就活生が知っておくべきSEの仕事内容

2019/02/08
業界の仕事内容
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職種研究
エンジニア
目次
1.
はじめに
2.
①何を作るのか決める(要件定義)
3.
②要件定義に従って設計
4.
プログラムを組むのはSEではない
5.
③動作テスト・納品
6.
SEに求められる能力とは?
7.
さいごに

はじめに

SEとはシステムエンジニア(Sydtem Engineer)の略であり、その名の通り、システムを構築することを仕事とする職種です。しかし、システムを作ると言っても具体的にどのようなことをするのか分からない人が多いのではないかと思います。

この記事では、SEの仕事内容を仕事の流れに沿って説明します。理系の学生でSEに興味を持っている人は多いはず。ぜひ参考にして、みなさんの就職活動の糧にしてください。

①何を作るのか決める(要件定義)

まず最初にSEがすることは、何を実現するシステムなのかを決めることです。言われてみれば当然ですが、システムは何か目的があって作られます。SEはクライアントからシステムの構築の依頼があったときに、どのような課題を解決しなければならないかを確認します。依頼者からヒヤリングしたことを要件定義としてまとめます。

②要件定義に従って設計

SEが業務をしている画像です解決しなければならない課題が分かったら、次は課題を解決するためのシステムの設計に取り組みます。システムにどのような機能を実装するのか決め、プログラミングをするための詳細な設計を行います。

プログラムを組むのはSEではない

システム"エンジニア"という名前から、SEがプログラミングを行うと思っている人が多いのではないかと思いますが、実際はそうではありません。SEはクライアントの要望を聞いてそれを実現するシステムを設計します。その設計を元に実際にシステムを作るのはプログラマーなのです。エンジニアとして技術に対する知識は不可欠ですが、実装部分を担当しているわけではないことを覚えておきましょう。

③動作テスト・納品

SEの仕事風景プログラマーが実際に作ったシステムが設計通り動作するかテストをし、問題が発生しないか確認します。そして、クライアントにシステムを納品してSEの一通りの仕事が終わります。

SEに求められる能力とは?

仕事内容を見ても分かるように、SEはクライアントとのやりとりが多い仕事が少なくありません。クライアントから課題をヒヤリングする能力や、設計に落とし込んだシステムについてプレゼンテーションをする能力など、高度なコミュニケーションが必要となるのです。ただ技術と向き合っていれば良いわけではないことを覚えておきましょう。

さいごに

‌‌SEの仕事内容や求められる能力を理解することができましたでしょうか?

‌‌SEの仕事内容について把握できたら、次は実際に現場で働く社会人に話を聞きに行きましょう。仕事の面白さや難しさは
‌現場の人の話を聞いてこそ分かるもの。インターネットや本だけでは分かった気になってはいけません。

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