラフの3つの活用方法
モチベーショングラフを作成しても、そのまま放置してしまっては意味がありません。ここではモチベーショングラフの活用方法を3つご紹介します。
▼モチベーショングラフの活用方法
活用法①自分に向いている企業を見つける
活用法②就活軸を見つける
活用法③志望動機の質を上げる
以下で詳しく解説していきます。
以下で詳しく解説していきます。
活用法①自分に向いている企業を見つける
モチベーショングラフを使って過去の経験を振り返ることで、自分に向いている企業を考えることができます。
▼モチベーショングラフから志望する企業を考える方法
チームで協力して成果を出した時にモチベーションが上がった
→多くの人を巻き込む仕事が向いている
新しいことにチャレンジしているときにモチベーションが上がった
→常に変化の求められる業界に向いている
1つのことに打ち込んでいるときにモチベーションが上がった
→1つのことを極める仕事が向いている
人から感謝されたときにモチベーションが上がった
→対人スキルが問われる仕事が向いている
上記の分析の例から考えてみましょう。常に変化の求められる業界に向いているなら、ベンチャー企業やIT企業を検討してみても良いかもしれません。対人スキルが問われる仕事が向いているなら、営業職やコンサルタントを視野に入れられるでしょう。
上記はあくまで例ですが、自分のモチベーションが上がったタイミングを書き出して、仕事に置き換えて分析してみると、自分に向いている企業が見つかるかもしれません。
上記はあくまで例ですが、自分のモチベーションが上がったタイミングを書き出して、仕事に置き換えて分析してみると、自分に向いている企業が見つかるかもしれません。
過去の経験を洗い出すだけでなく、より深ぼって考えることで企業選びに活かすことができます。逆にモチベーションが下がったタイミングから、自分の短所を知って選択に活かすこともできるでしょう。
興味のある企業、業界が分かってきた人には、以下の記事もおすすめです。
活用法②就活軸を見つける
皆さんは就活軸をどのように決めていますか?「あなたの就活の軸は何ですか?」という質問はESでも面接でもよくある質問です。
ある程度気になっている業界や企業から就活軸を定めていくことも大切ですが、「どんな時にやりがいを感じるのか」「どんなことで評価されたいのか」といった自分軸を深ぼることで、就活軸がより明確になります。
モチベーショングラフは「自分がこう言う環境で結果を残してきた」「こう言う状況ではやる気が出ない」などの自己認識を深めることができる方法の一つです。そのため、業界・職種にこだわっていた軸とは別の軸が生まれて、広い視野で企業選びをすることができます。
モチベーショングラフを作れば、就活軸のクオリティが上がり、企業とのマッチ度も具体的に伝えることができます。
活用法③志望動機の質を上げる
最後の活用方法は志望動機の質を上げることです。複数の企業の選考を受ける際、「企業ならではの志望動機を書きたいのに言語化できない」という悩みが絶対出てきます。
そんな時にモチベーショングラフで深掘りした具体的なエピソードを交えた、志望動機を考えてみましょう。「自分がこの環境なら頑張れた」という経験や、「こんな同期や先輩がいたから成果が出た」などのエピソードと、企業ビジョンや強みの特徴との接点を探すことで、志望動機の質が一気にアップします。
ここでは自分と企業を接続した志望動機の例を一部紹介しますね。是非参考にしてみてください。
▼自分と企業を接続した志望動機の例
私は大学生のインターンで〇〇の環境の中、モチベーションを高く維持して頑張ることができていました。(具体的なエピソード)それは〇〇というビジョンを持つ貴社の考えと通じており、自分の能力を十分に発揮できる環境があると考えています.。このことから、私は貴社で...
就活を悔いなく進めるためにOB・OG訪問をしよう
自分に向いている企業を見つけたら、本当にその企業と合っているのかを確かめるために、その企業で働く人に話を聞いてみましょう。そして、志望動機の質を上げることができたら、誤字脱字や伝わりにくい部分が無いかを第三者に確認してもらいましょう。
この2つを同時に叶えることができるのが、OB・OG訪問をしながら就活相談もすることができるMatcherです。
Matcher(マッチャ―)とは
所属大学や住んでいる地域に関係なくOB・OG訪問ができるアプリです。
就職活動において、「近くに頼れる先輩がいない」「OB・OGの人にメールや電話をする勇気がない」「キャリアセンターに行くのが面倒だ」などの悩みはありませんか?
そういった人は、ぜひMatcherを活用してみてください。
Matcherをおすすめする5つの理由
・大手企業からベンチャー企業の社会人3.5万人が登録している!
・出身大学関係なく、OB・OG訪問できる!
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まとめ
モチベーショングラフの書き方について説明してきました。
みなさんの自己分析に活かしていただければ幸いです。
以下本記事のまとめです。
・モチベーショングラフを作成する時は、過去の自身の体験を時系列に振り返り、その時々の感情の揺れ動きを縦軸にモチベーションの高さ、横軸に時間として描き出す。
・作成後、モチベーションの高い&高い、低い&低いを比較する/モチベーションの高い&低いを比較することで、「なんとなく」理解していた自分の特徴をより鮮明に認識することができ、自己分析を深めることができる。
・モチベーション作成をすると、企業選びや就活軸を立てる時に活用することができる。志望動機の質も上がる。
・正しく書けているかどうか不安になった時は、家族や社会人に見てもらい、アドバイスしてもらうことで悩みを解決できる。