保存版|自己PR で「冷静さ」は長所になる!言い換え集・例文9選
2024/11/12
目次
8.
「冷静さ」は素晴らしい強みの1つです。しかし、伝え方によっては相手に冷たいという悪印象を与えてしまう可能性があります。
この記事では、履歴書や面接で活かせる冷静さの自己PRを、言い換えや例文とあわせて紹介します。
伝え方を間違えずに、最大限にあなたの強みをアピールしましょう!
企業に評価される長所「冷静さ」の3タイプ
冷静な人とは、一般的に落ち着いていて、感情に左右されない人のことを言います。
一言で冷静と言っても様々なタイプの人がおり、自分の冷静さがどのタイプに該当しているかを知ることはとても重要です。
冷静さは企業から評価される立派な長所です!
自己PRで自信をもって話すことができるように、分析しておきましょう!
▼冷静さの3つのタイプ
①客観的に考えられるタイプ
②落ち着きタイプ
③慎重タイプ
①客観的に考えられるタイプ
日本人の特徴として、周りの意見に合わせることが正義だという風潮があるのはみなさんも体験したことがあると思います。
しかし、みんなが周囲の意見に合わせているだけでは間違った方向へと進んでいることがあるかもしれません。
そういった時に、自分や組織を修正していけるような冷静さを兼ね備えた人物がこのタイプです。
周囲に流されず、自分の意見と状況を冷静に分析し、対応することができます。
また、周囲に流されることがあまりないため、自分の立てた目標などを自分のペースで進めていくことができる。その結果として仕事の面でも信頼されることが多いでしょう。
しかし、周囲に流されないという面はいきすぎると「頑固」というイメージに直結してしまいます。
自分の意見を持ちつつ、周囲の意見も受け入れて判断できるような人物になると、優秀な人材としてみんなから慕われるのがこのタイプでしょう。
②落ち着きタイプ
想定外の事態や、誰かのミスで被害が大きくなりそうなことに対して、落ち着いて対処することができる人材は、企業に対して大きな力となるでしょう。
こういうタイプの人は、常に想定外のことを想定していたり、ミスが起きそうなことを予想しており、周りをよくみている人が多いと思われます。
普段から気を使うことが上手なタイプだと言えますね!
経験を積んでいくうちにどんどん言語化ができる様になり、周囲にそれを伝えていくことで影響を与えることができていくのが特徴でしょう。
③慎重タイプ
個人として将来を考えたり、組織として今後どうしていきたいかを決める際に、リスクなどを考え慎重に丁寧に進めていくことができるのがこのタイプです。
きちんとリスクを把握し、対処を考えた上で進めていくのと、予測していなかったが故にリスクに対応しきれなかったのでは大きな差が生まれてしまいます。
慎重に物事を考えて行動ができる人は大きな失敗をしていないことがあります。
また、大きな失敗をしたからこそ慎重になっている人もいるかもしれません。
感情的に判断をしないため、常に落ち着いているといった印象を持たれることが多く、周囲に信頼されることが多いです。
仕事を正確にこなすことができるため、企業にとってもかけがえのない人材になっている事でしょう。
面接で緊張するのに「冷静さ」をアピールしても大丈夫?
自己PRで『冷静さ』をアピールしたいのに面接で焦ってしまったらどうしよう…と考えている方は少なくないはずです。
面接は誰でも緊張してしまうものです。面接の時に、落ち着いているという意味合いの『冷静さ』を伝えるのではなく、トラブルが起こっても冷静に対応できる『冷静さ』をアピールするようにしましょう。
ただ落ち着いているという特性を伝えるよりも、トラブルが起こっても冷静に対応できる『冷静さ』をアピールすることで、自分の体験談を加えやすく、面接官もあなたがどういう人なのかを想像しやすくなります。
それによって、仮に面接で緊張して焦ってしまっても『冷静さ』をアピールすることが可能です。
「冷静さ」をアピールする自己PRのES例文9選!
冷静さをアピールする自己PRの例文を紹介します。
注目して欲しいのが、冷静さ単体を強みとしてアピールしていないところ。「冷静である」というのは一種の性格であるため、それ自体に強みとしての価値があるわけではありません。
「冷静であることで、何ができるのか」をアピールすることで、企業が魅力を感じる強みとしてアピールできます。冷静さをアピールするときは、冷静であることで何ができるのかを意識して伝えるようにしてください。
「冷静であることで、何ができるのか」をアピールすることで、企業が魅力を感じる強みとしてアピールできます。冷静さをアピールするときは、冷静であることで何ができるのかを意識して伝えるようにしてください。
▼「冷静さ」をアピールする自己PR例文
①サークル・部活動のエピソードをもとにした自己PR例文
②ゼミ・研究室のエピソードをもとにした自己PR例文
③アルバイトのエピソードをもとにした自己PR例文
①サークル・部活動のエピソードをもとにした自己PR例文
冷静さをアピールする具体的なエピソードとして、サークルや部活動の経験を語るのもいいでしょう。特に、スポーツでは冷静な判断が必要になる場面がたくさんあります。
試合中に冷静な判断ができたことで勝利することができた
怪我で練習に参加できなくなった時も冷静さを失わずやれることを探した
などの体験談を盛り込むと良いでしょう。
客観的に考えられるタイプの例文
「課題の本質を見極め、最適な解決策を導き出す冷静さ」 が私の強みです。(強み)
大学時代のバレーボール部で、新入生歓迎会の企画を担当した際、部員からの意見がまとまらず、歓迎会の成功が危ぶまれる状況に直面しました。そこで私は、単に意見を集めるだけでなく、その背景にある理由を深く掘り下げることで、問題の本質が「新入生に部活の魅力を効果的に伝えるための具体的な方法が定まっていない」ことにあると分析しました。
この分析に基づき、私は、過去の企画の成功事例と失敗事例を比較し、新入生が最も求めているものは何かを検討しました。そして、部員全員でアイデアを出し合い、投票によって企画を決定しました。新入生だけでなく、部員たちのモチベーション向上にも繋がり、大きな成功を収めることができました。(強みを発揮した経験)
この経験から、私は、表面的な問題にとらわれず、根本的な原因を究明し、最適な解決策を導き出すことの重要性を学びました。
今後は、この力を活かし、企業において、問題が発生した際に、迅速かつ的確に原因を特定し、効果的な改善策を提案することで、組織全体の課題解決に貢献したいと考えています。(強みの生かし方)
落ち着きタイプの例文
私は、どんな状況でも冷静に対応し、問題解決をすることができます。(強み)この能力は、大学3年の時に所属していた美術サークルの卒業制作発表会で、作品展示の責任者を務めた際に培われました。独創的な作品展示という大きな目標を達成するために、メンバーと共に日々作品制作を行い、展示計画を立てていました。しかし、発表会当日、搬入中に作品が破損してしまうというアクシデントが発生し、メンバーの士気が低下しかけたことがありました。
その際、私はメンバー一人ひとりと状況を共有し、冷静に代替案を考えました。破損した作品を修復する方法を検討し、他の作品との配置換えを行い、展示全体のバランスを調整しました。メンバーも私の冷静さに励まされ、協力し合い、無事に発表会を開催することができました。(強みを発揮した経験)
この経験を通して、私は、想定外のトラブルが発生した際でも冷静さを失わず、チーム全体を鼓舞し、成功へと導くことができることを実感しました。(強みの生かし方)
慎重タイプの例文
私の長所は置かれている状況から、冷静にすべきことを判断できることです。(強み)
私は学生時代、ミュージカルのサークルで代表を務めていました。
春と秋の年に2度大きな発表の場があるのですが、去年の春の発表会で、例年よりもチケットが配れていないことがありました。
このままだとお客様を十分に集められないまま当日を迎えることになってしまうという危機感を持ちました。
そこで、チケットを配る目標人数と期限を定め、メンバーに共有しました。
また、メンバー1人1人と密にコミュニケーションを取り、モチベーションを落とさないよう意識しました。
これらの取り組みが実を結び、無事発表会当日には、目標としていた人数のお客様にお越しいただくことができました。
(強みを発揮した経験)
仕事の現場では、変化の激しい環境で物事を判断しなければならないことが多々あるかと思います。
今までの経験を生かして、置かれている状況から何をすべきなのか考え、行動したいと考えています。(強みの生かし方)
②ゼミ・研究室のエピソードをもとにした自己PR例文
大学では授業やゼミ、サークルなどで、多くの人や集団と関わると思います。集団の中で人はどうしても周囲に流されてしまいがちです。そんな時に冷静さを発揮できる人材は魅力的にうつります。
安易に周囲の意見や流行に流されず、自分らしい判断・決断ができるという姿勢をアピールするといいでしょう。
客観的に考えられるタイプの例文
「複雑な状況を華麗性に分析し、最善の戦略を立案する力」が私の強みです。(強み)
大学3年のゼミ活動において、『新型コロナウイルス感染症の流行が、人々の心理に与える影響に関する研究』の研究に取り組む中で、オンライン調査における回答者の回答率が低いという問題に直面しました。
そこで、私は、単に既成の解決策に固執するのではなく、課題の根本原因を深く掘り下げる 必要があると考えました。回答者の属性や回答内容を詳細に分析し、回答率の低い要因の特定によって、回答率が低い原因を徹底的に分析した結果、回答ページのデザインに問題があることが判明しました。
この分析結果に基づき、私は、オンライン調査のデザインを改良し、回答者の負担を軽減することを提案し、チームメンバーを巻き込んで研究を進めました。その結果、回答率が20%向上し、信頼性の高いデータを得ることができました。(強みを発揮した経験)
この経験を通して、私は、複雑な問題に対しても、冷静に分析し、最適な解決策を導き出すことの重要性を学びました。
今後は、この力を活かし、企業において、未知の課題に立ち向かい、革新的なソリューションを生み出すことで、組織の発展に貢献したいと考えています。(強みの生かし方)
落ち着きタイプの例文
私は、どんな状況でも冷静に対応し、問題解決をすることができます。(強み)
この能力は、大学3年の時に所属していた化学研究室の新素材開発の研究で、実験データをまとめるリーダーを務めた際に培われました。画期的な新素材の開発という大きな目標を達成するために、メンバーと共に日々実験を行い、データを収集していました。しかし、最終段階で、実験データに誤りがあることが発覚し、研究成果に大きな影を落とす可能性が出てきました。
その際、私はメンバー一人ひとりと実験データを照らし合わせ、誤りの原因を突き止めました。そして、冷静に実験計画を見直し、再実験を行うことを提案しました。メンバーも私の冷静さに励まされ、再度実験を行い、正しいデータを得ることができました。(強みを発揮した経験)
この経験を通して、私は、実験データの誤りといった危機的な状況でも冷静さを失わず、チーム全体を導き、研究を成功させることができることを実感しました。(強みの生かし方)
慎重タイプの例文
私の強みは、困難な状況でも落ち着いて判断できることです。(強み)
私が所属するゼミでビジネスコンテストに出場する機会があり、自身の成長のために立候補して参加メンバーになりました。
しかし審査員は大手企業の取締役がほとんどで、初出場の私たちの中には緊張のあまり体調が悪くなる人もいました。
私自身、全国の有名校が出場する中で勝てるのか自信がありませんでした。
しかし、緊張を理由に負けたくないという思いから、徹底的に他校の分析を行った上で、メンバーの特性に合った指示出しを行うことができました。
例えば緊張しきったメンバーには積極的にコミュニケーションをとり、当日も手を動かす作業を依頼することで緊張が和らぐようにしました。
これらの取り組みにより、緊張に飲まれずチームで全力を出しきることができ、初出場にも関わらず50組の中から3位に選ばれることができました。(強みを発揮した経験)
この能力を活かし、業務上のミスで困難な状況に置かれても、私が周りの緊張を和らげるよう働きかけ、問題解決に向かわせたいです。(強みの生かし方)
③アルバイトのエピソードをもとにした自己PR例文
アルバイトの経験でも、冷静さが発揮されることがあります。
お客さんが多くかなり混雑する飲食店での接客アルバイトや次々と仕事をこなしていかなければならない現場では、パニックにならずに冷静に対処することが求められます。
お客さんが多くかなり混雑する飲食店での接客アルバイトや次々と仕事をこなしていかなければならない現場では、パニックにならずに冷静に対処することが求められます。
仕事で忙しい時や、アクシデントやトラブルに遭遇した時に、冷静に対処した経験など語るといいでしょう。
客観的に考えられるタイプの例文
「課題の原因を的確に判断し、的確な手段を取れる点」が私の強みです。(強み)
予備校のアルバイト経験でこの強みを発揮しました。勤務先は体験授業後の入塾率が2割程度と、競合の半分程度の数値に低迷するという課題がありました。この状況に校舎長は「講師の質が悪い」と諦め気味だったものの、ほかに問題があると考えた私は原因を分析することに。実際に入塾している生徒の保護者に調査を実施したところ、体験内容自体は満足しているが料金面で今一歩入塾に踏み出せていないことが判明しました。そこで「入塾1ヶ月無料キャンペーン」や「即決で入塾料無料」といった特典を追加しました。その結果、入塾率は予想を少し上回る7割にまで上げることができました。(強みを発揮した経験)
この「冷静な判断力」を生かし、セールス担当として商品が売れない場面でも、その要因や相手のニーズを細かく分解することで状況を変えられると考えています。(強みの生かし方)
落ち着きタイプの例文
私はどんな状況でも冷静に対応し、問題解決をすることができます。(強み)
この能力は、レストランでアルバイトをしていた際に、お客様のトラブルに対処する過程で身につきました。お客様の注文の品を運ぶ際、新人のアルバイトの子がグラスを倒してドリンクをこぼしてしまいました。そのお客様は常連で、大事な商談の場としてご来店くださったため、そのバイトの子は動揺し適切な対応ができない状況だったのです。
その場に居合わせた私はすぐに謝罪し、即座にバイトの子へタオルの用意と他のバイト仲間への情報共有を指示しました。お召し物が汚れていないかコミュニケーションを取りつつ、店長の許可をとって飲み物のサービスを提案し、場を収めるよう努めました。その結果、お客様に最後のお食事まで楽しんでいただくことができ、次回ご来店のご予約もいただくことができたのです。(強みを発揮した経験)
この経験から私はトラブルの際もその場で状況を理解して、適切な対応をとる力があることに気づきました。この能力を活かして、どのような問題が起きたときでも誰よりも落ち着いて原因を探り、解決していきたいです。(強みの生かし方)
慎重タイプの例文
私の長所は、冷静に状況を判断し、慎重に行動できることです。(強み)
私は学生時代、IT企業で長期インターンシップに参加していました。プロジェクト管理を担当し、チームメンバーと協力してシステム開発を進めていました。しかし、プロジェクトの進捗が遅れ、納期に間に合わない可能性が出てきました。そこで、私は遅延の原因を徹底的に分析し、ボトルネックとなっている問題を洗い出しました。次に、チームメンバーと綿密にコミュニケーションを取り、それぞれの役割を再分配して効率化を図りました。また、進捗状況を把握するためのツールを導入し、リアルタイムで状況を把握できるようにしました。
その結果、プロジェクトは順調に進み、納期までに無事にシステムを完成させることができました。クライアントからも高評価をいただき、信頼関係を築くことができました。この経験を通じて、冷静に状況を判断し、慎重に行動することの重要性を再確認しました。また、感情的に判断をしないことで、常に落ち着いていると評価されることが多く、周囲からの信頼も厚くなりました。(強みを発揮した経験)
仕事の現場では、変化の激しい環境で物事を判断しなければならないことが多々あるかと思います。今までの経験を生かして、置かれている状況から何をすべきなのか冷静に考え、慎重に行動したいと考えています。(強みの生かし方)
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「冷静さについて自己PR を書いてみたけどこれでいいのかな?」
「自己PRのエピソードで何を書けば良いかわからない」
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冷静さをアピールする自己PRで意識すべきポイント
冷静さをアピールしながら人間性を伝えるためには、「冷静さ」がその人のどういう考え方に基づいているのかを具体的に示すことが大切です。
以下のポイントを意識して、企業に自分らしさを伝えましょう。
▼冷静さをアピールする自己PR で意識すべきポイント
1|冷静さの背景にある「考え方」や「価値観」を伝える
2|冷静さの根拠がわかる内容を伝える
冷静さの背景にある「考え方」や「価値観」を伝える
企業はあなたがどういう人なのかを知りたがっています。
面接において最初の挨拶、歩き方、服装や髪型など外見から情報を得ることはできます。しかし『人間性』は目では見えません。
この人はどんな人でどういう考え方をしているのか企業も気になっています。そのため、自分にしかない独自性をアピールしていくことが重要です。
「なぜ冷静でいることを大切にしているのか」「冷静さを保つために普段どのようにしているか」を伝えると、考え方が伝わりやすくなります。
例えば、「複雑な問題にも焦らず対応し、解決まで導くことに達成感を感じる」というように、自分が冷静さを重視する理由や価値観を表現しましょう。
冷静さの根拠がわかる内容を伝える
冷静さは企業に評価されるとても良い強みです。冷静さの根拠がわかる具体的な内容を伝えるようにしましょう。
冷静さの根拠がわかるような内容には以下のような内容が当てはまります。
・冷静さがあることによって、トラブルやプレッシャーの中でも安定したパフォーマンスが発揮できた経験
・緊急時でも冷静さを保ち、状況を明確に分析することでよりよい解決策を見つけが経験
・チーム全体が緊張している状態でも、冷静に指揮することでチームのパフォーマンス効率が上がった経験
冷静さの根拠となる経験を挙げ、その結果として得られた成果を強調することで、冷静さが具体的にどのように役立つかを企業に伝えることができるでしょう。
自己PRで『冷静さ』が伝わるESの書き方
選考で伝える強みは、仕事をする上で発揮できるものでなければならないことを学びました。
自己PRで冷静であることを伝えるときのポイントについて説明します。まずは、自分の強みを効果的に伝えるためのポイントを押さえておきましょう。
▼ESに自己PRを書くときの3つのポイント
①結論を先に持ってくる
②強みを発揮したエピソードを具体的に伝える
③強みの生かし方について伝える
①結論を先に持ってくる
自分の強みを伝えるときは、結論を先に伝えることが大切。具体的な話から入ってしまうと、最後まで何が伝えたいのか分かりません。結果的に話が冗長になり、物事を伝えるのが上手でないと判断されます。
「私の強み(長所)は〇〇です」というかたちで、何が強みなのかが端的に伝わるように意識してください。
「冷静さ」の言い換え表現集
「冷静さ」の言い換えとして下記の様なものがあります。
これが全てではないため、自分に合った言い換えを選択していきましょう。
▼「冷静さ」の言い換え表現集
・落ち着きがある
・慎重に行動する
・客観的に物事を見る
・冷静な判断力がある
・安定した対応力がある
・冷静な分析力がある
・物事を見通す力がある
・理性的な思考力がある
・状況把握力がある
・合理的な判断力がある
・丁寧に物事に取り組む
・注意深い
・沈着冷静
冷静さの幅を深め、自己PRをうまく進めていくためにも複数の言い換え用語を用いていきましょう。
②強みを発揮したエピソードを具体的に伝える
自分の強みを伝えるときに最も重要なのが、エピソードを通してどれだけ強みに説得力を持たせることができるか。
自分がどんな経験をし、そこでどのようなアクションを起こしたのか具体的に伝えられるようにしてください。以下の4点にまとめると、ストーリーが整理されて伝わるのでおすすめです。
Point.1 強みを発揮した場面
Point.2 抱えていた課題/目標としていたゴール
Point.3 課題解決・目標達成のために取ったアクション
Point.4 それによって得られた結果
③強みの生かし方について伝える
上で述べている通り、企業が強みを聞く意図は、仕事で活躍する見込みがあるか否かを知ること。
自分が伝える強みが入社後にどのように発揮されるのかについても言及するようにしましょう。
入社後のことについてもしっかりと考えていることが伝わるので、良い印象を持ってもらえるはずです。
【要注意】「冷静さ」が悪く伝わるケース
「冷静さ」という長所は、「冷たい人」「頑固」などといった短所と表裏一体の関係になっています。
アピールの仕方によっては、悪い印象を持たれてしまう可能性があるため、注意が必要です。
▼注意が必要な「冷静さ」が悪く伝わるケース
・協調性がないと捉えられるケース
・慎重すぎると捉えられるケース
協調性がないと捉えられるケース
「今の状況が悪い方向へと向かっているということを冷静に分析した結果、私はチームのみんなの意見を聞かずに進めていきました。結果としてチームの平均成績よりもはるかに高い成績を残す事ができました。」
といった場合、結果は出せたけど協調性はないのかもといった印象を受けてしまいますね。
慎重すぎると捉えられるケース
「私は学生時代にデリバリーのアルバイトをしておりました。住所を間違えて配達をするわけにはいかないので、配達先の家のまえで確認し、インターホンを押す前に再度確認をすることを心がけました。その結果2年間の間にミスをしたことはなく、アルバイトリーダーにもなる事ができました。」
この場合、家のまえで一度慎重に確認しているのならば、インターホンのまえで確認するという行為は、効率が悪い行動であるとも考えられます。
こういったように、正確というのは仕事の上で重要な要素であるのですが、慎重すぎるといった短所も見えてきてしまう事があります。
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さいごに
本記事では、「冷静さ」をアピールしたいときの自己PRの書き方のコツをご紹介してきました。
冷静さは企業に評価される長所の1つですが、表現の仕方によってはマイナス印象を与えてしまう可能性があります。
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