
【大学2,3年生必見】ガクチカない人が今からできること6選
2023/03/28
目次
本当に学生時代に頑張ったことがない人が今からできること
「入学した時からコロナ禍だったから思うように動けなかった…」
「気づいていたら就活目前になっていた」
学生時代に頑張ったことを就活で求められ、このように困る人も少なくありません。
ガクチカが書けない人の中には、まだエピソードを作る時間のある大学2年生と、今までの経験からどうにかガクチカとなるようなエピソードを見つけたい大学3年生がいるかと思います。
ここでは早速、それぞれのニーズに合わせて具体的にどのようなことを行うべきなのかをご紹介していきます。
今からエピソードを作りたい大学2年生の場合
大学に入学してから今まで特に何もしてこなかったために、就職活動に焦っているみなさん!
サマーインターンが始まる大学3年生の6月までに、もしくは本選考が始まる大学3年生の3月までに「学生時代に頑張ったこと」に使えるエピソードをどこで作れるかをご紹介します。
長期インターンを見つける
実践しやすく、就活でも有利になりやすいのが長期インターン経験です。
なぜ長期インターン経験が就活に有利かというと、入社後に活かせるような実務を行いながら社会人として活躍するための力を養えるからです。
長期インターンの経験から、採用担当者は入社後の業務パフォーマンスを評価しやすく、また業務における成果を数値的に表しやすいため、強度の高いガクチカが作れます。
3ヶ月以上の勤務を『長期』と指す場合が多いため、遅くても大学3年生の12月から始めれば本選考のガクチカには間に合うように経験できます。一方でより深度のある内容を書くためには、半年以上程度の勤務を目安として考えると良さそうです。
まだ時間に余裕がある場合は、ぜひ長期インターンに参加することを考えてみてください。
サークルやボランティアなどの課外活動を行う
授業外での活動を課外活動といい、学内でできるものだとサークルや委員会、部活、学外だとボランティアや習い事などがあります。
自主的に参加したい課外活動を見つけ、その中で得た学びや経験をガクチカに記載することで「主体性がある」「チャレンジ精神がある」「行動力がある」といった評価をもらいやすいです。
とはいえ入学してかなり時間が経っているのに今からサークルとか学生団体は入りにくいな…と思う人も少なくないはず。
そのような方にはNPOやNGOでのインターンがおすすめです。社会貢献性が高いため参加意義をガクチカで記載しやすく、また日数も企業の長期インターンより少なくても大丈夫なところが多いです。
「せっかくなら誰かのためになることがしたい」「物事のあらゆる側面を慎重に考えながら行動していきたい」といった方には、このような課外活動が良いかもしれません!
裁量権が大きそうなアルバイトを始める
「まだアルバイトをしていない」「お金もしっかりと稼ぎたい」という方には裁量権の大きそうなアルバイトがオススメです!
単にアルバイトといっても、「ルールに則って決められた業務を決められた通りに遂行することが求められる仕事」と「改善できるところを自分で考えながら業務を行うことが求められる仕事」の2つの種類があります。
ガクチカで魅力的に伝えやすいのは、後者のような裁量権の大きいアルバイトです。例えば個人経営の喫茶店や居酒屋などが挙げられます。
長期インターンは最低賃金で時給が設定されていることが主ですが、このようなアルバイトであればより高い時給である可能性も高いです。
アルバイトを探すときは「ガクチカで使えそうな経験ができそうか」を一つの判断基準として持ってみても良いかもしれません!
志望業界にぴったりな資格を取得する
外資系の企業に就職したいと考えている場合、英語をはじめとする外国語の勉強は必要不可欠ですよね。
このように志望業界にぴったりな資格取得のための勉強を、ガクチカとして使うこともできます。
「英語が公用語となる企業への就職を目標に毎日30語を覚え、TOEICのスコアを500から750点まで上げることができた」というのは立派な学生時代に頑張ったことですよね。
資格を取得する、という客観的な指標を持ってガクチカを書くことができるため、採用担当者も評価がしやすいです。
資格を取得する、という客観的な指標を持ってガクチカを書くことができるため、採用担当者も評価がしやすいです。
将来的に役立つことを勉強しながら、就職活動にも活かせられるためオススメです。
趣味や習慣に明確な目標を設定する
様々な事情によって、今までご紹介したようなことができない方もいると思います。
そのような場合には「自分が今まで継続的にやってきた趣味や習慣に明確な目標を設定する」という方法によってガクチカを作ることが可能です。
例えば「通学時間中にスマホを触るのではなく読書をする」という習慣から、「情報や知識を増やすことを目的に、半年に30冊の本を読む目標を達成した」というガクチカを作ることができます。
どうにかエピソードを作り出したい大学3年生の場合
早い場合には大学3年の春にはインターン応募のためのガクチカが必要になりますよね。「明日にでもガクチカが必要!」という焦りをもった方でもできるガクチカの作り方をここではご紹介します。
まず期限が差し迫った方がガクチカを作るときに選択するべきなのは、「短期間で<使えるガクチカ>を作る」のか、「今までの経験から絞り出す」のか、という2択です。
短期間で<使えるガクチカ>を作る場合
短期間でも集中して物事に取り組めば、それはれっきとした「学生時代に力を入れたこと」です。
例えば「ヒッチハイクで東日本を横断」「友人を集めて1ヶ月間で映画制作」「アーティストを集めてグループ展を開催」など、短期集中型で労力をかけ、達成できることはたくさんあります!
一方で、就職活動の準備をしながらこのようなことに取り組むのはなかなか大変です。現実的にこのようなことに取り組むのが難しそうな場合は、中途半端に始めるよりも、今までの経験から絞り出して考えたほうが魅力的な文章が書けるかもしれません。
今までの経験から絞り出す場合
アルバイトでも、サークルでも、大学のゼミや特別授業でも、何かしらに取り組んだことがある場合は、まず「自分がどのような経験をしたのか」を箇条書きにしていきましょう。
「ゼミ生と教授のコミュニケーションがうまく噛み合っていなかったところを、自分がパイプ役として働きかけた」というような経験は、意外と本人は忘れてしまいがちです。
日記を書いている場合は読み返しながら、今までの大学生活の詳細を振り返ってみて、ガクチカに使えそうな経験を探してみましょう。
またもし本当に何も思いつかない場合は、日々の習慣や自分で決めて守っているルールを発見してみると良いかもしれません。
「言語交流アプリを使っている」「Twitterでバズった経験がある」といった日々の経験からもガクチカを見つけることができるかもしれません!
本当に学生時代頑張ったことがないと感じている人へ
「学生時代頑張ったことは何ですか?」
就職活動の選考で必ずと言って良いほど聞かれる学生時代頑張ったこと。選考中に学生時代頑張ったことしか聞かない企業もあるほど、重要視されている質問です。自分にこれと言った頑張ったことがなく、どうしたら良いのか悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
頑張ったことがないと感じている人は、今まで経験したことが選考の中で伝えるに値しないと考えているケースが少なくありません。しかしポイントを押さえていれば、たとえ派手なエピソードでなくても十分に選考を突破することができます。
この記事では、学生時代頑張ったことに関するよくある誤解と、適切なエピソードの選び方について説明します。みなさんが学生時代頑張ったことのエピソードを自信を持って話せるようになったら幸いです。
【誤解①】学生時代頑張ったことは、「レアな経験」でなければならない
「私が学生時代に頑張ったことは、アメリカでのビジネスインターンです。」「学生時代に力を入れたことは、NPO法人の立ち上げです。」
就職活動で選考を受けていると、びっくりするような経験をしている学生に会うはず。このような話を聞くと、自分が話そうとしていたエピソードがありきたりに感じてしまい、一気に自信をなくしてしまいがちです。
たしかに上記で挙げたような海外インターンやNPO法人の立ち上げは、多くの学びをもたらすでしょう。
しかし、学びは特別な環境でしか得られないわけではありません。たとえアルバイトやサークルのような誰でも経験するようなことでも、自分のスタンスや取り組み次第で多くの学びを得ることができます。そして、伝え方を間違えなければ、採用担当者にもその学びは伝わるものです。

【誤解②】学生時代頑張ったことは「苦労話」でなければならない
「学生時代頑張ったこと」というと、大きな困難を乗り越えた話をしなければならないという固定観念を持っている人は少なくありません。たしかに課題をどのようなプロセスで解決したのかを伝えるのは大切。
しかし「困難」というと、精神的な苦痛を経験した「苦労話」でなければならないという思い込みを起こしてしまいがちです。そうなると、本当に一生懸命取り組んでいた趣味の話は、エピソードから除外されてしまいます。これは非常に勿体ないこと。
本当にみなさんの良さが出ているエピソードは、必ずしも苦労と感じたものではないはずです。学生時代頑張ったことのエピソードを選ぶときは、「苦労したか否か」を判断軸にするのはやめましょう。
学生時代頑張ったことで企業が見ているポイントとは?
学生時代頑張ったことで伝えるエピソードは、派手なものでも苦労したものでもなくてよいと説明しました。では、学生時代頑張ったこととして伝えるエピソードは、どのようなものが適切なのでしょうか?この質問に答えるためには、企業が頑張ったことのエピソードを通して何を知ろうとしているのかを理解することが大切です。
企業が知ろうとしていること。それはずばり、入社後に利益に貢献する人材なのか否かです。学生時代頑張ったことのエピソードから企業で活躍する資質を見出すことができなければ、たとえどんなに華やかな経験をしていたとしても評価されることはありません。
逆に、たとえサークルやアルバイトといった多くの人が経験するようなことでも、エピソードからみなさんの資質が伝われば適切なエピソードと言えるのです。
みなさんの強みが伝わるエピソードの選び方

多くの就活生がやってしまいがちなのが、一番キャッチーなエピソードを選ぼうとすること。例えば、強みが一番発揮されていたのはアルバイトの経験であるにも関わらず、1ヶ月行った海外経験を話してしまうといったケースです。
海外に行った経験があることをアピールしたいがあまり、強みが伝わらなければ本末転倒。このような事態を避けるためには、企業で必要になる資質からエピソードを選ぶというプロセスにすることが有効です。ここではそのステップを2つに分けて説明します。
①入社後に必要になると考えられる資質を洗い出す
まず、企業に入社した後に活躍するためにどのような資質が必要なのか考えて、思いつくだけ書き出します。このときに重要なのが、できるだけ能力ベースに落とし込むこと。例えば、「負けず嫌い」や「向上心があること」といった言葉を挙げると、どのように仕事に活きるのか具体的にイメージできず、そこで思考が停止してしまいます。
「負けず嫌い」を「達成することが困難な目標でも、できる方法を考え行動を起こせること」と具体的な表現にすると、仕事で必要になるイメージもわきやすくなります。さらに、自分の経験と照らし合わせたときに適切なエピソードを思いつきやすくなるのでおすすめです。
しかし、そうは言っても会社に入った後にどんな能力が必要になるのかイメージがつかない人も多いのではないでしょうか?このようなときには、実際に仕事の現場で働いている社会人に話を聞いてみると良いでしょう。業界や職種によって必要となる資質は変わってくるはずなので、興味を持っている業種や職種の社会人に話を聞きに行ってみてください。
そんなときにおすすめなのがMatcher(マッチャー)。
Matcherは所属大学や学年に関係なく社会人に話を聞きに行くことができるマッチングサービスです。現在およそ10000人もの社会人が就活生の相談にのってくださっています。

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②自分の経験したことから説明できる資質を選び、伝わりやすいよう言語化する
入社後に必要な資質を洗い出したら、自分の経験から説明できるものを選びます。訴求する資質を決め、そこからそれを説明できるエピソードを選ぶことで、自分がアピールしたいことを適切なかたちで伝えることができるのです。
エピソードを学生時代頑張ったこととしてまとめるときは、以下の構成にするときれいにまとめることができます。
①学生時代頑張ったことは、〇〇です。(結論)
②その中でもとりわけ△△に力を入れていました。(詳細)
③当時は☓☓といった課題があり、(課題)
④自分は□□を行いました(強みが生かされた行動)
⑤その結果、▼▼という成果が得られました。(結果)
学生時代頑張ったことは、伝えたことを踏まえて沢山の質問をされることが想定されるもの。上記の流れを分かりやすく伝えることも大切ですが、あらゆる質問に対して的確に回答できるよう、当時の状況やそのとき抱いていた思いを振り返り、説明できるようにしておいてください。
学生時代頑張ったことを上手に伝えよう
学生時代頑張ったことの考え方・伝え方は理解できましたでしょうか?
上で何度も述べていますが、学生時代頑張ったことのエピソードに派手さは必要ありません。今まで自分が経験したことから、強みを伝えきることが大切です。ぜひ説明したポイントを押さえて、みなさんの就職活動に生かしてください。
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