【大学2,3年生必見】ガクチカない人が今からできること7選

2024/06/12
学生時代頑張ったこと
就活の悩み
目次
1.
【大学2年生向け】今からガクチカを作る方法
2.
【大学3年生向け】短期間でガクチカを見つける方法
3.
「ガクチカがない」と思っている人にありがちな2つの誤解
4.
強みが伝わるガクチカのエピソードの選び方
5.
ガクチカ添削ならMatcher(マッチャー)
6.
おわりに
ガクチカでは、「学生時代に頑張ったことの成果そのもの」ではなく「目標に向けて頑張った過程」を評価する企業も多いです。

本記事では「ガクチカがない…」とお困りの学生に向けて、
・これからガクチカを作る方法
・今までの経験からガクチカを絞り出す方法
の2つをご紹介していきます。

ぜひ本記事を参考にしながら、自分なりに頑張ったことを企業にアピールしてみてください。

【大学2年生向け】今からガクチカを作る方法

まずは、今からガクチカを作る場合にオススメの方法を5つご紹介します。

最低でも3ヶ月以上取り組んでいると、ガクチカとしてこれらの経験をアピールしやすいです。なるべく長期間継続できるようなものを選んで、始めるようにしましょう。

▼長期的にガクチカを作る方法5選
①長期インターン
②サークルやボランティアなどの課外活動
③志望業界・職種に関連するアルバイトを始める
④資格取得
⑤趣味や習慣

①長期インターンを見つける

長期インターン経験からは、「目標達成力」「入社後にも活かせる業務スキル」などをアピールすることができます。

インターンとして業務を行う場合、社員側から業務を行う上で目標となる指標を提示してもらえる場合が多いです。その目標を達成できるように行動した過程のエピソードをガクチカとして書くと、わかりやすく「目標達成力」をアピールすることができるでしょう。

また、長期インターンでは実務経験を積み、業務を遂行するのに必要なスキルを高めることができるため、採用担当者が入社後の活躍を想像しやすくなります。

3ヶ月以上の勤務を『長期』と指す場合が多いため、遅くても大学3年生の12月から始めれば本選考のガクチカには間に合うように経験できます。一方で、より深度のある内容を書くためには、半年以上程度の勤務を目安として考えると良さそうです。

長期インターンの探し方

長期インターン募集の掲載は、Wantedlyゼロワンインターンキャリアバイトなどの媒体から確認することができます。社員から定期的にフィードバックをもらえる機会があるなど、教育体制がしっかりしている企業を選ぶことがオススメです。

もしくはスカウト機能のあるMatcherOfferBoxirootsなどのサイトに登録しておくと、企業側から「インターンに参加してみてみませんか?」というスカウトが届く可能性があります。これらのサービスでは、スカウトを受け取れる確率を上げるために、プロフィール欄を充実させるようにしましょう。

②サークルやボランティアなどの課外活動を行う

授業外での活動を課外活動といい、学内でできるものだとサークルや委員会、部活、学外だとボランティアや習い事などがあります。

自主的に参加したい課外活動を見つけ、その中で得た学びや経験をガクチカに記載することで「主体性がある」「チャレンジ精神がある」「行動力がある」といった評価をもらいやすいです。

とはいえ入学してかなり時間が経っているのに今からサークルとか学生団体は入りにくいな…と思う人も少なくないはず。

そのような方にはNPOやNGOでのインターンがおすすめです。社会貢献性が高いため参加意義をガクチカで記載しやすく、また日数も企業の長期インターンより少なくても大丈夫なところが多いです。

課外活動の探し方

インターンとして参加できるNPOはactivoなどのサイトで調べることができます。
‌具体的に学生のインターンが多いNPO団体としては、カタリバドットジェーピーなどが挙げられるでしょう。

「せっかくなら誰かのためになることがしたい」「物事のあらゆる側面を慎重に考えながら行動していきたい」といった方には、このような課外活動が良いかもしれません!

③志望業界・職種に関連するアルバイトを始める

「まだアルバイトをしていない」「お金もしっかりと稼ぎたい」という方は、志望業界や職種に関連するアルバイトを始めることがオススメです!

例えばアパレル業界志望の場合は、店舗スタッフの経験を持っていると業界への志望度や現場経験を評価してもらいやすいでしょう。他にも、営業職に応募したい場合は、レストランや居酒屋などでの接客経験から、対応力やコミュニケーション能力をアピールすることができます。

また、長期インターンでは最低賃金で時給が設定されていることが多いですが、このようなアルバイトではより高い時給で働ける可能性が高いです。

志望業界・職種に関連するアルバイトの探し方

ガクチカ向きのアルバイトは、indeedで探すことがオススメです。

一般的なアルバイト募集掲載媒体では、居酒屋やコールセンター以外のアルバイトを探すことが難しいと感じたことがある方も多いのではないでしょうか。indeedは企業側の求人投稿が無料なので、一般的な課金制のアルバイト募集掲載媒体よりも幅広い職種や業界のアルバイトを探しやすいです。

例えば「アパレル 東京都」「映像 アルバイト」「エンジニア 未経験」など、自分の志望職種や業界のKWを入れて検索してみてください。

④志望業界にぴったりな資格を取得する

外資系の企業に就職したいと考えている場合、英語をはじめとする外国語の勉強は必要不可欠ですよね。

このように志望業界にぴったりな資格取得のための勉強を、ガクチカとして使うこともできます。

「英語が公用語となる企業への就職を目標に毎日30語を覚え、TOEICのスコアを500から750点まで上げることができた」というのは立派な学生時代に頑張ったことですよね。
‌資格を取得する、という客観的な指標を持ってガクチカを書くことができるため、採用担当者も評価がしやすいです。

将来的に役立つことを勉強しながら、就職活動にも活かせられるためオススメです。

‌志望業界に合った資格の探し方

外資系企業や、海外との関わりが強い企業に応募する場合は、英語などの外国語関連の資格取得を目指すとよいでしょう。

他にも、不動産であれば「宅地建物取引士」の資格、金融や保険であれば「FP技能検定」の資格、経理や財務の職種志望であれば「日商簿記」の資格があると評価されやすいです。

「〇〇業界 資格」「〇〇職 資格」というように検索してみると、取得しておくとよい資格を探すことができます。

⑤趣味や習慣に明確な目標を設定する

様々な事情によって、今までご紹介したようなことができない方もいると思います。

そのような場合には「自分が今まで継続的にやってきた趣味や習慣に明確な目標を設定する」という方法によってガクチカを作ることが可能です。

‌趣味や習慣の目標設定方法

ガクチカとして趣味や習慣を挙げるためには、「なぜそれをやったのか」という理由を明確に提示する必要があります。

例えばテレビ業界志望であれば、「通学時間中にスマホを触るのではなく読書をする」という習慣から、「ドラマ企画にできる原作の情報収集を目的に、半年に小説10冊と漫画40作品を読む目標を達成した」というガクチカを作ることができます。

「コンテンツの企画立案が得意そう」というような自分の好きなことと一致したイメージ作りができるため、希望職種に就くためのアピールにも繋がるでしょう。

【大学3年生向け】短期間でガクチカを見つける方法

早い場合には大学3年の春にはインターン応募のためのガクチカが必要になりますよね。「明日にでもガクチカが必要!」という焦りをもった方でもできるガクチカの作り方をここではご紹介します。

‌▼短期間でガクチカを見つける方法
‌①今までの経験を箇条書きにして洗い出す
‌②短期間で<使えるガクチカ>を作る

①今までの経験を箇条書きにして洗い出す

アルバイトでも、サークルでも、大学のゼミや特別授業でも、何かしらに取り組んだことがある場合は、まず「自分がどのような経験をしたのか」を箇条書きにしていきましょう。

「ゼミ生と教授のコミュニケーションがうまく噛み合っていなかったところを、自分がパイプ役として働きかけた」というような経験は、意外と本人は忘れてしまいがちです。日記を書いている場合は読み返しながら、今までの大学生活の詳細を振り返ってみて、ガクチカに使えそうな経験を探してみましょう。

もし本当に何も思いつかない場合は、日々の習慣や自分で決めて守っているルールを発見してみると良いかもしれません。「言語交流アプリを使っている」「Twitterでバズった経験がある」といった日々の経験からもガクチカを見つけることができるかもしれません!

②短期間で<使えるガクチカ>を作る

短期間でも集中して物事に取り組めば、それはれっきとした「学生時代に力を入れたこと」です。

例えば「ヒッチハイクで東日本を横断」「友人を集めて1ヶ月間で映画制作」「アーティストを集めてグループ展を開催」など、短期集中型で労力をかけ、達成できることはたくさんあります

一方で、就職活動の準備をしながらこのようなことに取り組むのはなかなか大変です。現実的にこのようなことに取り組むのが難しそうな場合は、中途半端に始めるよりも、今までの経験から絞り出して考えたほうが魅力的な文章が書けるかもしれません。

「ガクチカがない」と思っている人にありがちな2つの誤解

就職活動の選考で必ずと言って良いほど聞かれる「学生時代頑張ったこと」。選考中に学生時代頑張ったことしか聞かない企業もあるほど、重要視されている質問です。自分にこれと言った頑張ったことがなく、どうしたら良いのか悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

‌頑張ったことがないと感じている人は、今まで経験したことが選考の中で伝えるに値しないと考えているケースが少なくありません。

‌ここでは、「ガクチカがない」と思っている人にありがちな2つの誤解についてご紹介します。自分なりのガクチカが書けるように、これらの誤解を解いておきましょう。

‌【誤解①】学生時代頑張ったことは、「レアな経験」でなければならない

「私が学生時代に頑張ったことは、アメリカでのビジネスインターンです。」
‌「学生時代に力を入れたことは、NPO法人の立ち上げです。」

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‌就職活動で選考を受けていると、びっくりするような経験をしている学生に会うはず。このような話を聞くと、自分が話そうとしていたエピソードがありきたりに感じてしまい、一気に自信をなくしてしまいがちです。

‌たしかに上記で挙げたような海外インターンやNPO法人の立ち上げは、多くの学びをもたらすでしょう。

‌しかし、学びは特別な環境でしか得られないわけではありません。たとえアルバイトやサークルのような誰でも経験するようなことでも、自分のスタンスや取り組み次第で多くの学びを得ることができます。そして、伝え方を間違えなければ、採用担当者にもその学びは伝わるものです。‌

‌【誤解②】学生時代頑張ったことは「苦労話」でなければならない

「学生時代頑張ったこと」というと、大きな困難を乗り越えた話をしなければならないという固定観念を持っている人は少なくありません。たしかに課題をどのようなプロセスで解決したのかを伝えるのは大切。

‌しかし「困難」というと、精神的な苦痛を経験した「苦労話」でなければならないという思い込みを起こしてしまいがちです。そうなると、本当に一生懸命取り組んでいた趣味の話は、エピソードから除外されてしまいます。これは非常に勿体ないこと

‌本当にみなさんの良さが出ているエピソードは、必ずしも苦労と感じたものではないはずです。学生時代頑張ったことのエピソードを選ぶときは、「苦労したか否か」を判断軸にするのはやめましょう。

強みが伝わるガクチカのエピソードの選び方

多くの就活生がガクチカのエピソード選びでやってしまいがちなのが、一番キャッチーな経験を選ぼうとすること。例えば、強みが一番発揮されていたのはアルバイトの経験であるにも関わらず、1ヶ月行った海外経験を話してしまうといったケースです。
‌海外に行った経験があることをアピールしたいがあまり、自分の強みが伝わらなければ本末転倒。

‌このような事態を避けるためには、
①入社後に必要になると考えられる資質を洗い出す‌
‌②自分の経験したことから説明できる資質を選び、伝わりやすいよう言語化する
というプロセスを踏みながら、ガクチカのエピソードを選ぶことがオススメです。

‌①入社後に必要になると考えられる資質を洗い出す‌

まず、企業に入社した後に活躍するためにどのような資質が必要なのか考えて、思いつくだけ書き出します。このときに重要なのが、できるだけ能力ベースに落とし込むこと。例えば、「負けず嫌い」や「向上心があること」といった言葉を挙げると、どのように仕事に活きるのか具体的にイメージできず、そこで思考が停止してしまいます。

‌「負けず嫌い」を「達成することが困難な目標でも、できる方法を考え行動を起こせること」と具体的な表現にすると、仕事で必要になるイメージもわきやすくなります。さらに、自分の経験と照らし合わせたときに適切なエピソードを思いつきやすくなるのでおすすめです。

‌②自分の経験したことから説明できる資質を選び、伝わりやすいよう言語化する

入社後に必要な資質を洗い出したら、自分の経験から‌説明できるものを選びます。訴求する資質を決め、そこからそれを説明できるエピソードを選ぶことで、自分がアピールしたいことを適切なかたちで伝えることができるのです。

‌エピソードを学生時代頑張ったこととしてまとめるときは、以下の構成にするときれいにまとめることができます。

‌(1)学生時代頑張ったことは、〇〇です。(結論)
‌(2)その中でもとりわけ△△に力を入れていました。(詳細)
‌(3)当時は☓☓といった課題があり、(課題)
‌(4)自分は□□を行いました(強みが生かされた行動)
‌(5)その結果、▼▼という成果が得られました。(結果)

学生時代頑張ったことは、伝えたことを踏まえて沢山の質問をされることが想定されるもの。上記の流れを分かりやすく伝えることも大切ですが、あらゆる質問に対して的確に回答できるよう、当時の状況やそのとき抱いていた思いを振り返り、説明できるようにしておいてください。
‌ 
‌【参考】【例文5選】「学生時代頑張ったこと」を普通の人が見つける方法

ガクチカ添削ならMatcher(マッチャー)

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おわりに

学生時代頑張ったことの考え方・伝え方は理解できましたでしょうか?
学生時代頑張ったことのエピソードに派手さは必要ありません。今まで自分が経験したことから、強みを伝えきることが大切です。

‌ぜひ説明したポイントを押さえて、みなさんの就職活動に生かしてください。

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