総合職の志望動機を聞かれたときの適切な答え方とは？
2019/02/08
目次
5.
総合職の志望動機を的確に伝えるために
「総合職を志望した理由は何ですか？」
新卒採用で複数職種を募集している場合、なぜその職種を志望したのか聞かれる場合があります。みなさんはこの質問に対する明確な答えを持っていますでしょうか？志望動機は企業の選考を突破できるか否かを左右する重要なもの。企業が納得する志望動機を伝えたいところです。
この記事のテーマは、総合職の志望動機を聞かれたときの答え方。「色々経験できそうだから。」といった理由では、まず選考を突破することはできません。総合職を選んだ理由を、意思決定のプロセスを踏まえて
「総合職の志望動機」とは言うものの、基本的な考え方はどの職種でも同じです。ぜひ最後まで読んで、みなさんが志望動機を作るときに役立ててください。
企業が志望動機を聞きたがるワケとは？
ESや面接など、就活のあらゆる場面で聞かれる志望動機。なぜ多くの企業が志望動機を聞こうとするのでしょうか？
企業が志望動機を聞くのは、どれだけ本気で企業に入社したいのかを判断しようとしているからです。企業の採用担当者は、目標としている新卒の入社人数を達成できるように採用活動に取り組みます。
このときに最も困ってしまうのが、内定の辞退。入社予定者としてカウントしていた学生に内定を蹴られてしまうことは、予定していた入社人数を達成できない原因になりかねません。企業の採用担当者は、内定辞退をする可能性の高い、志望度の低い学生を見抜こうとします。これに一役買っているのが志望動機。
企業に対する熱意がない学生の志望動機は、企業紹介をなぞっただけのような仕上がりとなり、少し突っ込んだ質問をすると途端にボロが出ます。志望動機を聞くことで、企業についてどれだけ理解しているのか判断でき、それが結果として内定を辞退する学生の見極めに役立つのです。
みなさんは志望動機を通して、その企業でなければならない理由を根拠を示しながら伝え、熱意を感じてもらう必要があると言えるでしょう。
求められているのは、職種別の業務の理解
企業が志望動機を通して見ているポイントを学んだところで、本題の総合職の志望動機を伝えるときのポイントについて説明します。単に企業の志望動機を伝えるのと比較して、職種に関する志望動機は、より突っ込んだ内容を回答することを求められます。それこそ会社ページをざっと読んでまとめただけでは回答することができません。
総合職の志望動機に的確に答えるために必要なこと。他の職種と比較して何が異なるのかを理解することです。例えば、総合職として入社したときに取り組む仕事と専門職として入社したときに取り組む仕事。必ず違いがあるはずです。
この違いを理解せずに総合職を志望したとしたら、しっかりと企業について調べていないと言っているようなものです。募集している職種にはどのような違いがあり、それを理解した上でなぜ総合職を志望するのか説明できるようにしておきましょう。
総合職の志望動機を考えるためにできること
総合職の志望動機を伝えるときは、それぞれの職種の違いを理解した上で、なぜ総合職が良いのかを伝えなければならないと説明しました。では、それぞれの職種の違いを調べるためにはどうしたら良いのでしょうか？方法は以下の2つです。
最も手っ取り早いのは、企業が開催する説明会で職種について質問をする方法。採用担当者や現場の社員の方が、入社した後のキャリアパスについて例を挙げて説明してくれるでしょう。
しかし、職種ごとの仕事のやりがいや苦労などの具体的な話は聞くことができないという難点があります。この難点を解決するのが、OB・OG訪問。OB・OG訪問では現場で働く社会人にじっくりと仕事について聞くことができるので、職種ごとの仕事のイメージができます。選考で志望動機を伝えるときにも、社員の方から仕事の話を聞き、やりがいを感じたと伝えることが可能です。志望動機説得力のあるものになるでしょう。
OB・OG訪問をするときにおすすめなのが、Matcher(マッチャー)。Matcherは、所属大学や学年に関係なく、興味のある業界・企業の社会人にOB・OG訪問ができるサービスです。4400人を超える社会人が皆さんの相談にのってくださっています。志望動機へのアドバイスはもちろんのこと、ES添削や面接対策もお願いできるでしょう。ぜひ話を聞きに行き、みなさんの就活に役立ててください。
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さいごに
総合職の志望動機の考え方は理解できましたでしょうか？冒頭でも述べた通り、志望動機は企業の選考を突破するために非常に大切なものです。説得力のある志望動機を伝えられるように準備をしてください。
