【例文】自己PRや長所で「諦めないこと」をアピールする方法

2025/10/14
自己PRの書き方
自己PRの例文
就活で伝える長所
長所の例文
目次
1.
長所・自己PRで「諦めないこと」は企業にどのように評価されるのか
2.
長所・自己PRで「諦めないこと」をアピールする基本の構成
3.
【例文3選】「諦めないこと」を長所にした自己PR
4.
長所・自己PRでの「諦めないこと」言い換え表現一覧
5.
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6.
さいごに
「あなたの長所を教えてください。」
‌「あなたの強みは何ですか?」

就活の選考では、ESや面接をはじめ、あらゆるところで自分の強みについて質問をされます。何が自分の強みなのかがわからず、思いついたものを考えなしに答えてしまっていませんか?

本記事では、諦めないことを強みとした自己PR・長所を伝えるときのポイントについて説明します。自己PRや長所は、みなさんの選考の合否を決める際に最も重要な要素となっているといっても過言ではありません。本記事を参考に、選考を突破する自己PRを書き上げましょう。

長所・自己PRで「諦めないこと」は企業にどのように評価されるのか

「諦めない力」とは、難しい問題や課題に対して粘り強く立ち向かい、目標や目的を達成しようとする力のことです。

仕事は楽しいばかりではなく、様々な困難にぶつかることもあります。そのような場面でも乗り越える方法を考え、行動できる「諦めない力」は、企業から高評価を受けやすいです。

「諦めない力」の企業からの評価例
・仕事で困難な状況に直面した時も、乗り越えるために努力できそう
・ハードルの高い仕事にも挑戦できそう
・経験を積み重ねながら、成長していけそう

「諦めないこと」を効果的にアピールするコツ

長所や自己PRでは、「諦めない力」が発揮されたエピソードを伝え、根拠を示す必要があります。

根拠となるエピソードを伝える際は「当初の目的や目標」「取り組んだこと」「その結果」など、諦めない力を発揮した状況について具体的に示すことが重要です。

面接官に「<諦めない力>を活かして入社後も活躍してもらえそうだ」と思ってもらえるように、再現性があることもアピールしましょう。

「諦めないこと」をアピールする際の注意点は?

長所と短所は表裏一体です。そのため、「諦めない力」をアピールするつもりでも、伝え方によっては「頑固そう」「柔軟性がなさそう」と受け取られることがあります。

たとえば、「自分の意見を曲げたくなかったので、周りが諦めるまで説得し続けました」という話し方をすると、自分では前向きな姿勢を示したつもりでも、「人の意見を聞けないタイプ」と思われてしまうかもしれません。

このように、エピソードの内容や言い回しによって印象は大きく変わります。「諦めない力」と同時に「柔軟に対応できる姿勢」も伝わるように、表現のバランスに気をつけましょう。

長所・自己PRで「諦めないこと」をアピールする基本の構成

自己PRや長所は、伝える内容が同じでも、その伝え方によって印象が大きく変わります。ここでは、自分の強みを説得力を持って伝えるための構成を紹介します。

「諦めないこと」をアピールするための基本構成
①「諦めない性格である」という結論から伝える
②「今まで諦めなかった」エピソードを整理して伝える
③「諦めない」長所をどう業務に役立てるかを伝える

以下で詳しく解説していきます。

①「諦めない性格である」という結論から伝える

‌自己PRや長所に限らず、何か物事を伝えるときは結論から先に伝えてください。よく具体的な例から話し始めてしまう人が多いのですが、最後まで何が言いたいのかが分からないため、冗長な印象を与える恐れがあります。結論から先に伝えることで、その後に続く具体例が何を伝えるものなのか分かるため、内容を理解しやすくなるのです。
‌自己PRや長所の場合は「私の強み(長所)は最後までやり遂げるところです。」というように、強みとなる部分を最初に持ってくるようにしましょう。

②「今まで諦めなかった」エピソードを整理して伝える

‌始めに長所を伝えたら、それを裏付けるエピソードを伝えます。ただやみくもにあったことを話しても分かりづらいので、以下の4点に整理すると良いでしょう。
エピソードを整理するための項目
・強みが発揮された場面
・当時問題となっていた事柄
・問題に対して起こしたアクション
・アクションによってもたらされた結果
‌また面接の場合、自己PRや長所で伝えたエピソードについて追加で沢山の質問をされる場合があります。質問の内容は当時の心境や学んだことなど様々ですが、何を聞かれても問題ないよう、しっかりと振り返りをしておきましょう。

‌③「諦めない」長所をどう業務に役立てるかを具体的に伝える

企業が自己PRや長所で強みを聞くのは、入社後に活躍するかを見極めるためです。

‌強みとそれを裏付ける経験を伝えたら、締めにそれをどう役立てていくのかを伝えると良いでしょう。

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【例文3選】「諦めないこと」を長所にした自己PR

今まで説明してきたことを踏まえて、諦めないことをアピールする自己PRの例文を取り上げます。みなさんが自身の強みを伝える際の参考になれば幸いです。

例文‌①サークル編

‌私の強みは、私の強みは、困難な状況に置かれても諦めることなく、現状を打開できる手段を取れることです。
‌私は学生時代、フリーペーパーを作成するサークルで代表をしていました。代表となって一番初めに刊行しようとしていたフリーペーパーで、広告の出稿主が集まらずに刊行が危ぶまれたことがありました。せっかく制作したものをなんとしても発行したいという思いから、どうしたら企業が広告を出稿したいと考えてもらえるかを徹底的に考えました。そしてフリーペーパーの読み手と企業の商品の親和性を訴求することが大切だという結論に至り、提案の方法を抜本的に変更しました。
‌その結果、目標としていた広告主の数を達成することができ、無事フリーペーパーを配布することができました。
‌仕事の現場では困難のなかでも乗り越えなければならない場面にたくさん直面するでしょう。そのようなときでも諦めることなく、乗り越える方法を徹底的に考えたいと思っています。

‌例文②部活編

私の長所は、たとえ悔しいことがあったとしても、目標を達成するまで諦めずにやり遂げるところです。
私が所属する体育会サッカー部には部員が155名在籍しており、週に5日ある練習をこなしながら全国大会優勝に向けてトレーニングしています。私はレギュラーに選抜されることを目標として練習していましたが、大学2年次の春に前十字靭帯を断裂してしまいました。チームメンバーがスキルアップしていく中、自分だけが取り残されていくことに対して強い悔しさを覚え、退部を考えた時期もありました。しかし、どうしてもレギュラー選抜という目標を達成したいと思い、リハビリに励みました。他にも、データ分析を行いながら練習メニューを決めるなど、身体への負荷を最小限にしてスキルをアップするための方法を考え、実行しました。
その結果、大学3年次の全国大会でレギュラーに選抜され、チームの優勝に貢献することができました。
このような最後まで諦めずにやり遂げる長所を生かして、仕事においても、会社が目標とすることに対して粘り強く努力を続けていきたいです。

‌‌例文③勉強編

私の長所は、周りを巻き込みながら目標達成に向けて努力をし、最後まで諦めないところです。
合格率が15〜17%といわれる宅地建物取引士資格を取得するために、大学の友人たちと勉強を始めました。始めの2ヶ月間は全員で間違えやすい問題を共有したりなどモチベーション高く取り組んでいましたが、その後勉強会があまり開催されなくなるというように諦めていく人が増えていきました。そこで私は難易度が高く、つまずきやすい問題をリストアップし、週に2回グループチャットにクイズを出すことを3ヶ月間続けました。
次第に周りの意識も高まっていき、最終的には5人中3人が宅地建物取引士資格を取得でき、現在は残りの2人の勉強を支えています。
業務においても私の長所である最後まで諦めないところを生かし、周りも巻き込みながら目標を達成するために動いていこうと思います。

長所・自己PRでの「諦めないこと」言い換え表現一覧

「諦めない」といっても、その中身を見てみるとたくさんの表現があります。数多くの表現の中から、自分の経験やエピソードに合った表現を選んでアピールしましょう。

長所「諦めないこと」のポジティブな言い換え一覧

ここでは、「諦めないこと」を長所として別の言葉に置き換えるための表現の例をご紹介します。

‌▼長所としての「諦めないこと」の言い換え表現一覧
・忍耐力がある
・粘り強い
・継続力がある
・課題解決能力がある
・目標達成能力がある
・打たれ強い
・我慢強い
・根気強い
・最後までやり抜く
・信念を貫く
・つらい状況でも前向きに考えられる
・困難に負けず、立ち向かっていける

以下では言い換え表現の一覧の中から具体的な使い方の例を詳しく紹介していきます。

忍耐力がある

忍耐力は、「つらいことや苦しいことを耐え忍ぶ力」のことをいいます。目標達成が求められる営業などの仕事の場合は、「つらい状況であっても目標に向かって努力できる忍耐力」があることが役立つでしょう。

エピソードとして、勉強や部活動の目標達成のために、つらいことを乗り越えてきた経験がある人は「忍耐力」と言い換えてアピールしてみましょう。

粘り強い

粘り強さは「根気強く最後までやり通そうとする力」のことをいいます。研究開発やエンジニアの仕事では、自分が思ったような結果が出せないこともよくあるため、このように粘り強く取り組み続ける力が求められます。

エピソードとして、ゼミの研究活動などで失敗が続いても成果に向けて努力しながら結果を追い求めた経験がある人は「粘り強い」と言い換えてアピールしてみましょう。

継続力がある

継続力は「長期的にある状態や行動を続けることで成果を目指す力」のことをいいます。日々継続して、高い質でコツコツと取り組むことが求められる事務職などの職種で役立つ力であると言えます。

エピソードとして、勉強や部活動に取り組む中で、目標達成のために計画立てて毎日何かに取り組み続けたり、創意工夫を凝らしたりした経験がある人は「継続力」と言い換えてアピールしてみましょう。

課題解決能力がある

課題解決能力は「目標の達成に向けて行動する中で生じる課題を解決していく能力」のことをいいます。コンサルティング職などの、顧客のニーズに答えたり、課題解決の提案を行う職種で必要になる力です。

エピソードとして、アルバイトやサークル活動などで、問題や課題に向き合い、解決方法を模索しながら行動し、成果を出した経験がある人は「課題解決能力」と言い換えてアピールしてみましょう。

長所「諦めないこと」を短所に変換する言い換え一覧

長所を聞かれた際、多くの場合は短所も同時に聞かれるものです。面接やエントリーシートで一貫性のある回答をするために、長所を短所に言い換えて表現するようにしましょう。

‌▼短所としての「諦めないこと」言い換え表現一覧
・頑固である
・融通がきかない
・柔軟性がない
・負けず嫌いである
・見切りをつけるのが遅い
・意固地である
・無理をしすぎること
・自分を追い詰める性格
・頑張りすぎて空回りすることがある
・完璧主義的な思考
・折り合いをつけられない

以下では言い換え表現の一覧の中から具体的な使い方の例を詳しく紹介していきます。

頑固である

頑固さとは「自分の考えややり方に強くこだわり、他人の意見を受け入れにくいこと」です。たとえば「自分の意見を最後まで通そうとする」や「間違いを指摘されてもすぐに認められない」といったことが頑固さに当てはまります。

頑固さの裏には「責任感」や「信念を持って行動できる力」もあるため、前向きな面もあわせて伝えましょう。

融通が効かない

融通が効かないとは「状況の変化に応じて行動や考え方を切り替えるのが苦手なこと」です。たとえば「決めた手順から外れるのを嫌がる」や「臨機応変な対応が求められると戸惑ってしまう」といった場面で、この特徴が表れやすいです。

一方で、融通が効かない人は「計画性があり、最後まで責任を持ってやり抜く力」があるとも言えます。筋の通った行動ができる点を前向きに伝えましょう。

柔軟性がない

柔軟性がないとは「新しい考え方ややり方をすぐに受け入れられないこと」です。たとえば「自分の経験や成功パターンにこだわってしまう」や「人の意見に対してすぐに否定的になってしまう」といったことが当てはまります。

ただし、柔軟性がない人は「自分の意見や判断に責任を持って行動できるタイプ」でもあります。考えを持ったうえで行動できる点を強みに変えて伝えましょう。

負けず嫌いである

負けず嫌いとは「他人に負けたくないという気持ちが強く、競争心を持って取り組む性格」のことです。たとえば「他の人より良い結果を出したいと努力し続ける」や「思い通りにいかないときに悔しさをバネに頑張る」といった場面で表れやすいです。

負けず嫌いな人は「向上心があり、困難な状況でも粘り強く努力できる」タイプでもあります。努力家で成長意欲が高い点をアピールしましょう。

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さいごに

‌本記事では「諦めないこと」を長所としてアピールする際のポイントや例文について詳しく解説しました。

自分の経験やエピソードを振り返り、「結論→エピソード→仕事への活かし方」という構成を意識することで、説得力のある自己PRを作成することができます。

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